【マリオットホテル】シェラトン都ホテル大阪(2) 宿泊記 抜群に進化したクラブラウンジ 2024年2月リニューアルオープン 直近5年のサービス内容変更も解説

はじめに

2024年2月、「シェラトン都ホテル大阪」のクラブラウンジ「シェラトンクラブ」がリニューアルオープンしました。フードメニューを中心にかなり充実しました。近鉄グループの底力発揮です。

コロナ禍以前の、シェラトン都ホテル大阪のシェラトンクラブといえば、「フードが物足りない」「席が無い」「狭い」などのイメージがあると思います(少なくとも私はそういう認識でした)。

2019年のシェラトンクラブ(18階)

席数が少なくて、おそらく20席程度、10グループぐらいしか利用できませんでした。

2019年のシェラトンクラブ(18階)

写真に掲載されているもので、フード類ほぼ全部で、あとはスモークチーズやキューブチーズぐらいのものでした。食事前にお腹を動かす程度しか提供されていませんでした。

これが抜群の進化を遂げました。

インバウンドで宿泊料金が高止まりしている昨今ですが、こちらのホテルは比較的リーズナブルな値段設定です。アロフト大阪堂島やモクシー新梅田などと同じくらいの料金で宿泊することができます。クラブラウンジがある分、ステータス会員にとって魅力が高いです。

この記事ではリニューアル後のシェラトンクラブを紹介します。

前回訪問時の記事はこちら↓

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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シェラトンクラブラウンジ(20階) 2024年2月リニューアル

営業時間
●7:00~10:30 和洋朝食
●10:30~17:30 ティータイム
17:30~19:30 カクテルタイム
●19:30~21:00 バータイム
※小学生以下は17:30以降利用できません(2023年4月~)。

朝食を2階レストランeuに振り替えることはできません。ただし、プラチナ会員ウェルカムギフトとして、①ポイント(1,000Pt)、②ギフト(ジャム)、③2階朝食会場で朝食2名分、から選択可能です。朝食会場は朝6:30からオープンするので、朝早い方にお勧めになります。

ラウンジは20階のエレベーターホールを降りて目の前です。部屋は複数あり、フード類が提供されているのは、さらに通路を左奥に進んだ場所になります。

エレベーターホール前の部屋です。以前のラウンジはこの部屋くらいの広さですべてでした。

フードプレゼンテーションのあるお部屋です。かなり広い部屋で、50人以上は収容できそうです。他にも部屋があり、かなりの人数が利用可能になっています。

ラウンジは高層階にあるので、大阪の市街地を見下ろすことができます。

さてラウンジサービスを見ていきましょう。朝食時は利用していないので、他の時間帯の紹介になります。

ティータイム(10:30~17:30)

ティータイムに提供されるスナックはかなり限定的です。ハリボー、ぼんち揚げ、ミックスナッツ、金平糖、マーブルチョコ、おにぎりせんべいなど。ちょっとしたお菓子が提供されています。

飲み物はソフトドリンクのみです。アイスコーヒー、ミルク、アイスティー。

冷蔵庫に缶ジュース類。

コーヒーサーバーとお湯&ティーバッグ。ティータイムに提供されるものはこれで全てです。

ティータイムは人も少なく、静かな雰囲気でした。

カクテルタイム(17:30~19:30)

カクテルタイムです。以前と比べてフード類の質と種類が格段にグレードアップしています。まずは山のように積み上げられた飲茶のせいろ。

串カツ、鶏の香草焼き?、塩焼きそばなど。

ハム、チーズ、おつまみ類。

バケット、チーズ類。

サラダ類。

冷所におつまみ、スイーツ、フルーツなどが種類豊富に置かれています。

カクテルタイムはアルコール類が提供されます。

ワイン類も提供されています。

冷蔵庫にはビールも追加されています(プレミアムモルツもあった気がします)。

かなりフード類が充実していて、十分夕食の代わりになります。ステータス会員やラウンジアクセス権付きの部屋を選択した方にとってメリットが高いです。

空間が広くなり、席も多くなったので、入室待ちはあまりなさそうです(カクテルタイムは60分制になっています)。カクテルタイムの利用者は多いので、かなりにぎやかなラウンジとなります。

バータイム(19:30~21:00)

バータイムはアルコール類はそのまま残されますが、フード類のほとんどが引き上げられます。

フード類は、カクテルタイムにも提供されていたキューブチーズやぼんち揚げなど、スナック数種類のみです。

利用者はカクテルタイムに比べて格段に減り、ラウンジ内はガラガラになります。ゆったりとした時間が戻ってきます。

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シェラトン都ホテル大阪のサービス内容の変更

コロナ禍を経て、ホテルのサービス内容がいろいろ変更されています。改善も改悪もありますが、順にみていきましょう。

①シェラトンクラブ(ラウンジ) 17:30以降小学生以下利用不可(2023年4月~)

ラウンジはもともと18階にありました。2021年に20階へ移転し、2024年2月さらにリニューアルされています。

2023年4月から小学生以下の利用ができなくなりました。子供がラウンジ利用できなくなるのは日本全国的にホテル運用の流れになっていて、こちらのホテルだけではありません。

②地下1階に宿泊客用無料ジム設置(2019年5月~)

ホテルには都ヘルスクラブという会員制運動施設があり、宿泊客は有料で利用可能でした。2019年に無料で利用可能なフィットネスジムが地下1階にオープンしました。ジム内にスタッフはいません。更衣室もないので客室で着替えてきましょう。

③マリオット・ボンヴォイのエリート会員が都ヘルスクラブ利用有料に(2022年4月~)

マリオット・ボンヴォイのプラチナ会員以上なら無料で利用できた都ヘルスクラブですが、2022年4月以降、1回1,500円利用料金が必要になっています。ゴールド会員だと3,000円です。

都ヘルスクラブにはプール、ジム、浴室(サウナあり)が備わっています。ジムは地下1階に無料ジムができたのでいいですが、プールなどが有料化したのはつらいですね。

④プラチナ会員特典の改変

2019年のサービスチケット

プラチナ会員以上の場合、レストラン10%割引券がいただけたのですが、2024年現在無くなっています。

また、シェラトンクラブで朝食提供が開始されるようになり、朝食無料特典がラウンジ朝食に変更されています。2階朝食会場euの朝食は、選択式ウェルカムギフト(2階の朝食2人分 orギフト(ジャム)or ポイント(1,000pt))で朝食を選ばないと利用できません。

2階朝食会場euの朝食の方がメニューが充実しているようです。2人分無料になるので一番コスパがいいのですが、ラウンジ朝食で問題ないなら他のギフトを選びましょう。2階朝食会場は6:30~(ラウンジ朝食は7:00~)なので、朝早く出発したい方(USJに行こうとしている方など)は2階朝食会場をお勧めします。

⑤シャンプーアメニティの変更(2023年頃~)

以前のアメニティはle grand bainでした。これは全シェラトン共通です。

2023年ごろから、全シェラトンブランドホテルにおいて、イギリスのブランド「ギルクリスト アンド ソームス」に変更されています。2023年に新規開業したシェラトン鹿児島は最初からギルクリスト アンド ソームスです(フォーポイントなどの派生ブランドは別です)。

⑥日本料理うえまちでの朝食提供終了(2023年9月まで)

以前、「日本料理うえまち」で和朝食が提供されていました。2023年9月で提供が終了しています。

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まとめ

シェラトン都ホテル大阪の2024年2月にリニューアルしたシェラトンクラブを紹介させていただきました。

シェラトン都ホテル大阪の運営は近鉄グループの都ホテル&リゾーツで、マリオットとダブルブランドになります。マリオット大阪やウエスティン都ホテル京都、シェラトン都ホテル東京なども同系列です。

同系列のラウンジサービスがかなり充実しているので、シェラトン都ホテル大阪だけ残念な感じでしたが、2024年のリニューアルで格段にグレードアップしています。宿泊料金がリーズナブルな分、大阪市内の他のマリオット系ホテルに比べてかなりのアドバンテージになると思います。

上本町の立地はかなり優秀で、近鉄・阪神線を利用してUSJにもアクセスしやすいです。奈良・三重方面の観光拠点にもできます。もともと利用価値の高いホテルで私も愛用していましたが、ラウンジサービスが充実したのでさらに価値が高くなりましたね。

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