【世界一周旅行記2025】<エスリンゲン> ドイツのクリスマスマーケットを巡る2025(5) 中世風で穏やかな時間が流れるクリスマスマーケット

前回の記事から始まった「ドイツのクリスマスマーケットを巡る2025」シリーズです。第5回の今回はエスリンゲンのクリスマスマーケットを紹介させていただきます。

エスリンゲンのクリスマスマーケット

エスリンゲンはバーデン=ヴュルテンベルク州にある街(市)で、シュツットガルトの南東10kmに位置します。人口9万人程度の街です。シュツットガルトのSバーン(都市近郊鉄道)のネットワークに組み込まれています。

州都シュツットガルトのクリスマスマーケットはその規模の大きさで世界的にも有名ですが、エスリンゲンは大きな町ではないので手作り感もある中世風のクリスマスマーケットが郷愁を誘う雰囲気で人気があります。公式HPはこちら。

今回、エスリンゲンで訪問したクリスマスマーケットは下記のとおりです。

Esslinger Mittelaltermarkt & Weihnachtsmarkt
開催日時 11/25~12/22 11:00~20:30(金土は~21:30)
●マルクト広場(Marktplatz)「クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)」
●Mittlere Beutau「小さな市場/こびとの国(Kleiner Markt /
Zwergenland)」
●市庁舎前広場(Rathausplatz)「中世のマーケット(Mittelaltermarkt)」
●Hafenmarkt「中世のマーケット(Mittelaltermarkt)」
●Fischbrunnenplatz「クリスマスアイランド(Weihnachtsinsel)」 

エスリンゲン市街地のクリスマスマーケットは一体的に運営されています。エスリンゲン市庁舎周辺のエリアにマーケットが集中しています。

エスリンゲンはシュツットガルトから電車で15分くらいです。Sバーン/ドイツ国鉄のエスリンゲン駅からメイン会場のマルクト広場まで徒歩15分くらいです。駅からマルクト広場に向かうバーンホーフ通り沿いにも、多くの店舗が出店していました。

エスリンゲンのクリスマスマーケットは規模が大きくなく場所が集中しているので、全てを巡るのにあまり時間はかかりません。宿泊施設が少ない街なので、シュツットガルトから日帰りで来られる方がほとんどだと思います。そのため、終了時間が20:30と早めになっています。

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マルクト広場(Marktplatz)クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)

聖ディオニス教会(Stadtkirche St. Dionys)の北側にある広場(Marktplatz)がエスリンゲン・クリスマスマーケットのメイン会場になっています。

実施場所 マルクト広場(Marktplatz)
混雑度 ★★☆☆☆

都市部のクリスマスマーケットと違い、派手さや画一的な感はありません。

クリスマスの飾りつけが販売されています。

もちろんおなじみのグリューワインも販売されています。

ちょっと独特ですが、カルーセルもありました。

やや早い時間帯の訪問だったので、会場のスペースに余裕がありました。のんびりショッピングを楽しむことができそうです。

Mittlere Beutau「小さな市場/こびとの国(Kleiner Markt /Zwergenland)」

マルクト広場の北側で開催されているのは、子供向けのクリスマスマーケット「小さな市場/こびとの国(Kleiner Markt /Zwergenland)」です。中世のマーケットの子供バージョンです。

実施場所 Mittlere Beutau
混雑度 ★★☆☆☆

子供向けのアトラクションが数多く設置されています。

さまざまなミニゲームを楽しむことができます。一部、高架道路の下になっているので、雨の日に逃げ込むことができますね。

市庁舎前広場(Rathausplatz)「中世のマーケット(Mittelaltermarkt)」

エスリンゲンのランドマーク的存在である市庁舎の前に広がるクリスマスマーケットです。マルクト広場のマーケットと色使いや飾られているものが違い、中世の雰囲気を醸し出しています。

実施場所 市庁舎前広場(Rathausplatz)
混雑度 ★★★☆☆

写真右手に見えるのが市庁舎です。市庁舎の北側の広場でクリスマスマーケットが開催されています。

騎士の兜や盾が飾られています。

毛皮のなめしなどもおかれていますね。

中世のマーケットは市庁舎東側の道をHafenmarktまで続いていきます。

Hafenmarkt「中世のマーケット(Mittelaltermarkt)」

市庁舎前広場からHafenmarktに向かう道を歩いて行きます。ずっと中世のマーケット(Mittelaltermarkt)の雰囲気が続きます。

実施場所 Hafenmarkt
混雑度 ★★★☆☆

Hafenmarktに入りました。

こちらも市庁舎前広場のように兜や武器などが並んでいます。

グリューワインの入れ物は土器みたいですね。

演劇なども実施されるようです。

エスリンゲンのクリスマスマーケットはその独特の雰囲気で人気があります。特にこの中世のクリスマスマーケットは訪問する価値が高いです。

Fischbrunnenplatz~Ritterstraße

Hafenmarktの南にあるRitterstraßeにも店舗が多数出展しています。

実施場所 Ritterstraße
混雑度 ★★☆☆☆

こちらはソーセージのお店ですね。バーンホーフ通りと同様にクリスマスマーケットへ向かう観光客の通り道になっています。

まとめ

2025年の世界一周航空券の旅で巡ったドイツ・クリスマスマーケットの旅記録です。今回はエスリンゲンのクリスマスマーケットを紹介しました。

こじんまりとした街のコンパクトなクリスマスマーケットですが、中世感のある街並みにフィットした独自性のあるクリスマスマーケットが展開されています。RPGの世界に似ていると評判です。あまり人が多すぎないのもいいですね。

次回もドイツのクリスマスマーケットを紹介していきます。

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