【国内鉄道旅】2010年稚内から 乗り鉄旅(3) 根室本線「フラノラベンダーエクスプレス」/富良野線「富良野・美瑛ノロッコ号」

はじめに

2010年の北海道の旅の続きです。稚内から始まった今回の旅程は、札幌、根室、網走と鉄道移動して、また札幌へに戻ってきました。4日目は札幌駅から旅を始めます。

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フラノラベンダーエクスプレス

4日目は札幌駅から出発です。フラノラベンダーエクスプレスに乗ります。季節運転の臨時観光特急で、札幌駅から函館本線を滝川駅へ、滝川駅から根室本線に入り富良野駅に向かいます。

ー富良野駅で撮影ー

フラノラベンダーエクスプレスで運用される車両は183系のニセコエクスプレス(2017年引退)でした。日本ハムファイターズのラッピングが特徴的な列車です。朝11時すぎに富良野駅に到着しました。

富良野観光でもいいのですが、「北の国から」のファンでもなんでもない(興味がない)のと、富良野は5回目?なので、今回はそのまま鉄道旅を続けます。さらに根室本線を南に向かいます。

ー落合駅で撮影ー

鉄道ファンの間では有名な、根室本線滝川発釧路行2429D普通列車です。全長308.4kmを8時間30分くらいの時間で走破する各駅停車です。日本最長時間運行普通列車(でいいのかな)ということで、全線走破すれば記念乗車券をいただけたそうです。

対向列車の待ち合わせなどで、停車時間が長い駅も多いです。富良野駅、落合駅、新得駅、帯広駅などで長時間停車します(2016年に根室本線が部分的に不通となり、2021年夏現在、落合駅は不通区間になってます)。

落合駅を出ると、新狩勝トンネルです。千歳方面から延びる石勝線とトンネル内で合流します。そして石勝線の終端である新得駅へ。

新得駅に着いたのは12:50ごろです。この駅で下車し、昼食にしました。

新得町はそばで有名です。駅前の蕎麦屋さん「せきぐち」でそばをいただきました。

新得駅前に、町営の温泉があります。トムラウシ温泉。露天風呂は無く、街の銭湯と言った雰囲気です。時間が無いのでバタバタと入浴しました。夏季ですから、建物から出るころにはまた汗びっしょり、あまり意味のない入浴になってしまいました。

14時すぎの列車で富良野方面に折り返します。

新得駅の次は落合駅で、その次の駅は幾寅駅。ちょっと時間があったのでホームに出ます。

映画「ポッポや」では終着駅「幌舞駅」として登場していた駅です。

ー2005年に撮影ー

以前に訪問した時の写真です。映画にも登場しただるま食堂が隣に残されていますね。駅の観光はとてもアクセスの難しい駅なので、このときはレンタカーで来ました。幌舞駅の看板だらけですが、正式には「幾寅駅」ですよ。

列車はさらに進んで富良野駅に戻ってきました。

さきほど昼食をとったばかりですが、時間もあったので、駅前のレストラン「くまげら」さんでローストビーフ丼をいただきました。



富良野・美瑛ノロッコ号

ふたたび富良野駅に戻りました。富良野・美瑛ノロッコ号が停車しています。

DE15形のディーゼル機関車に50系客車がけん引されています。くしろのノロッコ号よりシックで開放的な印象です。

富良野線を富良野駅から旭川駅まで結んでいます。

天気もいいので、窓を開放して車窓を楽しみました。ストーブは冬用の設備です。

ラベンダー畑駅は夏季だけ運用される臨時駅で、有名なラベンダー畑のある「ファーム富田」の最寄り駅です。観光客が多数乗車してきます。

それでも車内の席には余裕がありました。広々とした車内でくつろぐことができます。

車内には売店もあり、ビールやヨーグルトなどを購入していただきました。

富良野・美瑛の畑が広がります。

美瑛で多数の方が下車されました。ここから観光バスに乗る団体さんも多いみたいです。

途中で日没となり、肌寒くなってきました。夏場とはいえ、北海道ですからね。窓を閉めて長袖を着込み、防寒対策です。

18時過ぎに旭川駅に到着。ここから特急「スーパーカムイ」で札幌駅に向かいました(カムイの写真は撮影忘れですね)。

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まとめ

2010年の稚内駅からの鉄道旅です。今回は富良野周辺の観光でした。次回は、また札幌駅からの旅です。まだ4日目は終わりません。

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