はじめに
今回は2023年春に訪問した、福岡空港国際線ターミナルにあるラウンジ「ラウンジ福岡」を紹介させていただきます。
もともとはJALラウンジやラウンジアジアなどもあったのですが、それらが順次クローズしていく中で、空港会社運営の共用ラウンジとして残っています。
私の国内空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓
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アクセスと入室基準
ラウンジ福岡
運営時間 8:00~21:00(オープン~最終便)(2023年春)
ラウンジ福岡は福岡那覇空港国際線ターミナルの国際線出国後エリアの3階にあります。セキュリティ審査や出国審査後の出発フロアになります。出発ゲート近くになるので、ぎりぎりまでラウンジでくつろぐことができます。
さて、ラウンジに向かいます。出国審査を終えて左に曲がって進みます。ゲート55前に看板があるので左手側に向かいましょう。
正面奥にラウンジ入り口があります。
ラウンジ福岡は福岡空港の運営するラウンジで、各種航空会社が契約する指定ラウンジになっています。そのため、原則有償利用する方法がありません。プライオリティ・パスも対象外です。
利用対象者
・キャセイパシフィック航空 チャイナエアライン エアプサン タイ航空 フィリピン航空 中国東方航空 アシアナ航空 中国国際航空(エアチャイナ) エバー航空 香港航空 スターラックス航空 ベトナム航空 エアアジア ベトジェットエア タイ・ベトジェットエア ティーウェイ航空 シンガポール航空 ハワイアン航空 フィンエアー(運休中) マカオ航空(運休中) JAL(運休中) ANA(運休中)などの航空会社上級会員やビジネスクラス以上の乗客
・プライオリティパス所持者
ユナイテッド航空を除くほぼすべてのフルサービスキャリア航空会社の指定ラウンジになっています。実のところ、福岡空港発着国際線は、日本のフルサービスキャリアの便が無いため、韓国・中国本土・香港・台湾からの観光客の利用がほとんどで、日本人の利用はかなり少ないです。必然的に、ラウンジの利用客も海外の方が多くなります。
2023年12月5日より、プライオリティ・パスでも利用可能になりました。
プライオリティ・パスとは、イギリスのプライオリティ・パス社が運営する空港ラウンジ利用システムとそのカードを指します。プライオリティ・パスのカードがあれば、世界中の提携ラウンジを使用することができます。
2023年12月現在、日本の国内でもプライオリティ・パスで利用可能なラウンジは以下の通りです。
成田空港第1ターミナル | IASS Executive Lounge1、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA- |
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成田空港第2ターミナル | IASS Executive Lounge2、鉄板焼 道頓堀 くり田、ナインアワーズ、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo- |
成田空港第3ターミナル | ぼてぢゅう屋台 |
羽田空港第1ターミナル | Power Lounge Central、Power Lounge South、Power Lounge North |
羽田空港第2ターミナル | Power Lounge Central、Airport Lounge South、Power Lounge North |
羽田空港第3ターミナル | TIATラウンジ |
中部セントレア空港 | くつろぎ処、ぼてぢゅう、THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR、UMIZEN SORAZEN、KALラウンジ、Centraiar Global Lounge、Plaza Premium Lounge |
関西空港第1ターミナル | ぼてぢゅう1946、Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU カードラウンジ六甲、アネックス六甲、カードラウンジ金剛、ANAラウンジ(国際線)、KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA |
福岡空港 | KALラウンジ、ラウンジ福岡 |
上記のうち、青字のラウンジは国内線保安検査通過後エリアに、赤字のラウンジは出国後エリアにあります。
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内部の様子とサービス
ラウンジ福岡は保安検査後エリアにあるので出発時間近くまで利用できます。
サービス 席数161席(全席禁煙)
・ソフトドリンク
・アルコール
・軽食
・無料WiFi
・FAX コピー パソコン(1台)
・トイレ
・雑誌や新聞
・電話スペース
受付前に荷物置き場が用意されています。
ラウンジスペースは利用可能な方の数と比較してかなり広くなっています。各席にコンセントが用意されていますが、USB充電ポートは用意されていないようです。
ビジネス用エリアです。コピー/FAXとPCが1台設置されています。
ラウンジ内にトイレが用意されているので便利です。
電話用のブースがあります。
フード・飲み物スペースを見てみましょう。
ホットドリンクとコールドドリンクのサーバーがあります。ビールサーバーはキリン一番搾りと黒スタウトが用意されています。
各種アルコール類も用意されています。下の段にはチョコレートやホームパイなどのスナックもあります。
冷蔵庫にはソフトドリンク類と白ワイン(シャルドネ)、スイーツ(ロールケーキ)が収納されています。
ホットミールは焼きそば、ミートボール、ブロッコリー、野菜炒め(アンチョビキャベツ)です。他にはライスやカレー、パン類が提供されています。
こんな感じでいただきました。お食事としては品目が少し物足りないかもしれませんが、カレーライスがあるから大丈夫でしょう。
ラウンジには窓がありません。スペースが広いため圧迫感は感じません。また、こちらのラウンジにはシャワーがありません。
プライオリティパスなども無くて利用資格の無い方はカードラウンジ「ラウンジTIMEインターナショナル」の利用を検討しましょう。
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まとめ
ラウンジ福岡は国際線出国後エリアにあるので、出発時間直前まで利用できます。フードはかなり限定的ですが、ある程度お食事の代わりになると思います。2023年12月5日よりプライオリティ・パスでも利用可能になりました。KALラウンジよりフードが充実しているので、ラウンジ福岡を利用可能ならこちらがおすすめになります。
福岡空港は近距離国際線がほとんどなので機内食もあまり期待できないため、ラウンジでお腹を満たしておくのは重要です。
シャワールームも無くサービスは限定的ですが、地方空港の国際線でビジネスクラス用ラウンジを備えている空港はレアなので、ありがたくサービスを享受しましょう。内部は広くて便数も多くなく、利用客もすくないため、落ち着いてゆっくりくつろげるラウンジです。
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