目次
はじめに
2024年春に山陰の鳥取空港を訪れました。県庁所在地のある鳥取市に位置し、東西に長い鳥取県の東部の玄関口になります。西部には米子空港があり、どちらも国内線はANAの羽田路線しか就航していません。
空港は地方管理空港で、ターミナル運営は鳥取空港ビル株式会社です。鳥取空港ビル株式会社はANAが筆頭株主で、鳥取県や鳥取市なども出資しています。鳥取空港や鳥取県はANAと密接な関係があると言えます。
滑走路は日本海側海岸に沿ってほぼ東西に配置されていて、滑走路長は2,000mあり、ジェット機が離発着できます。ターミナルビルにはボーディングブリッジも完備されています。
2023年の羽田発着枠政策コンテストで鳥取空港が見事1位を獲得し、2024年現在、ANAの羽田便が5往復運航と増便されています。関西圏から鳥取にアクセスする場合は鉄道がメインルートになります。
スポンサーリンク
鳥取空港へのアクセス
鳥取空港の最寄り駅はJR山陰本線の鳥取大学前駅になります。駅から1.5km、徒歩25分くらいかかります。荷物が多い方はお勧めしづらいです。鳥取大学前駅は特急停車駅です。駅前にはタクシーが待機しているので、タクシー利用をお勧めします。
鳥取駅から連絡バスが運行しています。鳥取駅から9kmくらいで、バスだと20分くらいになります。フライトの発着に連動した運行なので、1日5本運行しています。
倉吉駅バスターミナル
倉吉駅からもバスがあります。こちらもフライトに連動しており、5往復の運行です(所要時間約50分)。一部の便は北栄町の青山剛昌ふるさと館まで行くことができます。
空港前バス停留所
空港から乗車する場合、1階到着口から出たところにバスの停留所があります。
飛行機で到着すると、ボーディングブリッジから名探偵コナンの装飾が見られます。
名探偵コナン推しが強い空港です。
空港を散策
空港前・空港周辺
ターミナル前は駐車場です。
ターミナル正面にはバス・タクシーが発着します。
鳥取駅、倉吉駅方面に向かうバスが運行しています。
鳥取空港にはサイクルステーションはありません。
ターミナル 1階 到着フロア&チェックインカウンター
1階の到着から到着ロビーに出ます。左手には喫茶店があります。
到着ロビーの正面にはコナンのオブジェがお出迎えです。
国際線側(東側)にコナンホールがあります。巨大なトリックアートがありますね。差し込む光が無ければ、もう少しそれっぽく写真が撮れるのですが、ちょっと不自然な感じになってしまいました。
さらに東側は国際線のチェックインカウンターです。といっても、チャーター便しか運航していないので、基本的にクローズしています。
さらに東側には、喫茶ポアロのオブジェです。梓さんの姿はありませんが、安室、毛利ペアがいらっしゃいます。
喫茶ポアロの隣は「コナン探偵社」と言う名の、名探偵コナングッズショップです。
店舗内はコナングッズで溢れています。
到着ロビーから西側に向かいます。レンタカーカウンターがあります。
さらに西側はチェックインカウンターです。鳥取空港はANA便しかないので、チェックインカウンターもANAのみです。
さて、2階に向かいましょう。
ターミナル 2階 ショッピング&レストランフロア
エスカレータで2階に昇ります。昇ってすぐ目の前に保安検査場があります。右に進むとショップがあります。
コンビニのようなショップがあります。さらに奥に(東側に)向かいましょう。
レストランやショップが並んでいます。さらに進みます。
米花保育園(キッズスペース)があります。コナン(というか工藤くん)がかつて通っていたのが米花保育園ですね。
さらに東側は、コナンホールの上の吹き抜けになっています。先ほどのトリックアートが見えますが、2階から見るとあまりよくわかりませんね。
さらに東側は国際線の保安検査場入り口があります。ちょっと閑散として見えるエリアです。
東側の最奥は、渋さが光る赤井さんが立っていました。
3階 送迎デッキへ
鳥取空港の送迎デッキ(展望デッキ)は2ヶ所あります。まずは国内線側の送迎デッキです。国内線保安検査場横の細い通路を西側に進みます。
階段を昇りきると屋上の送迎デッキになります。エレベータはありません。
国内線側の送迎デッキは広いです。
ターミナル正面の駐車場側も見渡せます。
駐機場、滑走路、さらに向こうに日本海が見渡せます。
駐機場側の柵は、望遠レンズも挿入可能です。左右に角度もつけられるので、撮影の障害はないと思います。
屋根のあるスペースが無いので、夏場はきついですね。ロングベンチは設置されています。
国際線側(東側)の送迎デッキは、2階吹き抜けの奥にある階段を上に昇ります。
こちらは3階に屋根のあるスペースがあるので、飛行機の離発着を建物内で待つことができます。
こちらの送迎デッキは少し狭いです。ロングベンチがあり、屋根もあって、もう一方の送迎デッキより快適です。駐機場との間にある柵は、望遠レンズも挿入可能です。左右に角度もつけられるので、撮影の障害はないと思います。
名探偵コナンのメモリアルスポットがあります。カップルにお勧めなのかな。新潟空港や長崎空港の送迎デッキにも鐘がありますが、ここのメモリアルスポットが一番インパクトがある気がします。
見晴らしはあまり変わりません。ちょっと国内線側の方が日本海が見渡しやすいかも。
空港から出発
さて保安検査場を通過して搭乗待合室に入ります。
搭乗待合室にはトイレ、喫煙室、自動販売機などがあります。ショップやレストランはありませんし、鳥取空港にはラウンジがありません。
搭乗口は1カ所しかありません(国際線にもう1つあります)。
ボーディングブリッジを通って搭乗です。
今回登場するのは、NH296便ボーイングB737-800羽田行きです。
ANAらしいブルーシートの普通席です。
機体が滑走路に向かって動き出しました。
滑走路を西向きにテイクオフします。
鳥取の日本海側の海岸を見下ろしながら、右に旋回して東に向かいます。
まとめ
2024年春に訪問した鳥取空港の模様をアップさせていただきました。
ターミナル内は名探偵コナン推しがすごいですね。米子空港は鬼太郎推しでしたが、推しの度合いが比較になりません。日本全国の空港がキラキラネーム化していますが、ここまで振り切っていると、もはや空港と言うより名探偵コナンのテーマパークです。そのうち何か事件が発生しそうですね。
地方空港の中ではかなり店舗が充実しています。コナン関係のイベントもあるらしいです。退屈しない空港ですね。できればラウンジが欲しいところですが。