【プライオリティ・パス】名古屋セントレア空港 THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR プライオリティ・パスの利用できるレストラン

はじめに

2023年に名古屋セントレア空港を訪問しました。セントレア空港でプライオリティ・パスが利用可能なレストラン「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」を紹介させていただきます。

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レストラン「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」 概要とアクセス

レストラン「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」はセントレア空港の「FLIGHT OF DREAMS」3階にあります。アメリカ・シアトルをイメージしたレストランで、酒類のインポートを手掛ける会社が運営しているみたい。PIKEはシアトルで有名な醸造所の名前だそうです。

営業時間 11:00~19:00(16:00~17:00はクローズ L.O.18:30)

店舗へのアクセス

店舗のあるFLIGHT OF DREAMSは、メインターミナルである第1ターミナルから距離があります。ふらっと立ち寄るような場所ではありません。十分に時間の余裕をもって利用してください。

第1ターミナル前(中部国際空港駅前)のアクセスプラザから店舗へのアクセスです。第1ターミナルと反対側の出口から出て、第2ターミナル方面を目指します(右折します)。FLIGHT OF DREAMSへの案内標記はあるので、それを目印にしましょう。

アクセスプラザを出て右折すると、長い高架通路になります。屋根はありますが、外気に触れるので寒暖の影響はあります。動く歩道はあるのですが、荷物が多くて立ち止まっている旅行客が多く、通路を普通に歩いた方が早いです。

FLIGHT OF DREAMSの案内があります。

5分くらい歩いて、突き当りを右折します。動く歩道を立ち止まって利用した場合は10分以上所要時間がかかります。

ビルの中に入ります。FLIGHT OF DREAMSは通路の左側にあります。入ったフロアが3階になっていて、写真矢印の通路を左に入っていくと、目の前に店舗があります。

テーブルオーダーのレストランです。昼食時には入店待ちの列ができます。

空港内無料連絡バスを使ってみる

2023年5月8日~9月30日の間、第1ターミナル(アクセスプラザ1階)と第2ターミナル(1階到着フロア前)を結ぶ無料連絡バスが運行されています(今のところ期間限定の設定ですが、運行期間が延長されるかもしれません)。

第1ターミナルと第2ターミナル間は、徒歩10~15分くらいかかります。第2ターミナルとレストランのあるFLIGHT OF DREAMSは隣接していますが、バスは第2ターミナルの1階なので3分くらい歩きます。荷物が多いならバスの方がおすすめです。バスはだいたい15分毎に運行されるので、上手に利用すれば楽です。

第1ターミナル前のアクセスプラザから駅改札正面側に向かいます。空港バス乗り場の案内が目印です。

エスカレータで地上に降ります(逆に帰路は階段しかないのでエレベータを利用しましょう)。

第1ターミナル側の乗り場は7になります。この乗り場で乗降になります。第1ターミナルから第2ターミナルは比較的距離があるので5分くらいの乗車時間です。

バスは知多バスさんの運行です。連絡バスの存在があまり知られていないようで、利用者は少ないです。

第2ターミナルの到着ロビー前1階に到着です。FLIGHT OF DREAMSに向かうには、いったん上層階にエレベータ(スロープもありますが)で昇り、連絡通路を渡る必要があります。

やはりバスの存在が知られていないようで、フライト到着客が出てきてもみなさんスルーしてエレベータで上層階に昇っていきました。第2ターミナルから第1ターミナルは連絡バスで2分です。第2ターミナル到着客は使わないと損ですね。

ちなみに第2ターミナル側からバス乗り場に向かうには、ターミナル内に入らずに手前を左折してまっすぐ進むと、地上におりるスロープやエレベータがあります。

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プライオリティ・パスのシステムのをおさらい

こちらの施設はプライオリティ・パスの対象施設です。国際線・国内線に関わらず、搭乗前あるいは搭乗後に利用可能です。

プライオリティ・パスを持っていると、飛行機の搭乗券がある場合に限り、空港にある提携ラウンジを使用できます。そのパスは無条件に手に入るものではありません。正式に発行する場合は、年会費が発生します。

年間優待回数 年会費 本人利用料金 同伴者料金
プレステージ会員 制限なく無料 469USドル 無料 35USドル
スタンダードプラス会員 10回まで無料 329USドル 35USドル 35USドル
スタンダード会員 なし 99USドル 35USドル 35USドル

提携ラウンジはプライオリティ・パス社が運営しているわけではありません。ラウンジによってはプライオリティ・パスがなくても有料で入場できる場合があります。

以前は利用料が27USドルだったので、スタンダード会員でもややお得でした。2018年に32USドル、2023年に35USドルと価格改定されたので、プライオリティ・パスを利用しないで通常料金にした方がお得な場合が多くなっています。

ただし、プレステージ会員は本人利用料が不要なので、特に2022年以降の物価高や円安に伴い、プライオリティ・パスの有益性は上昇しています。

とはいえ、元を取ろうと思えば、海外旅行してかなりの回数ラウンジに入室しないとだめです。上のいずれの会員であっても、元をとるのは難しいかもしれません。

プライオリティ・パスで入室できるラウンジは、ほとんどがビジネスクラス用航空会社ラウンジと同等と考えられます。ファーストクラスラウンジ並みの上品さやサービスは期待できませんが、フードサービスやアルコールを含むドリンクサービス、シャワーサービス、WiFiサービスなどが期待できます(サービス内容はラウンジによります)。

プライオリティ・パスが利用できるラウンジは世界で1000カ所以上とされています。かならずしも国際線に乗る場合だけしか使えないわけではありません。国内線でも利用可能なラウンジがあります。

2023年9月現在、日本の国内でもプライオリティ・パスで利用可能なラウンジは以下の通りです。

成田空港第1ターミナル IASS Executive Lounge1、KALラウンジ、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-
成田空港第2ターミナル IASS Executive Lounge2、鉄板焼 道頓堀 くり田、ナインアワーズ、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo-
成田空港第3ターミナル ぼてぢゅう屋台(予定)
羽田空港第3ターミナル TIATラウンジ
中部セントレア空港 くつろぎ処、ぼてぢゅう(2023.10.4~)、THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR、UMIZEN SORAZENKALラウンジ、Centraiar Global Lounge、Plaza Premium Lounge
関西空港第1ターミナル ぼてぢゅう1946、Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU カードラウンジ六甲、アネックス六甲、カードラウンジ金剛、ANAラウンジ(国際線)、KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
福岡空港 KALラウンジ

上記のうち、青字のラウンジは国内線保安検査通過後エリアに、赤字のラウンジは出国後エリアにあります。

成田空港のIASS Executive Loungeはカードラウンジ相当なので、同伴者ありの場合はクレジットカード(ほとんどの会社のゴールドカード以上ならOK)提示でも無料で入れます。プライオリティ・パスのスタンダード会員など入場料が発生する場合は、プライオリティ・パスを使用せずに直接入場料を払った方が安くつきます。

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プライオリティ・パスの利用方法

「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」は空港ラウンジではなくレストランですが、プライオリティ・パスで利用可能です。保安検査場通過前のエリアにあるので、国内線・国際線を問わず、出発・到着時を問わず利用可能です。

プライオリティ・パスは最近このようなタイプの提携を増やしてきています。ただし、2019年8月以降、アメリカン・エクスプレスのプロパー発行カードに附帯するプライオリティ・パスでは、このような施設の利用ができなくなっています。

受付時にプライオリティ・パスを提示します。お食事代から3,400円(税込)が減額されます。3,400円を超える分は実費です。

ハンバーガーやピザなど、ややジャンク感のあるフードがメニューに並んでいます。いずれのメニューを選んでもOKです。

価格設定はやや高い印象です。例えばサーロインステーキは3,700円~なので、これだけで足が出てしまいます(以前より少し価格改定されて高くなっているようです)。

チーズバーガー(ケイジャンシュリンプ2つ付き)は2,850円です。ソフトドリンクを250円で付けると、だいたい制限いっぱいになりました。ボリュームは満点です。

席数は120席あるそうです。アメリカンな雰囲気の内装です。私以外にもプライオリティ・パス利用者はいらっしゃいましたが、数組程度だったと思います。

私が12時前に入店した時はスムーズに入れましたが、すぐに入店待ち列ができていました。

お食事メニューの選択肢は多いので、好きなものを注文可能ですが、客単価が高めのレストランなので、十分厳選して注文する必要があります。

第2ターミナル利用者は目の前なのでアクセスが楽ですが、第1ターミナル利用者は10分くらいの移動距離になるので時間に余裕が必要です。特に国際線出発時に利用するなら、かなりの時間的余裕をもっておきましょう。

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まとめ

2023年に訪問した、中部セントレア空港のレストラン「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」の体験記です。プライオリティ・パスで利用できるため、クレジットカードに附帯しているカードを所持している方なら、無料でお食事を楽しめます。

セントレア空港では、第1ターミナルの3階にSOLA SPA 風の湯というプライオリティ・パス対象の温浴施設があり、食事とお風呂を楽しむことができます。THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BARのほうがお食事は充実しているのですが、第1ターミナルからかなり遠いので、時間と状況に応じて使い分けましょう。

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コメント

  1. バロン より:

    ダイナースカードは、プライオリティパス発行会社と提携しているので、回数の制限はありますが、プライオリティパス利用可能ラウンジの大半で利用できます。クレジットカード本体さえあればよく、プライオリティパスのようにわざわざ別のカード等は不要です。
    此処のレストランも利用可能です。利用条件もプライオリティパスと同じです。

    他のブログ等でもこの事実はほとんど触れらていませんが理由はよく分かりません。

    • RTW-tabizuki より:

      バロンさん 当サイトのご訪問とコメント ありがとうございます。

      ダイナースカードだけでなく、ラウンジキー、ドラゴンパス(こちらのレストランでは使えませんがSOLA SPAは利用可能です)など、
      ラウンジサービスを提供するカードは増えていますね。
      日本の場合はプライオリティ・パスの利用者数が圧倒的なことと、
      ブログにするにはサイト主が細かいチェックができていないことがあるような気がします(私もそうですし)。
      ダイナースよりクレジットカード+プライオリティパスの方が年会費が安いですしね。
      選択肢が多いのはいいことだと思います。

      またのご訪問とコメントをお待ちしております。