2024年ワンワールド世界一周航空券の旅の記事を始めたいと思います。私にとって4回目の世界一周旅行です。
2023年のスターアライアンスの世界一周旅行から1年が経過しました。今回も相変わらずの一人旅です。旅の目的は、世界のクリスマスシーンを鑑賞することとJALのJGP(JGCプレミア)ステータスを獲得することです。
旅は羽田空港からはじまります。ワンワールド・ファーストクラス世界一周航空券の最初のフライトは、JAL便です。羽田空港の国際線はANA便を除いて全て第3ターミナル(旧国際線ターミナル)から発着します。
2024年冬、羽田空港第3ターミナル3階チェックインフロアに足を踏み入れました。保安検査場には多くの方が列を作っていました。
まずはチェックインです。JAL First Class Entranceでチェックインします。
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目次
JALファーストクラス搭乗客専用「JAL First Class Entrance」
JALファーストクラスエントランスの場所
羽田空港第3ターミナルのJALチェックインカウンターは、フロアに向かって左手(F~IレーンとKの一部)で実施されています。F/Gの奥にFirstと書かれたカウンターがあり、ファーストクラス搭乗客とワンワールドエメラルド会員(JALダイヤモンド会員やJGCプレミア会員を含む)がチェックインできます。
2024年1月、JAL便のファーストクラス搭乗客専用のエントランスが設置されました。その名も「JAL First Class Entrance」です。
パッと見て何のための入口かわからないですね。無機質な印象の扉の隣にJALマークが描かれています。
JAL公式HP<https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/airport/hnd/info/>より引用
JALの羽田空港紹介のページに存在する場所が掲載されています。第3ターミナル3階のF/Gカウンターの奥に位置しています。FカウンターにあるFirstカウンターのさらに奥ですね。
いざ、未知の空間に入ってみましょう。
JALファーストクラスエントランスの運用
JALファーストクラスエントランスとは、JAL便ファーストクラス搭乗客専用のサービスです。
JALファーストクラスエントランス利用条件
・JAL運航便ファーストクラス搭乗客(羽田発国際線に限る)
※JALダイヤモンド会員やJGCプレミア会員でも利用できません
おそらく、共同運航便名(AA便名など)で発券されていても利用可能と思われます。
2024年12月現在、羽田発JAL国際線でファーストクラスがあるのは、
JALファーストクラス就航路線(羽田便)
アメリカ
〇ホノルル
〇ロサンゼルス
〇サンフランシスコ
〇シカゴ
〇ニューヨーク
〇ダラス・フォートワース
ヨーロッパ
〇ロンドン
〇パリ
アジア・オセアニア
〇シドニー
〇シンガポール
〇バンコク
などの路線です(一部は不定期)。中・長距離路線で導入されています。
JALファーストクラスエントランス運用時間
6:30〜11:30、14:00〜19:00
JALファーストクラス便の運航に合わせてエントランスは運用されます。
JALファーストクラスエントランス サービス内容
・チェックイン
・専用保安検査場への案内
サービス内容は、ほんのちょっとだけですがJALファーストクラスラウンジの公式サイトにも掲載されています。JALファーストクラスラウンジの公式サイト
JALファーストクラスエントランスを体験
JALファーストクラスエントランスの場所は、JAL公式HPの羽田空港案内からわかります。ファーストクラスラウンジのページには、エントランスの存在は書かれていますが、場所は掲載されていません。
私も、存在は知っていましたが、場所はわからない状態で訪問です。入り口を探してチェックインカウンター周辺を行ったり来たりしました。
まさかこの無機質な扉が入り口とは・・・、でもWebの写真はこれっぽい。どう考えてもこの扉しか考えられないと意を決して、扉から入ります。
扉を入ると目の前に受付スタッフの方がいらっしゃいました。チェックインが済んでる方はチケットを、済んでいない方はパスポートを提示します。左奥にある待合室に通していただけます。
待合室です。「どこでも好きなところにおかけください」と案内されました。
ちなみに、外のカウンターやオンラインなどでチェックインがすでに済んでいる場合、さらに奥にある保安検査場に案内されるので、待合室は素通りになります。
私はチェックインがまだだったので、こちらでゆったり待ちながらチェックインをしていただきましたが(飲み物やおしぼりは出ません)、数組の方がスタッフの方にアテンドされて素通りしていかれました。待合室内は、終始私一人だけの空間です(笑)。
搭乗券を発券していただき、預入荷物をお願いし、手荷物にFirstのタグをつけていただいて終了です。あたりまえですが、そんなに時間がかかるものではありません。通常、滞在時間は5分以内でしょう。FACE EXPRESSの登録はできないようです。
チェックインを終えると、エントランスの奥にある専用保安検査場へ案内されます。アテンドは保安検査場前までで、スタッフさんとはすぐにお別れです。あたりまえですが、保安検査場には誰も並んでいないので、すぐに終了します。
ちょっと記憶があいまいなんですが、保安検査場に人の金属探知機が無かったような気がします。検査の方が手で全身を確認して終了でした(たぶん)。
保安検査場を通過すると、出国審査ですが、ここで一般の方々と合流します。日本のパスポートがあれば出国審査に時間がかからないので問題なしですね。
従来のファーストクラス用チェックインと比べますと
メリット
チェックインに待ち時間が無くスムーズ
チェックインの間はゆったり待てる
保安検査場も待ち時間なし
デメリット
FACE EXPRESSの登録は無い
存在が周知されてないので存在を知らない方、場所がわからない方がいるかも
チェックイン済みなら保安検査場がスムーズなだけ(まあそれで十分かも)
なお、ネット上の情報では、同じ便に搭乗する同伴者1名なら一緒に利用できるようです。
あまり滞在時間が長くないので、サービスが満足するかどうかと訊ねられると何とも言えないとしか言えませんね。チェックイン手続きや保安検査は短時間で済むにこしたことはないので、特に問題になることはないです。
出国して搭乗まで
出国後はおなじみのラウンジタイムです。
2024年春にリニューアルされたSKY LOUNGE SOUTHを訪問してみましたが、すごい入店待ち列になっていました。プライオリティ・パスの対象ラウンジになったので、利用者が激増したようです。
改修以前のSKY LOUNGE SOUTHラウンジの様子はこちら↓
素直にJALファーストクラスラウンジを訪問しました。
コロナ禍の間クローズしていた「鮨 鶴亭」も運営を再開しています。せっかくなので利用させていただきました。
こちらのフロアのカウンターでお寿司を握ってくれています。JALファーストクラスラウンジでは、多くのフードの注文はQRコードを読み込んでオンラインになるので、メインダイニングで提供されるお料理も持ってきてもらえます。あれ、席が違うだけで、ダイニングサービスはあんまりかわらないのかな。
それでは早速、最初のフライトに搭乗します。