【世界一周2018弾丸旅行記6】ケルンの大聖堂とDBラウンジ

コブレンツを後にして、次の観光地を目指します。電車の旅はライン川観光は続きます。

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特急列車でケルンへ

ーIC2312でケルンへ向かいますー

次の電車は、都市間特急IC(インターシティーエクスプレス)に乗ります。2等車ですが、席を予約していました。

ハンブルク行きの列車です。外からでは号車がわからないので(わかるように表示していることもあるようですが)、とりあえず乗ってしまいます。

最初は車両のどこに号車表示しているかわからなかったのですが、デッキに紙にマジックで号車表記をしていました。すごいアナログですね。それによると、私は隣の号車に移る必要があります。ところが、客車の中がえらいことになっていました。

若い男性のグループは、アメリカで少し前にヒットした曲を大きな音量で流しながら、客車の中で踊り狂っています。また別の若い女性のグループが、やはり踊り狂っています。とても、通り抜けれる状況ではありません。他にも通り抜けようとした方々が、あきらめたようにデッキで座り込んでいました。

ーなんで席の予約をしてるのにデッキにいなきゃなんないんだ!!-

彼らはチケットを持っているかどうかも怪しいです。でも、だれもチケットチェックをしていないし、彼らはやりたい放題でした。私も諦めて、デッキで立ち尽くしていました。

すると集団の一人が(かなり酔っぱらっているようでしたが)デッキにでてきました。トイレがデッキにあるので、トイレの順番待ちをしながら絡んできました。勘弁してほしいですね。私を中国人と勘違いしたのか、「ニーハオ」と声掛けして去っていきました。うーん。

電車は途中でボンに停車しました。ボンは昔の西ドイツの首都ですね。いまは地方都市の位置づけでしょうか。そこそこ乗客の乗り降りはありました。1時間ほど経過し、電車はケルンに到着しました。

ケルン中央駅に到着しました。大都市の駅といった雰囲気で、人の数もコブレンツとけた違いです。人混みに酔いそうですね。この日は朝からいろいろ観光したので疲れが溜まってきていました。とても観光どころではありません。

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ケルン大聖堂とDBラウンジ

ケルンの駅前に大きな建物があります。ケルンの大聖堂です。駅の目の前にあるので見落とすことはありません。かなりの高さがあり、迫力があります。大聖堂の周りは人だらけで、中に入るのも列ができていました。これを待つのも大変な気がしたので諦めました。

ーケルン大聖堂を見上げるー

疲れたときはどうするか。今まではラウンジで時間を潰していましたが、ここは空港ではありません。帰りの電車は予約していたので、ケルンを出発するまで1時間30分はあります。暑い夏の日、これ以上、観光する気力は残されていませんでした。

ここで、役にたったのはDBラウンジです。なんとケルン中央駅にはラウンジがあります。日本の新幹線にあたるICEの1等車を予約している場合、このラウンジを使用することができます。ドイツの超特急の1等車に一度乗ってみたかったので、予約しておいたことが役に立ちました。予約した時は、ラウンジのことなんか知りませんでしたからね。

ケルンのDBラウンジは1番ホームにあります。入り口で、チケット(あるいはDBの特定の会員も使えるらしく、会員証を提示している方もいらっしゃいました)のバーコードを読み込ませてチェックします。

ラウンジは日本の空港でいうところのカードラウンジと同じレベルのサービスでした。具体的にはソフトドリンクやコーヒーがセルフサービスで飲めるということです。

席もそれほど多くありませんでしたが、50%ほどしか座っていなかったので、席を確保することは難しくありませんでした。

ジュースを飲むだけなら近くの喫茶でもいいと考えるかも知れませんが、この日のケルンはすごい人出で、席の空いた喫茶を見つけるのは難しそうな状況でした。ラウンジアクセス権はかなり有用だったはずです。以前は飲み物の提供はスタッフが席まで持ってきてくれたらしいですが、少なくとも私が訪れたときはセルフサービスでした。

なぜか日本人のグループが2組ほどありました。ドイツに来てから初めて日本語を耳にして、ちょっと嬉しかったですね(でも、話しかけることはしませんよ。空気は読まないとね)。

一方で、白人の女性が大声で電話しているのは少し耳障りでしたね。ドイツではこれが普通なのかなと、あまり気にしないようにしていましたが、他の方も嫌そうにしていたので、やはりマナー違反なのでしょう。ある白人男性は注意しようと声をかけていましたが、逆切れされてお手上げと言う風な反応でした。声掛けしようとしたのは拍手ものですが、どうにもならないこともありますよね。

いろいろあって退屈はしませんでした。私の乗る予定のICEの出発時間が来たので、DBラウンジを出ます。ちなみに出発するのは違うホームだったので、ちょっと歩きました。

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