はじめに
今回は、2024年に訪問した福岡空港にあるANA SUITE LOUNGEを紹介させていただきます。国内線・保安検査通過後にあります。2019年2月に新設オープンされたばかりのラウンジです。
私の国内空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓
私の海外空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓
スポンサーリンク
入室基準
ANA SUITE LOUNGE 運営時間 6:00~最終便
ANAラウンジは、ANAの運営する航空会社ラウンジです。基本的にはANAの飛行機に搭乗するプラチナ以上の会員に対するサービスになります。
福岡空港からはANA系列としてスターフライヤー、ソラシドエア、エア・ドゥ、IBEXエアラインズ、オリエンタルエアブリッジの便も就航しており、共同運航便として日本エアコミューターや天草エアライン運行便もあります(福岡空港はANAの国内線コードシェア航空会社が全集合です)。ANAダイヤモンド会員でこれらの便をANA便名で利用時も原則利用できます。
・ANAダイヤモンド会員でANA便に搭乗予定の方と同行者1名
・ANA SUITE LOUNGE 利用券を所持していてANA便に搭乗予定の方
・Lounge Access Cardを所持してANA便に搭乗予定の方と同行者1名
3歳未満は0名扱いになります。有料利用のシステムはありません。ANAダイヤモンド会員あるいはLounge Access Card所持者の同伴者2名目~4名目や特典利用者登録をした方は、2,000マイルあるいは2アップグレードポイントを使えば利用可能です(特典利用者登録者はアップグレードポイントのみ)。
国内線ANA SUITE LOUNGEは、国際線ファーストクラス乗継でも利用できません。国内線ファーストクラスに位置付けられるANAプレミアムクラス搭乗でも利用できません。入室制限の厳しいラウンジです。
ラウンジは保安検査後になるため、国内線出発時にしか利用できません。
保安検査後の国内線出発エリアからだと、ゲート8とバスラウンジの間に入り口があります。入って右側にあるエスカレータで3階に向かいます。
通常の保安検査場ではなく、2階ANAプレミアムチェックインを利用すると、一般エリアから直接ANA SUITE LOUNGEの受付に向かうことができます。保安検査場を抜けて左にあるエスカレータを昇ると受付です。
ANA SUITE LOUNGE利用可能な方のほとんどは、こちらの専用保安検査場を利用することができると思います(残念ながら、上級会員の同伴者としてラウンジを利用される方は、こちらの検査場は利用できません)。
受付はANA LOUNGEと共用になっています。
スポンサーリンク
内部の様子とサービス
福岡空港のANA SUITE LOUNGEの様子です。私の訪問したのは2024年でした。
席数は70席くらいと言われています。隣のANAラウンジに比べるとこじんまりとしたラウンジです。利用者が少ないので、混雑した雰囲気はありません。
サービス内容としては以下のものがあります。
席数(公式HP非公表)約70席
・ソフトドリンク
・アルコール
・軽食
・新聞、雑誌の閲覧
・コピー機
・手荷物ロッカー
・携帯電話通話スペース
・ブロードバンド無線LANサービス
・喫煙スペース
・トイレ
エスカレータを3階に上がると、受付の正面に出ます。受付で搭乗券やICカードなどをかざすと、入室資格があれば入室できます(入室資格の上級会員になったばかりの場合、受付の方に手続きしてもらう必要があることもあります)。
ラウンジ受付で搭乗券やICカードなどをかざすと、入室資格があれば入室できます。JALとは異なり、ANA SUITE LOUNGEとANA LOUNGEでチェックする機械が違うことに注意しましょう(JALのラウンジは同じ機械で判別できます)。
受付を終えてラウンジ内に入ると、右手に電話スペース、手荷物ロッカー、コピー機などがあり、コンシェルジュの方がいらっしゃいます。
ANAラウンジと違い、フード類が充実しています。パン、おにぎりなど。
スープ(コンソメスープ・コーンスープ・みそ汁)サーバー、コーヒーサーバーなど。
ソフトドリンクサーバーと青汁。
ビールサーバーとハイボールサーバー。
おかきと各種アルコール類。
ミルク、トマトジュース、冷酒など。
梅ヶ枝餅はオープン当初から提供されているらしいですが、提供時間に制限があります。羽田のANA SUITE LOUNGE(国内線)も夕方限定でカレーを提供していますが、同じ感じでしょうか。
こんな感じでいただきました。
写真は那覇空港のANA SUITE LOUNGEのコンセント
ほとんどの席にコンセントとUSB充電ポートが用意されています。ビジネスユースにはデスクの席がおすすめです。
シャワーはありません。無料WiFiは利用可能です。
国内線航空会社の最上級ラウンジとしては平均的なサービス内容です。ANA LOUNGEに比べればフード提供の差は歴然ですが、ヨーロッパのシェンゲン内ラウンジなどと比べるとどうしても落ちます。
ある程度フードが提供されていますが、充実しているとはいいがたいですね。においがきつくなければ、食べ物を持ち込むことができます。
スポンサーリンク
まとめ
2024年現在、ANA SUITE LOUNGE(国内線)は羽田、伊丹、福岡、那覇、千歳の5か所にあります。利用基準がかなり厳格で、入室困難なラウンジです。
福岡空港ANA SUITE LOUNGEで注意すべきことは、国内線他社運航の共同運航便にANA以外の便名で搭乗する場合は、ANAダイヤモンド会員であっても利用できないことです。注意しましょう。
スポンサーリンク