はじめに
今回は大阪関西空港第1ターミナル国際線出国後エリア(エアサイド)にある「シャワールーム」を紹介させていただきます。2023年12月にリニューアルされた国際線出国後エリアのシャワールームは、リニューアルに伴って移設されています。
関西空港の航空会社ラウンジにはシャワールームが備わっていません。
2021年にオープンしたエアロプラザ(第1ターミナルの前にある建物)のラウンジ「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」内にシャワーがあります。プライオリティ・パスで無料利用可能ですが、保安検査通過前なので時間に余裕をもって利用する必要があります。また、エアロプラザ3階のファーストキャビン内の入浴施設が有料利用可能です(1,800円/1時間)。
今回紹介させていただくのは、第1ターミナル国際線出国後のコンコースにあるシャワールームです(シャワールームというのが、そのまま正式名称になります)。
移設前のシャワールームの記事はこちら↓
私の国内空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓
アクセス
2023年12月に国際線出国後エリアが改装され、シャワールームは2階国際線ゲート22前に移転しました。料金が600→800円/15分に値上がりしています。
出国審査場(3階)を通過したあと、エスカレータで2階に降りて免税店エリアを通り過ぎます。中央エリアのゲート22前にあります。
右手にシャワールームが見えます。
入室基準
シャワールーム 運営時間 7:00~23:00(2024年情報)
シャワールームは大阪関西空港の第1ターミナル出国審査後にあります。ですから、国際線の出発時しか利用できません。以前のシャワールームは24時間営業でしたが、2024年現在、利用時間に制限があります。
利用するのに資格は不要ですが、有償利用のみになります。利用料金は800円/15分です。
内部の様子とサービス
シャワールームは国際線出国審査後にあります。中央エリアにあり、飛行機にすぐに飛び乗れないので、ぎりぎりまで利用するのは難しいですね。
サービスは以下の通り。
ブース 3つ
・シャワー(800円/15分)
・タオル販売(400円)
・パウダールーム
リニューアル前はブース5つ、タオル200円、シャワー600円/15分でした。サービス内容は改悪されています。
中に入るとこんな感じ。基本的に無人です。
タオルの自動販売機(タオル1枚400円)は現金決済になります。
シャワールームは、シャワーブースと前室(更衣室)から構成されています。
前室にはかごや棚が用意されています。スペースは広くありませんが、旅行の荷物を置いたままで衣服を着替えるぐらいの余裕はあります。
料金のお支払いはQRコードを用いたクレジットカード決済です。
シャワーはハンディタイプです。リンス&シャンプー、ボディーソープは用意されています(公式HPにも用意されていると記載されています)。
シャワールームとは別に、身支度を整える「パウダールーム」が用意されています。
パウダールームは皆さんで共用で、洗面台とドライヤーが設置されています。
シャワールーム自体があまり知られていないのと、場所が目立たないので、おそらく順番待ちになるほど混雑することは少ないと思います。私の訪問時は誰もいらっしゃいませんでした。また、南ウイングよりに位置しているので、北ウイング利用者(例えば、ANAなど)にとっては利用しづらいと思います。
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まとめ
関西空港の利用者は海外の方が多いので、シャワールームを利用する方は比較的少ないです。国際線出発しか利用できないことと、そもそも存在が知られていないので、混雑することは少ないと思います。お金はかかりますが、気軽に利用できるのでお勧めです(時間に追われていると、せっかくシャワーを浴びた後に走る羽目になり、また汗をかいてしまうかもしれません)。