はじめに
今回は2025年夏に訪れた、シンガポール・チャンギ空港第2ターミナルにあるシンガポール航空の航空会社ラウンジ「シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge)」を紹介させていただきます。
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アクセスと入室基準
シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge)
運営時間 24時間(2025年秋)
シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge)はシンガポール・チャンギ空港第2ターミナルにあります。出国後・保安検査前のエリアです。
チャンギ空港 第2ターミナル ラウンジ一覧(2025年夏)
・アンバサダートランジットラウンジ(Ambassador Transit Lounge) PP対応
・SATSプレミアラウンジ(STAS Premier Lounge) PP対応
・シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge)
・クリスフライヤーゴールドラウンジ(KrisFlyer Gold Lounge)
・DBSラウンジ(DBS Privete Acess Lounge)
・Jet Quay Quayside Lounge(有償・送迎サービスプラン)
・Asian Street Kitchen PP対応レストラン
・TGM PP対応レストラン
・Chutney Mary Indian Fast Food PP対応レストラン
・Kaveri Indian Vegetarian PP対応レストラン
・Hub & Spoke PP対応サービス<Hub & Spoke cafe関連施設>
・TranSpa PP対応サービス<Ambassador Transit Lounge関連施設>
チャンギ空港第2ターミナルの出発ゲートで出国手続きを行い、出発エリアに入ります。左の方へ進み、ゲートE付近のエスカレータを昇ります。
左手にクリスフライヤーゴールドラウンジ(スターアライアンス・ゴールドメンバー用ラウンジ)がありますが、そちらを前を通り過ぎます。通路突き当りにラウンジ入り口があります。
入ると受付があります。右手がファーストクラス用、左手がビジネスクラス用エリアです。今回紹介するのはビジネスクラス用エリアになります。
シルバークリスラウンジはシンガポール航空の運営するラウンジです。
利用対象者
・ファーストクラス用
スターアライアンスファーストクラス搭乗者とその同行者
シンガポール航空搭乗予定のソリティアPPSクラブ会員
・ビジネスクラス用
スターアライアンスビジネスクラス搭乗者とその同行者
シンガポール航空搭乗予定のPPSクラブ会員
ANA運航便搭乗予定のANAダイヤモンド会員とその同行者1名
PPSクラブはシンガポール航空の会員システムです(マイレージプログラムと少し違います)。PPSバリューを25,000獲得するとPPSクラブ会員、50,000でソリティアPPSクラブ会員です。
2025年5月21日以降、ANAとシンガポール航空の提携によりANAダイヤモンド会員はチャンギ空港のシルバークリスラウンジが利用可能です。ただし、エアージャパン搭乗の場合は除きます。
スターアライアンスゴールド会員資格だけでは利用できません。スターアライアンスゴールド会員にはクリスフライヤーゴールドラウンジが用意されています。
内部の様子とサービス
シルバークリスラウンジは出国後エリアにあるので、出発時間近くまで利用できます。ただし、チャンギ空港は搭乗ゲート直前に保安検査があるので、時間に余裕を持って利用しましょう
また、チャンギ空港にはEARLY CHECK-INというシステムがあり、本来のチェックイン時間より早くチェックインをして搭乗券を受け取ることができます。
シルバークリスラウンジ ビジネスクラス用エリアのサービスは以下の通りです。
・ソフトドリンク
・アルコール
・ビュッフェフード
・シャワー
・無料WiFi
・トイレ
ラウンジのスペースやシャワーエリアは第3ターミナルのシルバークリスラウンジと比べて手狭な印象です。フードメニューの種類も若干少なくなっています。バーカウンターもありません。
2025年4月に始まったラウンジ改修に伴う影響かもしれません。回収が終わると、スペースが50%広がるとのことです(ターミナルの改修が終わって3年くらいしか経ってないのに、もう改修なんですね)。
各席にマルチプラグとUSB充電ポートが設けられています。
フードプレゼンテーションエリアです。第3ターミナルと違い、フードプレゼンテーションはこちらのエリアに集約されています。
飲茶などホットミール類。
こちらも飲茶類。
ホットミールとフルーツ。
巻きずしやサラダ。
お蕎麦やフルーツ、チーズなど。
ライブキッチンではヌードル類が提供されます。サラワク・コロミーがおすすめ。
こちらもホットミールの揚げ物類。
ベーカリー。
マフィン。
アイスクリーム。
アルコール類。
オートミルクなど。
デトックスウォーター。
エスプレッソマシン。
シンガポールと言えば、TWGの紅茶ですよね。
こんなかんじでいただきました。もちろん、マレー料理のサラワク・コロミーは外せませんね。
席数はがかなり多いのですが、スペースが限定されていて、ちょっと圧迫感を感じます。時間に余裕があるなら、第3ターミナルのシルバークリスラウンジの利用をお勧めしたいところです。
シャワールーム
こちらのラウンジのシャワールームは無料で利用できます。シャワールームの数は第3ターミナルほど多くありません。
実際に利用してみました。
シャワールーム自体も第3ターミナルに比べてひとまわり手狭な印象です。
PAVOTのアメニティが用意されています。シェービングクリーム、カミソリ、クシ、歯ブラシなどが置かれています。
シャワーブースと洗面スペースの間は扉があり、安心してシャワーができます。
シャンプー(たぶんリンスイン)とボディーソープがボトルで用意されています。ブランドは不明です。
私が利用したのは13時前後で、シャワールームは余裕がありました。もう少し遅い時間帯だと待つ必要があったと思います。
まとめ
今回チャンギ空港(シンガポール)第2ターミナル シルバークリスラウンジ ビジネスクラス用(SilverKris Lounge)を訪問しました。シルバークリスラウンジは出国後エリアにあるので、出発時間直前まで利用できます。
フード類の質は高めですが、第3ターミナルほど充実していません。スペースもやや手狭で第3ターミナルのラウンジに比べて圧迫感を感じます。ラウンジ拡張後に期待しましょう。
シルバークリスラウンジには、さらに上のファーストクラスエリアとザ・プライベートルーム(第3ターミナルのみ)があります。利用するにはファーストクラスのフライトを予約する必要がありますが、(価格的に)私では手が出ません。マイル発券するにもシンガポール航空のマイルを貯める必要がありますし、世界一周航空券では販売枠が解放されていないケースが多いです。どうやっても縁が無いエリアですね。