【空港情報】国内線大幅リニューアル 生まれ変わった関西空港第1ターミナルを散策

はじめに

2022年10月26日(水)に関西空港第1ターミナルがリニューアルオープンしました。といっても、2階の国内線出発エリアだけです。

関西空港第1ターミナルは2021年から大規模改装中を実施されていました。2022年10月上旬に、保安検査場通過前エリアの2階レストラン街が先行オープンしています。今回オープンしたのは、2階国内線保安検査場通過後エリアになります。

概略として、国内線はターミナル南側~南ウイングゲートに集約されました。南ウイングの先頭駅付近に国際線エリアの一部が残されているようです。(いままでは国内線は中央部、国際線が南北両ウイングのゲートを利用していました)。

先行オープンしたTasty Street(レストラン街)です。2階国内線南エリア側(保安検査通過前)にあり、たこ昌や神座といった店舗が並んでいます。ウッド調のエリアで明るい雰囲気ですが、壁があちこちにあって見通しが悪い印象です。

今回の記事は、10月26日にオープンした保安検査場通過後エリアの紹介がメインです。さまざまなメディア媒体で紹介されていますが、実際に使ってみた印象を記事にしてみたいと思います。かなり大幅な運用変更が実施されているので注意が必要です。

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第1ターミナル 国内線運用の主な変更点

国内線 出発保安検査場位置の変更(2階南端)

いままでの国内線出発の保安検査場は南・北に1つずつあり、北はANA系、南はJAL系に分かれていました。保安検査場通過後すぐの場所に、北にはANAラウンジ、南にはサクララウンジがあり、それぞれのマイレージ会員が出発前の休息場所として利用できました。

今回のリニューアルでは、南北の出発保安検査場が廃止され、2階ターミナル南端に新規保安検査場が設置されています。それに伴い、航空会社ラウンジも廃止されています(代替ラウンジがオープンしています)。

保安検査場には(今までもあったのですがいまひとつ運用されていなかった)優先レーンが設定されています。JALやANAでラウンジ入場資格のあるレベルの会員は利用可能です。

国内線 到着口の変更(1階南端)

国内線の到着出口が、従来の2階ターミナル中央から、1階南端の到着口に変更になっています。

国際線の出口は移設されて北側に統合されています。

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国内線 保安検査場通過後エリア

保安検査場通過後、細い通路をジグザグに歩くと、長い通路に出ます。

搭乗口まで距離があるため、動く歩道が設置されています。

通路を抜けるとレストラン街に出ます(写真は奥から保安検査場方向を撮影)。リニューアル直後なのできれいな店舗街です。

上記写真のエリアは2022年11月に「ぼでぢゅう1946」から「Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU」に名称変更されています。

コロナ禍でクローズしていたぼでぢゅうが復活しました。フードコート方式になり、店舗名はぼでぢゅう1946に変更されています。

2022年10月現在プライオリティパスの適用から外れていますが、12月以降に利用できるらしいです。

2022年12月1日からぼでぢゅう1946とJapan Traveling Restaurant by BOTEJYU(ほとんど同じ店舗なのですが)の2店舗でプライオリティ・パス、ラウンジキー、ダイナースクラブのサービスが提供されることが正式に公表されました。国内線の出発時だけでなく到着時にも利用可能で、3,400円分の飲食が可能だそうです。

ぼでぢゅう前の奥まった場所に3階に向かう昇りエスカレータがあります。3階には新規オープンの空港ラウンジ「ラウンジKANSAI」があります。

JAL/ANAの上級会員のみ利用可能なラウンジで、サクララウンジとANAラウンジがクローズして代替施設としてオープンしました。

国内線出発ゲートはレストラン街周辺とさらに奥にあります。一番奥まで行くとかなり距離があるので、やはり動く歩道が設置されています。

従来の国内線出発ゲートは、ジェットスター便以外は保安検査場通過後すぐ目の前にありました。今回の改装で国内線ゲートが遠くなり、かなり時間に余裕をもって移動が必要です。

最奥の38ゲートは、もともとウイングシャトル(関西空港のターミナル内電車)の先端駅付近ですから、保安検査場からかなり距離があります。動く歩道はレストランエリアには設置されていないので、10~15分程度の時間をみておく必要があります。ラウンジからでも5~10分くらいの所要時間が必要です。

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国内線 到着時の動線

今度は、国内線で到着時の流れです。各ゲートから保安検査場方面に戻るかたちになります。出発時同様に長い通路を逆方向に進みます。

保安検査場に至る手前に到着口に降りる階段があります。

エスカレータ(階段)を降りると手荷物受取場です。レーンが少なくなり、3レーンしかありません。国内線の運航便は3レーンで捌ききれるようで、今後も増便する見込みは少ないとみているのでしょう。

国内線の到着時は、前述のように1階フロアに出ます。

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まとめ

2022年10月26日に新装オープンした国内線エリアを訪問したので報告させていただきました。保安検査場通過後のエリアに店舗が多数オープンし、きれいで広々とした出発ゲートになったと思います。

半面、出発ゲートが遠くなったので、時間に余裕をもって利用する必要ができました。新規オープンのラウンジも、以前のラウンジよりサービスが若干落ちています。

さらに、国内線保安検査場と到着口が南端に設置されたので、人流に偏りができそうです。特に大きく変わるのは、駐車場利用客だと思います。

国内線利用客は、以前だとJALやジェットスター利用者は南、ANAやスターフライヤー利用者は北とすみわけができていました。今回の変更で、国内線利用者は南側駐車場(P1)に集中することはまちがいありません。逆に北側駐車場(P2)利用者は激減するでしょう。P1利用客でチェックインカウンターを利用するなら、カウンターの位置の関係からジェットスター>JAL>ANAの順で便利になります(P2や電車利用なら関係なし)。

国際線利用の場合は、出発口は南北どちらもあまり関係ないですが、到着口が北側になったため、北側駐車場(P2)がおすすめになります。

辛口の意見ですが、今回の改装は国内線利用客にとってメリットは乏しく、むしろデメリットの方が多い印象です。元はシンメトレル構造で人流のバランスが取れていたはずですが、今回の改装で不安定化要因が増えたような気がします。

関西空港は国際線エリアも改装中で、国際線客も少なく、コロナ禍の過渡期にあります。現時点で判断するのは時期尚早かもしれません。国際線客が戻り、全ての改装が終了した時に、空港構造の真価が問われると思います。

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