はじめに
コロナ禍も少し落ち着き、国内旅行が活性化しつつある2023年春。国内線フライトをこそこそ楽しんでいました。
日本国内のネットワークは、メジャー系のJAL、ANAがほとんどです。一方で、国内には、航空会社がたくさんあり、ローカルネットワークを形成しています。
今回はアイベックスエアラインズにスポットをあててみようと思います。本社は東京ですが、ハブ空港は仙台・伊丹・中部・福岡になり、地方路線を中心に展開しています
2023年現在、
仙台ー千歳、中部、伊丹、広島、福岡
中部—福岡、大分、
伊丹ー福島、新潟、福岡、大分、鹿児島
福岡—新潟
などの路線があります。全便ANAと共同運航便扱いになっていますが、ANAとの資本関係は強くありません。国内線はIBXの3レター、国際線はFWの2レターで表記されます。
今回は2023年春に体験した、アイベックスIBX128便(ANA3867便)中部(セントレア)発福岡行きの搭乗記録です。
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中部国際空港から出発(空港サービス・機材)
アイベックスエアラインズ(IBX)運行便は全てANAが共同運航として名を連ねています。ANA便で発券すると、ANAのサービスのほとんどを享受することができます。
アイベックスエアラインズ運航便をANA発券した場合
・ANAのチェックインサービスは利用できる
・ANAのラウンジサービスが利用できる
・ANAの優先搭乗は利用可能
私はANAのSFC会員なので、IBXに搭乗する際はANA側で購入しています。IBXで購入したほうがちょっと安い場合が多いけど、ANAの特典などを考えるとANAの方がメリットが大きいと考えています。
中部セントレア空港の駐機場にIBX機が駐機しています。今回の搭乗機はボンバルディアのCRJ700です。IBXの所有する機体はすべてCRJ700で統一されていて、全部で9機所有しているそうです。
逆に言うと、わずか9機で全13路線のネットワークを形成しているのですから、機材のやりくりは大変だと思います。
14時35分の出発予定です。今回の搭乗機はボンバルディアのCRJ700です。IBXの所有する機体はすべてCRJ700で統一されています。アイベックスには優先搭乗制度がないのですが、共同運航のANAの上級会員向けの優先搭乗は実施されています。
ヘッドカバーはブルー、シートは革張りのグレーです。70席あります。100席未満の機体なので、持込手荷物のサイズ制限が45×35×20cm以内で各辺の和が100㎝以内のキャリーケースしか持ち込めません。事前に確認しておきましょう。
シートピッチはおそらく主要国内線機と同じ79cmで国内線平均くらいでしょうか(公式には不明)。
前席の背面にはテーブルと収納があります。
機体が滑走路に向かってタキシングを開始しました。
中部国際空港の滑走路に入りました。さあ、福岡に向かって出発です。
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離陸から福岡空港へ(機内サービス)
離陸すると対岸の三重県の海岸が見えてきます。鈴鹿から四日市方面が眼下に広がります。
機内にはIBEX SKY NAVIという雑誌が置かれています。機内での時間つぶしに眺めるといいでしょう。
USB用の充電ポートや機内WiFiは用意されていません。以前は無線LANによる機内エンターテインメントが提供されていたようですが、2023年現在は休止されています。
機内の飲み物サービスでは、ホットコーヒー、コンソメスープお茶、リンゴジュースなどが提供されます。カップにJDL社のマークが入っていますが、IBXの親会社はJDLになります。
中部国際空港から福岡空港まで1時間25分くらいです。WiFiが使えないので位置状況はわかりません。中国地方のやや瀬戸内海側を西に進んでいきます。
新幹線より所要時間は圧倒的に短くてかなりのアドバンテージがありますが、名古屋小牧空港発のフジドリームエアライン(FDA)がライバルになります。小牧空港の方が名古屋市内から時間的距離が近いため、時間の勝負では負けてしまいます。小牧空港にはラウンジサービスが無いので、その点はIBX便の方が有利かもしれません。
広島の厳島を見下ろしながら進みます。天気が良かったので、眼下の景色がよく見えます。
徐々に高度を下げて、福岡市街地を南下していきます。奥に福岡空港の滑走路が見えていますね。機体はUターンして北上して着陸しました。
福岡空港では沖止めでした。タラップを降りていきます。
国内線ターミナルビルまでバスで移動です。バスは西鉄バスでした。
福岡空港ターミナルビルに到着です。
福岡空港国内線の到着フロアにはカードラウンジ「ラウンジTIMEノース」があります。到着便でも利用可能で、便利な場所にあるので、ちょっと一息休憩したい場合はお勧めです。
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まとめ
2023年春に搭乗したアイベックスエアラインズの搭乗記録でした。私は関西在住なので、伊丹ー仙台便などで利用させていただくことがあります。首都圏の方は利用する機会が少ないでしょうね。以前は成田便があったようですが、コロナ禍の間に撤退したようです。
ANA便と比べると、機内WiFiが無いのがウィークポイントになりそうですが、私はあまりWiFiを利用しないので気にしていません。地域を活性化する路線の維持に頑張ってほしいものです。
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