【ヒルトンホテル】コンラッド・シンガポール・マリーナベイ(Conrad Singapore Marina Bay) 宿泊記(1) 2025年4月に改名(旧コンラッド・センテニアル・シンガポール) ミレニア・ウォークに建つ高級ホテル 客室やプールを紹介

はじめに

今回は2025年夏に宿泊したホテル「コンラッド・シンガポール・マリーナベイ」を紹介させていただきます。

コンラッド・シンガポール・マリーナベイはシンガポールの中心部マリーナベイの北岸にあり、ミレニアウォークというショッピング街の一区画に建ちます。マリーナベイまで300mくらい、マーライオン公園まで500mくらいで、観光には好立地です。

1996年オープンのホテルで507室を有しています。もともとコンラッド・センテニアル・シンガポールという名称で運営されていましたが、2025年4月にコンラッド・シンガポール・マリーナベイに改称されました。

シンガポールにはレジデンスを除いてヒルトン系ホテルが4つあります。コンラッドも、コンラッド・シンガポール・オーチャードというホテルがあるので間違えないように気をつけましょう。コンラッドはヒルトン系ホテルブランドの中ではウォルドルフに次ぐ上位ブランドです。

円安で海外旅行が厳しい昨今ですが、インバウンドの影響で東京や大阪の宿泊費も高騰しているので、日本のコンラッドより若干安い価格で宿泊することができます。

私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

駅からホテルへ

今回はコンラッド・シンガポール・マリーナベイに宿泊してきました。シンガポールの中心部、マリーナベイ近くに建つホテルです。

最寄り駅はシンガポールMRTダウンタウン線(ブルー)・サークル線(イエロー)のプロムナード駅(Promenade)になります。駅から100m徒歩3分くらいです。

空港駅から40分くらいでプロムナード駅に到着します。タクシーやグラブ(ウーバーはありません)だと25分くらいです。乗換もあるので、楽をするならタクシーも検討しましょう。

シンガポール・チャンギ空港からプロムナード駅(Promenade)経由でホテルへ

MRTはシンガポールの都市鉄道(マス・ラピッド・トランジットの略)です。市内に6路線あり、市民の足として整備されています。第2ターミナルと第3ターミナルからチャンギ空港駅(Changi Airport)のホームに向かうことができます。羽田空港の京急線駅のように、両方のターミナルから地下の駅に降りることができ、駅の上を通って双方のターミナルを徒歩で往復できます。

乗車券なのですが、日本のような通常の片道チケットが販売されていません。従来は、EZ-LINK(イージーリンク)カード(日本の交通系ICカードみたいなもの)を作る必要がありました。カード代としてデポジットが必要ですし、料金をあらかじめチャージする必要があります。クレジットカードで購入できませんし、いろいろ面倒です。

2019年4月ごろから非接触式クレジットカード(コンタクトレス決済)に対応しています。4本の弧が並んだマークが記載されたカードだとコンタクトレス決済可能です。VJAグループ(VISA・Master Card)のコンタクトレス決済カードのみの対応でしたが、2025年からアメリカンエクスプレスも利用可能になっています。

チャンギ空港からプロムナード(Promenade)駅のルートとしては、

①Tarah Merah(タラメラ)<East West線>Paya Lebar(パヤレバー)<サークル線>
②Tarah Merah(タラメラ)<East West線>Bugis(ブギス)<ダウンタウン線>

の2ルートがあり、所要時間はどちらも似たようなものです。プロムナード駅ではサークル線の方が地表に近く、サークル線は乗客が少なくて座れることが多いので、サークル線の方がおすすめになります。

プロムナード駅ではホテルに近い出口Bを目指します。

案内板に従って出口Bへ向かいます。

エスカレータで地上に出ます。

出口Bから出たら右折です。

目の前の建物がミレニア・ウォークの本館ですが、建物に入らず建物の前を進んでいきます。

さらに進み、モスバーガーの前を通り過ぎて、建物が途切れたら外周に沿って左折します。

ホテルの建物が見えるので、車寄せのルートをフロント前に向かいます。この辺りには横断歩道が全くないので、周囲に気を付けながら車道を渡りましょう。

ホテルまで、駅入り口から徒歩3分くらいですが、ホームからだと10分くらいかかると思います。

チェックインとダイヤモンド会員特典

さて、チェックインです。

コンラッド・シンガポール・マリーナベイは31階建てです。

客室は下記の種類があります。

客室 507室
デラックスルーム(キング/ツイン) 40㎡
プレミアムルーム 10~16階 (キング/ツイン) 40㎡
ビュールーム 17階~ (キング/ツイン) 40㎡
プレミアムコーナールーム 17階~ (キング/ツイン) 43㎡
ファミリールーム 17階~ スカイラインビュー キング 40㎡
エグゼクティブルーム 26階~(キング/ツイン) 40㎡
エグゼクティブスイート キング 63㎡
ファミリースイート キング2部屋 102㎡
プレジデンシャルスイート 30階 キング2部屋 183㎡

当時の私はダイヤモンド会員でした。

とくにこだわりもなかったので、デラックスルーム キングで予約していました。当日案内されたのは、ファミリールーム・キングのようです。約20,000円相当のアップグレードをしていただけました。

コンラッド・シンガポール・マリーナベイにはクラブラウンジがあり、ダイヤモンド会員は利用可能です。早く訪問したので、ラウンジでお部屋の準備ができるのを待たせていただきました。

ダイヤモンド会員特典は以下の通りです。

ダイヤモンド会員特典
・ポイント+100%
・部屋のアップグレード(空室状況次第)
・レイトチェックアウト(空室状況次第)
・プレミアムWiFi無料
・ラウンジアクセス(朝食はラウンジとレストランいずれも可)
・スパ20%割引
・会議室2時間無料利用(Level5)
・1滞在1,000Ptボーナス

ホテル内施設としてフィットネスジムとプールがあります。

客室の様子(ファミリールーム・キング)

さてお部屋に向かいましょう。通路は壁が白くて明るい雰囲気です。

お部屋に入ります。右手がウェットエリア、左手がクローゼット、正面がベッドルームです。

ベッドルームです。スイートでないとはいえ40㎡もあるので広いお部屋になっています。

大きなキングベッドがあります。

テレビ脇に扉がありますが、これはコネクティングルームで使用するための扉です。

コンラッドといえば人形が有名ですよね。日本だとコンラッド・ベアがいただけます。コンラッド・シンガポール・マリーナベイもコンラッド・ベアだそうですが、上位ルームのみの配置のようです。

ターンダウンが入るとこんな感じになります。

早めに利用させていただいたので、後でウェルカムギフトをもってきていただけました。クッキーとミネラルウォーターです。

ベッドの枕元には、ユニバーサルタイプのコンセントやUSB充電ポートがあります。

反対側の枕元はメモ帳、テレビのリモコン、電話やユニバーサルタイプのコンセント、USB充電ポート、集中コンソールがあります。

テレビ脇の台にユニバーサルタイプのコンセントとUSB充電ポートが収納されています。

入口付近の棚に無料のお水、アイスペール、エスプレッソマシン、湯沸かしポットが置かれています。

引き出しにはTWGのティーバッグやエスプレッソマシンのキャップ、有料ミニバーのスナックなどが収納されています。

冷蔵庫にも有料のミニバーの飲み物などが置かれています。

価格表はこんな感じ。

クローゼットにはセイフティボックス、ナイトウェアなど。

さらに、最近見かけることが少なくなったホテルの紙バッグ、シューブラシ、靴ベラなど。

もう一つのクローゼットには、バスローブ、スリッパ、靴磨き、シューミット、傘などが収納されています。バスローブの陰にアイロン台、アイロンも収められています。

ウェットエリアです。

左手に洗面台、正面がバスタブ、右にはシャワーブース、右手前がトイレです。

台の上には石鹸、マウスウオッシュ、ハンドウォッシュなど。

引き出しには、歯ブラシ、歯磨き粉、シャワーキャップ、サニタリバッグ、ヴァニティキット、ドライヤーなどが収納されています。

台の下には体重計もあります。

コンラッドダックくんがいました。

バスタブには石鹸、バスソルトが置かれていました。

シャワーブースとトイレです。シャワーはハンディタイプと天井据え付けです。

シャワーアメニティはコンラッドなのでBYREDOですね。

窓の外はバンコクの街を高層階から見おろします。Fountain of Wealth(富の噴水)がみえますね。

Suntec City Mallというショッピングモール内にあるこちらの噴水は観光スポットになっています。

夜に眺める噴水もいいですね。

シンガポール国立競技場方面も眺めることができます。

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プール・フィットネス・スパ

プール、スパ、フィットネスジムは全て4階にあります。プールは大人用プールの1つのみです。営業時間は6:00~22:00です。

タオルは無料でレンタルできます。ライフセーバーはいらっしゃいませんし、受付はありません。更衣室もありませんがトイレがあるので着替えることは可能です。お部屋からバスローブを利用するのが一般的でしょうか。

プールの目の前に結婚式場があります。また、プールサイドにバーがあるようですが、何度も訪問しましたが運営しているのを見かけることはありませんでした。

夜は煌びやかな雰囲気ですね。

フィットネスルームです。プールサイドを歩いて行き、建物外から入室します。宿泊客は無料で利用できます。受付はスパと共通になっています。

スパは10:00~20:00、フィットネスジムは24時間です。フィットネスジムは有料でパーソナルトレーニング(150SGD~)も実施しています。スパ運営中の受付スタッフがいらっしゃる時間帯は、受付でタオルを手渡していただけます。

ミネラルウォーター、おしぼり、タオルなどは用意されています。

トレーニング器具は充実しています。

体重計もありました。

同じフロアにトイレはありますが、更衣室はありません。

まとめ

今回は2025年夏に利用した、コンラッド・シンガポール・マリーナベイ(Conrad Singapore Marina Bay) の宿泊記でした。シンガポールの中心部に位置する高級ホテルです。設備が充実していて、上品なプールも楽しめます。

マーライオン公園まで徒歩圏内で、シティ・ホール付近も歩いて行くことができます。上質なシンガポールステイを楽しむことができます。

次回はエグゼクティブラウンジと朝食会場を紹介させていただきます。

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