【マイル情報】JALとANAのマイル期限に注意しましょう(2021年度)

日本のコロナ禍はひと段落した2021年12月。しかし、オミクロン株も発生し、まだコロナ禍の終焉は見えそうにありません。

コロナ禍の中で2020~2021年にかけて、航空会社はカスタマーサービスとして様々な優遇をしてきました。航空券のキャンセルや変更可能措置やマイル・電子ポイントの期限延長などです。

しかし、コロナ禍が落ち着いてきた2021年秋以降、状況が変わってきました。

※2022年2月15日追記
2022年2月14日 ANAよりマイルの期限延長が発表されています(2023年3月31日まで延長)。要エントリーですが、以前のマイル延長(2022年3月31日まで延長)のキャンペーンに登録済みの場合、再度エントリーは不要です。
※2022年2月27日追記
2022年2月26日 JALよりマイルの期限延長が発表されています(2022年10月30日まで延長)。
JALの場合はマイルをeJALポイントに1:1.5の比率で変換されてしまいます。キャンペーンを利用せずに自分で交換すると、eJALポイントの有効期限が1年後の同月末になるのですが、10,000マイル単位で交換が必要です。高額マイルは手動で、少額マイルはキャンペーン利用をお勧めします(基本的に、eJALポイントの有効期限は最長の有効期限のものに統一されます)。
要エントリーですが、以前のマイル延長(2022年3月31日まで延長)のキャンペーンに登録済みの場合、再度エントリーは不要です。

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1.国内線の航空券優遇措置の終了

2021年10月以降、全国的に緊急事態宣言が終了しました。それに伴い、JALもANAも航空券のキャンセルや変更に対しては、従来通り手数料などが発生するようになっています。

相変わらずJALもANAも運休が多いのですが、運休に対しては払い戻しがあるだけです。これは航空会社と私たちの立場が不公平というわけではありません。私たちがよく利用する「特便」や「バリュー」は、正規料金ではないからです。

正規料金が高すぎるのと、ほとんどの搭乗客が割引料金だと考えると、割引料金こそが通常料金と考えていいような気がするんですけどねえ。

いずれにせよ、航空会社の体力も限界にきているので、優遇措置の終了は致し方ないのでしょう。問題は、いつ身近なクラスター、目的地のクラスター、自身の感染などが生じるかわからないので、気軽に予約できなくなっています。オミクロン株の出現もあり、いままで以上に予約が難しい状況になっています。

対策としては、先得やスーパーバリューなどは、キャンセル時に半額くらい手数料が必要になるので、せめて特便やバリューなどにしておくほうが望ましいと思います。さすがに、正規料金は厳しいですしね。

あと、株主優待券を利用するのもいいと思います。料金は特便やバリュー料金程度(あるいはそれより安く)設定されています。人気路線だと直前予約が難しいですが、まだまだ航空需要が戻ってきていないので、意外に直前予約できることが多いです。そして株主優待料金はキャンセルの手数料も数百円で済むのがメリットです。

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2.マイル、電子ポイントの期限に注意

コロナ禍に伴い、JALもANAもマイルや電子ポイント(eJALポイントやANA SKYコイン)の有効期限延長が実施されてきました。いつまで延長してくれるのか、少し見通しが悪くなってきています。

2021年12月現在、2022年3月末まで延長が決定しています(キャンペーン登録が必要です)。それ以降の延長は、まだ発表されていません。今までは、およそ半年前までに延長が決定してきていました。しかし、4カ月を切った現在でも延長の情報はありません。

※2022年2月26日時点で、JAL・ANAともに、マイル等延長(2023年4月以降への延長)のキャンペーンが発表されています。

一度、自分のマイルや電子ポイントを見直し、2022年3月までに有効期限が切れる分がどれだけあるか確認してみましょう。いままで延長を繰り返してきたため、2022年3月末に膨大なマイルが期限切れになると思います。陸マイラーの方によっては数十万~100万マイル以上たまっている方もいるかもしれませんね。私はそんなに心配が必要な量ではありませんが。

じゃあ、このマイルをどうするか。再延長が実施されるなら問題ないでしょう。実施されないなら、もったいないので利用するしかありません。対策としては以下の5つがあります。

①特典航空券に利用する。
②航空券以外で航空会社のサービスに利用する。
③航空会社の電子ポイントに交換する。
④他の電子マネーに交換する。
⑤最上級会員(JALのダイヤモンドorプレミア、ANAのダイヤモンド)になる。

①特典航空券に利用する

マイルは航空券で利用してこそメリットが大きいですから、航空券に利用できれば理想的です。特に国際線のファーストクラスに投入すれば、1マイルの価値が10円以上になることもあります。

もちろんコロナ禍の現状で、国際線に投入するのは、長期休暇を取れる方を除いて、夢のまた夢です。もし利用するなら国内線ですね。国際線ほどのお得感はありませんが、通常でも1マイル2-4円くらいで利用できる路線が多いです。1マイル2円以上の利用ができれば損ではないと思います。

さらにお得に使うなら、JALなら「どこかにマイル」、ANAなら「今週のトクたびマイル」と「ANAにキュン!」です。

JALのどこかにマイルは、羽田、大阪(伊丹・関西)、那覇などから、通常マイルより少ないマイルで「どこかに」行くことができます。4か所の候補から選択になります。ただ、往路と復路の条件付けが難しく、日帰り旅行設定ではそもそも候補が表示されないこともあります。目的地がすぐにわからないこと、宿泊をあとから確保する必要があることなど、利用に障害が多く、正直なところ使い勝手がいいとは言えません。何度も利用を試みてみましたが、実際に利用した(できた)ことはありません。

その点、今週のトクたびマイルは利用しやすいです。ほぼ毎週、火曜の正午に割引路線が発表され、水曜日の朝0時からかなり少ないマイルで航空券(同週の木から翌週の水までの分)を予約することができます。予約枠が限定されているのと、早い時期に予約が埋まってしまうので争奪戦になりがちですが、本数の多い路線では使い勝手がいいです。出発に近い時期に予約できるため、先の予定が立ちにくい方におすすめ。私も何度か利用させていただきました。

ANAにキュン!は、確実ではありませんが、毎月29日に減額マイルキャンペーンが出ることがあります。2021年11月29日のキャンペーンは、さまざまな路線で2,900マイルで予約可能だったので、先の予定が立ちやすい方にはかなりのインパクトがあったと思います。今後も同様のキャンペーンがあるかどうかは定かではありませんが。

いずれにせよ、あと4か月もないので、消費するのは大変です。せいぜい数万マイルくらいまででしょうか。私などはそれで十分なので、ちょっとずつ消費していくつもりです。

②航空券以外で航空会社のサービスに利用する

マイルを航空券以外に投入するのは、あまりおすすめできた方法ではありません。1マイル1円あるいはそれ以下の価値になってしまうことが多いです。航空会社では、マイルを宿泊や旅行に利用できますが、もったいないです。

ただし、JALマイルの場合だと、ワンハーモニーグループ(ホテルニッコーやオークラのグループ)のポイントに変換するのは一つの方法だと思います。JALマイルをワンハーモニーポイント15,000ポイント以上に変換すれば、ワンハーモニーの最上級会員「エクスクルーシブ」に認定され、ワンハーモニーグループに宿泊するときに特典をうけることができます。ポイントは宿泊に利用できますし、無駄にはなりません。どうせ有効期限を迎えて無くなってしまうマイルなら、ワンハーモニーポイントにブッコんでみるのはいかがでしょうか。

③航空会社の電子ポイントに交換する

JALならeJALポイント、ANAならANA SKYコインに変換することができます。電子ポイントは航空券購入の際に現金と同じように利用することができます。

JALなら1マイル1.5円相当、ANAなら1マイル最大1.7円相当で交換できます。マイルそのものを特典航空券にするよりはやや損になるケースが多いですが、電子ポイントで購入した航空券ならマイレージポイントやマイルが獲得できるので、電子ポイントで購入するほうがいいと考える方も多いです。

JALならJAL Global Walletというポイントに変換することもできますが、交換比率が最大1マイル1.1円程度の価値にしかならないのでおすすめできません。

この方法だと、期限が1年程度延長します。失くなってしまうマイルを大量に生き残らせる方法として有効です。

④他の電子マネーに交換する

JALならdポイントやPontaポイントなど、ANAならRポイントやTポイントなどの電子マネーに交換できます。基本的に1マイル1円相当の価値にしか交換できないので、あまりお得感はありません(2021年12月現在、JALマイル→dポイントは15%upキャンペーン中)。

唯一「ありかな」と考えられる方法は、ソラチカカードを利用する方法です。ソラチカカードはANAと東京メトロが発行するクレジットカードです。ソラチカカード所持者は、所有するメトロポイント1ポイントを0.9マイルに変換することができます(月2万ポイントまで)。1マイルは1メトロポイントに変換できるので、ANAマイル→メトロポイント→ANAマイルと流せば、90%のマイルを手にすることができます。

ANAマイルを提携ポイントに交換する場合、同一年度内に3万マイル以上移行すると、2万マイルを超える分に対して50%に減らされてしまいます。

例 30,000 ANAマイル ⇒ メトロポイント20,000+5,000

ソラチカカードを持っている場合のみ、メトロポイントへの交換に制限がありません。ソラチカカードが無くてもメトロポイントに交換可能ですが、2万マイルを超えるとかなり損してしまいます。

メトロポイントの問題点は、変換に月単位で時間がかかることと、有効期限が翌年度末(最大2年)なので失効しないように注意が必要(時期によっては24万マイル以上交換すると失効してしまいます)です。

このようなANAマイル延命方法は、TOKYU POINT(70%)、Rポイント(50%)、Tポイント(50%)がありますが、RやTは還元率が低いのでお勧めできません。JALだとdポイントですが、同様にお勧めできません。

この方法は、大量のマイルをあまり価値を下げずに延命できることがメリットですが、量に限界があります。100万マイルホルダーだと、別の方法も必要ですね。

⑤最上級会員(JALのダイヤモンドorプレミア、ANAのダイヤモンド)になる。

JALだとダイヤモンド会員やJGCプレミア会員、ANAだとダイヤモンド会員になると、マイルの有効期限が撤廃されます。会員の資格を失うまでマイルに有効期限がありません(会員資格を失ってから期限が3年になります)。

最上級会員だと有効期限が無いので、悩む必要がありません。最上級会員になるには購入した航空券で飛行機にたくさん乗る必要があります。飛行機に乗れないからマイルが消費できないのに、そのマイルを守るために最上級会員を目指す。かなり矛盾した話ですね。

マイルを電子ポイントに変換し、航空券を購入して飛行機に乗る。最上級会員になるには1マイレージポイント10円くらいになる航空券を購入し続けたとして、100万円あるいはそれに相当する電子ポイントが必要です。マイルだと70万マイル以上消費する計算ですね。守るべきマイルが多い方やお金が余っている方の手段です。貴族の遊びかな。

2021年は、ダブルマイルキャンペーンやボーナスポイントなどのキャンペーンが多かったので、もう少しハードルが低く最上級会員になることができました。したがって、一部の修行僧の方はマイル期限の悩みから離脱できたと思われます。

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まとめ

2021年の年度末に失効が予定されているマイル。2021年12月時点では、救済措置があるかどうか不明です。航空会社の体力もなくなってきているので(株価も激下がりしてきているので)、これ以上の救済措置は難しい可能性があります。

どうなっても対処できるように、ある程度対策しておくことは重要だと思います。最悪の場合は電子ポイントに移行させて、完全に失効しないように気を付けておきましょう。

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