はじめに
今回は、2022年秋に訪問した東京の東京国際空港(羽田空港)第3ターミナルにあるJALファーストクラスラウンジ(国際線)を紹介させていただきます。国際線出国手続き後にあります。
※2024年冬に再訪したので追記しています。
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入室基準
JALファーストクラスウンジ 運営時間 6:00~翌1:55
・鮨 鶴亭:7:00~11:00
・JAL’s SALON:7:00~11:00、15:00~23:00
・シューポリッシュ:7:00~11:30、14:30~22:00
JALファーストクラスウンジは、JALの運営する航空会社ラウンジです。基本的にはJALの飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。JALのハブ空港にあるフラッグシップラウンジです。
JAL便搭乗予定で、下記の条件に合致する方は利用可能です。
・JAL又はワンワールド利用のファーストクラスの乗客(1名同伴可)
・JAL又はワンワールド利用のJMBダイヤモンド、JGCプレミア(1名同伴可)
・JAL又はワンワールド利用のワンワールドエメラルド会員(1名同伴可)
・JGC Five Starで付与されるラウンジアクセスカード所持者
※JAL便名で大韓航空運航便搭乗のJMBダイヤモンド・JGCプレミア会員も利用可能
2歳未満は0名扱いになります。会員以外が有料で利用できるシステムはありません。
内部の様子とサービス
写真は以前のものも含まれています。
羽田空港第3ターミナルの出国手続き後に左方向に向かいます。112ゲート前にラウンジへの案内があるので、エスカレータで上の階(4階)に向かいます。
以前は同じ場所にサクララウンジとJALファーストクラスラウンジの両方がありましたが、コロナ禍の2020年3月に改装オープンし、JALファーストクラスラウンジのみになっています(サクララウンジは114ゲート前に統合されています)。
こちらのラウンジでは、以下のサービスが提供されています。
サービス一覧 席数535席
ソフトドリンク
アルコール類
フード類
無線LANサービス
手荷物ロッカー
トイレ
通話ブース
靴磨き
マッサージ機
喫煙室
シャワールーム
JAL公式HPより引用
さて、ラウンジの中へ入りましょう。ラウンジのメインスペース「JAL’s Table」に向かいます。
厳かな雰囲気の通路を進んでいきます。右手に通話ブースと喫煙室、左手に手荷物ロッカーがあります。
ロッカーはテンキー式です。
メインスペース「JAL’s Table」です。目の前に駐機場が見えます。
2022年現在、コロナ禍の影響でしょうか、ほとんどのメニューがオーダー制になっています。
飲み物はセルフサービスです。
手前のおつまみはセルフでいただきましたが、お寿司はオーダーです。スマホでテーブルのQRコードを読み込んで、URL先からオーダーすることができます。
こちらもオーダーです。和御膳とスープですね。時間帯によってオーダーできるものが変化するようです。
ホタテとエビのサフランライス添えです。
萬福の中華そばです。いずれも席まで持ってきてくれます。
こちらは、2016年に来訪時のライ麦ガレットです。朝食時間帯のみの提供でした。2018年までマッサージサービスもあったようですが、現在は実施されていません。
訪問した時間帯が遅かったせいでしょうか、スイーツ類のがなかったのが残念ですね。
2023年再訪時にいただいたお料理です。
この日はスイーツをいただくことができました。
食事のエリアから少し離れた場所は落ち着いた雰囲気の席になっています。
RED SUITE
JAL’s Tableの奥にはRED SUITEという重厚感あふれたスペースがあります。人の出入りが少ないスペースでゆったりとくつろげるエリアです。靴磨きサービスが実施されています。
鮨 鶴亭
4階の受付から左に向かった場所に鮨 鶴亭というお寿司やお酒を提供しているエリアがあります。2023年ごろは閉鎖していましたが、2024年はAMのみ運用されています。
中央のカウンターで握りたてのお寿司がいただけます。メインダイニングのメニューもQRコードで注文可能です。
ビュッフェエリアもあります。
おつまみやスナック類。
スイーツ、冷蔵庫内の飲み物、ビールサーバー。
スナック、アルコール類、ソフトドリンクサーバー、コーヒーサーバー。
ワイン、日本酒などもあります。
JAL’s SALON
ラウンジのほとんどは4階ですが、5階にはJAL’s SALONという離れのような場所があります。メインスペースから離れているので、訪問慣れしている方でないとたどり着けない(というか場所がわからない)かもしれません。
ダイニングエリアが混雑しているときも、人が少なくて静かなことが多いです。
駐機場に面していて重厚感がありつつ、採光のよいスペースになっています。出発エリア内でもっとも高い位置にあるので、景色を眺めるにもいいかもしれません。各席にコンセントとUSB充電ポートが用意されています。
フード類はスナック程度しか提供されていませんが、各種飲み物が置かれています。
アルコール類各種用意されています。
その他、スピリッツ類などが充実しています。
ミカフェートのオリジナルブレンドコーヒー 「All Hands」を、注文時に1杯ずつ手作業でつくっていただけます。
GODIVAのチョコレートを添えて提供していただけました。コーヒーカップもオリジナルブランドらしいです。
こちらのフロアにもロッカーが用意されています。
マッサージ機の並ぶスペースもあります。プライベート感を出すように間仕切りされています。
マッサージチェアは重厚感のある感じです。
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シャワールーム
JALファーストクラスラウンジのシャワーは、サクララウンジが別の場所に移設されたため、専用シャワールームになっています。
シャワーブースは10室くらいあったとおもいます。料理のオーダーと同じように、スマホでシャワーを予約して、時間が来ると呼び出しがあります。利用者が多くないので、待ち時間はあまりありません。
こちらの受付で案内されます。時間帯によってはシャワー受付にスタッフがいらっしゃらず、ラウンジ受付に申し出る必要があります。
シャワーブースです。洗面スペースとシャワーブースに仕切りがあるので、水が飛ぶのを気にする必要はありません。トイレもあります。
アメニティはKOSEのPrediaです。
固定タイプとハンディタイプの2種類のシャワーがあります。水圧は十分でした。
ドライヤー、歯ブラシはありますが、クシ、カミソリやコスメセットはありません(カミソリ、綿棒、ヘアブラシは受付に申し出ると提供されるようです)。
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まとめ
2024年冬現在、JALファーストクラスラウンジは日本に2か所、成田空港と羽田空港しかありません。利用者が限られているラウンジなので、とても静かで落ち着いた雰囲気になっています。
お食事がオーダー制になっているので、上品になった反面、がっつり食べたい方にはちょっと物足りないかもしれません。
羽田空港国際線エリアには、サクララウンジ(114番ゲート付近)もあります。JALファーストクラスラウンジは出国審査場近くにあるので、サクララウンジより出発ゲートが遠く、時間に余裕をもって利用する必要があります。サクララウンジの方が多くの場合ゲートに近いので、利用を検討してもいいかもしれません。
2024年1月にファーストクラス搭乗客専用のエントランス(チェックインカウンター兼保安検査場)が設置されました。せっかくですから併せて利用してみましょう。