【国内ホテル】大阪空港ホテル 宿泊記

はじめに

今回は大阪国際空港(伊丹空港)のターミナルビル内にある大阪空港ホテルを紹介させていただきます。

1994年の関西空港開港に伴い国際線の運航が無くなった伊丹空港ですが、元々ターミナル内に大阪エアポートホテルというトランジットホテルがありました。いったんクローズしたのですが2010年に大阪空港ホテルとして運営開始しています。関西エアポート(伊丹・関西・神戸空港を一体的に運営する会社)直営のホテルになります。

空港内にあるビジネスホテルで、早朝便出発前に利用すると便利です。

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ホテルへ

大阪空港ホテルは伊丹空港ターミナル3階の保安検査場通過前エリアにあり、ターミナル内にあります。

ホテルのフロント入り口は3階フロアにあるので、モノレールで来られた場合は直接3階に行く方がいいです。正式には1階バスターミナルのターミナル中央部(ややJAL側/北側寄り)に入り口があります。細い小径に入っていきます。

建物内に入る手前には、一応車寄せがあります。ターミナル内に入ります。

エスカレータあるいは階段で3階に向かいます。エレベータは1基しかなく、一般空港利用客も利用するので、日中はエレベータの待ち時間がかなり発生します。こちらの正式ルートより、ターミナル内のエスカレータを乗り継いで3階に向かうほうが楽で早いです。

ターミナルビル閉館する23:30以降(2023年夏現在 22:30以降)5:30まで、ターミナルビル3階側からホテルに入館できないため、1階からの正式ルートで入館しましょう。

エレベータを降りて左に進むとホテルになります。

交通アクセスは、当然ながら大阪モノレールの大阪空港駅が最寄り駅になります。伊丹空港はコンパクトなので、改札を出てからターミナルまですぐですし、ホテルまで3分くらいで辿りつけるでしょう。実際のところ、梅田などからリムジンバスで来られる方が多いと思います。

空港直営駐車場の割引サービスがあり、1泊につき1,000円割り引かれます。駐車券を持参してチェックイン時にフロントで処理してもらう必要があります。

フロント前は小さなロビーになっています。こちらのホテルでは客室にセイフティボックスが無いので、こちらに置かれているセイフティボックスを利用しましょう。

さて、チェックインです。今回予約したのは禁煙セミダブルB(16.2㎡)です。最も狭いセミダブルA(15㎡)には空室が無かったので、予約時点で最も安い部屋を選びました。客室は3階フロアに限定されています。

チェックイン時に朝食予約が無ければ希望を訊ねてくれます。

朝食割引サービス
・2階 
美々卯 7:30~10:00
花ゆばかゆセット 800円(割引前1,020円)
・ル・パン神戸北野 6:00~10:00(フロント手渡)
サンドウィッチ 500円(割引前810円)

美々卯は7:30から営業なので、朝急ぐならサンドウィッチがおすすめでしょうか。こちらのホテルに宿泊する方は朝早く出発される予定の方がほとんどでしょう。ターミナル内では6:30からモーニングを提供している店舗も多いので、必要に応じて他のレストランを検討しましょう。

日本国内ホテルの宿泊料金が高止まりしている昨今ですが、こちらのホテルの宿泊料金は比較的据え置かれています。ビジネスホテルの格安チェーンホテルよりも安いこともあるので、お財布に優しいです。

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客室の様子(セミダブルB 禁煙)

さてお部屋に向かいます。客室フロアはターミナル左右に広がって両側に配置されています。ターミナルの東側(滑走路と反対側)に並んでいます。

ルームキーを室内の専用置場にセッティングすると室内の電源がオンになります。

入ってすぐ右がクローゼットスペース、右前に洗面・バススペース、奥がベッドルームです。

お部屋の広さは16.2㎡で広いとはいえませんが、寝るだけなら十分でしょう。

枕元の集中コンソールにはUSB充電ポートがついています。

ビジネスデスクにはテレビや電話が置かれています。

デスク下の収納には湯沸かしポットとドライヤーが入っています。

冷蔵庫内はカラで自由に利用できます。

入り口に入ってすぐ右のローゼットスペースです。ズボンプレッサー、ラゲッジラックなども置かれています。こちらのホテルでは客室にセイフティボックスが備わっていません。

ユニットバススペースです。若干手狭なのは否めませんが、ビジネスホテルと考えればこんなものでしょう。シャンプーなどのアメニティはPredia(プレディア)で、シャワーの水圧は十分です。

歯ブラシ、クシ、カミソリ、コットン、ボディータオルなどが置かれています。留めゴムはフロントで提供されていました。

客室はターミナルの東側(滑走路と反対側)に並んでいるため、窓から滑走路や駐機場を眺めることはできません。

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レストラン NICK STOCK で朝食

こちらのホテルには朝食会場がありません。伊丹空港のターミナルビル内のレストランで朝食をいただきましょう。ホテル宿泊割引できる美々卯は朝7:30オープンなので、早朝便利用者には向きません。

今回はホテルと同じ3階フロアにあるレストラン「NICK STOCK」で朝食をいただきました。レストラン名のとおり、肉カフェがテーマのお店です。

営業時間 朝6:30~21:30

モーニングメニューです。最も安いトーストセットは690円(税抜)です。

こちらのお店のフラッグシップ的メニュー「ニックストックモーニングプレート」を頼んでみました。1,480円(税抜)と決してお安くはありませんが、ボリューム満点の朝食になっています。

伊丹空港の公式HPに掲載されているお値段より値上げされているようです。

空港ホテルに宿泊する以上、早朝便に合わせた朝食時間設定が望まれます。ホテル割引の店舗は7:30~というのは微妙ですね。むしろ5:30くらいから何らかの形で朝食提供していただけるといいのですが。早い便の予定の方は、ターミナルビル1階にあるローソンを利用するといいと思います。

ターミナルビルで夕食 大阪黒門市場 まぐろのエン時

ホテル内にレストランが無いので、夕食もターミナルビルになります。今回は3階 大阪黒門市場 まぐろのエン時さんにおじゃましました。

営業時間 10:30~22:00

夜遅くまで営業してます。基本的に丼ものばかりです。

本マグロ三昧丼(2,640円)です。本マグロの赤身、漬け、炙り、中トロ、たたきなどの部位が乗った贅沢な一品ですね。1つ1つの切り身がかなり大ぶりなので満足できました。

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まとめ

今回は2023年夏に利用した、大阪国際空港(伊丹空港)ターミナル内にある大阪空港ホテルの宿泊記でした。こちらのホテルのメリットは、空港にあるので早朝便利用する際に便利なことです。

伊丹空港は7時から21時の運航時間制限があります。そのため、最終便で到着してもその後の足が十分あるのでホテルの後泊利用にはつながりません。早朝便の場合はホテルの前泊利用が必要なケースもあると思います。

前泊利用には前日夜にたどり着く必要がありますが、伊丹行きのリムジンバスは20時前に無くなってしまいます。21時頃にはレストランもクローズしちゃいますしね。ホテルにたどり着けず、食べる場所もない。ホテル利用が微妙に難しく、阪急蛍池駅や千里中央駅周辺で宿泊したほうが便利な印象です。

羽田空港のホテルと違い、格段に安いのがメリットでしょうか。機会があればまた利用したいと思います。

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