目次
はじめに
今回、東京ディズニーリゾートを楽しんできました。2025年秋の繁忙期訪問の記録です。
我が家では毎年ハロウィーンイベント期間にディズニーリゾートを訪問します。秋のハロウィーン期間は混雑しやすく、時には入場チケットの売り切れもでることもあります。2025年は入場チケットの売り切れや入場制限はほぼ無い状況ですが、収容人数が増えているのでパーク内の混雑度は上がっている印象です。
2024年秋の訪問記はこちら↓
ディズニーの公式ホテルやバケーションパッケージの料金は年々高騰し、家族で1泊2日だとあっさり40万円を超えてきます。コロナ禍前と比較しても10~20万円くらい高くなります。パーク入場料アップやディズニー・プレミアアクセス導入の影響もあるでしょうが、オーバーツーリズムの影響も受けてると思います。これに交通費が加算されるので見たくない値段になってしまいます。
東京ディズニーリゾート訪問は2024年の秋以来です。子供連れのざっくりとした訪問記です。
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東京ディズニーランドへ 2025年秋のワンダフルバケーション特典
関西在住ですから、東京ディズニーリゾートに向かうのも一つの旅になります。今回はディズニーオフィシャルホテルに前泊したので、朝早くにチェックアウトしてディズニーランドを目指します。
2025年秋のディズニーパークは9:00からオープンと公式発表されていますが、早いときだと7:45ごろにオープンするケースが多いようです。ディズニーホテルに宿泊していると、前日にオープン時間の情報が入ります。宿泊客用のハッピーエントリー用のQRコードから情報入手できますが、厳密にいうとQRコードから読み取れるアドレスさえ知っていれば宿泊しなくてもわかります(マニアの間では情報が流れています)。
羽田空港からリムジンバスを利用してハロウィーンで盛り上がるディズニーランドにやってきました。見ての通り雨模様のディズニーリゾートです。到着した時には開園開始していましたが、入園前のセキュリティチェックだけで30分くらいかかりました。ハロウィーン&週末ですからね。
空港から直行だったので、手元に大きな荷物があります。幸い、コインロッカーに荷物を預けることができましたが、午後にはすべてのロッカーが利用中になっていてロッカー難民が発生していました。
すでに入場開始されて1時間以上経過しているので、ディズニー・プレミアアクセスや40周年記念プライオリティパスの争奪戦に出遅れています。
有料で人気アトラクションに優先搭乗できるチケット 入園後にアプリで購入でき、1人1,500~2,500円とお値段がかかりますが、時間をお金で買えます。
以前あったファストパスの期間限定版 入園後にアプリで取得できます。無料ですが、対象アトラクションは限られています。
コロナ禍前と後で、ディズニーの楽しみ方もずいぶん変わってしまいました。スマホアプリがないとパークが楽しめない仕様になっています。
今回のディズニーはワンダフルバケーションを利用しました。ワンダフルバケーションはディズニーが販売する宿泊にディズニーパーク内特典が付いたセットプランです。下記の特典が付いてきます(例外もありますが)。
・フリードリンクチケット(紙カップタイプの飲み物飲み放題)
・オリジナルポップコーンケース
・オリジナルグッズ(人数分)
・アトラクションファストパス/ショーの鑑賞券(プランによる)
・レストランフードチケット(プランによる)
・ディズニーホテルなどの宿泊
・パークチケット
ワンダフルバケーションは便利ですが、とにかく懐に優しくありません。交通費抜きで1日12~20万円くらい(1泊2日で30~50万、2泊3日で40~70万)かかります。以前と違い、人数分のチケットホルダー提供が無くなりましたね。
バケーションパッケージのオリジナルグッズは毎年変わりますし、季節によっても違います。基本的にパーク内のショップで受け取り可能ですが、2024年ごろからディズニーホテル内ショップでも受け取り可能になっています。
私の訪問時は、ブランケット、ミッキーのぬいぐるみ、ミニタオル、ショルダーバッグから選択でした。
2025年の変更点は、ディズニーシーパーク内(ヴィラ・ドナルド・ホームショップ)で受け取る場合だけ、ダッフィーのショルダーバッグが選択肢に追加されていました。以前あったトミカのディズニービークルは提供終了しています。
また、以前のポップコーンケースは布製だけでしたが、プラスティック製のケースも選択可能になっています。
ワンダフルバケーションには、フリードリンクチケットが付いています。無料なのはありがたいですが、飲み物だけほしくても店舗に並ぶ必要があるのがデメリットです。繁忙期の訪問だったので、店舗によっては受け取りに30分以上並ぶ必要がありました。ディズニー・モバイルオーダーが利用できるようにしてほしいところです。
改善点として、紙パックの飲み物(牛乳やオレンジジュースなど)も対象になりました。紙パックの飲み物しか提供していない店舗もあるので、ちょっとうれしいですね。なかなか利用しづらい特典ですが、コーヒーやオレンジジュースなどの定番メニューだけでなく、期間限定ものでもOKです。
写真は「スペシャルドリンク(パンプキンミルク&コーヒーゼリー)」です(リフレッシュメントコーナーで購入700円)。飲む前に混ぜていただきます。フリードリンクチケットで700円が無料になるのは大きいですが、購入に時間がかかるのがつらいところです。
幸い(?)、雨で利用者が少なかったのですぐに購入できました。味は、フレッシュのかかったコーヒーゼリーといった感じ。子供には若干不評でした(コーヒーが好きじゃないから仕方ないか)。
フリードリンクチケットのお勧め利用方法は、食事の時にセットではなくメイン単品+飲み物で注文するのがよさそうですね。
ハロウィーンのディズニーランドは朝から雨模様
東京ディズニーリゾートでは、コロナ禍のころからエントリー受付というショーの抽選が実施されています。ディズニー・プレミアアクセスや40周年記念プライオリティパスなども利用して、できるだけ時間待ち負担を減らすようにしてパークを巡っていく必要があります。
繁忙期週末なので、美女と野獣“魔法のものがたり”などの人気アトラクションは、相変わらず待ち時間が長くなっていて120~150分待ちくらいになっていました。
ハロウィーン期間のホーンテッドマンションは、例年「ホリデーナイトメアー」が開催されます。普段の混雑度はほどほどのアトラクションですが、ハロウィーンからクリスマスシーズンのホーンテッドマンションは60~150分待ちになります。
近年のディズニーは、どれだけ早く入場してプライオリティパスを確保するかが勝負になっています。一方で、早く入場してもアトラクションが稼働していないことも多いので、人が少ない時間帯に数多くのパビリオンを楽しむことはできません。実質、プライオリティパスがすべてになっていますね。
雨なのでワールドバザール内に人が集中しています。
天気が悪いのでお客さんは少なめでしょうか。
ハロウィーンのタペストリーです。
ディズニーランドのハロウィーンはヴィランズが多数登場します。パレードは残念ながら休止で、夜のパレードも雨バージョンでした。
シンデレラ城前は、ハロウィーンのデコレートです。こちらはドナルド&デイジー。
ミッキー&ミニー。
アースラなどのヴィランズも。
ヴィランズゴーストがたくさんいらっしゃいます。
ディズニーランドのアトラクションを巡る
我が子は「ホリデーナイトメアーは去年やったからいらない」とのこと。とりあえず「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」を40周年記念プライオリティパスで予約しました。ディズニー・プレミアアクセスで利用可能なアトラクションは、わが子の希望が無かったのでパスです。
雨で人気薄になっていたビッグサンダーマウンテンに向かいます。約25分の待ち時間でした。小雨程度だったので、スプラッシュマウンテン状態です。程よく濡れて次に向かいます。
雨を避けてミッキーのフィルハーマジックに逃げ込みました。待ち時間10分とすぐにシアター内へ入れました。
JALのステータス特典でミッキーのマジカルミュージックワールドを楽しみます。雨の日にはシアター系の価値が高いですね。
JALのディズニーランド特典
JMB FLY ON ステイタス会員(ダイヤモンド、JGCプレミア、サファイア、クリスタル会員)は、ミッキーのマジカルミュージックワールドを予約利用可能です。月1回まで最大5名利用できます。競争率は高いので、予約開始時に頑張る必要がありますが予約できないわけではありません。
2025年9月までディズニーシーのビッグバンドビートも対象でしたが、ショー開催が終了したため対象外になっています。
バケーションパッケージのアトラクションチケットでベイマックスのハッピーライドへ。100分以上の待ち時間になっていました。ミッキーのマジカルミュージックワールドから出てきた方の一部が流れ込みますし、雨の日ということもあって、プライオリティパスルートも若干混雑していました。10分くらいで一般列に合流です。
他にもいくつかアトラクションを楽しんだあと、昼食の時間になりました。
昼食はイーストサイドカフェでハロウィーンメニューを
お昼はワールドバザールのイーストサイドカフェのプライオリティ・シーティングを予約していました。予約していても10分くらい待ち時間ができるのがディズニーのレストランですね。
スペシャルセットはハロウィーンらしくヴィランズのテーマです。リトル・マーメイドの悪役アースラをイメージしたセットメニューになります。
子供用はお子様セット(1,400円)です。ディズニーランドなので、価格は仕方ありません。わが子はカニ・海老・サラダがだめ(アレルギーではなく好き嫌いです)なので、食べられないものが多いです。
ハロウィーンのスペシャルセットは前菜とアントレの2皿からなっています。前菜はアンティパスト・ミストときのこと豆乳のスープから選択です。豆乳の風味が嫌いなので、アンティパスト・ミスト(紫イモとオリーヴのフリッタータ、スモークサーモンと雑穀とベジタブルラペのサラダ、生ハムのムース ラスク添え)を選択しました。
アントレは3種のパスタから選択(追加料金でグリルドビーフにもできます)。こちらはもっともアースラのイメージでに近いイカ墨のタリオリーニ・ペスカトーレです。よく考えると、イカ墨って特別な味がしないんですね。
キノコとパンチェッタのボロネーゼ マスカルポーネ添えです。ボロネーゼのビーフらしい食べ応えがあります。
イーストサイドカフェはディズニーホテル宿泊者特典のプライオリティシーティングを利用しました。予約時間の10分くらい前に訪問して、ほぼ予約時間に席に案内されました。やはりディズニーは事前予約が肝心です。
午後はホテルでゆったりと
食事を終えると、40周年記念プライオリティパスで予約していた「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」の時間です。以前の我が子は怖がってばかりでしたが、そろそろ楽しさがわかるお年頃になってきました。懐中電灯をもって率先して楽しんでいました。
ワールドバザールのリフレッシメントというカウンタータイプレストランで、チーズドッグ(550円)を購入しました。2025年10月で販売終了となるそうです。
天気も良くないので、早めにホテルに向かいました。この日の宿泊は、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ(以下、ミラコスタ)です。
2024年に東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルが開業したため影が薄くなりがちですが、ミラコスタはディズニーシーに直結するので便利なホテルです。2025年現在、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルとミラコスタだけがディズニーシーのハッピーエントリー対象ホテルになっていて、宿泊価値が高いです。
一般入場列のパークオープン時間より早い時間にオープンする専用ゲートから、入場客より早パークに入園できるサービス。公式ディズニーホテルの最大のメリットです。
この日の宿泊したお部屋は、ポルト・パラディーゾ・サイド スーペリアルーム(ピアッツァビュー)です。窓からディズニーシーのメディテレーニアンハーバー前の広場(ミッキー広場)を見下ろすことができる客室なので人気が高いですが、ショーが開催されるハーバーは見えにくいので超人気というわけではありません。一度くらいはハーバーを見下ろせるテラスルームに宿泊してみたいのですが、争奪戦に勝ったことが無いですね。
幸いかどうかわかりませんが、雨なのでハーバーショーは中止になり、グリーティングだけの実施でした。フロートが1周するだけですね。望遠カメラを忘れたので、この写真が限界です。
2016年のピクサー・プレイタイム
テラスルームでなくても、ポルト・パラディーゾ・サイド スーペリアルーム(ハーバービュー)ならハーバーショーが鑑賞しやすいです。
そのあと、ディズニーランドに戻ってバケーションパッケージ特典のクラブマウスビートを鑑賞です。予想通りですが、我が子はぐっすり寝ていました。
ディズニーランド ブルーバイユー・レストランで夕食を
いくつかアトラクションを巡って夕食時間になりました。ブルーバイユー・レストランで予約していました。
ブルーバイユー・レストランはアドベンチャーランドにあるカリブの海賊の隣に入り口があります。
カリブの海賊のアトラクションに隣接した場所でお食事をいただけます。この雰囲気が人気のレストランです。提供されるのはコース料理一択です。
コロナ禍を経て、ブルーバイユー・レストランのコース料理価格がぐんと高騰しました。2010年代は4,500円前後でいただくことができましたが、2025年秋のコース料理は1人7,000円でした。2025年のクリスマスシーズンはさらにアップして7,500円です。しびれますね。
気を取り直して(?)、いただいたお食事を紹介します。こちらは子供用のお子様セット(1,900円)のミネストローネスープと米粉のパンです。
メインプレートのミッキープレート(ローストビーフ、サーモンのオーブン焼き、ソーセージ、ヤングコーン、ホウレン草のソテー、ポテト、ニンジン、ツナサラダ、ミニトマト、レタス、帆立貝、ブロッコリー、インゲン)です。
デザートはマンゴーのソルベです。本当はジュースも付くようなのですが、忘れられたかな(先に提供されてなかったし)?
コース料理は前菜とアントレ、デザートからなります。前菜はサーモンのマリネかオマール海老のシーフードガンボということで、オマールエビを選択しました。オマールエビはがっつり入っています。
アントレはバーボン風味のグリルチキンとローストビーフかローストビーフ グレイヴィーソースから選択です。こちらはグリルチキンとローストビーフです。
どっちにしろローストビーフがメインなのですが、後者はさまざまなソースが付いてきます。グレイビーソースだけでなく、西洋わさびのソースなどもあり、味変を楽しめます。
デザートも2種類から選択可能です。ピンボケしていますが、ベニエとバニラのパルフェグラッセです。
こちらはピーチとソーテルヌワインジュレのヴェリーヌです。
食事を終えてホテルに戻りました。ホテルの窓からナイトハイ・ハロウィーンの花火が見えました。天気が悪いので中止かと思っていたのでうれしいですね。ただ、雲間に花火が入り込んでしまうので、見え方はいまいちになってしまいました。
まとめ
今回は、ワンダフルバケーションを利用して、2025年のディズニー・ハロウィーンの東京ディズニーランドを楽しんできました。関西在住の私にとって、ディズニーリゾートは簡単に来れませんし、家族全員の交通費もかなりの価格になります(大人は往復3.5~5万円)。
記事を読んでいただけるとわかりますが、通常のスタンバイ列はほとんど利用していません。ディズニーリゾートは頻回に来れないため、ワンダフルバケーションだろうがディズニー・プレミアアクセスだろうが(高いけど時間と交通費を考えるとまだましと考えて)、躊躇なく利用します。後日、引き落とし明細を見て顔が青くなるところまでお約束です。
次回は2025年ハロウィーンシーズンのディズニーシーを満喫します。