目次
はじめに
2024年春の香港弾丸旅行の記録です。週末を利用して行ってきました。
2024年3月でJALのダイヤモンド会員から陥落する予定なので(特典航空券ばかりで旅してたら当然そうなります)、「いまのうちにファーストクラスラウンジを堪能したい」ので、ふと思い立って旅の計画をしました。
ターゲットはワンワールド系航空会社で、ファーストクラスがあり、JALダイヤモンド会員でも利用できるラウンジです。できれば、利用したことが無いラウンジが集まっている方がいいですよね。
JALの手持ちマイルは枯渇していて、ビジネスクラスを予約するのは無理な現状です。かといってビジネスクラスを予約するほど懐に余裕は無く、安近短の東アジア路線エコノミークラスを選択しました。それも、最も安いクラスで購入したので、座席指定すらできません(正確に言うと座席指定はできるはずですが、そのクラスの座席指定枠が完売なのでできませんでした)。
近距離だと1泊2日程度でも最低日数をクリアしやすく、価格も跳ね上がりません(長距離路線だと2泊3日など最低日数をクリアしないとビジネスクラスぐらいの価格になります)。普段は特典航空券なのでそのあたりは考えなくてもいいんですけどね。
香港だとJAL便でもいいのですが、JAL(だけじゃなくてANAもそうですが)は関西空港発着便をほとんど運行していません(中国本土便は運行しています)。自動的に海外航空会社便になります。ワンワールドだとキャセイパシフィック航空です。
個人的にキャセイパシフィック航空は大好きです。機材に清潔感が保たれていて、CAさんも優しく、お食事も私好みです。外資系ではフィンエアーと並んでおすすめであり、愛用しています。
諸般の事情で、出発は中部国際空港セントレアからです。2023年末にも訪問したばかりですが、再び香港を訪問です。
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中部国際空港から出国
普段の国際線利用は関西空港か、大阪から乗継しやすい羽田空港です。今回は、ちょっと気分を変えて?、中部国際空港セントレアを利用してみました。
セントレアはいい空港です。シンメトリックな構造のターミナルで、プライオリティ・パスが利用可能なラウンジやレストランが多数あります。国際線の保安検査場通過後は、ゲートまでシンプルに一直線です。Fast Laneが無いのが残念ですが、保安検査場が異常に混雑することはないので許容範囲内です。
第1ターミナル3階のチェックインカウンターでチェックインです。早く着いたので、まだチェックインカウンターがオープンしていません。
自動チェックイン機でチェックインはさくっと終了し、搭乗券が発券されました。JL便名で購入しています(キャセイと値段がほとんど変わらなかったので、付与マイルの分だけJALがお得)。
預け入れ荷物は無いので、このまま国際線の保安検査場に向かいます(ぼてぢゅうに立ち寄ったけど)。
自動チェックイン機の最大の欠点は、ラウンジのインビテーションカードが発券されないことです(これを何とかしてほしいです、キャセイパシフィック航空さん)。キャセイパシフィック航空の場合、搭乗客が指定ラウンジを利用する際は、インビテーションカードの提示が求められます。
提示を求められて、手元にないことを説明するひと手間がわりと面倒です。日本ならともかく、海外だと英語で説明が必要です。私の本音でいうと、「インビテーションカードなんか、そもそも発行されてないよ!」と言いたいところですが、英語でなんて言えばいいんだろう? 桃園空港のキャセイラウンジでは苦労しました。
国際線保安検査場に向かいます。優先レーンが無く、検査レーンも1レーンしか稼働していませんでしたが、10分くらいで出国完了です。
国際線エアサイドにやってきました。
まずは海膳空膳を訪問しました。プライオリティ・パスで利用可能なレストランです。
さっきお好み焼きたべたばかりですけどね。きつねうどんにミニうな丼をいただきました。
次にKALラウンジです。プライオリティ・パスで利用可能ですが。「大韓航空便利用者で人が多くなってきたら退室していただきます」と念を押されての入室です。
私の訪問時はガラガラでしたが、混雑する前に退室することにしました。
ということで、プラザプレミアムラウンジに移動しました。
ちなみに、プラザプレミアムラウンジの目の前にあるJALサクララウンジはコロナ禍の開始とともにクローズし、2024年3月現在もクローズ中です。代替としてセントレア・グローバル・ラウンジが案内されていますが、そもそもJAL便が天津・ホノルルぐらいなので問題ないかも。
キャセイパシフィック航空の指定ラウンジはプラザプレミアムラウンジです。「インビテーションカードを見せてもらえますか?」と言われましたが、無いものは仕方ありません。
ワンワールド系航空会社ラウンジなら、ステータスだけでOKなんですけどね。契約ラウンジの場合は、いろいろ面倒です。プライオリティ・パス対象ラウンジなので、さっと提示して入室しました。ワルシャワでも使った方法ですが、これが一番楽です。
プラザプレミアムラウンジはセントレア空港の中で一番明るくて、フードも充実しています。スターアライアンスラウンジの跡地に2023年オープンしたばかりのラウンジです。
最後にセントレア・グローバル・ラウンジを訪問しました。プライオリティ・パスで利用可能です。
こちらもラウンジ内が広く、余裕をもってくつろぐことができます。プライオリティ・パスだと利用時間に制限があるので注意しましょう。
さて、搭乗開始が近づいたのでゲートに向かいます。
キャセイパシフィック航空はワンワールド・エメラルド会員を最優先で搭乗させてくれます。会社によって対応はさまざまで、JALはエメラルドが1番、ブリティッシュ・エアウェイズはサファイア以上が1番、フィンエアーはブロンズ以上が1番です(路線によって違うこともあります)。
14:45搭乗開始となっていましたが、実際には15時ごろ搭乗開始になりました。
外はまずまずの天気ですね。こちらの便で香港にむかいます。
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CX539便 キャセイパシフィック航空 エアバスA330-300 中部発香港行 エコノミークラスに搭乗
CX539便 エアバスA330-300 キャセイパシフィック航空 中部発香港行に搭乗しました。
搭乗してまず目に入るのは、エアバスA330-300のビジネスクラス席です。残念ながら、エコノミークラスのチケットなので利用できません。
奥に進むとエコノミークラス席です。キャセイパシフィック航空の機内は清潔感があるので私は好きです。
2-4-2席の1列8席です。日本路線で使われることの多いエアバスA350-900だと、3-3-3の1列9席なので、レイアウトが違います(A350-900の方が広いので、A350-900席の幅が狭いわけではありません)。
前席の後ろに、ドリンクホルダー、テーブル、ディスプレイ、小物入れがあります。小物入れは一部小分けになっていて、スマホなどを入れるのに優秀です。
ディスプレイ下にUSB充電ポートが付いています。
座席下にはマルチプラグが用意されています。
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CX539便 キャセイパシフィック航空 中部発香港行 エコノミークラスのお食事
離陸するとすぐに食事の提供が始まりました。
お食事はポークを選んだと思います(ちょっとうろ覚えです)。ビールを頼んだらサッポロビールですね。日本にはない、香港の缶です。
食後にハーゲンダッツのアイスクリームをいただきました。
フライトは所要時間4:45の設定です。食事を終えて、いただいたブランケットに体を包んで休みました。
台北上空を通過し、香港に向かいます。
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香港に入国
ほぼ定刻に香港国際空港に到着しました。
前回の香港訪問時に、e道の申請をしています。入国はパスポートと指紋の提示だけでスムーズに終了です。入国列に並ばなくていいのはありがたいですね。
到着フロアに出ました。時間は19:30くらいです。遅い時間になっているので、宿泊ホテルに向かう予定です。
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