【空港ラウンジ体験記】成田空港 第1ターミナル I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-(国際線) 2023年7月オープン プライオリティ・パスで利用可能な国際線ラウンジ

はじめに

今回は、2023年秋に訪問した成田国際空港第1ターミナルにあるI.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-(国際線)を紹介させていただきます。国際線出国手続き後にあります。

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入室基準

I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-
運営時間 7:30~21:00
場所 成田空港第1ターミナル出国後エリア3階 ゲート26前

I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-は、株式会社I.A.S.Sの運営する空港ラウンジです。プライオリティ・パスや対象クレジットカードを所持する航空機乗客を対象にサービスを実施しています。

成田空港第1ターミナル国際線利用予定で、下記の条件に合致する方は利用可能です。

・UCカード/クレディセゾン/アプラスカード ※プラチナカード以上が対象
・PriorityPass/Diners Club/Lounge Key/LoungePass 

プライオリティ・パスの場合、2時間の時間制限があります。また、5歳未満は0名扱いになります(クレジットカードの場合は3歳以下無料)。会員以外が有料で利用できるシステムはありません(会員同伴者として有料利用は可能です)。

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内部の様子とサービス

成田空港第1ターミナルの南ウイング出国手続き後、右方向に進みます(北ウイングからだと左方向です)。ゲート26方面へ向かいましょう。

ラウンジ周辺には案内板も出ているので迷わないと思います。

和風のラウンジ入り口です。2023年7月にオープンしたばかりの新しいラウンジです。

こちらのラウンジでは、以下のサービスが提供されています。

サービス一覧 席数54席
ソフトドリンク
アルコール類
軽食
無料WiFi

さて、ラウンジの中へ入りましょう。

入ってすぐの場所でゴジラがお出迎えです。受付して中に入ります。

席数は54席で、スペースはあまり広くありません。時間帯によっては席の確保も難しいことがあります。トイレやシャワーはありません。

入室の際に受付のスタッフさんから確認されますが、フード類は軽食のみとなっています。航空会社ラウンジレベルの充実度ではありません。

抹茶チョコや白玉だんごなど、スイーツもあります。

ビールサーバーをはじめとしたアルコール類も提供されています。

コーヒーサーバーはCOSTA COFFEEが提供されています。その他、ソフトドリンクサーバーなどもあります。

わたしのいただいたお食事です。フードの種類はだいたいこんなものです(あとはお漬物くらい)。

各席にコンセントとUSB充電ポートが用意されています。

ラウンジは駐機場に面していて、航空機を眺めながらくつろぐことが可能ですし、日中はかなり明るい雰囲気になっています。

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プライオリティ・パスのシステムのをおさらい

プライオリティ・パスを持っていると、飛行機の搭乗券がある場合に限り、空港にある提携ラウンジを使用できます。そのパスは無条件に手に入るものではありません。正式に発行する場合は、年会費が発生します。

年間優待回数 年会費 本人利用料金 同伴者料金
プレステージ会員 制限なく無料 469USドル 無料 35USドル
スタンダードプラス会員 10回まで無料 329USドル 35USドル 35USドル
スタンダード会員 なし 99USドル 35USドル 35USドル

提携ラウンジはプライオリティ・パス社が運営しているわけではありません。ラウンジによってはプライオリティ・パスがなくても有料で入場できる場合があります。

以前は利用料が27USドルだったので、スタンダード会員でもややお得でした。2018年に32USドル、2023年に35USドルされたので、プライオリティ・パスを利用しないで通常料金にした方がお得な場合が多くなっています。

ただし、プレステージ会員は本人利用料が不要なので、特に2022年以降の物価高や円安に伴い、プライオリティ・パスの有益性は上昇しています。

とはいえ、元を取ろうと思えば、海外旅行してかなりの回数ラウンジに入室しないとだめです。上のいずれの会員であっても、元をとるのは難しいかもしれません。

プライオリティ・パスで入室できるラウンジは、ほとんどがビジネスクラス用航空会社ラウンジと同等と考えられます。ファーストクラスラウンジ並みの上品さやサービスは期待できませんが、フードサービスやアルコールを含むドリンクサービス、シャワーサービス、WiFiサービスなどが期待できます(サービス内容はラウンジによります)。

プライオリティ・パスが利用できるラウンジは世界で1000カ所以上とされています。かならずしも国際線に乗る場合だけしか使えないわけではありません。国内線でも利用可能なラウンジがあります。

2023年12月現在、日本の国内でもプライオリティ・パスで利用可能なラウンジは以下の通りです。

成田空港第1ターミナル IASS Executive Lounge1、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-
成田空港第2ターミナル IASS Executive Lounge2、鉄板焼 道頓堀 くり田、ナインアワーズ、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo-
成田空港第3ターミナル ぼてぢゅう屋台
羽田空港第1ターミナル Power Lounge Central、Power Lounge South、Power Lounge North
羽田空港第2ターミナル Power Lounge Central、Airport Lounge South、Power Lounge North
羽田空港第3ターミナル TIATラウンジ
中部セントレア空港 くつろぎ処、ぼてぢゅう、THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR、UMIZEN SORAZENKALラウンジ、Centraiar Global Lounge、Plaza Premium Lounge
関西空港第1ターミナル ぼてぢゅう1946、Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU カードラウンジ六甲、アネックス六甲、カードラウンジ金剛、ANAラウンジ(国際線)、KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
福岡空港 KALラウンジ、ラウンジ福岡

上記のうち、青字のラウンジは国内線保安検査通過後エリアに、赤字のラウンジは出国後エリアにあります。

成田空港のIASS Executive Loungeはカードラウンジ相当なので、同伴者ありの場合はクレジットカード(ほとんどの会社のゴールドカード以上ならOK)提示でも無料で入れます。プライオリティ・パスのスタンダード会員など入場料が発生する場合は、プライオリティ・パスを使用せずに直接入場料を払った方が安くつきます。

鉄板焼 道頓堀 くり田はラウンジではなくレストランですが、プレステージ会員の場合、1人あたり3400円分のセットがいただけます。プライオリティ・パスは最近このようなレストラン無料タイプの提携を増やしています。

2019年8月以降、アメリカン・エクスプレスのプロパー発行カードの場合、プライオリティパスで、鉄板焼 道頓堀 くり田やTHE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BARのようなレストランタイプ施設の利用ができなくなりました。

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まとめ

2023年秋に訪問した成田国際空港第1ターミナルにあるI.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-(国際線)を紹介させていただきした。国際線出国手続き後にあるので、搭乗ぎりぎりまで利用可能です。

残念ながら、設備はやフード類は限定的ですが、プライオリティ・パスで利用可能な数少ないラウンジです。

ラウンジのあるゲート26周辺はターミナルの中心部に位置しますが、短距離路の発着が中心なので、ANA長距離路線搭乗客だとゲート40~50番台なので距離があります。時間に余裕を持って利用する必要があります。

2023年11月1日から、成田空港のKALラウンジは大韓航空の乗客のみがプライオリティ・パス対象となっていましたが、11月25日ごろから完全にプライオリティ・パスの対象外になりました。そのため、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-はかなり混雑しています。ある程度覚悟して利用しましょう。

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