【空港ラウンジ体験記】ドイツ・フランクフルト空港 第2ターミナル JALファーストクラスラウンジ(国際線) 海外で唯一のJALファーストクラスラウンジです

はじめに

今回は、2023年年末に訪問したドイツ・フランクフルト空港第2ターミナルにあるJALファーストクラスラウンジ(国際線)を紹介させていただきます。国際線出国手続き後・保安検査場前にあります。

私の海外空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓

2023年年末現在、ドイツ・フランクフルト空港第2ターミナルには以下のラウンジがあります。

ドイツ・フランクフルト空港 第2ターミナルのラウンジ(2023年年末)
国際線ラウンジ
●Plaza Premium lounge ゲートD8付近 3階(クローズ中)
※旧Sky Lounge 2022年オープン 2023年3月クローズ
●サクララウンジ ゲートD5付近 3階(JAL運営)
●JALファーストクラスラウンジ ゲートD5付近 3階(JAL運営)
●エミレーツラウンジ ゲートE付近 3階
●Priority Lounge ゲートE6付近 3階☆
●Primeclass Lounge ゲートE5付近 3階☆
国内線(シェンゲンエリア)ラウンジ
●Air France Lounge ゲートD26付近 2階☆
●PREMIUM TRAVELLER LOUNGE ゲートD26付近 2階
☆は2023年現在プライオリティ・パスの対象ラウンジです

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入室基準

JALファーストクラスウンジ 運営時間 16:30~20:00

JALファーストクラスウンジは、JALの運営する航空会社ラウンジです。基本的にはJALの飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。2023年年末時点で、JAL便は成田(JL408便)の1便しか運行していないので、JL408便用に運営されているといってもいいでしょう。出発前3時間だけの、かなり贅沢な運用です。

JALファーストクラスラウンジは、海外で唯一フランクフルト空港あります。

下記の条件に合致する方は利用可能です。

・JAL又はワンワールド利用のファーストクラスの乗客
・JAL又はワンワールド利用のJMBダイヤモンド、JGCプレミア(1名同伴可)
・JAL又はワンワールド利用のワンワールドエメラルド会員(1名同伴可)
・JGC Six Starで付与されるラウンジアクセスカード所持者
※併設するサクララウンジは大韓航空、中国東方航空、ベトナム航空などの指定ラウンジになっていますが、アライアンスが異なるので、ファーストクラス搭乗でもこちらのラウンジは利用できないようです。

2024年のJGC制度再編に伴い、JGC Five Starは対象から除外されました。

2歳未満は0名扱いになります。会員以外が有料で利用できるシステムはありません。JALのフランクフルト便はファーストクラスが設定されていないので、ステータス会員用(ワンワールド・エメラルド会員)のラウンジといえます。

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アクセス

フランクフルト空港第2ターミナル3階の出国手続き後にあるコンコースを右方向(コンコースD)に進みます。

右手にラウンジ入り口が見えます。受付はサクララウンジ(JALのビジネスクラスラウンジ)と共用になっています。サクララウンジは6:00~20:00まで運営しています

受付して左手がサクララウンジ、右手がJALファーストクラスラウンジです。

コロナ禍でクローズしていましたが、2022年10月に運営再開されています。

内部の様子とサービス

こちらのラウンジでは、以下のサービスが提供されています。

サービス一覧 席数不明
ソフトドリンク
アルコール類
フード類
無線LANサービス
手荷物ロッカー
トイレ
通話ブース

シャワールーム

JAL公式HPより引用

さて、ラウンジの中へ入りましょう。

入ってすぐ左手にロッカーがあります。鍵のかかる場所もありますが、スーツケースの置く場所は鍵がかかりません。

ラウンジ内はダイニングエリアのみです。サクララウンジよりもエリアが狭いと思います。こじんまりしたラウンジですが、利用者も多くないので、圧迫感はありません。各席にコンセントが用意されています。

駐機場に面していて、外を眺めながらくつろぐことができますが、オープンしてるのが夕刻なので、どうしても夜景になってしまいます。

飲み物は一部オーダー式、フード類はすべてオーダー式です。

フードオーダーはメニューをみてします。

常温のアルコール類はセルフでいただけます。冷蔵庫内の飲み物はスタッフの方にお願いする必要があります。

紅茶類やコーヒーサーバーもあります。

カレーとデザートを頼んでみました。ビールは・・・よくわからなかったのでSan Miguelをいただきました。フィリピンのビールみたいです。

ドイツ料理をたのんだらウインナーとスクランブルエッグでした。

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シャワールーム

JALファーストクラスラウンジのシャワーは、サクララウンジと共用です。2つしかブースがないので、どうしても争奪戦になります。

受付にいうと、搭乗券と引き換えにゲストレシーバーが手渡されます。

順番になってよばれると鍵を渡されます。私は20分くらいで呼ばれました。

トイレエリア内にあるシャワールームへ行くように指示されます。

シャワールームは少し手狭な感じです。20分以内の時間制限があります。ブース内にトイレはありません。

タオルとドライヤーは用意されていますが、クシ、歯ブラシ、カミソリなどのアメニティはありません。

シャワーの水圧はまずまずです。洗面スペースとシャワーブースに仕切りがあるので、水が飛ぶのを気にする必要はありません。

アメニティはHGSのHydro Basicsです。ポルトガルのメーカーになります。シャンプー兼ボディーソープのオールインタイプです。

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まとめ

2023年現在、JALファーストクラスラウンジは日本に2か所、海外はフランクフルト空港のオンリーワンです。

利用者が限られているラウンジですし、利用可能時間も短く、そもそもJAL便の運行が1日1本と少ないため(なぜラウンジを設置したんだろう・・・)、とても静かで落ち着いた雰囲気になっています。

ワンワールド系のラウンジが他に無いので、ブリティッシュ・エアウェイズなどの利用者の方が多いはずです。利用者も半数以上が海外の方になります。ファーストクラスラウンジとしては、ちょっとサービスレベルが落ちる印象です。

お食事が全てオーダー制になっているので、飲み物の注文も含め、少し面倒かも。日本のJALファーストクラスラウンジのような上品で手の込んだ料理は提供されていません。

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