【空港ラウンジ体験記】福岡空港 KALラウンジ(KAL Business Class Lounge) 大韓航空の運営する航空会社ラウンジ

はじめに

空港ラウンジ体験記として、日本や世界のラウンジの様子を順次アップしていますが、今回は福岡空港国際線ターミナルにあるKALラウンジ(KAL Business Class Lounge)を紹介させていただきます。

私の国内空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓

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入室基準

KALラウンジ(KAL Business Class Lounge)
運営時間 08:30~15:30 17:30~21:00(2023年12月情報)

2023年11月ごろから、プライオリティ・パスで入室する方は10:30~15:30のみに制限されています。

KALラウンジ(Business Class Lounge)は大韓航空が直営で運営しているビジネスクラスラウンジです。主に大韓航空およびスカイチーム向けのサービスになります。

2023年現在、スカイチームで福岡空港に乗り入れている会社と言えば、

・チャイナエアライン 台北(桃園)行き
・中国東方航空 上海(浦東)行き
・ベトナム航空 ホーチミン、ハノイ行き
・大韓航空 ソウル(仁川)行き

などです。コロナ禍の影響で就航便が大幅に減便されています。大韓航空の路線は仁川しかありません。圧倒的に東アジア近距離便ばかりです。

日本にはスカイチーム所属航空会社がないので、大韓航空、チャイナエアライン、中国東方航空はJALと、ベトナム航空はANAとコードシェアを行っています。ただし、大韓航空以外の航空会社の指定ラウンジは「ラウンジ福岡」になっていて、KALラウンジを指定されるのは大韓航空ぐらいです。

ということで、正式な入室基準は以下の通りです。

・大韓航空又はスカイチーム利用のファーストクラス及びプレステージクラスの乗客
・大韓航空又はスカイチーム利用のスカイパスミリオンマイラークラブ及び、モーニングカームプレミアムクラブの会員(1名同伴可)
・大韓航空又はスカイチーム利用のスカイチームエリートプラス会員(1名同伴可)
・大韓航空利用のスカイパスモーニングカーム会員
・プライオリティパス,ダイナースクラブ会員

2歳未満は0名扱いになります(プライオリティ・パス利用者でも同様です)。

こちらのラウンジはプライオリティ・パスでも利用可能です。また、大韓航空搭乗者優先になるので、混雑している場合は、プライオリティパス会員は利用を断られることがあります。

プライオリティ・パスとは、イギリスのプライオリティ・パス社が運営する空港ラウンジ利用システムとそのカードを指します。プライオリティ・パスのカードがあれば、世界中の提携ラウンジを使用することができます。

2023年12月現在、日本の国内でもプライオリティ・パスで利用可能なラウンジは以下の通りです。

成田空港第1ターミナル IASS Executive Lounge1、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-
成田空港第2ターミナル IASS Executive Lounge2、鉄板焼 道頓堀 くり田、ナインアワーズ、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo-
成田空港第3ターミナル ぼてぢゅう屋台
羽田空港第1ターミナル Power Lounge Central、Power Lounge South、Power Lounge North
羽田空港第2ターミナル Power Lounge Central、Airport Lounge South、Power Lounge North
羽田空港第3ターミナル TIATラウンジ
中部セントレア空港 くつろぎ処、ぼてぢゅう、THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR、UMIZEN SORAZENKALラウンジ、Centraiar Global Lounge、Plaza Premium Lounge
関西空港第1ターミナル ぼてぢゅう1946、Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU カードラウンジ六甲、アネックス六甲、カードラウンジ金剛、ANAラウンジ(国際線)、KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
福岡空港 KALラウンジ、ラウンジ福岡

上記のうち、青字のラウンジは国内線保安検査通過後エリアに、赤字のラウンジは出国後エリアにあります。

成田空港のIASS Executive Loungeはカードラウンジ相当なので、同伴者ありの場合はクレジットカード(ほとんどの会社のゴールドカード以上ならOK)提示でも無料で入れます。プライオリティ・パスのスタンダード会員など入場料が発生する場合は、プライオリティ・パスを使用せずに直接入場料を払った方が安くつきます。

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内部の様子とサービス

KALラウンジは国際線ターミナルの3階です。セキュリティ審査や出国審査後の出発フロアになります。出発ゲート近くになるので、ぎりぎりまでラウンジでくつろぐことができます。

さて、ラウンジに向かいます。出国審査を終えて右に曲がって進みます。ゲート56前(セブンイレブンより手前)に看板があるので右手側に向かいましょう。

右側にKALラウンジが、奥にはカードラウンジのラウンジTIMEインターナショナルがあります。

混雑しているときは、このKALラウンジの前に、「プライオリティパス会員はご遠慮ください」と書かれたものが置かれています。そんなときもあきらめずに受付に声をかけてみると、余裕があれば利用可能なことがあります。ダメ元で訊いてみましょう。

以下のサービスが提供されています。

サービス一覧 席数不明
ソフトドリンク
アルコール
ビュッフェフード
WiFi
FAX(有料)

ラウンジ内は椅子がぎっしりと詰まっています。席数はかなり多いですが、スペースが広くない上に窓が無いので、少し圧迫感を感じてしまうかもしれません。

こちらのラウンジには、トイレやシャワーなどの設備はありません。

一部カウンター席もあります。壁際の席やカウンター席にはコンセントやUSB充電ポートがあります。

アルコール類は各種ワインなどが置かれています。奥にはカップヌードルやシーフードヌードルのミニが置かれています。

他にもビール、黒ビールがあります。ビールサーバーのメーカーはアサヒと書かれていました。コールドドリンクサーバーやホットドリンクサーバーもあります。

おにぎりやパンもありますが、あとはお菓子(スナック)類だけです。ホットミールやコールドミールなど、お食事になりそうなものはありません。

こんな感じでピックアップしていただきました。

国際線ビジネスクラスラウンジとしては、ホットミールやデザート類のサービスがない分、満足度は落ちてしまうと思います。同じ空港のラウンジと比較すると、カードラウンジのラウンジTIMEインターナショナルよりはフードが充実していますが、ラウンジ福岡に比べてどうしても見劣りしてしまいます。

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まとめ

今回は福岡空港のKALラウンジ(KAL Business Class Lounge)の様子をアップさせていただきました。

大韓航空のラウンジは、韓国国内空港ラウンジと比較すると、日本の空港ではフードなどのサービスが少し落ちてしまいます。ラウンジスタッフさんの対応は丁寧で好感が持てますし、日本人のスタッフさんもいらっしゃいます。

福岡空港でプライオリティ・パスの対象ラウンジはKALラウンジだけです。こちらのラウンジは、エコノミークラス利用時にプライオリティ・パスで利用するのが最も有益だと思います。

2023年12月から、「ラウンジ福岡」もプライオリティ・パスで利用可能になっています。

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