目次
はじめに
2024年秋、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタに宿泊してきました。
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタは東京ディズニーリゾートの運営するディズニーホテルの3番目のホテルとして誕生しました。2001年の東京ディズニーシーオープンに合わせて開業しています。
2024年現在、日本のディズニーホテルは下記の4ランク6ホテルがあります。
ラグジュアリータイプ
東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル (グランドシャトー)
デラックスタイプ
ディズニーアンバサダーホテル
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
東京ディズニーランドホテル
東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル (ファンタジーシャトー)
モデレートタイプ
東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル
バリュータイプ
東京ディズニーセレブレーションホテル
以前は日本のディズニーホテルの中で最高ランクに位置していましたが(デラックスタイプの中でも最高位でした)、2024年に東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルがオープンしてその座を譲っています。
ご存知の通り、ディズニーホテルは希望日、希望ホテル、希望客室なんて融通は全く利きません。4か月前の予約開始と同時に人気客室が消えます(笑)。4か月後の予定なんてわかりませんし、予約開始時に予約できる職場にもいません。そもそもネット環境が良くないと争奪戦に負けます。
ハッピーエントリーがあるので、最低でもファンタジースプリングスエリアに入れるという条件を満たしているホテルに宿泊を希望しました。ホテルミラコスタを希望したというより、キャンセル拾いで「ここしか取れなかった」だけです。家族旅行はどうしても週末になるので、ハードルが高くなるのは仕方ありませんね。
コロナ禍を経て、いろいろルールが変更されています。十分予習をして訪問しましょう。
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ホテルの概要とディズニーホテルとしてのメリット
今回、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ(以下、ホテルミラコスタ)に宿泊してきました。東京ディズニーリゾート公式ホテルであるディズニーホテルです。東京ディズニーシー開業と同時に運営開始になっただけあって、ディズニーシーと一体になっていて、ディズニーシーのエントランスの一角を形成しています。
ディズニーホテル宿泊のメリットはいろいろありますが、特に大きいものが以下のものです。
・通常より15分早く入園できるハッピーエントリー(一部対象外)
・混雑に伴う入園制限でも入園保証
・後泊のディズニーホテルへの郵送サービス(セレブレーションホテルへの発送はOKだが、セレブレーションホテルからの発送は不可)
・舞浜駅傍のウェルカムセンター2階からホテルへ荷物を発送するバゲッジデリバリーサービス(無料 預け入れ7:30~16:00 セレブレーションホテルを除く)
・ホテルからウェルカムセンター2階へ荷物を発送するステーションデリバリーサービス(有料 受け取り13:00~20:00 セレブレーションホテルを除く)
・レストランやショーの早期予約
・ホテル内ショップでディズニーグッズを購入できる
これらのサービスをどれだけ重視するかが、ディズニーホテルを選択する要因となるでしょう。 ホテルの部屋は4か月前から(バケーションパッケージだとさらに前から)予約できます。
・ホテル予約は5か月前→4か月前開始
・初日から両パークに出入りできるスペシャルパスポート購入権→廃止
・ルームキーの刻印、持ち帰り→不可
・客室内バスアメニティ→ボトルタイプになったため持ち帰り不可
・客室内ホテルオリジナルペーパーバッグ→エコバック2個
・ミラコスタ客室内アメニティのカミソリ→廃止
・客室内ミネラルウォーター→ホテルロゴ廃止
・ディズニーリゾートラインの無料チケット→廃止
・東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンターでのプリチェックイン→廃止
・プール利用料金1,000円アップ
・その他、施設運営時間短縮
東京のホテル料金高騰を考慮すると、多少の価格改定によるディズニーホテル宿泊料金上昇があったとはいえ料金は比較的据え置かれています。宿泊料金は相対的には安くなっていると考えられますが、そのためのサービスカットでしょう。ファンタジースプリングスホテルとの差別化もあるかもしれません。
サービスカットの中で、スペシャルパスポート廃止とカミソリ廃止が痛いですね。特にカミソリ廃止はビジネスホテル以下ですね(東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルでは提供されています)。
ディズニーホテルとしての実施的なメリットは通常より15分早くパークに入園できるハッピーエントリーに尽きます。2024年秋現在、東京ディズニーシーのハッピーエントリーを実施しているのは、ホテルミラコスタ、アンバサダーホテル、ファンタジースプリングスホテルの3ホテルのみなので、希少価値があります。
ファンタジースプリングスホテル以外のディズニーホテルに宿泊しても、ファンタジースプリングスエリアへの入場保証はありません。ファンタジースプリングスに入場したければ、ファンタジースプリングスエリアのアトラクションチケット(ディズニープレミアアクセスあるいはスタンバイパス)を入手する必要があります。
2024年現在、一般客が東京ディズニーシーに朝早く並んでも、ファンタジースプリングスエリアのアトラクションチケットを獲得できるのは夕方以降分のそれぞれ1回分のみです。
9時~10時の間にチケットが無くなるので、2回目はほぼ無理ですし1回分すらゲットできない可能性も高いです(夜遅くのチケットをもらっても困りますしね)。ファンタジースプリングス入場に必須なので、競争率がかなり高くなっています。
ハッピーエントリー入場客は、朝1番に入場すればファンタジースプリングスエリアの早い時間のアトラクションチケットが入手可能ですし、運が良ければ2回目も取得可能です(週末は無理みたい)。
実質的に、ファンタジースプリングスエリアに確実に入りたければ、ホテルミラコスタ、アンバサダーホテル、ファンタジースプリングスホテルのいずれかに宿泊する必要があります。
とまあ、いろいろ変化がありますが、重厚で格調高い雰囲気で「ホテルミラコスタ」は人気が高いです。ファンタジースプリングスホテルオープンに伴い予約のハードルは下がりましたが、バルコニーやテラスの付いた部屋は相変わらず予約困難です。
そんなホテルミラコスタの魅力を、体験記としてアップさせていただきます。
ホテルへのアクセス
ホテルミラコスタは東京ディズニーシーのエントランス横に位置するホテルで、ディズニーシーをを楽しむ方の拠点としては抜群の立地です。
最寄り駅はディズニーリゾートラインの東京ディズニーシー・ステーション駅です。JR東京駅からJR京葉線で舞浜駅へ、舞浜駅乗換でリゾートゲートウェイ・ステーション駅からモノレールで3駅です。リゾートラインに乗る際には、最も先頭側の車両に乗車しましょう。
駅から降りた後、先頭側に小さな改札があるので、そこから改札外に出ます。改札外すぐにある階段あるいはエレベータで1フロア降ります。歩行者通路を道なりに進み、突き当りを右に曲るとホテルのエントランスです。
無料送迎バス「ディズニーリゾートクルーザー」は運行していません。JR舞浜駅との間にもバスがありません。
東京ディズニーシーは目の前ですが、東京ディズニーランドに向かうには「ディズニーリゾートライン」を利用しましょう(宿泊者無料チケットサービスは2023年3月で終了)。
羽田空港や成田空港へのリムジンバスは運行しています。公共交通機関でホテル正面に乗りつけることのできる唯一の方法です。
空港からのアクセス(リムジンバス・タクシー・電車など)
リムジンバスの利用がかなり便利です。しかし、羽田空港8時~10時発のバスは、ディズニーパークには向かうものの、ディズニーホテルに立ち寄りません。まずはパークで楽しみたい方も多いと思いますが、荷物は、各パークのロッカーに預ける必要があります(混雑日はロッカーがいっぱいのことも)。
ホテルから空港に向かうバスは、ロビー階正面から出発です。リムジンバスWeb予約が必要ですが、ロビーのゲストサービスカウンターで申し込むことも可能です。
リムジンバスはクセがあって使いにくく感じるかもしれません。空港発のリムジンバスは事前予約で満席のことが多いため、予約なしではなかなか乗れないことがあります。また、7時40分~8時ごろに羽田空港に到着するフライトが多いのですが、8時30分までバスが無いため足止め状態となり(ディズニーパークで朝の時間ロスは痛いです)、しかも、その時間帯のバスはホテルには停車しないという、厳しい現実があります。
私のように関西在住者にとって、関西空港発の早朝便、最終便に連絡していないので、「朝早くディズニーへ」や「最終便でリゾートのホテルへ」といった利用の仕方が難しいです。
また、ホテル発着便のバスは、ディズニーランドやディズニーシーを経由してから空港に向かうので、所要時間が長くなりがちです。空港⇒ランドだと30分でも、空港⇒ホテルミラコスタだと1時間かかったりします。
なお、バスの予約がいっぱいでも、直前2週間くらいになると予約枠が突然増えたりします。混雑具合に応じて増発するのだと思われます。予約が無くても、席が空いていれば乗車可能です(空いていれば予約したバスより早いバスに乗ることもできます)。
参考までに、電車の乗り継ぎで一般的な経路を説明します。羽田空港から東京モノレールに乗って、20分程度で天王洲アイル駅で降ります。こちらで東京臨海高速鉄道のりんかい線に乗り換えるのですが、大人で10分程度、ベビーカー連れで20分をみておきましょう(冗談でなく時間がかかります)。りんかい線を10分程度乗ると終点の新木場駅となり、そちらでJR京葉線に乗り換えです。新木場駅の乗り換えは、5分もあればできると思います。そこから7分程度でJR舞浜駅となります。さらにディズニーリゾートラインに乗り換えて3駅8分程度かかります(子供連れでは苦行と言えます)。
ということで、タクシーを使う方もいると思いますが・・・片道9,000円~12,000円くらいかかります(痺れる値段ですね)。所要時間は圧倒的に早く、最速20分くらいで到着します。ただ、高速湾岸線は渋滞することも多いので(特に朝の東行き、夕の西行き)、バスもタクシーも遅延することがあります。
駐車場もありますので、首都圏の方なら車でのアクセスもありでしょう。東京方面からだと葛西ランプで降りますが、出口が渋滞することも多く、浦安ランプから降りたほうが早いこともあります。
駐車場
1泊目 ¥3,000 2泊目以降1泊ごと ¥1,000
利用時間:チェックイン当日の0:00~チェックアウト日の24:00まで
ディズニーリゾートの駐車場は、3,000円ですが、夜間は駐車できません(コロナ禍を経て平日割引は無くなりました)。逆にホテル宿泊者は宿泊中以外は優待料金になりません。
到着日の0:00から出発日の24:00まで利用できることはメリットです。出発日に駐車場を移動させる必要もありません。
チェックイン
フロントは2階です。ディズニーリゾートラインで東京ディズニーシー・ステーションから高架通路でアクセスした場合は、フロントのフロアに入ります。
地下1階があるらしいのですが、どうやって行くのか不明です。ホテルは5階建ての全502室です。
入り口から入って左側がフロントです。
フロントフロアには、お土産ショップ「ミケランジェロ―ギフト(8:00~22:00)」、地中海料理レストラン「オチェーアノ」、中国料理レストラン「シルクロードガーデン」、ロビーラウンジ「ベッラヴィスタ・ラウンジ」、ベルデスク、ホームデリバリーサービスカウンター(宅急便受付)があります。
さてチェックインです。今回はトスカーナ・サイド カピターノ・ミッキー・トリプルルーム(43㎡)を予約しました。小学生以下はレギュラーベッドで添い寝可能なので、最大で大人3名子供3名宿泊可能になります。
室数が多いため、チェックイン列が長くなる傾向にあります。プリチェックインやオンラインチェックインがとても有用です(ルームキーの返却が必要になったのは、チェックイン業務をオンラインチェックインに誘導するためだと思われます)。
チェックイン後の荷物を運んでくださるポーターさんはいらっしゃいますが、人数が多くなくてかなり待つので、オンラインチェックインをするか、ルームキーをいただいて自力でアクセスしたほうが早いです。
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お部屋の様子(トスカーナ・サイド カピターノ・ミッキー・トリプルルーム)
宿泊のフロアに向かいます。エレベータにセキュリティはありません。ホテルの廊下にはさまざまな絵が描かれています。
今回宿泊したのはカピターノ・ミッキー・トリプルルーム(43㎡)でした。ベッドが3つあるので、部屋の大部分をベッドが占めてしまうのは仕方ありません。
高級感漂うソファとイスも設置されています。
テレビ台の下にはパジャマが収納されています。大人用しか入ってないので、子供用が必要ならレセプションで受け取る必要があります。
枕元の台にはコンセント、時計、電話、照明の集中コンソールがあります。2001年開業のホテルなので、USB充電ポートが無いのが難点です。
入り口傍の棚には、アイスペール、湯沸かしポット、カップ類があります。
下には無料のミネラルウォーターが入った冷蔵庫、ドリップコーヒー、ティーバッグ類が収められています。
クローゼットです。ディズニーキャラクターがにぎやかに描かれています。セイフティボックスやスリッパ、靴ベラ、シューブラシなどが用意されています。子供用に足台も置かれています。
ウェットエリアです。右手がバスルーム、左手はトイレになります。
カップ、歯ブラシ、ソーイングセット、バス用タオルなどが置かれています。カップやソーイングセットは持ち帰り可能です。
引き出しの中にドライヤーとブラシ(1点)があります。
反対側には子供用歯ブラシとティッシュペーパーです。残念ながら、カミソリは用意されていません。
バスルームです。バスアメニティはボトルタイプで、ブランドは不明です。ディズニーホテルのバス水回りの水圧はかなり良好で、すぐにお湯が貯めれますし、シャワーも快適です。バス用のイスがあるのも〇です。
トイレです。
トスカーナサイドの客室なので、屋外の景色はホテル正面側(パークエントランス外側)になります。パーク内の景色は見ることはできません。
夜景です。ディズニーシーステーションがライトアップされてみることができます。
ホテルミラコスタの朝食事情
ホテルミラコスタに限りませんが、ディズニーホテルの場合、朝早くからパークを目指す方がかなりいらっしゃいます。朝食は時間予約制になっているので、予約が取れないと朝食をいただくことはできません。
スペチアーレ・ルーム&スイート(ポルト・パラディーゾ・サイド)に宿泊する場合は、「ベッラヴィスタ・ラウンジ」の朝食が付きます。他のお部屋の場合は原則朝食が付きませんが、バケーションパッケージで付帯することもあります。いずれも事前に朝食時間の時間指定予約が必要です。
朝食が付かない場合、ホテル宿泊特典枠で朝食の予約ができますが、かなり激戦で予約すらできないことが多く、希望の時間帯を取ることはまず無理です。朝早い枠から人気で予約が埋まっていきます。
ホテルミラコスタ近辺にはホテル以外にレストランは無く、イクスピアリも朝8:00ごろからオープンしているマクドナルドくらいしかありません。舞浜駅まで行くと「ベックスコーヒーショップ 舞浜店」が7:00からオープンしています。
このように、ホテルミラコスタに宿泊する場合、レストラン予約が取れなかった多くの方が朝食難民になります。ディズニーランドホテルのように、ホテル内ショップに飲食物が種類豊富に置かれているわけではなく、カップ麺と菓子パンくらいしかありません。
いろいろ書きましたが朝食の選択肢として
朝食予約が無い場合
①舞浜駅のコンビニ(NEW DAYS)などで購入しておく
②ホテルミラコスタ内のショップ「ミケランジェロ・ギフト」にあるもので我慢する
③ルームサービスを利用する(7:00~10:00)
④前日にディズニーシーで購入しておく
③や④は割高に感じてしまうのは仕方ありません。
コロナ禍以前だと、ディズニーシーエントランス前の「パークウェイギフト」というショップでマフィンなどを販売していたと記憶していますが、2023年に運営再開しているものの、スナック類の販売はしていないようです。
朝食会場 地中海料理レストラン「オチェーアノ」
写真は2019年
フロントのある2階に朝食会場オチェーアノがあります。
オチェーアノ
ブレックファスト 6:30~10:00 大人4,000円(2025年4月以降4,200円)
ランチ/ディナー(ブッフェ) 11:30~21:00
ディナー(コース) 17:00~21:00
ビュッフェはアルコールなどは有料になります。
オチェーアノは、うまく時間が合えば、ハーバーショーを鑑賞することができます(朝食時間を除く)。食事時間は90分程度に制限されていますが、その時間内で、ショー開催時間になるとバルコニーに出てショーを鑑賞できます。待ち時間なしにショーが鑑賞できる特典は魅力的です。ショーの行われている場所と距離は少し離れていますが、レストランの位置が比較的低層で目の前に遮るものが無く音楽も直接聞こえるので、臨場感があります。
コース料理を注文した方の方が、バルコニー案内が優先されます(お値段の順ということです)。ビュッフェだと、食事をとりに行ったり、ショーを見たりと、少し落ち着かない食事になってしまいますね。小さなお子さんも多いので、にぎやかなレストランになっています。
ロビーラウンジ「ベッラヴィスタ・ラウンジ」
フロントのある2階にスペチアーレ・ルーム&スイート(ポルト・パラディーゾ・サイド)宿泊客用の朝食会場ベッラヴィスタ・ラウンジがあります。
ベッラヴィスタ・ラウンジ
ブレックファスト 6:30~10:00 大人4,800円(2025年4月以降5,300円)
ランチ 11:30~14:30
ディナー 16:30~22:00
朝食はビュッフェです。
写真は2016年頃
こちらのラウンジは、窓の外からディズニーシーの景色が一望できます。パークの光景を眺めながらいいただくお食事は優雅の一言です(ただし、窓際に限ります)。窓際の席なら、時間がうまくはまれば、ハーバーショーを鑑賞することも可能です。
窓際でなければソファ席になるのですが、窓際の席の方が床の位置が高くなるので、窓の外を眺めて楽しむことはできません(他人のテーブルを眺めているようにも見えてしまいますしね)。窓際の席はなかなか競争率が高く、予約できないのでハードルが高いです。
ルームサービス
写真は2016年頃 ルームサービスの夕食付きのバケーションパッケージ
朝食は前日までの予約が必須です。朝早い時間は先着順になるので、指定するのが難しい傾向です。
朝食 7:00~10:00 大人5,000円(2025年4月以降5,200円)
入場時間を考えると、7:00ならぎりぎりOKですし、9時くらいまで楽しんで遅い時間に予約するのもありでしょう。
中国料理レストラン「シルクロードガーデン」
オチェーアノと共通の入り口から入っていくレストランです。オチェーアノはレストランの入り口から内部が一望できますが、シルクロードガーデンは入り口から内部が見えないので、少し隠れ家のような印象があります。
オチェーアノ同様に、シルクロードガーデンでも、ショー開催時と時間が合えば、ショーを鑑賞することができます。オチェーアノの外にあるテラスまで出ていく必要があります。シルクロードガーデンの方が、いい位置からショーを見ることができます。
2016年ごろに利用したことがありますが、オチェーアノより価格帯が高く設定されています。中華のコース料理のお店になります。写真は最後のデザートですね。
でもだったので、食べ物がどんなものが出てくるか全くわかりませんでした。簡単なサンドイッチか何かをいただけるのかと思っていたら、コース料理でした。これまでルームサービスを注文したことが無いので、なんかドキドキでした。
スペチアーレ・ルーム&スイート専用ラウンジ「サローネ・デッラミーコ」
スペチアーレ・ルーム&スイート宿泊者は、専用ラウンジでチェックイン・チェックアウトができます。以前は23時まで運営していたと記憶していますが、2024年現在22時までの運用です。
運営時間 7:00~22:00
こちらのラウンジでは、日中に無料ドリンクの提供を受けることもできます。17時~22時はカクテルタイムになっていて、アルコールやスナック類の提供もあります。カクテルタイムはラウンジはかなり混雑して、順番待ちが生じることもあります。以前利用した時は、混雑しすぎて利用できませんでした(泣)。
プール「テルメ・ヴェネツィア」
ホテルミラコスタの特徴として、ディズニーホテルの中で唯一、屋内プールが用意されています。ただし有料で、夏季は4,000円、それ以外は3,000円、11歳以下の子供は半額で3歳以下は無料です(コロナ禍前より1,000円値上げしています)。宿泊者のみ利用可能です。
コロナ禍前はチェックイン日のPM~チェックアウト日のAMまで2日間出入り自由でしたが、2024年現在、当日のみの利用になっています。
写真は2016年頃
まるでテルマエ・ロマエの世界のようなプールです。夏季は屋外プールも楽しめます(写真正面にある扉の向こう側です)。ディズニーホテルは年中プールの利用者が少なく、穏やかに楽しめます。何度も出入り自由なので。パークに出向くのに疲れたら、プールを楽しむのもおすすめです。
おむつが取れていない子供は利用できない規定になっているので注意してください。また、アームヘルパーが無料で貸し出しされています。プールサイドにヒッポカンピという名の軽食スタンドがあります(いい値段なので利用したことはありません)。
参考:ポルト・パラディーゾ・サイド スーペリアルーム(ハーバービュー) 2018年と2016年の記録
2018年の宿泊記録です。窓の外はメディテレーニアンハーバーを眺めることができます。
当時は、バスアメニティがミニチュアタイプで、カミソリも用意されていました。
窓の外の様子です。ピクサー・プレイタイムのミッキー広場(メディテレーニアンハーバー)です。
ショーの様子を上から眺めることができますが、遠いのでキャラクターが小さく見えます。
2016年にも宿泊しましたが、先ほどの部屋よりザンビーニ側になります。ミッキー広場を正面視することはできないですが、海の上の様子はこちらの方が見やすいようです。
望遠レンズで眺める「ミニーのトロピカルスプラッシュ」です。これ以上アップで見るには、超望遠レンズが必要です。ということで、やはり少し遠くて、ハーバー沿岸と比べて臨場感が落ちます。テラスルームだと違うのでしょうね。
ファンタズミックの様子です。夜に窓の外側を撮影すると、焦点が合いにくく、ぼけた写真になってしまいます。
その他
ディズニーショップ ミケランジェロ・ギフト 8:00~22:00
2階フロントフロアにあります。ディズニー関連のお土産や軽食・飲み物を販売しています。
ホテル&パーク・ゲートウェイ
ホテルとディズニーシーを直接往来することのできるゲートです。
コロナ禍以前は開園時間と同時にオープンしましたが、2024年現在、入園はオープン後1時間以降に制限されています(退園は終日可)。
ホームデリバリーサービスカウンター 7:00~16:00
2階フロントフロアの奥にあります。宅配便の受付です。
※ステーションデリバリーサービス、バゲッジデリバリーサービス、ホテル間デリバリーサービスはベルデスク対応です。
ランドリールーム
ありません。ランドリーサービスで代替しています。
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まとめ
今回は2024年秋に宿泊した、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの様子をアップさせていただきました。ディスニ―リゾート直営のホテルリゾートで、ディズニーシーに直結していて、パークの拠点として利用価値が高いホテルです。朝早くから夜遅くまでパークを楽しむ方にお勧めです。
雰囲気はゴージャス感がありますが、ディズニーらしいキャラクター色は控え目です。上位のファンタジースプリングスホテルと差別化するためか、サービス面は改悪が続いていて低下傾向です。
こちらのホテルに宿泊するメリットは、ディズニーシーのハッピーエントリー対象であることに尽きます。連泊する場合はディズニーシーの訪問拠点として抜群ですが、そもそも同じ客室を何日も抑えるのが至難なので、現実的ではありません。
ファンタジースプリングスエリアの搭乗に伴い、ディズニーシーのハッピーエントリーの価値が以前にまして急騰しています。ほとんどホテルを利用しないのにハッピーエントリーのためだけに宿泊される方も多いと思います(このケースなら少し安いアンバサダーホテルでもいいかもしれません)。
サービスの変化をいろいろ書きましたが、やはりディズニーシーのハッピーエントリー対象であるメリットは大きいです。今後も人気ホテルであり続けるでしょう。
注意点として、早朝7時ごろや出発時の12時前後のホームデリバリーサービスカウンター(宅急便受付)やベルデスク(荷物預かり)はかなり混雑します。ピークを外して利用することをお勧めします。
コメント
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
一つ一つにこだわりを感じますね!
改悪でもまだメリットの方が多いのはさすがです。
ランキングから遊びに来ました。
応援 ポチ!
良かったら遊びに来てください
https://lovelik-for-men.com/?p=61565
いけやんさん
ご訪問ありがとうございます。
おっしゃるとおり、外観や内装の豪華な雰囲気はファンタジースプリングスよりミラコスタの方が上でしょうか。
また宿泊できればと思います。
またの訪問をお待ちしております。