【フライト記録】スカイマーク 神戸発茨城行 BC182便 ボーイングB737 2024年

はじめに

日本国内のネットワークは、メジャー系のJAL、ANAがほとんどです。一方で、国内には、航空会社がたくさんあり、ローカルネットワークを形成しています。

今回はスカイマークにスポットをあててみようと思います。メインハブ空港として神戸空港を中心に運営している航空会社です。各社の資本が入っていますが、運営はJALやANAから独立してします。国内線に特化した航空会社です。

2024年秋現在の就航路線は以下の通りです。

羽田ー新千歳・神戸・福岡・鹿児島・那覇・下地島
千歳ー茨城・羽田・中部・神戸・福岡
仙台ー神戸
茨城ー新千歳・神戸・福岡・那覇
中部ー新千歳・鹿児島・那覇
神戸ー新千歳・仙台・茨城・羽田・長崎・鹿児島・那覇・下地島
福岡ー新千歳・茨城・羽田・那覇
長崎ー神戸
鹿児島ー羽田・名古屋・神戸・奄美大島
奄美大島ー鹿児島
那覇ー茨城・羽田・名古屋・神戸・福岡・下地島
下地島ー羽田・神戸・那覇

ハブ空港だけでなく、千歳、羽田、那覇などの空港からの便も多数あり、旅客収入や旅客数では日本で第3位の国内キャリアです(2024年現在、ピーチ航空やリージョナルプラスウイングス(エアドゥ+ソラシドエア)の方が路線数が上になっています)。

JALやANAと独立して運営されていますが、ANA資本が1割以上入っていますし、筆頭株主はJALと提携するフジドリームエアラインを運営する鈴与ホールディングスの投資会社です。独立しているのか提携しているのかよくわからないですね。

このまま独立がつづけられるのか、将来の展望はどうなっているのか、外からだとわかりにくい印象です。いっそ、スカイチームに入ればいいと思うのですが(2010年代の経営破綻時にそんな話もありましたし、デルタ航空に特典航空券座席を提供しています)。

那覇空港のスカイマーク:ピカチュウジェットBC1(ボーイングB737-800 JA73AB)

スカイマークといえばピカチュウジェットが有名です。ANAも含めて、ピカチュウジェットは6社が運航しています(ANAはイーブイジェットも運航)。

私は関西在住で、伊丹や関西空港をよく利用しますが、神戸空港は利用しづらい居住地なのでスカイマーク便を利用することはあまりありません。JALやANAのステータスが利用できないのも一因です。

この記事は2024年秋に搭乗した、スカイマークBC182便 神戸発茨城行きの記録です。東京方面に用があったので、なんとなく利用してみました。

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神戸空港から出発

神戸空港の保安検査場の朝は大混雑です。7:00~9:00に出発便が集中しているからでしょうね。少し早めに到着するほうがよさそうです。

スカイマークは出発の20分前までに搭乗手続きが必要です。搭乗手続きには予約番号かチェックイン用バーコードが必要です。チェックイン用バーコードは搭乗前日くらいにメールで送られてきます(ホームページでいつでもダウンロードできますが、サイトがわかりにくくて大変)。スマホでメールが確認できない状態だと困るかもしれません(もっと早めにメールを送ってもらえたらいいんですけどね)。

JALやANAのアプリ(QRコード)に慣れていると、面倒に感じるかもしれません。

チケット発券は自動チェックイン機でスムーズに終わります。

搭乗口7から搭乗です。

搭乗機です。たまたま、後ろをピカチュウジェットBC機が通過していきました。

ボーディングブリッジを渡って搭乗します。

機内の様子

機内の様子です。3席+3席の1列6席です。シートピッチは79cmで、LCCのピーチで76~79cm、スターフライヤーで89cmくらいなので、まずまずといったところでしょうか。

全席の背部にテーブルと収納があります。機内雑誌が入っています。

座席下にはコンセントがあります。USB充電ポートはありません。

UKBーIBRのフライト

今回のフライトでは。神戸空港から関東の茨城空港に向かいます。

神戸空港から西方向へ離陸します。ポートアイランドの向こう側に三宮の街並みが見えます。

明石大橋が見えてきました。明石側の舞子の街を見下ろします。

ここで右向きに旋回し、東方向に進路を変えます。

スカイマークはLCCではないので、飲み物のサービスがあります。ロゴ入りの紙カップでいただけます。

フライトは埼玉からつくば方面に入り、栃木と茨城の県境あたりを北上しました。水戸よりかなり北まで進んでから南下します。

徐々に高度を下げ始めました。

空港が近づくと、田畑の多い地域になってきます。

茨城空港に着陸しました。

茨城空港はボーディングブリッジが無いので、沖止めになります。ターミナルまで歩いて移動です。

ターミナルビルに入ります。

まとめ

2024年秋に搭乗したスカイマーク便の搭乗記録でした。スカイマークはLCCではないので、相応のサービスが期待できますし、座席指定や荷物で料金が増えることはありません。価格も抑えられていて、羽田や茨城だと普通運賃で1.7万円前後と破格の安さです(ANAやJALだと普通運賃で3万円を超えます)。

三宮近辺に在住する方には便利でお得な便だと思います。大阪より東の地域だと若干不便なのと、私のようにステータス会員システムが好きな方には合わないかもしれません。茨城空港に国内線が就航する唯一無二の航空会社なので、茨城県へのアクセスには抜群です。

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