目次
はじめに
2022年春に函館空港を訪れました。
函館空港は北海道最南端の空港です。都道府県庁所在地ではありませんが、国管理空港となっています。
函館空港のある函館市は北海道の南の玄関口です。2016年に北海道新幹線が開通しましたが(新函館北斗駅/北斗市)、さすがに首都圏からずっと新幹線を利用する方は多くないようで、函館空港の利用者数に大きな影響は与えていません。
国内線路線の多くは健在です(国際線路線の台湾桃園線はコロナ禍で運休中です)。2022年現在、羽田(JAL・ANA・ADO)、新千歳(ANA)、丘珠(JAL)、中部(ADO)、奥尻(JAL)の便が設定されています。
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最寄り駅から函館空港へのアクセス
函館空港は函館市街地から真東に10kmくらいの地点にあります。函館市街からだと、国道278号線で海岸沿いを東に走るルートがスムーズです(15分くらい)。
最寄駅は函館市電の湯の川駅になりますが、駅から3kmくらいはあり、通常は選ばないルートです(湯倉神社前バス停から函館空港行きバスに乗ることはできますが、面倒だと思います)。JR函館駅から路線バス(96系統30分くらい)やリムジンバス(20分くらい)が出ているので利用しましょう(リムジンバスは交通系ICカードが利用できないので現金を用意しましょう)。
他にも、本数は少ないですが、大沼公園方面や新函館北斗駅へのリムジンバスが発着していますし、五稜郭を含めた函館市内への路線バスもいくつかあります。
函館駅前ターミナル
路線バス(リムジンバス)はJR函館駅の正面バスロータリーから発着します。所要時間も本数もリムジンバスの方が便利です(リムジンバスは1時間に1~2本程度)。バスを利用するなら、事前に出発時刻を確認しましょう。
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函館空港に到着
本州最北端、大間崎が見えます。北海道までもう少しです。
北海道の大地が見えてきました。
函館空港の滑走路に着陸です。東方向から滑走路に侵入します。
函館空港の手荷物受取所に向かう通路です。函館の名所の写真がプリントされた壁が迎えてくれました。
1階 到着フロア&チェックインフロア
1階の到着フロアです。週末なので人が多いですね。出迎えの方もいらっしゃるようです。レンタカー受付は、到着口を出て正面になります。
到着口を出て右方向へ。ローソンをはじめ、店舗がいくつか並んでいます。お食事やおみやげには困らないです。
さらに進むと、チェックインカウンター(JAL、ANA)もここです。エアドゥ(ADO)のカウンターは無く、ANAカウンターでの代行となります。
空港ターミナルビル前
空港ターミナルビルから出てみました。空港から出て右手(東側)にバスの降車場やタクシー乗り場があり、左手(西側)にバス乗り場があります。
バス乗り場です。JR函館駅に向けて、路線バスやリムジンバスが出ています。
ターミナルの正面は広大な地上駐車場になっています(有料)。
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2階出発&ショッピングフロア
エスカレータで2階に上がります。1階から3階の中央は吹き抜けになっています。
エスカレータで昇った正面が保安検査場入り口になります。週末ですから人が多いですね。右に向かうと土産ショップがたくさん並んでいます(ANA FESTAやBLUE SKYもあります)。さらに進むと国際線エリアになりますが、コロナ禍でクローズしています。
左方向、3階に向かうエスカレータの裏側に、カードラウンジ「ビジネスラウンジ A Spring.」があります。週末にもかかわらず利用客は少なめで、快適に利用できました。保安検査場に近いですが、搭乗口までは保安検査場を通過する必要があるので、時間に注意して利用しましょう。
エスカレータで、さらに上のフロアに行ってみましょう。
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3階 送迎デッキとリラックススペース
2階からエスカレータで3階フロアに昇ります。
3階にはレストランもありますが、空港を楽しむことができるスペースが満載です。
まずは、エスカレータの昇って正面にある「フリースペース」に入ってみます。
フリースペースの前には送迎デッキがあり、採光がよくとても明るいです。HAKOYAというフードコートがあり、魚介類の丼ものがいただけます。五稜郭にある居酒屋HAKOYAの店舗で、2021年2月にオープンしたばかりだそうです。
人気の、中トロ入り彩コロ丼(いくらトッピング)1,580円です。具材のボリュームがあります。
外に出てみましょう。送迎デッキになります。完全に屋根付きの場所はありませんが、日陰の場所もあるので夏場でも暑さをしのげそうです。
イスが多く用意されています。
航空機撮影に関してですが、目線の高さがガラス張りになっています。写真撮影用の穴もあるのですが、ほとんどが東側を向いています。穴が小さめなので、望遠レンズの太さ次第ですが、角度をつけるのが難しいです。
離発着は、東側と西側、どちらからもあります。ターミナルビルが東側に寄っているのと、写真撮影用ホールが東側を向いているので、東側からの離発着の方が撮影しやすいです。私の訪問時はほとんどが西側からでした(泣)。
ガラス越しに撮影すると、少しぼやけた感じになってしまいます。
西側の撮影は、正面ではなく西側の柵の上から撮影するとなんとかなりますが、どうしても遠くなってしまいます。
結局、正面でコンデジカメラで撮影するのが最もいい写真になってしまいますが、躍動感が無くなっちゃいますね。
空港ターミナルビルの中に戻ります。空港の模型やキッズスペースがあります。館内だと空調が効いているので、館内から滑走路側を眺めているのもいいかもしれません。
3階フロアは子供用スペースが充実しています。木製のミニアスレチックですね。
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保安検査場内へ
2階に降りて保安検査場に向かいます。週末の出発便前は保安検査場はかなり混雑します。国内線には保安検査場優先レーンがないので、時間に余裕をもって通過しましょう。
保安検査場内には、ちょっとしたお土産屋と軽食の販売があります。搭乗待ちのスペースは、地方都市の空港とは思えない、かなり余裕のある広さです。
こちらのフードコートに行ってみました。
いろいろ販売していますが、私が惹かれたのはソフトクリームです。
搭乗開始まで時間が無かったので、あわただしくいただきました。
今回はADO機で出発です。
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まとめ
2022年春に訪問した函館空港の模様をアップさせていただきました。コロナ禍もひと段落し、空港内は多くの人でにぎわっていましたね。
函館空港は街中からバスで20-30分くらいの距離があります。東京からアクセスする場合、新幹線と比較すると時間的には空路が圧勝です。地方の空港としては、多くの観光客に対応できるように、ターミナルビルが広く大きいです。いろいろ楽しませる工夫をしているので、特に、子供には喜ばれる空港だと思いますよ。
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