はじめに
今回は2023年夏に訪問した、羽田空港第3ターミナル保安検査通過前エリアにあるTIAT シャワールームを紹介させていただきます。
TIAT シャワールームは羽田空港第3ターミナルの2階、国際線到着フロアにあります。以前からあったのですが、2023年6月1日に移転してリニューアルオープンしました。
移転前の体験記はこちら↓
TIATとは東京国際空港ターミナルのことで、空港運営会社の運営するシャワールームです。以前は日本帰国時、2階到着フロアに出て左手突き当りにありましたが、2023年6月に2階到着フロアの国内線乗継カウンター奥に移転しています。
もともと東京オリンピック開幕に合わせてTIATシャワールームANNEXとしてオープン予定だったようです。コロナ禍でオープンが遅れていて、今回の移転になったようです（以前のシャワールームはクローズしています）。
コロナ禍で以前のシャワールームもいったんクローズしていたため、フリークエントユーザーほどシャワールームの再開に気づいていないかもしれません（2023年3月ごろから運営再開）。以前は午前6時頃からすごい混雑になり、1時間以上の待ち時間はざらでしたが、2023年夏現在は余裕をもって運用されています。
有料利用も可能ですが、無料で利用可能な方は以下の通りです。
JAL国際線で帰国したファーストクラス、ダイヤモンド、JGCプレミア、サファイア、JGC会員およびその同行者1名あるいはビジネスクラス（本人のみ）
ANA国際線で帰国したファーストクラス、ダイヤモンド、プラチナ、SFC会員、ミリオンマイラーおよびその同行者1名あるいはビジネスクラス（本人のみ）
※到着便利用者に限る
シャワールームのサービス概要は以下の通りです。
営業時間：24時間
利用料金：1,500円/30分 以降15分ごとに750円
総部屋数：21室
設置備品：タオル、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ドライヤー（歯ブラシ、カミソリは有料）
以前は15室でしたが、21室に増加しています。混雑していないのは部屋が増えたからかもしれません。また、有料利用が1,030円→1,500円にアップしています。これも利用者減少の原因かもしれません。
ステータスや搭乗クラスのサービスで無償利用される場合、利用時間に制限はありません。シャワールームに長く居座るメリットもないので、特に問題は無いと思います。
以前はシャワールームでドリンクのサービスがありましたが、リニューアルとともに無くなったようです。
受付をすると鍵のついたバインダーのようなものを渡されます。施設の奥にはシャワー室が並んでおり、そちらに向かいます。
指定されたシャワー室の鍵を開けて中に入ります。シャワー室は大きな荷物を持っている人には手狭に感じると思います。手前が洗面所で奥にシャワールームが設置されています。トイレを利用したければ、シャワー室の外になるので出る必要があります。
ドライヤーは用意されていますが、歯ブラシ、カミソリなどのアメニティは有料なので設置されていません。クシもありません。
土足禁止で靴を置くトレーが用意されています。
シャワールームを利用する方は、国内線への乗継を控えている方が多いと思います。第1あるいは第2ターミナルへの移動して保安検査場を通過するには15～20分を要します。国内線出発時間の1時間前にはシャワールームを後にする方が無難です。ANA国内線サテライトだとさらに時間が必要です。
アメニティは花王のCueです。シャワーの水圧はかなり良好です。シャワーブースには扉があるので、水跳ねの心配はありません。シャワーはハンディノズルタイプです。
シャワールームは毎回使用後にきちんと清掃されています。海外旅行後の体をすっきりさせるのにお勧めです。
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まとめ
2023年夏の羽田空港は、海外旅行が活性化していることもあり人がかなり多くなってきていましたが、シャワールームは混雑する時間帯にも関わらず満室ではなく余裕がありました。
羽田空港第3ターミナルにはアライバルラウンジがないので、国内線ラウンジのシャワールーム利用予定の方以外は有用な施設になります。
国内線乗り継ぎ予定の方は、移動時間も必要なので時間をチェックしつつ利用する必要があります。注意しましょう。
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