【世界一周2018弾丸旅行記7】ICEとフランクフルト空港ビジネスクラスラウンジ・セネターラウンジ

ケルン大聖堂を観光し、フランクフルト空港へ戻ろうと思います。DBラウンジでくつろいだあと、ICEに乗ります。ドイツ版新幹線を楽しみたいと思います。

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ICEでフランクフルト空港へ

ーICE201でフランクフルト空港へ向かいますー

ホームに向かうと、もう電車は来ていました。ケルンが始発駅なんですね。この電車でフランクフルト空港まで戻ります。ケルンまでいくつも電車を乗り継いで、電車に乗っていた時間だけで2時間30分はかかりましたが、帰りはわずか1時間です。さすがICE、速い。


ICEはケルンの駅こそ在来線に乗り入れていますが、基本的に専用のICE線路を使います。ヨーロッパはICEも在来線も、同じ線路幅なのでしょうね。日本では在来線と新幹線で線路幅がちがうので、長崎新幹線など、いろいろ面倒な事が多いようです。


さてICEの1等車に乗り込みます(奮発しました)。ICEのシートは、豪勢な印象はありません。日本の東海道新幹線のグリーン席は、席の幅も広く、少し優雅な気分が味わえるでしょうが、ICEの場合は席幅も普通です。シートは革張りで、JALのクラスJのような感じでしょうか。クラスJの方が幅が広い分だけいいですよね。DBラウンジでちょっと気分が上がっていましたが、これはがっかりですね。


わずか1時間の乗車ですから、どんな席でも特に問題ないです。前回のICのように叫んで踊っている人はいませんし。そうそう、ちゃんと係員の方がチケットを確認に回ってきました。


ーケルン駅を出発直後の車窓ですー

フランクフルト空港にはICEの路線が直接乗り入れるホームが2階にあります。Sバーンとは別のホームになりますね。

ホームからターミナルに向かう指示に従うと、なぜか地下まで降りてしまい、結局、Sバーン(近郊線)のチケット売り場の前を通ることになりました。

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ルフトハンザ航空ビジネスクラスラウンジ・セネターラウンジ

さて、ルフトハンザの本拠地、第1ターミナルに再度入ります。チェックインした時にも感じましたが、とにかく広いです。フライトはコンコースCから出発と掲示されていましたから、そちらを目指しますが、移動距離が半端じゃないです。すでにくたくたになっているので、もはや限界ですね。

パスポートコントロールはパスポートだけさっさとチェックして終了です。特に列もできていませんでしたし、すぐに終了ですね。そこからセキュリティチェックまで、長い道のりと進みました。セキュリティチェックも列はなく、X線ではなくて最近はやりの全身スキャンでした。靴は履いたままでOKです。セキュリティチェックを終えると、ようやくコンコースCに入ります。

この日は昼から夏の直射日光を浴びましたので、汗まみれになっていました。とにかくシャワーを浴びたくてたまりません。羽田のANAラウンジでシャワーにありつけませんでしたからね。

ービジネスクラス客はセネターラウンジには入れませんー

ルフトハンザはターミナルのあらゆるとことろにラウンジをもっているようですね。ビジネスクラスの乗客は、ビジネスクラスラウンジから直接搭乗できるようにしているようです。搭乗口毎にビジネスクラスラウンジがあることになりますから、ビジネスクラスラウンジの数は半端なく多いと思われます。エコノミー客の搭乗口の上にビジネスクラス用のフロアがあり、搭乗口がエコノミークラス用とは別に用意されていました。

ビジネスクラスラウンジの受付をします。
「シャワー浴びたいんだけど」話すと、私にとって予想外の答えが返ってきました。「いいえ、シャワーはないんです」えっ、ルフトハンザ航空のビジネスクラスラウンジなのに、シャワーがないの? ちょっとショックでしたが、ふと、思いついたことを尋ねてみました。「セネターラウンジならあるの?」「セネターにはあります。でも・・・」

セネターラウンジとは、ファーストクラスかスターアライアンスゴールドメンバーのみに入場がゆるされるラウンジです。ビジネスクラス搭乗客というだけでは入室できません。なぜビジネスクラスラウンジと別にしているのかが謎ですが。

「OK。私はゴールドメンバーなので入れるよ。この隣にあるのかな?」「はい」「ありがとう」ということで、セネターラウンジに向かうことになりました。

エレベーターでセネターラウンジの入り口に上がります。あれ、自動ドアが閉まってます。呼び鈴ボタンがありますが、何回押しても反応がありません。なんかトラブルつづきですね。

私は、なにがなんでもシャワーを浴びたかったので、別のセネターラウンジに向かうことにしました。またエレベーターをおりててくてくあるくと、セネターラウンジの看板の前にエスカレーターがあります。あれ、これは同じラウンジの入り口のような・・・。

上っていくと、やはり同じラウンジの入り口のようです。受付の方が、ラウンジの外でチェックしているので、ラウンジの中に係員の方がおらず、エレベーター側の入り口の呼び鈴を鳴らしても届かないようです。じゃあ、そもそもエレベーターを止めといたらいいのに。

「チケットをチェックします」「えーと、私はスターアライアンスのゴールドをもっているので、入れますよね」といってチケットと共に、iPhoneのユナイテッド航空アプリで表示された電子メンバーカードを見せました。ちゃんとスターアライアンスゴールドメンバーと書かれています。出発の少し前に、ステータスマッチでJALのJGCからユナイテッドのゴールドになっていたのです。そもそもビジネスクラスに乗るので、あまり必要ないかと思っていましたが、意外なところで役に立ちました。

「マイルはANAに加算しておいてね」と言っておくのが大事みたいです。スタッフの方が気を使ってユナイテッド航空に付け替えるケースがあるみたいですが、そんなことをされたら上級会員が遠のいてしまいます。ユナイテッド航空のゴールドは3ヵ月間だけですからね。

ルフトハンザ航空のセネターラウンジに入りました。そもそもこのラウンジを使用するかたは非常に限られます。対象はファーストクラスかスターアライアンスゴールドメンバーですが、ファーストクラスの方には専用のターミナルというか建物がありますので、通常のターミナルにはやってきません。ということで、スターアライアンスゴールドメンバー専用と考えていいと思います。ターミナルCのうち3つの搭乗口を対象にしたラウンジですから、ほとんど使用対象者はいません。

ラウンジ内の空間はかなり広いです。羽田空港の国際線ANAラウンジよりは少し狭いですが、使用する人数も15人前後と少ないので椅子も少なめになっていて、移動しやすくなっています。

私にとって、とにかくまずシャワーですね。シャワールームはトイレの傍にあり、女性の方が管理していました。ラウンジ内に人が少ないので、待ち時間はそれほどないと予想して声をかけました。
「シャワーを浴びたいんですけど」
「どうぞ」

すぐに案内されちゃいましたね。誰も使っていないみたいでした。シャワールームは2か所ありました。案内された部屋は、シャワーを浴びるための部屋としては無茶苦茶広かったです。アパホテルや東横インのシングルルームより広いかもしれません。

さてシャワーを浴びてすっきりしたところで、食事にしましょう。昼食はあのソーセージで誤魔化したので、お腹がすいています。

セネターラウンジの食事は、ミートボールなどの暖かい食べ物も含めて、それなりに種類が豊富です。客が少ないので、それそれの食べ物の量は少なめに配置されていました。種類の多さだけを言うと、羽田空港のANAラウンジの方が少し多いでしょう。

セネターラウンジの方が人が少なくてゆっくり食べれますし、それぞれの食べ物も手がかかってそうなので(それが私の口にあうかどうかは別問題ですが)、評価は高くなります(そもそも客層が違いますけどね)。

食事を満喫して、まだ搭乗予定時刻まで2時間以上あります。今回の旅の内容を忘れないうちにせっせと文字に起こしていきます。窓の外を眺めるとまだまだ明るいです。フランクフルトの日の出は5時過ぎでしたが、20時を過ぎでもまだまだ夜を迎えそうにありません。1日が長く感じられます。

セネターラウンジから、搭乗口のビジネスクラスラウンジへはドアを一枚挟んでいるだけなのですぐに移動できます。搭乗時間が近づいてきたのですが、私はその近道を知らなかったので、いったん下のフロアに降りて、最初に入ろうとしたビジネスクラスラウンジの受付へ戻っていきました。

受付の方は先ほどと同じ方で、私のことを覚えていました。「シャワーを浴びれましたか」「はい、ありがとうございました」ビジネスクラスラウンジに通してくれました。

ビジネスクラスラウンジはセネターラウンジより少し狭いです。そこにビジネスクラス搭乗予定者が全員集まっていますし、エコノミークラスの方でこのラウンジに入れる人もいますから、40人以上は人がいました。人数が多いため、やや手狭に感じます。座席は十分あるので、席の確保は問題なさそうです。

食事はほとんどセネターラウンジと同じだったと思いますが、陳列スペースが狭いですし、種類も減らしていたような印象です。セネターラウンジで十分食事をとったので、こちらでは飲み物だけいただきました。

セネターラウンジと違ってシャワーが設置されていません。また、セネターラウンジは多くの椅子に電源が設置されていましたが、ビジネスクラスラウンジは数席のビジネススペースを除いて電源がありませんでした。

ということで、フランクフルト空港のルフトハンザ航空セネターラウンジとビジネスクラスラウンジは全然違います。あまり変わらないという情報もありますが、私にとっては大きな差を感じました(圧倒的にセネターラウンジの方が上です)。

さて、次はルフトハンザ航空のビジネスクラスに乗り込みます。次の目的地はどこでしょうかねえ。たぶん、みなさまの想定外のところです。

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