【空港ラウンジ体験記】香港空港 ザ・ウイング(The Wing)ファーストクラスラウンジ<出国後エリア 第1ターミナル7階> キャセイパシフィックのフラッグシップラウンジ

はじめに

今回は、2023年年明けに訪問した香港空港 第1ターミナル 7階にあるラウンジ「ザ・ウイング(The Wing)ファーストクラスラウンジ」を紹介させていただきます。国際線出国手続き後にあります。

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アクセスと入室基準

ザ・ウイング(The Wing)ファーストクラスラウンジ 運営時間 05:30~最終便出発

ザ・ウイングは、キャセイパシフィックの運営する航空会社ラウンジです。基本的にはキャセイパシフィックの飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。キャセイパシフィックのハブ空港である香港空港にあるフラッグシップラウンジです。

香港空港国際線搭乗予定で、下記の条件に合致する方は利用可能です。

・キャセイパシフィックあるいはワンワールド所属航空会社のファーストクラスの乗客と同伴者1名
・ワンワールド・エメラルド会員のワンワールド便搭乗客と同伴者1名
・キャセイ・ダイヤモンド会員のワンワールド便搭乗客と同伴者2名

2歳未満は0名扱いになります。

香港空港はキャセイパシフィックのハブ空港なので、ラウンジは多種用意されています。

The Wing ファーストクラスラウンジ ゲート1~4付近7階
The Wing ビジネスクラスラウンジ ゲート1~4付近6階(2023年4月運営再開)
The Pier ファーストクラスラウンジ ゲート61~63付近6階(一時クローズ中)
The Pier ビジネスクラスラウンジ ゲート65付近6階

The Deck (ビジネスクラス用ラウンジ) ゲート6付近7階
※ゲート36付近にあったThe Bridgeは2020年ごろ正式に閉鎖しました。

今回紹介するのは、ファーストクラスやエメラルド会員のみが利用可能な「The Wing」です。

香港空港は第1ターミナル、第2ターミナルと2つのターミナルがありますが、LCC用の第2ターミナルはチェックインと出国審査のみの施設で、出発は第1ターミナルまで移動します。

第1ターミナルは、出国してすぐ目の前のゲート1~9のエリアと、ゲート40~71のサテライトエリア、その間をつなぐゲート10~36のエリアがあります。ほとんどの出発コンコース・ゲートは6階にあります。

The Wingファーストクラスラウンジはゲート1~4付近7階にあります。といっても、ゲート1~4は6階にあり、周辺に7階に昇るルートがありません。ゲート1と11の間にあるエスカレータで7階に昇る必要があります。案内板がないので、意外とたどり着くのが難しく迷います。一番わかりやすいのは7階出国審査通過後すぐに、左方向に向かって突き当りがラウンジになります。

キャセイパシフィック航空便に搭乗する場合は、インビテーションカードが発行されます。見ていただければわかりますが、インビテーションカードに「The Wing」の場所は記載されていません(The PierやThe Deckは記載されています)。事前に場所を確認していないと、絶対にたどり着けません(私は散々迷って、結局Web情報に頼りました)。

ちなみに、香港空港には以下のようなラウンジがあるそうです。

香港空港 国際線ターミナルのラウンジ(2023年春)
●キャセイパシフィック航空のラウンジ
・The Wing ファーストクラスラウンジ ゲート1~4付近7階
・The Wing ビジネスクラスラウンジ ゲート1~4付近6階(2023年4月再開)
・The Pier ファーストクラスラウンジ ゲート61~63付近6階(クローズ中)
・The Pier ビジネスクラスラウンジ ゲート65付近6階
・The Deck (ビジネスクラス用ラウンジ) ゲート6付近7階
・The Bridge 2020年閉鎖
●その他の航空会社ラウンジ
・ザ・カンタス香港ラウンジ(カンタス航空) ゲート5付近(クローズ中)
・ロイヤルオーキッドラウンジ(タイ航空) ゲート40付近(クローズ中)
・シルバークリスラウンジ(シンガポール航空) ゲート5付近6階(クローズ中)
・シルバークリスラウンジファーストクラス ゲート5付近6階(クローズ中)
・ユナイテッドクラブ(ユナイテッド航空) ゲート61付近7階(クローズ中)
・CNAC VIP LOUNGE(エアチャイナ) ゲート25付近
・スカイチームラウンジ(共同ラウンジ) ゲート15付近(クローズ中)
・Club Autus(香港航空) ゲート200番台付近(クローズ中)
・ザ・エミレーツラウンジ ゲート40付近(クローズ中)
●その他ラウンジ
・プラザプレミアムラウンジ ゲート1付近 ゲート35付近 ゲート60付近
・プラザプレミアムファースト ゲート1付近
●アメリカンエクスプレス
・ザ・センチュリオンラウンジ ゲート61付近
●プライオリティパス対象ラウンジ
・Chase Sapphire Lounge by the Club ゲート40付近
・レストラン「Putien」 イーストホール7階

※2023年6月6日よりPlaza Premium Lounge(第1ターミナル6階gate1付近)がプライオリティ・パスで利用可能になっています。

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内部の様子とサービス

ラウンジは6階と7階の2階建てになっていて、ビジネスクラスラウンジは6階から、ファーストクラスラウンジは7階から入室します。ビジネスクラスラウンジの方がゲート側からアクセスしやすいのですが、内部でファーストクラスラウンジとつながっています。私の訪問時はコロナ禍のためビジネスクラスラウンジクローズしていましたが、2023年4月上旬に運営再開されました。

以下のサービスが提供されています。

サービス一覧 席数不明
ソフトドリンク
バー(アルコール類)
ビュッフェフード
テーブルオーダーダイニング
無線LANサービス
トイレ
シャワールーム
カバナ

バーエリア

受付から入ってすぐ正面がバーエリアになっていて、カウンターバーがあります。

左手にはカバナ・シャワールームのエリア、正面左手にはフルオーダー(テーブルオーダー)ダイニングエリア、正面右奥がビュッフェダイニングエリアです。いずれのエリアもフラッグシップラウンジとしてふさわしい、素晴らしいサービスが提供されています。

フルオーダー・ダイニング

まずはフルオーダーダイニングエリアです。席数が多く、余裕があります。

席に案内され、メニューを手渡されます。さまざまな料理が提供されています。

せっかくですから、シグネチャーヌードル「ワンタン麺」をいただきました。

ビュッフェダイニング「ザ・ロング・バー」

ビュッフェダイニングエリアでは、フードや飲み物が提供されています。右手の細長い大理石のテーブルは「ザ・ロング・バー」と呼ばれて、特徴的な存在になっています。

テーブルの向こう側は吹き抜けになっていて、眼下にはゲート1~4の様子を見下ろすことができます。

食後のデザートをいただきました。

こちらのラウンジでは、茶葉のドリンクが充実しています。紅茶や中国茶などが豊富に揃っていて、注文するとその場で急須に作っていただけます。私は紅茶をいただきました。

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カバナ・シャワールーム

カバナ・シャワールームの受付は、ラウンジに入ってすぐ左手にあります。

こちらのラウンジのカバナは大人気なので、待ち時間ができるのはあたりまえです。シャワールームなら待ち時間はあまり無いようでした。

せっかくですからカバナを予約しました。コロナ禍でラウンジ内は混雑していなかったにも関わらす、「3時間待ちくらい」と言われました。ゲストレシーバーを手渡されて、お食事をしながら待ちます。80分くらい待ったころに呼び出しがありました。

受付に声をかけ、カバナに入室です。利用時間制限があり、90分で退室する必要があります。

入り口付近は狭く感じますが、左手がクローゼット、右手がトイレで、奥は広々としています。

トイレはこんな感じ。広くてシンプル。

クローゼットにはバスローブが用意されています。

バスタブの手前に洗面スペースがあります。

アメニティは歯ブラシをはじめ用意されています。イギリスのブランド「バンフォード」のクレンジングなどが設置されています。

奥は、バスタブ、ソファ、テーブル席などが用意されています。空港でお風呂に入れちゃうんですよね。これだけの広い空間を一時とはいえ占有できるのは、かなり贅沢な時間です。お湯がたまるまで時間がかかるので、早めに入れ始めましょう。

シャンプーなどのアメニティはボトルで置かれています。タオルも用意されています。シャワーはオープンスペースに降り注ぐので、周囲を濡らしてしまわないように注意しましょう。シャワーの水圧は十分です。

キャセイパシフィック航空が誇る最上級ラウンジの最高級サービスです。飲み物の持ち込みもOKらしいです。時間に余裕があれば、利用しないともったいないですね。

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まとめ

香港空港 第1ターミナル7階にあるラウンジ「ザ・ウイング(The Wing)ファーストクラスラウンジ」を紹介させていただきました。キャセイパシフィック航空のフラッグシップラウンジで、ラウンジ内の各エリアで上質なサービスが提供されています。

The WingビジネスクラスラウンジやThe Deckは0:30で運営終了しますが、ファーストクラスラウンジは最終便まで運営します。深夜便利用者はこちらのラウンジかThe Pierビジネスクラスラウンジの利用がおすすめになります。

フルオーダーダイニング、ポットドリンクのサービス、カバナと、特筆すべきサービスがいくつもあり、目移りしてしまいます。半日ぐらいかけてゆっくりと利用させていただきたいラウンジですね。特にカバナ利用を希望するなら、最低でも4時間、確実を期すなら8時間くらうの余裕は必要です。香港空港のラウンジサービスはほぼ平常に戻っているので、コロナ禍で利用客が少ないうちに堪能するのがいいかもしれません。

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