【ヒルトンホテル】ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ (Hilton Waikoloa Village) 宿泊記(1) ハワイ島西岸のワイコロアビーチに面して開発されたリゾートホテル マカイの客室を紹介

はじめに

今回、ハワイ島のワイコロア地区にあるヒルトン・ワイコロア・ビレッジ (Hilton Waikoloa Village)に宿泊してきました。滞在の様子を報告させていただきます。

おすすめポイントは、リゾート内にイルカが飼育されていることとハワイアンディナーショーです。

ヒルトン・ワイコロア・ビレッジは1988年オープンの歴史あるリゾートホテルです。ハイアットリージェンシーとしてオープンしましたが、途中でヒルトングループに買収され現在に至ります。

コロナ禍以前は日本人宿泊客が多かったホテルで、日本人スタッフも常駐していたようです(ホテル内の案内板に日本語が多数あります)。2024年現在では、円安の影響もあって日本以外のアジア系宿泊客やアメリカ本土の観光客がメインとなり、「アメリカのリゾート」のホテルになっています。

ちなみに、名前の由来となったワイコロア・ビレッジは、ホテルから東に10kmの地点にある歴史ある集落を指していて、ホテルのあるワイコロア・ビーチ・ドライブ地区とは異なります。

私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

ホテルへのアクセス

ホテルはハワイ島の西岸、ワイコロア・ビーチ・ドライブ地区にあります。

最寄りの空港は、ハワイ島のコナ空港(KOA)です。ハワイの州都であるオアフ島(ホノルル)から、50分くらいのフライトになります。同路線はハワイアン航空やサウスウエスト航空が多数運行しています。また、JALが東京ーコナ便を夏季季節運航しています。

コナ空港からホテルに向かう電車やバス路線は無いので事前準備が必要です。ホテル公式の送迎やベルトラなどの送迎サービスが利用するのが一般的です。

ホテルと提携するスピーディシャトルだと、1人80ドルからの乗り合いシャトルやグループ230ドルからのプライベート送迎があります。ベルトラのプランだと、1グループ100ドルの送迎プランがあります(ベルトラが委託している会社に直接予約すると80ドルで利用できるみたいです)。

レンタカーは日本の免許証でも利用できますが、交通ルールが日本と違うことも多いため、旅慣れていない方はお勧めできません。

ちなみに、駐車場は1泊48ドル/55ドル(セルフパーキング/バレーパーキング)かかります(日本円で7,000円~)。バレーパーキングの場合、チップを忘れないようにしましょう(日本人は忘れがちです)。

アメリカのレンタカーは細かい諸費用が設定されますし、2024年現在、円安の影響やガソリン代高騰もあります。島内の足として有用ですが、覚悟して利用しましょう。

チェックインとお部屋の紹介

車で来館し、バレーパーキングを利用した場合、2階の正面の車寄せから入ります。ツアーなどの送迎の場合は、1階入り口から入ることがあります。

フロントはメインロビーの2階です。正面入り口を入ってすぐ左側がフロントになります。他の建物への移動も2階がメインルートになるので、「移動するならまず2階へ」を徹底するようにしましょう。

ヒルトン・ワイコロア・ビレッジとしてのメイン客室は、マカイ(MAKAI)とパレスタワー(Palace Tower)の2棟になります(マカイは旧ラグーンタワー)。また、オーシャンタワー(Ocean Tower)はヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブ・オーシャンタワー・ワイコロア・ビレッジ(タイムシェア・リゾートマンション)として運用されています。

ホテルの敷地はとにかく広いです。特にオーシャンタワーはかなり距離があります。

各棟間にはトラムが運行しています。トラムは非常にゆっくりで停留所が多いので、荷物が無ければ歩いた方が早いです(オーシャンタワーとメインロビー間でも5分くらいで歩けます)。以前には移動用の船もあったようですが、2024年現在、運用されていません。

今回訪問したのは2024年夏です。ヒルトン・オーナーズのダイヤモンド会員をいただいております。私のチェックイン時は、チェックイン開始時間帯でしたがフロントの混雑はありませんでした。部屋数が多いので、時間帯によっては混雑すると思われます。

客室 1泊あたり48ドルのリゾートチャージが必要
マカイ
マカイ・リゾート キング/ツイン 49㎡
マカイ・オーシャン キング/ツイン 49㎡
マカイ・オーシャンフロント キング/ツイン 49㎡
マカイ・ガーデンビュー・ラナイ キング/ツイン 49㎡
マカイ・オーシャンフロント・ラナイ キング/ツイン 49㎡
パレスタワー
パレス・リゾートビュー キング/ツイン 40~42㎡
パレス・ゴルフビュー キング/ツイン 40~42㎡
パレス・オーシャンビュー キング/ツイン 40~42㎡
パレス・ガーデンビュー・ラナイ キング/ツイン 40~42㎡

客室棟のランクはマカイの方が上になっています。

マカイはコナプール、ドルフィンラグーン、ラグーンビーチなどにアクセスしやすく、メインロビーも近いのが人気です。パレスタワーはメインロビーから少し距離がありますが、ラグーンビーチ、コハラプールへのアクセスが良く、メイン朝食会場も近いです。

お部屋はラナイ(1階)が人気です。客室から庭を通って、直接プールやラグーンにアクセスできて、とても便利です(セキュリティは気をつけましょう)。もちろん価格もアップします。

リゾートチャージ 1泊48ドル
・Wi-Fi、各種カルチャーアクティビティ、フィットネス&ヨガクラス、DVDプレーヤー(映画レンタル無制限)、ポートレート撮影&記念写真(Portrait Studio 10:00~15:00)、お子様向けプールアクティビティ、プール用おもちゃの空気入れ、再利用可能なウォーターボトル(リゾート内の随所で補給可能)など無料サービス
・ラグーン用おもちゃレンタル20%割引
・ハワイ・ノーティカルのセイリング$10割引

ハワイのホテルにありがちなリゾートチャージですが、WiFiとウォーターボトルぐらいしか利用していません。それだけで1泊8,000円は割高の印象ですが、どこのホテルも導入しているシステムですから文句は言えません

今回の予約は、マカイ・オーシャン ツインです。かなり直前の予約だったので、ラナイルームは空いていませんでした。

私はヒルトン・オーナーズのダイヤモンド会員をいただいています。繁忙期なので、上位ルームの空室は無かったようで、ステータスによるアップグレードは無しでした。

ダイヤモンド会員はラウンジアクセス権が付与されるはずですが、こちらのホテルにラウンジはありません。アメリカのヒルトンは朝食無料サービスが無く、代わりに1泊あたり36USドルのダイニングサービスが付いてきました(1人だと18USドル)。ロールオーバー不可なので、連泊でも1泊毎に部屋付けで利用し、飲食利用料金から割り引いてもらう形です。

エスケープ&エクスプロアプランを利用したので、リゾートクレジット1泊50USドルが利用できました。こちらはロールオーバー可能で、食事以外にも利用できます。

ゴールド/ダイヤモンド会員特典
無料アップグレード(空室状況による)
ダイニングクレジット1人18ドル(2人分まで)
ヒルトン・オーナーズポイント(500/1,000ポイント)

レイトチェックアウト(空室状況による)
ミネラルウォーター

レセプションで手渡しでミネラルウォーター4本いただきました。ほかにも、ルームキー、日本語のマップ、リストバンド(ホテル内アクティビティ利用時に必要)などをいただき、お部屋に向かいます。

お部屋の様子 マカイ・オーシャン ツイン

エレベーターで部屋に向かいます。荷物を運んでくれるポーターさんは依頼すればいらっしゃるようですが、みなさんスーツケースを自力で運んでいました。

メインロビーから5分くらい歩くとマカイの客室棟です。右手に水路があって棟が分断されています。

右側の棟にある客室に向かうには、一番奥にあるエレベータホールまで歩く必要があります(階段で良ければ、渡る高架通路があるのですが、スーツケースだとエレベータを使わないと無理です)。

オーシャンビューの部屋は水路の向こう側になるので、さらに5分以上歩く必要があります。けっこう大変です。

エレベーターはルームキーでセキュリティされていません。

さっそく客室に入ります。左がウェットエリア、奥が客室です。

寝室です。ちょっとピンボケしてますが、左手にツインベッド、右にテレビやビジネスデスクがあります。

ベッドの枕元には電話があります。机の引き出しには何もありません。

テレビ台です。

収納にはセイフティボックスがあります。

テレビ台の脇はビジネスデスクです。

コンセント、LANポート、USB充電ポートがあります。

入口付近の台には、ネスプレッソマシン(と紙コップ)、グラス、リゾートチャージに含まれる再利用可能なウォーターボトル(リゾート内の随所で補給可能)が置かれていました。

下の冷蔵庫は空で、自由に利用できます。

入口にあるクローゼットです。ナイトウェア、アイロン、アイロン台、ラゲッジラックなどが収納されています。

ウェットエリアに入ります。左手にはバスとトイレがあります。

洗面台の下にはドライヤーが収納されています。

洗面台の上にはシャワーキャップとせっけんが置かれています。歯ブラシ、クシ、カミソリなどはありません(アメリカのホテルでは通常提供されません)。

アメニティとして保湿剤が置かれています。

アメニティブランドのcoconut mangoはヒルトン内にあるKohala spaによるオリジナルブランドです。

バスとトイレです。バスのシャワーは水圧が弱めです。

バスアメニティはやはりcoconut mangoです。

寝室の外にはバルコニーがあります。右手はラグーンビーチで、左手はイルカとのエンカウントアクティビティの場所です。

バルコニーからイルカを見ることができます。

ルームサービスはイタリアンレストラン「NUI」に注文可能です(17:00~21:30)。価格帯はマルゲリータ31ドルなどです(約5,000円+税<サ料は込>)。

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まとめ

ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ (Hilton Waikoloa Village)の客室を紹介しました。

ホテル全体がリゾートテーマパークのようで設備が充実しています。ホテルの客室設備はシンプルで、必要最低限になっています。

客室からの景色はリゾート感満点で、プールやマリンアクティビティなど、非日常を楽しむことができます。

次回はプールなどのアクティビティ設備を紹介します。

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