【世界弾丸旅行2024】超弾丸旅行 ついに入国しない日帰り海外旅行を敢行 関西空港から韓国・ソウル・金浦空港をとんぼ返り KE2118便・2119便 大韓航空 ボーイングB737-8 max エコノミークラス

はじめに

今回、韓国金浦空港への日帰り旅行を敢行してきました。かなり「何言ってるのかわからない」旅行ですが、渡航先で入国しない海外旅行です。

コロナ禍で貯めたマイルも枯渇し、円安で海外旅行のハードルが高くなる昨今です。JALやANAのサイトで検索すると、台湾や韓国でも往復10万円くらいはかかります。

こんなとき、LCCという選択肢もあるのですが、大韓航空だと往復4万円以内でソウルに行けそうです。もちろんエコノミーですけどね。LCCでも片道3万円以上することも多いので、選択肢としてありだと思いました。

問題はなかなか休みが取れないこと。でも海外旅行がしたい。いろいろ考えて、日帰り旅行なら行けそうだと判明。でも朝10時以降のフライトしか乗れないし、翌日の仕事の影響で早めに帰る必要がありそう。

いろんな制約のある中で、朝11:55発で夕方18:25帰着の、とんでもない海外旅行がスタートしました。思い付きで始めた旅なので、チケットの予約は旅の5日くらい前だったと思います。いろいろ突っ込みどころの多い旅になっています。

関西空港の国際線ターミナルを散策

今回の旅の始まりは関西空港からです。

関西空港のラウンジはシャワーが無かったり若干フード類も少なめなので、ラウンジ好きの私は羽田スタートのことが多いのですが、今回は羽田に出る時間の余裕もなかったので、関西空港から出発します。

今回搭乗するのはKE2118便大韓航空金浦行きです。10:30ごろ関西空港に到着しました。

関西空港第1ターミナル4階の国際線チェックインエリアです。すごい人盛りですね。インバウンド客がほとんどでしょう。

あまり知らなかったのですが、大韓航空は出発の24時間前に自動的にチェックインされるんですね。すでにチェックインされているので、自動チェックイン機に弾かれてしまいチェックインできません。

チェックインできてないと考えた私は有人カウンターで手続きしてもらいました。幸い列は短かったので、すぐに発券してもらえました。「今日の帰着便のチェックインはあとで(現地で)いいですね」と言われたのは、なかなか恥ずかしいですね。

保安検査場と出国審査は10分くらいで終わったので、出国後エリア(エアサイド)に入ります。

前日忙しく、朝もシャワーを浴びる時間がありませんでした。国際線エアサイドにシャワールームがあるのですが・・・。

クローズしていました。まじか・・・。

関西空港の公式サイトにはそんなこと書いてなかったけどなあ。まあ、諦めるしかありません。

関西空港のラウンジにはシャワーが無いので、この日はシャワーを浴びれないことが確定です。ごめんなさい、機内でお席がお隣の方。

今回のチケットは大韓航空のWebサイトで購入しました。JAL発券じゃないので、JALが共同運航便になっていますがJALのステータス会員サービスは受けることができません。

アシアナ航空だと、ANAのステータス会員サービスが受けられるんですけどね(同じスターアライアンスだから)。アシアナ航空にいい時間帯の便が無かったのと、お値段の問題です。

大韓航空の日本ーソウル便は、JALマイルを付与していただくことは可能です。ただし、格安チケットだと無理で、今回のチケットは対象外でした。マイルが溜まるかどうかは予約クラスで決まるのですが、購入してみないと予約クラスがわからないこともあります。ちょっと残念ですね。

ちなみに、JAL側で今回の便を検索すると、価格が5倍くらいになってしまいます。ビジネスクラスに乗れちゃいそうなくらい。大韓航空便はやはりKE便名で乗るのが安いですね(ラウンジ使えないけど)。

いろいろ書きましたが、このままだと航空会社ラウンジを使えないんです。こんな時の、プライオリティ・パスです。

関西空港では、プライオリティ・パスでANAラウンジが利用可能です。2024年夏現在、プライオリティ・パスで利用可能な唯一のANAラウンジです。幸い、大韓航空便はANAラウンジのある北ウイングから発着します。

ただし、11:00以降しか利用できないので、クレジットカードで利用可能な「カードラウンジ六甲」で休憩しました。カードラウンジ六甲は午前中しかオープンしていないので、今まで利用機会がありませんでした。初入室です。

目立つ場所にあるので、常に混雑しています。入室制限が発生することもあります。プライオリティ・パスの対象になったので、海外の方も利用するのでさらに混雑するようになっています。

そのあと、ANAラウンジにやってきました。時間制限は厳格みたいで、10:59に訪問したら、チェックインに1分待つことになりました。

ANAラウンジの方が、カードラウンジ六甲より席に余裕がありました。カードラウンジでは飲み物の提供しかありませんが、ANAラウンジならお食事もいただけます。

出発ゲートはANAラウンジの近くでした。さて、機内に入ります。

KE2118便 大韓航空 ボーイングB737-8 max エコノミークラス

さて搭乗します。 ボーイングB737-8 maxです。

ブルーのシートが1列3+3席です。

前席の後ろにミニポケットがいくつかあります。テーブルもあります。USB充電ポートが各席についています。

足元にマルチプラグもあります。

定刻より少し遅れてテイクオフです。

関西空港を見下ろしながら、高度を上げていきます。

瀬戸大橋も眼下に見下ろします。

機内食は1種類だけで選択肢はありません。うな丼です。韓国の方もうなぎを食べるんですね。味付けは日本人好みでおいしくいただきました。

所要時間1:55ですから、関西—那覇便より短いくらいです。食事を終えると韓国上空で、ほどなく着陸態勢に入りました。

韓国 ソウル 金浦空港で国際線の「乗り継ぎ」

韓国の首都ソウル市にある、金浦空港に到着しました。ソウルにはもう一つ、ソウル市外の仁川空港があり、中心部までの距離は金浦空港の方が近くて便利です。仁川空港には国際線しかありませんが、金浦空港には国内線も運行しています(ターミナルは違います)。

金浦空港ではボーディングブリッジでターミナルビルに入ります。14時ごろに到着で、帰路の出発は16:30です。金浦空港では2時間くらいの滞在予定です。

グランドスタッフの方が私の名前を掲げて待っていました。曰く「入国されますか?」とのこと。

わたしとしてはどっちでもいいと言うのが本音です。金浦空港の入国は30分以上かかるというはなしですし、出国にも時間がかかります。幸い、スマホにデジタル搭乗券があります(関西空港で出発前に確認しておきました)。

金浦空港の国際線は近距離便しかないので、金浦空港内で国際線同士の乗継利用する方は非常にまれです。

金浦空港 国際線就航都市
・日本ー東京(羽田)、大阪(関西)
・中国ー北京(首都)、北京(大興)、上海(虹橋)
・台湾ー台北(松山)、高雄

国際線乗継用の保安検査場はあるのですが、普段はクローズしているようです。私の場合、乗継ではなくリターンするだけですが、入国しないことを選択すると、保安検査場をオープンしていただけました。

同じ航空会社便を使うのでスムーズですが、別の航空会社だと誘導していただけることはないと思います。一応、乗継用の保安検査場に呼び出しのボタンみたいなのがありました。

10分くらい待つと保安検査場のスタッフさんがやってきました。すみません、変なお客で。

わりとスムーズに国際線出発エリアに入りました。

金浦空港の国際線ターミナルはコンパクトです。出発ゲートは7つくらいしかありません。ショップもレストランも多くはありませんが、設備はある程度あります。私の大好きなラウンジは三カ所だけです。

金浦空港国際線ターミナルのラウンジ(2024年夏)
出国後エリア(エアサイド)のみ
・アシアナラウンジ ゲート35付近 4階
・KALラウンジ ゲート35付近 4階
・SKY HUBラウンジ プライオリティ・パス対象 ゲート35付近 3階

大韓航空のステータスは持ってないので、私が利用可能なのはプライオリティ・パスが使えるSKY HUBラウンジの一択ですね。

エアサイドの中央部にあるSKY HUB LOUNGEにお邪魔しました。

韓国料理が提供されているので、かろうじて韓国旅行の気分を味わいました。もっと休みがあれば、いろいろ楽しめるんでしょうけどね。日本政府は労働者に冷たいから、有給休暇なんて取れないし(有給義務化の法令なんてザルだもん)。

愚痴はさておき、1時間くらいラウンジでくつろいだ後は、搭乗ゲートに向かいます。

KE2119便 大韓航空 ボーイングB737-8 max エコノミークラス

韓国滞在(といっても入国していませんが)は2時間程度で終了し、機上の人になりました。機材は往路と同じボーイングB737-8 maxなので、紹介は省略します。

帰路の機内食です。牛肉の煮込み料理のようです。韓国料理なのかな。詳しくないのでわかりませんが。

私好みの味付けで、ボリュームもあって満足でした。

食事を終えると中国山地に差しかかっていました。ほどなく関西空港に到着です。

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まとめ

今回の旅は韓国入国しない旅でした。かなり狂気の行動であると自覚しています(笑)。ただまあ、こうでもしないと海外旅行できないし。決して、海外旅行の最短記録を目指しているわけではないです。

2023年の入国しない台湾・香港旅行、2023年の0泊エストニア旅行に勝る、超弾丸旅行になりました。無茶な旅行ばかりしていますね。

こんな旅でも、海外旅行は楽しいです。

金浦空港は入国せずに往復することができるんですね。入国しなくちゃいけないと考えていたので現地で2時間30分の時間を確保していたのですが、入国しなくてもいいならもっと短い時間もチャレンジできるかもしれません(乗継時間が短いとリスクもありますが)。

もっと長い時間滞在できるならそれに越したことはありません。好きで攻めた弾丸旅行ばかりしているわけではありません。時間の余裕がない弾丸旅行は、どこかでミスをすると帰れなくなっちゃうので多少の怖さはあります。今後はできるだけもう余裕をもった旅行をしていきたいと思います。

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