【マリオットホテル】ザ・リッツ・カールトン日光 宿泊記(1)

はじめに

今回は2022年夏に訪問した「ザ・リッツ・カールトン日光」の模様をアップさせていただきます。

マリオット系ホテルの最高級ホテルグループであるリッツカールトン系列のホテルで、ラグジュアリーのカテゴリーになります。マリオットグループ内のカテゴリーは2022年2月現在ランク7でした(8段階で上から2番目)。

ザ・リッツ・カールトン日光は栃木県日光市の中禅寺湖湖畔に建つホテルです。以前は日光レークサイドホテルがあったそうですが、改築してリッツ・カールトンにリブランドしています。東武鉄道グループのレーキサイドホテルシステムズ株式会社の運営になります。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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ホテルへのアクセス

東武日光駅、JR日光駅からのアクセス(レンタカー・路線バスがおすすめ)

最寄り駅は東武日光駅です。JR日光駅も隣接しているのでまとめて解説します。

東武日光駅へ向かうには、都内の浅草駅から特急けごん/リバティけごんで直行2時間足らずです。

JR日光駅は、東武日光駅から徒歩2分程度です。ホテルや日光東照宮に行くには少し遠くなります。

東北新幹線(やまびこ・なすの)で宇都宮駅乗換で、JR日光線で日光駅まで行くルートだと最短ですが(1時間40分程度)、JR日光線は各駅停車しかないのと、新幹線利用だと東武鉄道に比べて交通費が2,000円くらい高くなるのが難点です。

駅からホテルのアクセスですが、17kmの山道になるので徒歩は不可能です。駅から路線バス(東武バス)が運行していて、中禅寺温泉あるいは湯元温泉行きに乗車します。約50分くらいうねった山道に揺られますので覚悟しましょう。片道大人1,250円で1時間に1~2本運行しています。ホテル前に「ザ・リッツ・カールトン日光」という停留所があるので、そこで下車してください。

バス以外の手段となると、レンタカーかタクシーです。タクシーだと30分くらい7,000円~8,000円はかかりますが、人数が多ければバスとの価格差はあまりなくなるので、検討してもいいと思います。ただし、夜は駅前にタクシーがいないことも多いそうです。

駅前にレンタカーショップ(ニッポンレンタカー)があるので、日光・中禅寺湖周辺の観光も考えると、レンタカーが最もお勧めになります。

都内から車でむかうなら、最寄りのインターチェンジは、日光宇都宮道路の清滝ICです。東京都内から車で2.5時間くらい。東武日光駅まで電車+駅からレンタカーが圧倒的に楽です。

いずれの手段をとるにせよ、日光市街地から中禅寺湖湖畔までは、いろは坂というヘアピンカーブの連続を体験する必要があります。東武日光駅は海抜543mで中禅寺湖は1269mですから、700mを一気に昇っていくことになります。

「イニシャルD」という車の走り屋の少年漫画でも舞台となった場所で、とにかく運転が大変です。安全運転をするとあおりあおられになってしまうので(あおり運転はダメですよ)、運転が好きではない方は路線バスかタクシーにしておきましょう。また、乗り物酔いしやすいかたは対策をおすすめします。

実際のところ、ほとんどの方はタクシーか車で来られているようです。駐車場はホテル前の平面駐車場で、バレーパーキング(1泊3,000円)になっています。徒歩5分圏内に華厳の滝や中禅寺湖畔に県営駐車場1回320円がありますが、夜間(21時~8時)は閉鎖されてしまいます。

あたりまえかもしれませんが、駐車場はベンツ、レクサス、アルファードのようなミニバンなど、高級車しかありません。今回はレンタカーを使ったのですが、なんとか頑張って3ナンバーの車をレンタルしました(ふだんは最低限のクラスを利用するので、かなり痛手です)。それでも少し浮いてましたからねえ。

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チェックイン

ホテルは4階建てで総室数94室とあまり大きくは無く、閑静で落ち着いた雰囲気のリゾートホテルになっています(京都や沖縄のザ・リッツ・カールトンより室数が少ないです)。

正面入り口には鐘が置かれています。車で出発するときに鳴らしてくれます。

ロビーラウンジに案内され、順番にチェックインです。

フロント前にもソファがあります。チェックアウトのときは、こちらで待機でした。

ウェルカムドリンクを持ってきてくださいました。チェックイン客が多いようで、しばらく待ちます。

15分くらい待つと、案内の方がいらっしゃいました。お部屋でのチェックインを提案されたため、お部屋で手続きをすることにしました。

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マリオット会員特典

ゴールド・プラチナ・チタン会員特典は以下の通りです。

マリオットプラチナ・チタン会員特典
・レークハウスレストラン20%割引(テイクアウトを除く)
・スパトリートメント15%割引
・ザ・リッツ・カールトンロゴ入りグッズ10%割引
・午後4時までのレイトチェックアウト(部屋状況による)
・客室の無料アップグレード(部屋状況による)
・50%ポイントボーナス(チタンだと75%)
・ウェルカムギフト1,000ポイント
・リッツ・キッズ特典
<保護者同伴時12歳以下2名まで 日本料理ビュッフェ無料、朝食メニュー20%割引>
・朝食20%割引(ビュッフェあるいはルームサービス)

マリオットゴールド会員特典
・レークハウスレストラン15%割引(テイクアウトを除く)
・スパトリートメント15%割引
・ザ・リッツ・カールトンロゴ入りグッズ10%割引
・午後2時までのレイトチェックアウト(部屋状況による)
・客室の無料アップグレード(部屋状況による)
・25%ポイントボーナス
・ウェルカムギフト500ポイント
・リッツ・キッズ特典
<保護者同伴時12歳以下2名まで 日本料理ビュッフェ無料、朝食メニュー15%割引>
・朝食15%割引(ビュッフェあるいはルームサービス)

ザ・リッツ・カールトン日光は、クラブラウンジがないのでラウンジサービスはありません(そもそもリッツ・カールトンブランドは会員ステータスによるラウンジアクセスがつきません)。

また、ザ・リッツ・カールトンブランドホテルでは朝食無料特典はないので、ザ・リッツ・カールトン日光もありません。ホテルの独自サービスとして、朝食20%割引の特典が設定されています(以前は30%割引だったようですが、2022年現在20%割引になっています)。

2022年現在チタン会員をいただいておりますが、今回はお部屋が一杯だったようで、アップグレードはなしです。繁忙期のためか、(予約していなかったのが悪いんですが)夕食レストランの席が用意できないようでした(レストラン割引が受けられませんでした・・・)。

朝食はレストランとルームサービスで内容は同じとのことだったので、ルームサービスで手配をお願いしました。

いちおう断っておきますが、私の経済力では、こんな高いホテルを自力で宿泊できません。今回はマリオットのポイントを用いた宿泊です。私の予約した、最もお安いガーデンビュー(キング)ですが、諸費用込みで1泊1室15万円くらい。他のリッツカールトン系ホテルを寄せ付けない、圧倒的な価格設定です。

ザ・リッツ・カールトン日光の客室 全94室
ガーデンビュー<リバービュー>(キング)57㎡
ガーデンビュー<リバービュー>(ダブル)57㎡
男体山マウンテンビュー(キング)57㎡
マウンテンビュー(ダブル)57㎡
中禅寺湖レイクビュー(キング)57㎡
中禅寺湖レイクビュー(ダブル)57㎡
中禅寺湖レイクビュースイート(キング)115㎡

ポイント宿泊は、以前は平日50,000、休日70,000からだったのですが、コロナ禍がひと段落して必要ポイントが増えています。2022年夏現在、最低で平日70,000~100,000、休日90,000~120,000程度必要になっています。マリオットポイントは3ポイント1円くらいの価値なので、いずれにしてもポイント宿泊の方がお得です。

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ガーデンビュー(リバーサイド) キングベッドの様子

さて、お部屋に向かいます。私のアサインされた部屋は、北側の川(大谷川)に面したリバーサイドビューのお部屋です。エレベータの利用にはルームキーが必要で、セキュリティがしっかりしています。

お部屋に入ります。正面にベッドルームと、さらに奥にリビングのようなスペースがあります。リビングスペースと寝室が分かれているので、ジュニアスイートといってもいいかもしれませんが、一番安いお部屋です。57㎡と広いです。

左手にはウォークインクローゼットと洗面・バススペースがあります。

枕元には時計、室内電源コンソール、コンセント、USB充電ポートがあります。また、寝室にもソファがあります。

リビングです。窓の外はバルコニーデッキです。リビングスペースから直接バスルームに入れる扉があります。

テーブルの上にはウェルカムフルーツと手提げ袋です。手提げ袋はカーテン生地のようにボリュームがありますね。大浴場に行く際に利用するのがおすすめのようです。

ミニバー、冷蔵庫、ネスプレッソ、お茶道具一式、アルミ缶入りの無料のミネラルウォーターなどです。冷蔵庫内のミネラルウォーターは有料のようです(同じ容器ですが)。冷蔵庫の中は少しだけスペースがあるので、手持ちのペットボトルが2本程度は収納できます。ネスプレッソの利用はもちろん無料です。

入り口そばにあるウォークインクローゼットです。浴衣が吊るされています。

靴磨きグッズが収納されています。また、靴磨きサービスを実施しているようです。

スポーツマット、モルモン書、セイフティボックスが収納されています。

入り口には外出用のスリッパが用意されています。大浴場に向かう際に利用します。

寝室のとなりが洗面スペースです。奥にバスルームがあります。

洗面台の引き出しにアメニティが収納されています。ちなみに、洗面台は2台あります。

タオルなどが収納されている棚があります。

洗面スペースの廊下側にトイレがあります。

バスはバルコニーに面していて、そとの景色を眺めながら入浴することができます。バスソルトが用意されています。また、バスの外に体を洗うスペースがあります。

ザ・リッツ・カールトンのアメニティはAspreyですね。

扉の外、ベランダの様子です。ソファのテーブルが用意されています。

見下ろすと、大谷川です。日光の街中まで流れている川ですね。川のせせらぎを聞きながらのんびり・・・と言いたいところですが、川の向こう側は観光客や車が行き交うメイン道路なので、日中は人や車の音の方が大きくなってしまいます。

ターンダウン後

17時から20時ごろに、ターンダウンサービスが入ります。ミネラルウォーターが枕元に補充されます。

バスルームは幕が降ろされました。リビング側からの光で、扉の柄がきれいに浮かび上がっています。

リビングのテーブルにはドライフルーツが置かれました。

バルコニーのランタンに灯がともされました。

日没後は神秘的にライトアップされます。

日没後のリバーサイドです。木々の向こう側がライトアップされているのですが、わかりにくいですね。

お部屋ではdocomo回線は問題なくつながりました。楽天モバイルはパートナー回線になりましたが、こちらも良好でしたよ。

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まとめ

今回は2022年夏に利用した、ザ・リッツ・カールトン日光の模様をアップさせていただきました。和風の落ち着いた雰囲気のリゾートホテルです。クラブラウンジがないのが残念ですが、リッツ・カールトンは会員特典でラウンジを利用できないので、実際のところ関係ないです。

なかなか自腹で宿泊するにはハードルの高いホテルですが、めったにできない充実した宿泊をさせていただけたと思います。次回は、お食事や大浴場の様子をアップさせていただきます。

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