はじめに
今回は、2024年冬に訪問したロサンゼルス空港第4ターミナルにあるアメリカン航空フラッグシップラウンジ(Flagship Lounge)を紹介させていただきます。保安検査通過後エリアにあります。
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アクセスと入室基準
アメリカン航空フラッグシップラウンジ(Flagship Lounge)
運営時間 4:30~25:00
アメリカン航空フラッグシップラウンジは、アメリカン航空の運営する航空会社ラウンジです。基本的にアメリカン航空の飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。
ロサンゼルス空港第4ターミナルから搭乗予定で、下記の条件に合致する方は利用可能です。
・アメリカン航空指定路線のビジネスクラス(本人のみ)かファーストクラス(同伴者1名可)の乗客
・アメリカン航空AAdvantageのplatinum会員以上あるいはMileage PlanのMVP Gold会員以上ワンワールド指定国際線に搭乗する場合(同伴者1名可)
・ワンワールドサファイア・エメラルド会員がワンワールド便に搭乗する場合(同伴者1名可)
・コンシェルジュキー会員(同伴2名可)あるいはシングルビジットパス所持でワンワールド便に搭乗する場合
※国内線指定便:フラッグシップクラスがある大陸横断路線(JFK, MIA, BOS)
※国際線指定便:フラッグシップクラスがあるアジア、オーストラリア、ヨーロッパ、
中東、ニュージーランド、南米(ボリビア、コロンビア、エクアドル、ガイアナ、ペルー、スリナム、ベネズエラを除く)路線
2歳未満は0名扱いになります。到着、乗継でも利用可能です。
利用対象はややこしいですが、ざっくりワンワールドサファイア以上なら問題なく利用できますし、ステータスが無くても大陸横断路線のビジネス以上で利用可能です。
2025年現在、ロサンゼルス空港には、他に下記ラウンジがあります。
ロサンゼルス空港ラウンジ(2025年現在)
第1ターミナル なし(プライオリティ・パス<PP>対応のBe Relax Spaあり)
第2ターミナル デルタスカイクラブ
第3ターミナル デルタスカイクラブ北/南(PP対応のgamewayあり)
国際線ターミナル カンタスファーストラウンジ ワンワールドロサンゼルスラウンジ
センチュリオンラウンジ KALラウンジ エアフランスラウンジ
スターアライアンスラウンジビジネスクラス/ファーストクラス
(PP対応のBe Relax Spaあり)
第4ターミナル アドミラルズクラブ フラッグシップラウンジ
第5ターミナル アドミラルズクラブ
第6ターミナル Alaskaラウンジ メープルリーフラウンジ(PP対応のgamewayあり)
第7ターミナル ユナイテッドクラブ ユナイテッドポラリスラウンジ
アメリカン・イーグル航空リージョナルターミナル アドミラルズクラブ
今回紹介するのは、アメリカン航空の最上位ラウンジになるフラッグシップラウンジです。ロサンゼルス空港のフラッグシップラウンジは2018年に設置されました。
2017年以降、アメリカン航空はラウンジ運営を再編しています。2025年現在、新式ラウンジのフラッグシップラウンジと従来のアドミラルズクラブの2種を主に運用しています(JFKとヒースローは例外)。いずれもビジネスクラス以上あるいはワンワールド・サファイア会員以上で利用可能なビジネスクラスラウンジです。
ロサンゼルス空港には両者とも設置されています。アドミラルズクラブは近距離線用のラウンジになります。
アメリカは国際線も国内線も出発時のターミナル内での動線は同じになります。ロサンゼルス空港内のアメリカン航空便は第4および第5ターミナルに集約されています。ロサンゼルス空港はアメリカン航空にとってハブ空港なので運航便数はかなり多く、ラウンジ利用者も多くなっています。
アメリカン航空のラウンジは、保安検査通過後右手(ゲート40付近)になります。階段あるいはエレベータで上階に上がります。
1階で搭乗券を確認し、フラッグシップラウンジの入場資格があればインビテーションカードを手渡されます。2階に上がるとレセプションです。
フラッグシップラウンジとアドミラルズクラブはレセプションが共通で、左に向かうとフラッグシップラウンジ、右に向かうとアドミラルズクラブになります。
内部の様子とサービス
以下のサービスが提供されています。
サービス一覧 席数不明
ソフトドリンク
バー(アルコール類)
ビュッフェフード
フルサービスレストラン(時間限定)
無線LANサービス
トイレ
シャワー
さて、中に入りましょう。
ラウンジ内の空間はいくつかのエリアに分かれています。ダイニングエリア付近は駐機場に面しています。
多くの席が設置されていますが、それ以上に利用者が多いですね。ダイニングエリア付近はほぼ満席でした。席の確保が大変です。
2025年現在、フラッグシップファーストダイニングは休止中のようですが、だれでも利用できるシェフズ・テーブル・アワーが時間限定で利用可能です。私の訪問時はテーブルが満席で、利用できませんでした。
ビュッフェメニューを見ていきます。こちらはホットミール類。
こちらはコールドミールです。メニューが多いとはいえませんが、テーブルサービスダイニングもありますからね。
エスプレッソマシンやフルーツなど。
冷蔵庫にはジュース、ビールなどが入っています。
アルコール類です。
こんな感じでいただきました。
ダイニングエリアがかなり混雑しているので、少し離れた席を確保し、テーブルとビュッフェを往復しました。席が確保でないわけではないのですが、ちょっと面倒でしたね。ヒースローのアメリカン航空ファーストクラスラウンジに比べると、利用者が多いので手狭に感じてしまいます。
シャワールーム
フラッグシップラウンジにはシャワールームが用意されています。
レセプションで受付してキーを受け取ります。
シャワールーム内はかなり広いです。トイレも設置されています。
ちゃんとタオル類は用意されています。
シャワーはハンディタイプのみです。
バスアメニティはアメリカのD.S.&DURGAです。ボディローションとハンドウォッシュもD.S.&DURGAのアメニティが用意されています。
サイクロンタイプのドライヤーもあります。
シャワールームは広くて清潔感があり、なによりきれいに保たれていて私の中の評価は高いです。かなり優秀です。歯ブラシ、クシ、カミソリなどのアメニティは用意されていないので注意しましょう。
まとめ
2024年冬に訪問したロサンゼルス空港第4ターミナルにあるアメリカン航空フラッグシップラウンジ(Flagship Lounge)の紹介でした。
アメリカン航空は国際線ファーストクラスの廃止とラウンジの統廃合を進めていて、フラッグシップラウンジは新しいコンセプトのラウンジとして2017年から設置が開始されています。
ワンワールド・サファイア会員の資格があれば近距離国内線でも利用できます。日系航空会社の国内線ラウンジに比べると、サービスが格段に上です。利用しない手はないですね。