目次
はじめに
2023年夏に宿泊したホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」の模様をアップさせていただきます。ヒルトンブランドは、ヒルトンホテルの基幹グループになります。
名前のとおり、沖縄県の宮古島にあるリゾートホテルです。運営は宮古島トゥリバーホテル合同会社で、ヒルトン沖縄宮古島リゾートのために設立された会社です。トゥリバーとは、ホテルのある場所の地区名を指すようです。
ヒルトン沖縄宮古島リゾートは2023年6月プレオープンし、8月末にグランドオープンしました。
現在、ホテルの隣には別のホテルが建設中です。キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート(仮称・2024年開業予定)で、同じヒルトンブランドで、同じ宮古島トゥリバーホテル合同会社の運営になるようです。
さて、グランドオープン後のヒルトン沖縄宮古島リゾートに宿泊してきました。今回の記事ではアクセスの解説と客室の様子をアップさせていただきます。
私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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空港からホテルへ
今回はヒルトン沖縄宮古島リゾートに宿泊してきました。ホテルのある場所は宮古島の中心地から南西に少し離れていて、伊良部島に渡る伊良部大橋の宮古島側のたもとになります。もともとトゥリバー海浜公園としてサンセットビーチとその周辺の散策路になっていたようです。
宮古島には鉄道路線がないため、宮古空港あるいは下地島空港からのアクセスになります。
従来は宮古島でのホテルアクセスと言えばレンタカーが一般的でしたが、2023年現在コロナ禍の影響でレンタカーの供給量が極端に不足しており、レンタカー価格が異常に高騰しています。2022年よりましになっていますが、小型車でも24時間1.5万円くらいからの価格設定になっています。
ホテル訪問前に注意点です。こちらのホテルには品数が十分そろったショップはありません。徒歩圏内にコンビニが無いため(20分歩けばファミリーマートがありますが)、レンタカーが無い方はホテル内でほとんど完結させる必要があります。ホテル内に充実したショップが無いので、訪問前にいろいろ購入しておいた方がいいです(浮き輪、日焼け止め、ジュースやスコール類、お土産など)。
宮古空港からのアクセス
タクシー
宮古空港からホテルまで、タクシーだと15分2,000円くらいです(実際に乗車しました)。繁忙期でもほとんどの場合、空港前のタクシー乗り場にはタクシーがいました。
無料送迎バス
宮古空港とホテルの間には無料送迎バスが運行しています。予約不要で所要時間は15分程度で便利ですが、1時間に1本未満しか運行していないので、事前に公式HPで時間を確かめておきましょう。スタッフの方が同乗しています。
宮古空港側で乗る際には、到着出口を出た場所で待っていると出発10分くらい前にスタッフの方がいらっしゃるので、声をかけるとバスまで連れて行ってくれます。バスの時刻は飛行機の到着時間に連絡していないので、出発時間になると容赦なく出発します(笑)。
小さな空港なので、到着して5分もすれば到着口から出れますが、リゾートなので荷物も多いため、預入荷物を待っていると10分くらいは時間を見ておく必要があります。上手に利用するのは意外と難しいです。
ホテル側の出発は2階ホテル正面になります。こちらも時間通りに出発します。
路線バス(系統9番みやこ下地島空港リゾート線)
協栄バス&タクシーの運行する路線バスです。2019年から運行している路線で、前浜ビーチ前にある東急ホテルから宮古空港、ヒルトン宮古島、イラフSUIなどを経由して下地島空港まで向かう路線です。停留所は宮古空港の到着口から建物の外へ出た場所にあります。
みやこ下地島空港リゾート線のバス
宮古空港、下地島空港、いずれの空港からでも20分500円です。宮古空港発着便に連絡していないので、あらかじめ時刻表を確認して上手に利用しましょう。
路線バス(ループバス)
ちなみに、他の路線バスはヒルトン宮古島まで行きません。ループバスのパイナガマビーチより徒歩15分、協栄バスの宮古病院停留所より徒歩20分、とても利用できる距離ではありません。
車でのアクセス
宮古空港から南下、国道390号線を西へ、パイナガマリゾート前を左折し、まっすぐ進めばホテルが右手に見えてきます。駐車料金は無料です(バレーパーキングにすると有料)。
下地島空港からのアクセス
下地島空港
タクシー
宮古空港からホテルまで、タクシーだと20分4,000円くらいです(乗車していないので推定です)。
路線バス(系統9番みやこ下地島空港リゾート線)
協栄バス&タクシーの運行する路線バスです。前浜ビーチ前にある東急ホテルから宮古空港、ヒルトン宮古島、イラフSUIなどを経由して下地島空港まで向かう路線です。宮古空港、下地島空港、いずれの空港からでも20分500円です。
宮古空港とヒルトン宮古間は本数が多いですが、下地島空港とヒルトン宮古間は本数が半分くらいになります。ただし、下地島空港の発着便に合わせて運行しているので、利用しやすいと思います。
ちなみに、他の路線バスはヒルトン宮古島まで行きません。ループバスのパイナガマビーチより徒歩15分、協栄バスの宮古病院停留所より徒歩20分、とても利用できる距離ではありません。
車でのアクセス
下地空港から南下、県道90号線→県道204号線とほぼ道なり伊良部島に進むと、右手に伊良部大橋がみえます。
伊良部大橋を渡って宮古島方面に進みます。橋を渡ってすぐ左に入る道を進めば、ヒルトン宮古が見えてきます。駐車料金は無料です(バレーパーキングにすると有料)。
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チェックインとダイヤモンド会員特典
ホテルは8階建てです。1階はプールやスパ、レストランなどのフロア、2階はフロントとロビーラウンジ、3階~6階が客室、7階はエグゼクティブフロア、8階はチャペルやルーフトップバーとなっています。
全部屋 329室
デラックスルーム キング/ツイン 35、37㎡(3~6F)
デラックスルーム オーシャンビュー キング/ツイン 35㎡(4~6F)
デラックスルーム サンセットビュー キング/ツイン 35,37㎡(4~6F)
プレミアムルーム ツイン 41㎡(4~6F)
エグゼクティブルーム キング 37㎡(7F)
エグゼクティブルーム ツイン 35㎡(7F)
エグゼクティブルーム オーシャンビュー キング/ツイン 35㎡(7F)
エグゼクティブルーム サンセットビュー キング/ツイン 35㎡(7F)
デラックススイート キング 70㎡(7F)
デラックススイート ツイン 74㎡(3~7F)
プレミアムスイート キング 93㎡(4~6F)
テラススイート キング 77㎡(7F)
プレジデンシャルスイート ツイン 131㎡(7F)
※プレミアムルーム及びスイートはサンセットビュー
当時の私はダイヤモンド会員でした。デラックスルーム(オーシャンビュー)で予約していました。
チェックイン時にデラックススイートにしていただきました。1泊あたり40,000円くらいお得になりました。繁忙期のためかレイトチェックアウトの案内はありませんでした。
ゴールド会員特典
無料アップグレード(空室状況による)
朝食あるいはランチ無料
レイトチェックアウト(空室状況による)
無料WiFi
レストラン飲食代 25%オフ(除外日あり)
ダイヤモンド会員特典
無料アップグレード(空室状況による)
エグゼクティブラウンジアクセス
朝食あるいはランチ無料
レイトチェックアウト(空室状況による)
無料WiFi
レストラン飲食代 25%オフ(除外日あり)
ヒルトン会員向けのウェルカムギフトは宮古島サイダーとフィナンシェをいただけました。オープン直後は、ゴールド・ダイヤモンド会員用にレストランアジュールで食事する際に、1品特別なメニューの提供があったようですが、2023年夏現在、スムージー提供になっています。
ゴールド・ダイヤモンド会員特典のレストラン朝食あるいはランチ無料はとてもお得です。会員特典の場合、事前に食事の時間を予約可能です。専用QRコードを読み取って、Tablecheckの専用画面で予約します。
ダイヤモンド会員やエグゼクティブラウンジ利用可能な部屋に宿泊したゴールド会員の場合、朝食はラウンジでいただき、昼食はレストランでいただき、夕食はカクテルタイムとしてラウンジでいただけば、お食事のことを考える必要は無くなります。
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客室の様子(デラックススイート ツイン)
客室に向かいましょう。エレベータはルームキーでセキュリティがかかっています。
リビング
入ってすぐの部屋がリビングになっています。左の扉はコネクティングルーム用の扉のようで、通常は閉鎖されています。右の部屋は寝室、奥はバルコニーになっています。
リビングは手前と奥にソファ&テーブルがあり、55インチ液晶テレビが配置されています。また、写真では見えませんが、寝室に向かう扉の手前にクローゼットがあります。
テレビ下は収納スペースとビジネスデスクになっています。デスクはコンセントとUSB充電ポートがあります。ただ、USB充電ポートはtypeCの凹なので注意しましょう。
テレビの下の収納上には、ネスプレッソや紅茶・お茶のティーバッグとウォーターポットが置かれています。下の収納には冷蔵庫でミニバー(有料)が入っています。また、カップやカテラリー、アイスペール、湯沸かしポットが収納されています。
グラスや栓抜きなどもあります。
無料のミネラルウォーターはありませんが、エレベーターホール付近に氷と水のサーバーがあります。いつでも好きなだけ利用可能です。
クローゼットにはアイロン・アイロン台、スリッパ、プールに行く際に羽織るプールローブ(プールに更衣室があるのですがお部屋で更衣して屋内ではローブを羽織ることが推奨されています)、プールへ行くのに便利な手提げ袋が入っています。プールローブはビーチへ行く際も利用していいです。
寝室
寝室に向かいます。右側は洗面スペースです。こちらにも55インチテレビが用意されています。
寝室にもクローゼットがあります。中にはパジャマが収納されています。どこかにセイフティボックスがあるはずなんですが、私は最後まで見つけられませんでした。
ベッドサイドにはデスクと電話が置かれています。カーテンやライトなどの集中コンソールと、コンセント、USB充電ポート(typeC凹)が設置されていました。
typeCしかなくて不便だなと思っていたら、置時計にUSB充電ポートがありました。また、時計の上はスマホのワイヤレス充電に対応していました。両側typeC対応のケーブルを持っていなかったので一安心です。
窓際にはソファベッドが設置されています。エクストラベッドを入れる際に対応しているのでしょう。テラスに出ずに、このソファで外の景色を見ながらくつろぐのもいいと思います。
洗面・浴室
洗面スペースです。左手に化粧台、ドライヤーが置かれた棚、洗面台下にタオル、右手に浴室、トイレがあります。
洗面台の左側の収納にアメニティが入っていました。シャワーキャップ、コットンセット、クシ、カミソリ、歯ブラシセットなどがあります。ブランドはヒルトンでおなじみのクラブツリー&イヴリンです。
洗面は2つあります。アメニティのハンドウォッシュやボディーローションも設置されています。
浴室にはちゃんとバスタブがあります。シャワーは天井設置型とハンドタイプがあります。水圧はまずまずです。
トイレは少し手狭で、きちんと扉をしないと使いにくい構造になっています(オープン状態で使う人は少ないと思いますが)。
バルコニー
バルコニーにはテーブルと椅子が用意されています。バルコニーに出る扉を開けると室内のエアコンはストップする仕様になっているらしいので、こまめに閉めるようにしましょう。
バルコニーからプール、ビーチ、伊良部大橋などを見渡すことができます。
サンセットビーチと呼ばれるだけあって、日没の伊良部大橋を眺める景色は絶景です。
屋上のバーもいいのですが、バルコニーでみるサンセットも十分満足できます。
夜はこんな感じ。ムーディーなプールサイドを眺めることができました。
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まとめ
今回は2023年夏に利用した、ヒルトン沖縄宮古島リゾートの宿泊記でした。今回の記事ではアクセスの解説と客室の様子を紹介させていただきました。2023年もレンタカー料金が高騰していますが、バスアクセスがいいので上手に利用しましょう。
オープンして間もない宮古島リゾートは、全ての設備が新しくて快適です。ヒルトン上級会員向けのサービスも充実していて、ゆったりしたリゾートライフを満喫できます。伊良部大橋を眺める景色も最高です。
次回はエグゼクティブラウンジやレストランを中心にアップさせていただきます。
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