【空港ラウンジ体験記】成田国際空港第1ターミナル ANAアライバルラウンジ(国内線) 2022年10月に営業再開しましたが、残念ながらサービス改悪です

はじめに

コロナ禍がひと段落して、飛行機旅行客も増えてきました。今回は2022年年末に訪問した成田空港 第1ターミナルにあるANAアライバルラウンジ(国内線)を紹介させていただきます。2022年10月末に運営を再開しています。

ANAアライバルラウンジは、航空会社ラウンジとしては珍しく保安検査外にあります。1階国内線チェックインカウンターの隣に位置していて、保安検査場に向かうエスカレータの横にあります。

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入室基準

運営時間(2022年) 14:00~17:30(国内線最終便出発時刻まで)

コロナ禍以前は6:30~19:30の運営でしたが、2022年現在、運休便が多いため短縮営業中です。国内線出発用ラウンジとしては妥当なのですが、アライバルラウンジとして利用希望する場合(ピーチなどの国内線他社便で出発予定の場合)、もう少し運営時間が長い方がありがたいですね。

ANAアライバルラウンジは、ANAの運営する航空会社ラウンジです。基本的にはANAの飛行機に搭乗するプラチナ以上の会員に対するサービスになります。国内線出発ラウンジとしてだけでなく、国際線到着ラウンジとしても利用できます。だからアライバルラウンジという名前なんですね。

保安検査エリア外ですが、原則として国内線の到着時には利用できません(一部例外あります)。

・ANAの国内線プレミアムクラスに搭乗予定の方
・国内線ANAグループ運航便で出発予定のANAダイアモンド、ANAプラチナ、SFC会員の方
・国内線ANAグループ運航便で到着のダイヤモンド、200万ミリオンマイラーの方

・ANA運航の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで到着の方
・ANA運航の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで乗り継ぎ予定の方(一部を除く)
・ANA運航の国際線到着客でANAダイアモンド、ANAプラチナ、SFC会員の方

到着便に対するサービスとして、スターアライアンス便乗客やスターアライアンスゴールド会員へのサービスは実施されていないようです。

3歳未満は0名扱いになります(到着時に利用の場合は2歳未満が0名扱い)。また、国内線出発時に利用なら、ANAブロンズ会員でも1,000マイルか2アップグレードポイントを使えば利用できます(同行者1名まで2アップグレードポイントで利用可能)。

国内線出発時利用なら、ANAプレミアムカードを持っている方も利用できます。こちらのラウンジは、会員以外が有料で利用できるシステムはありません。

ラウンジは1階保安検査前なので、国内線出発時に利用するなら時間に余裕を持って利用する必要があります。同じ成田空港でも、JALの国内線サクララウンジは保安検査内にあるので時間を気にする必要はありませんが、JALの場合は国際線到着時に利用することができません。このように、JALとANAでは微妙に運用上の違いがあります。

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内部の様子とサービス

成田空港のANAアライバルラウンジの様子です。私の訪問したのは2022年年末でした。

サービス内容としては以下のものがあります。

席数(公式HP非公表)
・ソフトドリンク
・アルコール
・新聞、雑誌の閲覧
・電話
・FAX、コピー機
・喫煙スペース
・携帯電話通話スペース・充電サービス
・ブロードバンド無線LANサービス
・プリントサービス
・トイレ(多目的トイレあり)
・シャワーブース(5ブース)

ANAラウンジのマークの傍らの自動ドアを通って受付に向かいます。搭乗券やICカードなどをかざすと、入室資格があれば入室できます(入室資格の上級会員になったばかりの場合、受付の方に手続きしてもらう必要があることもあります)。

ソフトドリンク類のスペースです。

ホットドリンクも充実しています。

もちろん生ビールサーバーもありますし、焼酎なども用意されています。

冷蔵庫内には牛乳やトマトジュースがあります。

2022年現在、フードの提供は実施されていません。他のANAラウンジ同様に、おかきの提供のみになります。

2019年当時、国内線出発ラウンジとしては珍しく、フード類が提供されていました。

こちらも2019年当時の様子です。クロワッサンがおいしくておすすめでした。

こちらも2019年のフード提供です。おにぎりも2種類提供されていました。

各席に電源が用意されていて、ビジネスユース用のコーナーもあります。無料WiFiは利用可能です。シャワーブースが5ブースあります。

国内線ラウンジとしては平均以上のサービスが提供されています。広くて快適なラウンジで、国際線・国内線の運行が以前と比べて少ないため、席にかなり余裕があります。

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シャワールーム

シャワールームは5室あります。受付の奥にシャワー受付があります。2022年現在、運航便が少ないため争奪になることはなさそうです。2022年現在、ANA国際線で到着した方はNAAシャワールームも無料利用可能なので、ある程度混雑は分散すると思われます。

ただし、受付が14時~17時と短いため、16時台の国際線到着便(NH5ロサンゼルス便など)だと利用が難しいかもしれません。

こちらの札を持ってシャワールームに向かいます。帰りに返却します。

追加アメニティが必要なら、こちらでピックアップです。

シャワールーム内はとても広いです。トイレもあります。国際線シャワールームのサービスとほぼ同等で、サーキュレーターやダイソンのドライヤー、雪肌精のクレンジングなども用意されています。

スリッパ、クシ、コットン、歯ブラシなどは最初から室内に設置されています。

シャンプーなどのアメニティはPOLAでした。

シャワーの温度を低くする(冷水にする)のはできないようです。水圧はまずまずいいですね。シャワーブースには扉があるので、水漏れの心配はありません。

国際線などの便数が増えてくれば、シャワールームの争奪戦が発生するかもしれませんが、2022年現在ではかなり余裕がありました。

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まとめ

今回、成田空港第1ターミナルのANAアライバルラウンジを訪問しました。以前は国内線利用時でもフード提供があり、とてもお得なラウンジだったのですが、フード提供が無くなったのは大幅な改悪の印象です。先行して再開したJALサクララウンジ(国内線)でフード削減が実施されていたので、それに合わせたのでしょう(ここは横並びじゃなくてもいいですけどねえ)。

同じ成田空港のJALサクララウンジ(国内線)と比べると、①国際線到着時も利用可能、②ラウンジ内がとても広い、③シャワールームの数が多い、④アルコールの種類が多い、など、圧倒的に勝っている点が多いです。ANA便を優先的に選びたくなりますね。

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