【空港ラウンジ体験記】福岡空港 KALラウンジ(KAL Business Class Lounge) 大韓航空の運営する航空会社ラウンジ

はじめに

空港ラウンジ体験記として、日本や世界のラウンジの様子を順次アップしていますが、今回は福岡空港国際線ターミナルにあるKALラウンジ(KAL Business Class Lounge)を紹介させていただきます。

私の国内空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓

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入室基準

KALラウンジ(KAL Business Class Lounge)
運営時間 08:30~21:00(2024年)
プライオリティ・パスが利用可能なのは13:30~16:30、17:40~21:00のみです。

KALラウンジ(Business Class Lounge)は大韓航空が直営で運営しているビジネスクラスラウンジです。主に大韓航空およびスカイチーム向けのサービスになります。

2023年現在、スカイチームで福岡空港に乗り入れている会社と言えば、

・チャイナエアライン 台北(桃園)行き
・中国東方航空 上海(浦東)行き
・ベトナム航空 ホーチミン、ハノイ行き
・大韓航空 ソウル(仁川)行き

などです。コロナ禍の影響で就航便が大幅に減便されています。大韓航空の路線は仁川しかありません。圧倒的に東アジア近距離便ばかりです。

日本にはスカイチーム所属航空会社がないので、大韓航空、チャイナエアライン、中国東方航空はJALと、ベトナム航空はANAとコードシェアを行っています。ただし、大韓航空以外の航空会社の指定ラウンジは「ラウンジ福岡」になっていて、KALラウンジを指定されるのは大韓航空ぐらいです。

ということで、正式な入室基準は以下の通りです。

・大韓航空又はスカイチーム利用のファーストクラス及びプレステージクラスの乗客
・大韓航空又はスカイチーム利用のスカイパスミリオンマイラークラブ及び、モーニングカームプレミアムクラブの会員(1名同伴可)
・大韓航空又はスカイチーム利用のスカイチームエリートプラス会員(1名同伴可)
・大韓航空利用のスカイパスモーニングカーム会員
・プライオリティパス,ダイナースクラブ会員

2歳未満は0名扱いになります(プライオリティ・パス利用者でも同様です)。

こちらのラウンジはプライオリティ・パスでも利用可能です。また、大韓航空搭乗者優先になるので、混雑している場合は、プライオリティパス会員は利用を断られることがあります。

プライオリティ・パスとは、イギリスのプライオリティ・パス社が運営する空港ラウンジ利用システムとそのカードを指します。プライオリティ・パスのカードがあれば、世界中の提携ラウンジを使用することができます。

2024年10月現在、日本の国内でもプライオリティ・パスで利用可能なラウンジは以下の通りです。リンク先は実際に訪問した体験記になっています。

成田空港
第1ターミナル
保安検査前
一般エリア
IASS Executive Lounge1(※3)
肉料理 やきすき やんま(※1)
国際線
出国後エリア
I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-
Japanese Grill & Craft Beer TATSU(※1)
成田空港
第2ターミナル
保安検査前
一般エリア
IASS Executive Lounge2(※3)
ターミナル前 ナインアワーズ(※2)
国際線
出国後エリア
I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo-
鉄板焼 道頓堀 くり田(※1)
成田空港
第3ターミナル
保安検査前
一般エリア
ぼてぢゅう屋台(※1)
羽田空港
第1ターミナル
保安検査前
一般エリア
足湯カフェ&ボディケアLUCK(※2)
Power Lounge Central(※3)
国内線
保安検査後
Power Lounge South(※3)
Power Lounge North(※3)
羽田空港
第2ターミナル
保安検査前
一般エリア
Power Lounge Central(※3)
国内線
保安検査後
Airport Lounge South(※3)
Power Lounge North(※3)
羽田空港
第3ターミナル
国際線
出国後エリア
TIATラウンジ
SKY LOUNGE SOUTH<リンク先は改修前>
羽田エアポートガーデン All Day Dining Grande Aile(※1)
中部国際空港
第1ターミナル
保安検査前
一般エリア
くつろぎ処 SOLA SPA 風の湯(※2)
ぼてぢゅう(※1)
国際線
出国後エリア
UMIZEN SORAZEN(※1)
KALラウンジ
Centraiar Global Lounge
Plaza Premium Lounge
中部国際空港 FLIGHT OF DREAMS THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR(※1)
大阪伊丹空港 保安検査前
一般エリア
大阪エアポートワイナリー(※1)
関西国際空港
第1ターミナル


国内線
保安検査後
ぼてぢゅう1946・Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU(※1)
国際線
出国後エリア
カードラウンジ六甲(※3)、アネックス六甲(※3)、カードラウンジ金剛(※3)
ANAラウンジ
関西国際空港 エアロプラザ KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
米子空港
(美保飛行場)
保安検査前
一般エリア
LOUNGE DAISEN
注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象
福岡空港国際線
ターミナル
国際線
出国後エリア
KALラウンジ
ラウンジ福岡
佐賀空港 保安検査前
一般エリア
Premium Lounge さがのがら。
注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象
鹿児島空港 保安検査前
一般エリア
ボディケアLUCK(※2)

※1:レストラン店舗 ※2:その他サービス店舗 ※3:カードラウンジ相当

レストラン店舗では3,400円分相当のセットメニューや会計割引が実施されます。サービス店舗はシャワーや入浴など、飲食以外のサービス店舗です。

成田空港のIASS Executive Loungeはカードラウンジ相当なので、同伴者ありの場合はクレジットカード(ほとんどの会社のゴールドカード以上ならOK)提示でも無料で入れます。プライオリティ・パスのスタンダード会員など入場料が発生する場合は、プライオリティ・パスを使用せずに直接入場料を払った方が安くつきます。

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内部の様子とサービス

KALラウンジは国際線ターミナルの3階です。セキュリティ審査や出国審査後の出発フロアになります。出発ゲート近くになるので、ぎりぎりまでラウンジでくつろぐことができます。

さて、ラウンジに向かいます。出国審査を終えて右に曲がって進みます。ゲート56前(セブンイレブンより手前)に看板があるので右手側に向かいましょう。

右側にKALラウンジが、奥にはカードラウンジのラウンジTIMEインターナショナルがあります。

混雑しているときは、このKALラウンジの前に、「プライオリティパス会員はご遠慮ください」と書かれたものが置かれています。そんなときもあきらめずに受付に声をかけてみると、余裕があれば利用可能なことがあります。ダメ元で訊いてみましょう。

以下のサービスが提供されています。

サービス一覧 席数不明
ソフトドリンク
アルコール
ビュッフェフード
WiFi
FAX(有料)

ラウンジ内は椅子がぎっしりと詰まっています。席数はかなり多いですが、スペースが広くない上に窓が無いので、少し圧迫感を感じてしまうかもしれません。

こちらのラウンジには、トイレやシャワーなどの設備はありません。

一部カウンター席もあります。壁際の席やカウンター席にはコンセントやUSB充電ポートがあります。

アルコール類は各種ワインなどが置かれています。奥にはカップヌードルやシーフードヌードルのミニが置かれています。

他にもビール、黒ビールがあります。ビールサーバーのメーカーはアサヒと書かれていました。コールドドリンクサーバーやホットドリンクサーバーもあります。

おにぎりやパンもありますが、あとはお菓子(スナック)類だけです。ホットミールやコールドミールなど、お食事になりそうなものはありません。

こんな感じでピックアップしていただきました。

国際線ビジネスクラスラウンジとしては、ホットミールやデザート類のサービスがない分、満足度は落ちてしまうと思います。同じ空港のラウンジと比較すると、カードラウンジのラウンジTIMEインターナショナルよりはフードが充実していますが、ラウンジ福岡に比べてどうしても見劣りしてしまいます。

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まとめ

今回は福岡空港のKALラウンジ(KAL Business Class Lounge)の様子をアップさせていただきました。

大韓航空のラウンジは、韓国国内空港ラウンジと比較すると、日本の空港ではフードなどのサービスが少し落ちてしまいます。ラウンジスタッフさんの対応は丁寧で好感が持てますし、日本人のスタッフさんもいらっしゃいます。

福岡空港でプライオリティ・パスの対象ラウンジはKALラウンジだけです。こちらのラウンジは、エコノミークラス利用時にプライオリティ・パスで利用するのが最も有益だと思います。

2023年12月から、「ラウンジ福岡」もプライオリティ・パスで利用可能になっています。

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