目次
はじめに
2025年夏、シンガポールのリトルインディアにあるヒルトン・ガーデン・イン・シンガポール・セラングーン (Hilton Garden Inn Singapore Serangoon)に宿泊した時の模様を紹介させていただきます。
ヒルトン・ガーデン・イン・シンガポール・セラングーンは2017年に開業したホテルです。リトルインディアの観光地ど真ん中にあり、MRTリトルインディアの駅からアクセス良好の好立地です。
ヒルトン・ガーデン・インはヒルトングループのなかではリーズナブルな価格設定でお財布に優しいホテルです。
私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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ホテルへのアクセス
ホテルはインド系店舗が数多く立ち並ぶリトルインディアにあります。
最寄り駅はシンガポールMRTダウンタウン線(ブルー)・ノースイースト線(パープル)のリトルインディア駅(Little India)になります。駅から徒歩5分くらいです。
空港駅から50分くらいでオーチャード駅に到着します。タクシーやグラブ(ウーバーはありません)だと30分くらいです。乗換もあるので、楽をするならタクシーも検討しましょう。
シンガポール・チャンギ空港からリトルインディア駅(Little India)経由でホテルへ
MRTはシンガポールの都市鉄道(マス・ラピッド・トランジットの略)です。市内に6路線あり、市民の足として整備されています。第2ターミナルと第3ターミナルからチャンギ空港駅(Changi Airport)のホームに向かうことができます。羽田空港の京急線駅のように、両方のターミナルから地下の駅に降りることができ、駅の上を通って双方のターミナルを徒歩で往復できます。
乗車券なのですが、日本のような通常の片道チケットが販売されていません。従来は、EZ-LINK(イージーリンク)カード(日本の交通系ICカードみたいなもの)を作る必要がありました。カード代としてデポジットが必要ですし、料金をあらかじめチャージする必要があります。クレジットカードで購入できませんし、いろいろ面倒です。
2019年4月ごろから非接触式クレジットカード(コンタクトレス決済)に対応しています。4本の弧が並んだマークが記載されたカードだとコンタクトレス決済可能です。VJAグループ(VISA・Master Card)のコンタクトレス決済カードのみの対応でしたが、2025年からアメリカンエクスプレスも利用可能になっています。
チャンギ空港からTarah Merah(タラメラ)<East West線>→Bugis(ブギス)<ダウンタウン線>→リトルインディア(Little India)の経路になります。約40分くらいです。
リトルインディア駅からホテルは350m徒歩5分くらいです。
出口Eを目指します。
エスカレータを昇ります。
地上に出て右方向へ。
広い道(Race Course Road)の歩道を進みます。すぐにカラフルな建物が見えるので右折です(Kerbau Road)。
道なりに進み左折します。
Belilios Roadの看板が右手に見えたら右折します
すぐにホテルの建物のセブンイレブンが見えるので、左折します。ホテル到着です。
チェックインとお部屋の紹介
入ってすぐ左側がレセプションになっています。
今回訪問したのは2025年夏です。ヒルトン・オーナーズのダイヤモンド会員をいただいております。
客室(9~16階)
ゲストルーム キング(18㎡)
ゲストルーム ツイン(22㎡)
ゲストルーム キング ソファベッド付き(21㎡)
デラックスルーム キング(21㎡)
デラックスルーム ツイン(22㎡)
デラックスルーム シティビュー キング(21㎡)
デラックスルーム シティビュー ツイン(22㎡)
デラックスルーム バルコニー付き キング(22㎡)
デラックスルーム バルコニー付き ツイン(22㎡)
元々ゲストルーム キングで予約していました。事前にヒルトンのアプリを確認すると、デラックスルーム キングにアップグレードされていました。実際にチェックインしてみると、デラックスゲストルーム ツインになりました。
ヒルトンのアップグレードは、いったん機械判定で自動的になされますが、各ホテルの判断でお部屋の調整がされます。フランチャイズ経営なので、各ホテルの判断が優先されます。
ダイヤモンド会員はラウンジアクセス権が付与されるはずですが、こちらのホテルにラウンジはありません。
ダイヤモンド会員特典
・客室のアップグレード(空室次第)
・レイトチェックアウト(空室次第)
・朝食無料
お部屋の様子 デラックスルーム シティビュー ツイン
エレベーターで部屋に向かいます。エレベーターはルームキーでセキュリティされています。
お部屋に入ります。前がベッドルームで左側にウェットエリアです。
22㎡の客室のベッドルームです。窓際にデスク&チェアとソファがあり、テレビ前にラゲッジラックがあります。
窓際の枕元には電話とメモがあります。
ベッドの間には、テレビのリモコンとUSB充電ポート、コンセントがあります。
入り口付近の棚には、冷蔵庫、インスタントコーヒーやティーバッグ類、ドライヤー、湯沸かしポットがあります。
さらに、ミネラルウォーターとコンセントがあります。
さらに入り口側にクローゼットがあります。セイフティボックス、スリッパ、アイロン、アイロン台などが収納されています。
ウェットエリアです。洗面台前にトイレがあり、横がシャワーブースです。
ボディローションとハンドウォッシュの洗面アメニティは、ガーデンイン系ホテルで採用されているピーター トーマス ロスというイギリスのブランドです。
歯ブラシは用意されています。クシ、カミソリ、グルーミングキット、シャワーキャップはレセプションで希望すればいただけるようです。
シャワーはハンディタイプです。洗面エリアとの仕切りは半分しかないので、水撥ねに注意しましょう。
シャワーアメニティはやはりピーター トーマス ロスでした。
シティビューのお部屋の目の前には、リトルインディアのオレンジ色の街並みが広がっています。眼下直下にはヒンドゥー教の寺院「スリ・ヴィーラマカリアマン寺院(Sri Veeramakaliamman Temple)」があります。有名な観光スポットで、ホテルから徒歩1分です。
ヒンドゥー教の寺院は朝6時くらいから音楽を鳴らし始めるので、気になる方は気になるかもしれません。
夜景です。リトルインディアの街がライトアップされています。
まとめ
ヒルトン・ガーデン・イン・シンガポール・セラングーン (Hilton Garden Inn Singapore Serangoon)の宿泊記でした。今回はデラックスルーム シティビュー ツインのお部屋に宿泊させていただきました。
シンガポールには、同じヒルトン系列のコンラッドやヒルトンブランドのホテルがあります。これらの上位ホテルに比べるとシンプルでアメニティも簡素です。その分宿泊料金がお手頃ですし、リトルインディアの街中にあるので観光拠点として優秀です。
ヒルトン・オーナーズ上級会員の方にとって、エグゼクティブラウンジが無いのが残念かもしれません。プールなどの設備があるので、ホテルライフも楽しむことができます。
次回はレストランやプールなどのホテル設備を紹介させていただきます。