【弾丸旅行世界一周旅行記25】ヘルシンキのクリスマス

12月のヘルシンキ市内は、クリスマスモード一色です。気温は低いですが、凍てつく寒さというわけではなく、雪も全く積もっていなかったので、観光に不自由はありませんでした。ただし、日没が15時から16時と非常に早く、観光時間が限定されてしまいます。急がなくてはなりません。

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ヘルシンキのクリスマスイルミネーション

フィンランドも他のヨーロッパの国々と同様にキリスト教の国であり、ヘルシンキの街は12月にはクリスマスモードに染まります。Alksanterinkatu通りはヘルシンキ中央駅からヘルシンキ大聖堂に至るメイン通りで、トラムが走りそれほど幅の広い道路ではありませんが、イルミネーションの装飾がされていました。

ーストリートミュージシャンの方がいらっしゃいましたー

昼の短い冬のヘルシンキですが日没は15時すぎ、私が訪れた14時頃はまだ明るく、イルミネーションは照らされていません。日中の太陽はあまり高く上昇しないので、常に夕方のような雰囲気の明るさでした。

ヘルシンキは10年ほど前よりコーヒーが大ブレイクしているらしく、多くのカフェが点在してます。ヘルシンキのチェーン店であるロバーツ・コーヒーとやらを体験しようと足を向けますが、ガイドブックの地図の位置には存在せず、周囲を見渡してもよくわかりません。どうも、私は持参したガイドブックと相性が悪いです。

チョコレートの名店「ファッツエル」のカフェや「マリメッコ」の店舗などの前を通りますが、時間がないですし、一人で入っていく勇気がなく断念。

それほど興味がなかったのもありますが。街中の点灯していないイルミネーションを眺めながらぶらぶらします。

マリメッコの店舗前にあるのは、エスプラナーディという通りで、クリスマスイルミネーションが彩られた広場があります。

ショーウインドウもクリスマスモードです。

ヘルシンキ中央駅に戻るために、駅前にまっすぐ通るストリートを歩いていきます。

ヘルシンキ駅の傍らにヘルシンキ中央郵便局があります。こちらではムーミングッズが売っていると聞いていたの足を運びました。ざっと中を眺めましたが、「よく考えると、フィンランドの郵便グッズを使う機会はないよなあ」と退店。

ヘルシンキ中央駅前に再び戻ってくると、駅前に広大なスケートリンクが見えました。ヘルシンキの冬の風物詩だそうです。一日中氷点下なので、屋外スケート場が可能なのでしょう。

ヘルシンキはフィンランドの首都ですが、ヘルシンキ駅前は人で溢れかえっているということはありません。日本の東京をイメージしていると、すごく人が少ないと感じます。道や建物など、町全体が清潔できれいな印象で、治安もかなり良さそうです。私はガイドブック片手に、まさに旅行者の恰好でうろうろしていましたが、特に問題はありませんでした(安全面の保証はしませんけどね)。

ところで、ヘルシンキと言えば映画「かもめ食堂」で有名ですね。映画の舞台となった食堂は今も残されていますが、私が訪れた日曜日は定休日でした。すこし街中から外れたところにあるので、そちらには足をのばしていません。あと、フィンランドはサウナや温泉が有名みたいですが、これらも体験する時間がありませんでした。

ー空港行きの列車ですー

15時前になり、そろそろ空港に戻ることにしました。来た時とは逆にI線に乗って空港に向かいます。帰りの車内はすこし混雑していました。しばらく立って乗車です。観光で疲れていたので、座りたかったのですが。徐々に乗客が減っていって、最終的には席を確保できました。ヘルシンキでの観光中、乗車チケットの検閲はありませんでしたね。

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ヘルシンキ空港フィンエアーラウンジ

ヘルシンキ空港第2ターミナルに戻ってきました。保安検査場に優先レーンはありましたが、普通のレーンも並んでなかったので普通に入場。次はシェンゲン協定内のスペインに向かうため、出国審査は不要です。

昼食をとっていないので(朝食は2食いただいたような気もしますが)、小腹がすいてきました。ヘルシンキ空港はフィンエアーのハブ空港なので、フィンエアーのラウンジがあります。フィンエアーのビジネスクラスラウンジ(シェンゲン区域内用)に入室しました。

フィンエアーと同様、コップなどのグッズはマリメッコづくしです。国内線扱いの区域なので、ラウンジの中も外も人が多かったです。スペースは広いというわけではありませんが、席は十分にあります。食事はおいしいのですが種類が少なく、もうちょっと頑張ってほしいところです(だんだんラウンジ評論家のようになってきました)。

なんだかんだで、ヘルシンキに到着してから電車代とトイレ代しかお金を使っていません。金を落とさない観光客です。

ラウンジを出て空港のお店を眺めます。マリメッコやイッタラといった有名ブランドや、ムーミンショップなどが並んでいました。

フィンランドの物価は非常に高いため、値札を見るたびにため息が出そうになります。結局、ペットボトルの水を買い入れただけでショッピングは終了です。

ヘルシンキ空港はこじんまりとしているので、ショップもそれほど多くなく、通路も狭いです。少し奥の方まで進んでいくと、シェンゲン協定外へ向かうゲートへ進む審査場になりますから、そこから先へは進めません。私の小さな探検はすぐに終了でした。

この時間帯、ヘルシンキ空港内に非常に多くの日本語が飛び交います。15時から16時の間に日本から4便一気に到着するので、一時的に日本人が空港内にあふれるのです。多くの方はこの空港からフィンエアーでヨーロッパ各地に散らばっていきます。それらのほとんどはJALの共同運航便扱いなので、搭乗案内などに日本語が混じることがありました。

これからAY3269便でバルセロナへ。いつものとおり(?)出発が遅れます。他の飛行機がどんどん出発するなか、ハンブルク行きとバルセロナ行きだけ待たされてます。フライトの準備はできてそうであり、あくまで想像ですが、JALの共同運航便だったため、日本からのフライトが遅れて待っているのかもしれません。30分ほど遅延して出発しました。

2度目のフィンエアービジネスクラスですが、一度目と設備は同じです。機内食はなかったと思います。あまりに印象が薄くてほとんど覚えていません。疲れて眠っている間にバルセロナ空港第2ターミナルに到着しました。

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