アメリカン航空のファーストクラスに搭乗し、アメリカ西海岸ロサンゼルス空港から東海岸ニューヨークJFK空港にやってきました。
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ニューヨークJFK空港は雪で大混乱
朝6時過ぎ、ニューヨークのJFK空港の滑走路に着陸しました。着陸前から窓の外は真っ白の雪化粧です。-8℃のヘルシンキでも積雪はほとんどなかったのに、4℃のニューヨークで豪雪でした。着陸してからアメリカン航空専用の第8ターミナルに着くまで、雪の影響でところどころで立ち往生してました。「雪の影響で到着予定ゲートが封鎖されています、ちょっと待ってください」非常に不安になるパイロットからの報告です。1時間以上かかってゲートに到着しました。
これからいよいよ帰国の途につきます。わざわざニューヨーク経由にしたのは、世界一周航空券なのでどんな経路でも同じ料金ですから、遠回りしたほうが得だと考えたからです(マイルもその分多く貯まります)。
到着した第8ターミナルから、日本航空の第1ターミナルまで移動します。案内の矢印に従って歩いていくと、え、建物の外へ出るの?
猛吹雪のなか外へ出ます、幸い屋根があるためホワイトアウトはしてません。指示の通りに進むと、ターミナル間移動の電車乗り場に到着しました。この電車は、行き先をきちんと確認しないと、空港の外へ出てしまいます。電光掲示板はわかりやすく、さっそく乗り込みます。
5分ほど揺られて第1ターミナルに到着。荷物は前の便からのスルーで、搭乗券も発行してもらっているため、そのまま出国審査場に向かいます。ビジネスクラス以上は優先レーンがあるのですが、まったく優先してくれてません。他の乗客も文句を言ってました。
出国手続きは簡単に終了。保安検査場を通過し、セキュリティエリア内に入ります。この時点で午前8時30分すぎ。ニューヨークに降り立ってから2時間以上が経過しています。とはいえ、次の便は12時頃初なのでまだ3時間以上残っています。いつものようにラウンジに向かいます。
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エールフランスラウンジ in JFK空港
日本へのフライトはJALで、当時の指定ラウンジは「エールフランスラウンジ」ですこのエールフランスのラウンジはエールフランス直営ではなく、エールフランスが外部のラウンジ運営会社に委託しているラウンジらしいです(噂なのでちょっと自信がありません・・・)。航空会社ラウンジとしては珍しく、プライオリティパスも使用可能です。
2023年現在、ファーストクラス客はルフトハンザ航空のセネターラウンジへ案内されているようです。
ラウンジに向かうと、受付にはラテン系っぽい女性の方がいらっしゃいました。英語で話しかけようとすると「どうぞこちらへ」と流暢な日本語。名札を見ると、間違いなくアメリカ人さんです。私より訛っていないきれいな日本語です、びっくり。
アメリカン航空で発行された搭乗券をいったん破棄され(目の前で搭乗券を破られて、ちょっとびっくりしました)、JAL用の搭乗券に差し替えになりました。「荷物はありますか?」「前の便から引き継がれているはずです」日本語で会話できると、安心です。
前日が機内泊なので、シャワーを希望すると、案内してくれました。シャワー室はトイレの一角で(実際にトイレを通り抜けたところに部屋がありました)、同じ個室内にトイレも併設されています。それはいいのですが、トイレ部分とシャワー室部分の仕切りが十分ではありません。シャワーを浴びると、トイレ部分の床にお湯が流れていきます。もうちょっとなんとかしてほしいなあ。
トイレ部分の様子
シャワーを浴びてさっぱりしました。さてシャワー室を出て受付の方にタオルを返します。そのままフロアに向かおうとすると、「ファーストクラスラウンジは2階になります」と言われました。ビジネスクラス客とフロアが分けられているみたいです。もっとも、ネット情報によると食事内容は変わらないらしいです。
2階にエスカレーターで上がっていくと入っていくと席の6割は埋まっています。日本人利用客が多いらしく、ラウンジ内の食事は日本人向けのチキンカレーや巻きずし、稲荷ずしなどが置かれていました。逆に洋食が乏しく、全体として種類は少なめです。エールフランスのファーストクラスラウンジなのに、これでいいんでしょうか。
ビジネスクラスラウンジを見下ろすことができるのですが、かなりの人で混雑していました。やはり、プライオリティ・パスの客も受け入れてしまうと、かなり入場者が多くなります。とてもくつろげそうにありません(だから、2018年からJALの指定ラウンジではなくなったのだと思います)。2階の席は余裕がありますが、ガラガラと言うわけではありません。
こちらで3時間程度時間をつぶした後、搭乗ゲートに向かいます。途中のお店でUSドルをできるだけ使い果たしました。
次はいよいよ帰国便に乗ります。
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