【世界弾丸旅行2024】台北旅行(3) ピーチ航空 TPE-KIX MM024便 エアバスA321LR 2024年夏 LCCなのに広めのシートピッチ 快適の国際線LCC

はじめに

2024年夏、週末台北旅行を楽しんできました。円安で財布が厳しいので、往復LCCを利用した倹約旅行です。

往路はタイガーエア台湾を利用しましたが、帰路はピーチ航空でした。

関西空港を発着する国際線を運航するLCCは以下の通りです。

関西空港就航 国際線LCC(2024年現在)
・ピーチ航空(上海浦東,香港,台北桃園,高雄,ソウル仁川,バンコク)
・チェジュ航空(ソウル金浦,ソウル仁川,釜山,)
イースター航空(ソウル仁川)
・エアソウル(ソウル仁川)
・エアロK航空(清州)
・タイガーエア台湾(台北桃園,高雄)
・グレーター・ベイ航空(香港)
・ジンエアー(ソウル仁川,釜山)
・タイ・ベトジェットエア (台北桃園,バンコク)
・ティーウェイ航空(ソウル仁川,釜山,大邱,清州,済州)
・エアプサン(釜山,ソウル仁川)
・ジェットスタージャパン(台北桃園)
・ジェットスター(ケアンズ)
・ジェットスターアジア(マニラ,シンガポール)
・春秋航空(上海浦東,瀋陽,貴陽
,西安,大連)
・ファイアフライ(クアラルンプール)
・セブパシフィック(マニラ)
・エアアジアX(クアラルンプール,台北桃園)
・フィリピンエアアジア(マニラ)
・ベトジェットエア(ハノイ,ホーチミン)
・香港エクスプレス(香港)
・スクート(シンガポール)

ピーチ航空は、ご存知の通りANAの傘下にあるLCCです。以前はANAと共同運航便を実施していましたが、2024年現在実施されていません。FSCより安い日本クオリティのフライトを楽しむことができます。

2024夏のピーチ航空 MM024便 台北(桃園)発大阪(関西)行きの搭乗記録です。

台北桃園空港から出発(空港サービス・機材)

台北桃園空港はターミナルが2つありますが、通常LCCは第1ターミナルから発着します。第2ターミナルの方が新しく、FSCの多くは第2ターミナルなので、航空会社のターミナル使用料が違うのかもしれません。

第1ターミナルの方が台北駅に近く、第2ターミナルと比べて不便な印象はありません。

桃園空港のピーチ航空のチェックインカウンターは、出発の2時間30分前にオープンします(50分前まで)。大阪関西便は那覇便に続いての出発なのですが、チェックインカウンターはそれほど混雑していませんでした。

ピーチ航空の桃園空港出発便ではスマホやオンラインチェックインできないので、荷物預けの有無にかかわらずつチェックインカウンターに立ち寄る必要があります。ちょっと面倒ですね。

ピーチ航空は機内持ち込み7kgまでの制限があります。私の搭乗便では、明らかに7kg以上持ち込んでいる方をたくさんお見かけしました。

ピーチ航空の場合、荷物チェックしないことも多いですが、チェックされることもあるので、重量制限は守りましょう。私の荷物はお土産を入れて全部で10kgないくらいでしたが、5kgくらいのスカスカのカバンを預け入れしました(笑)。タイガーエア台湾だったら持ち込めたんですけどね。

搭乗券が発券されました。搭乗開始は出発30分前のようです。公式HPによると、30分前には搭乗口に来るように、15分前が最終と書かれています。

保安検査場と出国審査に15分くらいかかりました。出国審査は自動審査でかなりスピーディーになっていましたね。

桃園空港には、ラウンジが多数ありますし、無料シャワーも複数設置されています。朝ホテルでシャワーを浴びてから来たのでシャワーは不要でしたが、せっかくなのでラウンジ訪問をすることにしました。

ちなみに、台北・桃園国際空港第1ターミナルには以下のようなラウンジがあるそうです。

台北・桃園国際空港 国際線第1ターミナルのラウンジ(2024年夏)
●第1ターミナル 4階ラウンジエリア
キャセイパシフィックラウンジ
プラザプレミアムラウンジ Zone C ☆ ゲートB側
プラザプレミアムラウンジ Zone D ☆ ゲートA側
・スターラックス ギャラクティックラウンジ
・チャイナエアラインラウンジ 2箇所 ゲートB側はクローズ中
●第1ターミナル プライオリティ・パス対象レストラン
Homee KITCHEN ☆ B5ゲート付近
・Homee KITCHEN ☆ A4ゲート付近
Espressamente Illy ☆ 2箇所 B7ゲート付近
Espressamente Illy ☆ 2箇所 A8ゲート付近

※☆はプライオリティ・パス対象

LCC利用なのでラウンジ利用はプライオリティ・パス頼みになります。まずは、プラザプレミアムラウンジ(Zone D)を訪問しました。

台湾料理も食べ納めですね。

そのあと、Espressamente Illy(ゲートA側)を訪問。プライオリティ・パスでお食事をテイクアウトして、機内での昼食としました。

Espressamente Illyで想定外に時間がかかったので、搭乗時間の26分前にようやく搭乗ゲートに到着しました。

すでに搭乗開始しています。NHは共同運航していないはずですが、NH便名も掲示されています。うーむ。

ピーチ航空のMM024便は、エアバスA321LRです。2021年末にピーチ航空に初導入された機材です。

シートピッチが76~78cmだそうで、以前の機材の74cmより広くなっています(LCCはだいたい74cm)。また、JALやANAの国内線普通席は79cmくらいなので、LCCとしてはかなり広めのシートのようです。

前席の後ろにミニポケット、テーブルがあります。足元にUSB充電ポートも備わっています。

定刻前にドアが閉まりましたが、桃園空港の出発が混雑していたようで、機体が動き出したのは定刻を10分以上過ぎてからでした。

TPE-KIX MM024便 エアバスA321LRのフライト

LCCでは持込荷物が制限されているので、上部の荷物棚は広々と余裕があります。通路側の席を選択して荷物を棚に入れ込んでおけば、足元は十分に余裕があります。

定常飛行になれば、機内食販売が始まります。LCCなので機内食は有料になります。

ピーチ航空は飲食物の持ち込みは制限されていません。香港エクスプレスやタイガーエア台湾など、多くのLCCで飲食物は制限されていますが、ピーチ航空ではOKです。

ということで、桃園空港のEspressamente Illyでテイクアウトしたお食事をいただくことにしました。プライオリティ・パスを利用したので、無料の昼食です。出発に時間がかかったので、ハーゲンダッツはかなり溶けちゃってましたが、そこは仕方ありません。

お食事を終え、眠くなったので仮眠です。通常席でも窮屈感なく仮眠をとることができました。やはり足元に余裕があるんでしょうね。

ほぼ定刻に大阪関西空港に到着しました。ピーチ航空は第2ターミナル沖止めです。

ターミナルまでの歩きは暑いですね。夏の関西空港は灼熱です。

ターミナル内もちょっと蒸せます。第1ターミナルと違い、入国審査までの移動距離が短いのはいいですね。ま、電車に乗るために、第1ターミナルまで移動する必要があったりするのですが。

手荷物受取所で荷物が出てくるまで待つのが面倒ですね。ピーチ航空は持ち込み荷物制限が厳しいので、どうしても荷物の一部を預け入れする必要があります。そのあと到着フロアに出て、今回の旅は終了です。

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まとめ

2024年夏に搭乗した国際線ピーチ航空の搭乗記録でした。

ピーチ航空は関西空港の第2ターミナルに到着するので、第1ターミナルへの移動に時間がかかります。無料連絡バスは全員乗り切れないことが多く、移動に20分以上かかります。第2ターミナルに電車駅を設置していただければいいですが、空港の構造上無理でしょうね(リムジンバスの一部は第2ターミナル発着します)。

やはりLCCの旅は安く済みますね。ラウンジ、席の広さ、食事がFSCと差が出ますが、ラウンジはプライオリティ・パスで何とかなりますし、食事は有料でもFSCとのフライト価格差を考えると全然問題にならないと思います。

A321LRの席は少し広めなので、台湾までのフライトならつらさを感じません。さすがにバンコクあたりになってくるとFSCでないと大変かもしれません(LCCで中距離路線に乗ったことが無いのでわかりませんが)。ピーチの台湾路線は選択肢としてかなりいいと思います。

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