はじめに
コロナ禍も落ち着いてきたとはいえ、なかなか海外旅行に行くことができない日々が続いています。日本の玄関口「成田国際空港」も、閑散とした状況が続いています。2022年現在の成田空港は、国内線LCC路線が多数発着し、なんとか利用客の底上げに貢献していますね。
今回は成田空港にあるカードラウンジ「IASS Executive Lounge 2」を紹介させていただきます。私が訪問したのは2022年春です。
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入室基準
IASS Executive Lounge 2 運営時間 7:00~21:00(2022年情報)
IASS Executive Lounge 2は成田空港第2ターミナル4階にあります。
第2ターミナルの構造は第1ターミナルより複雑で動線が悪いです。JALをはじめとしたワンワールド系が集まっています。リムジンバス発着所や国内線のチェックインがある1階から、エスカレーターを使って3階の国際線チェックインフロアに向かいます。
3階にくると、チェックインフロアの光景が飛び込んできます。奥のエスカレーターを昇ると4階のフロアです。写真の黄色矢印のように左に向かうと、IASSラウンジがあります。
俗にカードラウンジと呼ばれるカテゴリーに属します。ある種のクレジットカードを所持していれば利用可能です。概ね、ほとんどのゴールドカード以上が対象です。成田空港に関しては、公式に「クレジットカード会社ラウンジ」と明記されています。
VISA・JCB・UC・SAISON・AMERICAN EXPRESS・DC・MUFG・UFJ・NICOS・TS3・ORICO・EPOS・MI CARD・APLUS・SUMITOMO MITSUI TRUST CLUB・Rakuten Card・Taiwan Rakuten Card・AEON・JACCS・Life・POCKET CARD・Diners Club International・PRIORITY PASS・LOUNGE CLUB・DragonPass・Lounge Buddy・TAV Operation (公式HPから引用)(到着便でも利用可能)
2019年7月からVISA系も利用可能になりましたので、利用対象者が爆発的に増えました。3歳以下は同伴者がいれば無料です(4~12歳 550円)。プライオリティ・パスも使えるラウンジですが、プライオリティ・パスの利用価値があるかというと、微妙なところですね。
同伴者料金はカード会社との契約次第です。カードなしでの利用は想定していないようです。カードラウンジ全般に言えますが、有償利用するぐらいなら喫茶店を利用するほうが経済的です。
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内部の様子とサービス
IASS Executive Lounge 2は保安検査外にあります。利用可能な方は多いですが、飛行機にすぐに飛び乗れないので、ぎりぎりまで利用するのは難しいですね。また、国内線フロアの1階からもアクセスに時間がかかるのがネックです。
スタイリッシュな内装です。
サービスは以下の通り。
席数 138席
・無料ドリンク (アルコール1人1杯まで無料)
・フライト情報
・新聞/週刊誌閲覧
・FAX
・無線LAN
第1ターミナルのIASSラウンジの倍くらい席が用意されています。そのため広さに余裕があります。
ラウンジ内にトイレがないので、受付に声をかけていったん出る必要があります。また、携帯電話での会話も、外へ出る必要があります。そして喫煙スペースはありません。
アルコールは1杯だけ無料です。受付時にアルコールの希望を尋ねられます。希望すれば缶ビールあるいは缶ハイボールがいただけます。おつまみとしては、柿の種が自由にいただけます。
ラウンジは窓がありますが、目の前はビル建物の壁です。飛行機を見ながら一杯とはいきませんね。
各席に電源とUSBポートが設置されています。
私が訪問した時は、かなり席に余裕がありましたが、人の出入りは頻繁でした。コロナ禍の影響がある時期の訪問だったので、参考にならないかもしれません。2019年よりVISAカードが利用可能になったので、利用対象者が増加しています。繁忙期はかなり混雑することが予想されます。
カードラウンジとしてはアルコールの提供があるのでいい方だと思います。
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まとめ
成田空港はビジネスユーザー、海外旅行ユーザーが混在しています。ラウンジ利用者も海外の方を含めて様々ですね。以前、成田空港には同様のサービスを提供するカードラウンジ「TEI」があったのですが、コロナ禍の影響で2020年に閉鎖されています。
どうしても羽田空港に比べて利用頻度が少なくなってしまいますが、周りに何もないので、こういったカードラウンジは貴重な存在です。適宜、利用させてもらいましょう。
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