【空港ラウンジ体験記】成田空港第2ターミナル　サクララウンジ（国内線）シャワールームもある国内線用ラウンジ

1 はじめに
2 入室基準
3 内部の様子とサービス
4 シャワールーム
5 まとめ
6 共有:

はじめに

コロナ禍がひと段落して、飛行機旅行客も増えてきました。今回は2022年年末に訪問した成田空港　第2ターミナルにあるサクララウンジ（国内線）を紹介させていただきます。

第2ターミナル国内線エリアは、JAL便しか運行していない独占的な空間です。国内線の保安検査場を抜けてすぐ右手にエスカレータがあるので、上に向かいます。

上に昇るとサクララウンジ入り口が見えます。

私の国内空港・ラウンジ訪問記　一覧はこちら↓

弾丸旅行で旅するタビズキ

【空港ラウンジまとめ】日本の空港とラウンジ　まとめ　2024年11月

https://rtwtabizuki.com/airportlounge/8953

はじめに航空会社のステータス会員やゴールドカードなどのクレジットカードを所持していると、飛行機の待ち時間にさまざまな空港ラウンジが利用できるようになります。今回、2024年11月現在の日本の空港ラウンジに関しましてまとめてみました。いわゆるカードラウンジや航空会社ラウンジ以外もまとめています。事前申請の必要なラウンジや、団体利用のラウンジは掲載していません。リンク先は私の空港やラウンジの体験記となります。略語　LM（light meal）:軽食　SH（shower）：シャワー設備海外ラウンジのまとめはこちら↓北海道中標...

入室基準

サクララウンジ運営時間　7:30～10:00と13:30～最終便出発まで

サクララウンジは、JALの運営する航空会社ラウンジです。JALの飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。成田空港第2ターミナル国内線はJAL便しか運行しておらず、ファーストクラス運航便がないので、サクララウンジを利用できるかどうかは会員ステータスを持っているかどうかだけでほぼ決まります（例外はあるんですけどね）。

国内線の保安検査場通過後エリアにあるため、国際線や国内線で成田空港に到着した方は利用できません。成田空港のANAアライバルラウンジだと到着時にも利用できるのと比較して対照的な運用です。

JAL便搭乗予定で、下記の条件に合致する方は利用可能です。

・JALの国内線ファーストクラスに搭乗予定の方
・JAL便名の国際線ファーストクラスやビジネスクラスに乗り継ぎ予定の方（一部を除く）
・JMBダイアモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JGC会員の方
・ワンワールドエメラルド、サファイア会員

同行者１名まで可能で、３歳未満は０名扱いになります。また、JMBクリスタルでもラウンジクーポンを使えば利用できます（同行者不可）。ANAと異なり、会員以外が有料で利用できるシステムはありません。

レクサスカード所持者は、国内線および国際線のサクララウンジ（国内のみ）をそれぞれ年2回無料で利用できます。以前は、dポイントクラブ（docomo系）会員がプラチナランクになると抽選でサクララウンジ入場キャンペーンがありましたが、2022年5月に終了しています。

2023年4月26日から有料利用サービスを開始しています。事前予約が必要で、12時までの出発便で1人3,000円（3歳未満は無料）です。

内部の様子とサービス

私の訪問したのは2022年の年末でした。

サクララウンジのマークの傍らの自動ドアを通ってエスカレーターを昇って受付に向かいます。搭乗券などのQRコードをかざすと、入室資格があれば入室できます（入室資格の上級会員になったばかりの場合、受付の方に手続きしてもらう必要があることもあります）。

こちらのラウンジでは、以下のサービスが提供されています。

サービス一覧（JAL公式HPより引用）　席数　約100席
ソフトドリンク
アルコール類
おつまみ
電話
ファックス（送信のみ）
コピー機
無線LANサービス
トイレ
シャワールーム（3室）
新聞

ラウンジ内にトイレが用意されているのはありがたいです。

ダイニングエリアの様子です。ビールやウイスキーなどが用意されています。

ソフトドリンクやコーヒーのサーバーもあります。以前はフード類の提供もあったのですが、私の訪問時はキャンディーのみでした。2021年2月コロナ禍後の営業再開を機に、フード提供は中止されています（その影響で、2022年10月に運営再開した成田空港第1ターミナル国内線ANAアライバルラウンジでも、同様にフード提供が無くなりました）。

2016年のフード提供

以前の訪問時（2016年）は、マフィンやサンドイッチなどの提供がありました。

ラウンジから駐機場を眺めることができます。国内線ラウンジとしては平均的なサービス内容ですが、国内線ラウンジとしては珍しく実施されていたフード提供が無くなったのは改悪ですね。においの強くない食事なら持ち込むことが可能です。

シャワールーム

成田空港のJAL国内線は国際線から国内線への乗り継ぎ客が大半を占めるため、シャワールームが3室設置されています。

比較的利用者は限定的ですが、混雑するときもあり、利用を希望する場合は早めに申し出るほうが無難です。

クシ、カミソリ、歯ブラシといったアメニティは、受付時に必要分を受け取ります。入室時、入り口に使用中の札を掛けられ、使用後にはそれを外して受付にもっていくルールです。

成田空港のサクララウンジ内のシャワールームは、国際線ラウンジのシャワールームやANAアライバルラウンジと比較して少しこじんまりとしています。室内にトイレはありません。

シャワーブースは外との間に間仕切りがあり、水漏れの心配はありません。

アメニティは資生堂です。

ドライヤー（Panasonic）やタオルはありますが、ハンドソープやクレンジングなどは設置されていません。

まとめ

今回、2022年年末に成田空港第2ターミナル国内線サクララウンジを訪問してきました。国内線保安検査場通過後エリアにありますが、国際線到着時のアライバルラウンジとして利用されるケースの多いラウンジです。そのため、以前はフード提供をが実施されていましたが、コロナ禍で運用休止してしまいました。とても残念です。

国内線ラウンジですが、シャワールームがあるのが魅力的ですね。JAL国内線の場合、羽田空港とこちらのみのサービスになります。

2022年現在、成田空港第2ターミナルでは、JAL国際線到着の上級会員を対象にナインアワーズの無料シャワーサービスも実施されています（第2ターミナル外になります）。国内線利用予定が無い方でシャワーを希望される方は利用を検討してみましょう。