【世界弾丸旅行2024】UAE・アブダビ弾丸旅行編(1) 関西空港からエティハド航空でアブダビへ EY831便 ボーイングB787-9 ビジネスクラス 煌びやかな機内と充実したフードメニューを堪能

はじめに

今回から、2024年に訪問した中東UAEの首都アブダビを訪問する弾丸旅行の記録です。往復はエティハド航空を利用しました。

いつものようにマイルで取得した特典航空券です。もともとANAマイルでエティハド航空の特典航空券を予約可能でしたが、2023年頃からオンライン予約が可能になり、予約のハードルが低くなりました。

ANAマイル11万+諸費用10万円です。通常予約のビジネスクラスだと63万円~になっているので、1マイル5~6円くらいですね。ANA国際線ファーストクラスほどコスパは良くないですが、ビジネスクラスとしてはまずまずです。

相変わらずの弾丸旅行ですが、2024年初の海外旅行を開始です。

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関西空港第1ターミナルのリニューアルされた国際線エリア:ゲートが遠いよ・・・

関西空港の国際線は外資系やLCCのフライトが多く、日本のメジャー系(ANA/JAL)国際線は羽田・成田空港の一極集中です。特典航空券の旅行はどうしても羽田・成田発になりがちですが、今回は外資系航空会社のフライトなので関西空港からです(私は関西在住です)。

関西空港第1ターミナルの4階、国際線チェックインエリアにやってきました。2023年以降日本入国のハードルが低くなっているので、海外からの観光客が多いですね。関西空港は近距離線が豊富でLCCも多く就航しているので、ざっと見た感じ8割くらいは海外の方々です。

エティハド航空は自動チェックイン機が無いので、チェックインカウンターでチェックインしました。チェックインは出発3時間前から開始で、その10分後くらいに到着したのですが、エコノミーのチェックインレーン大混雑でした。

私はビジネスクラスなので待ち列はほぼ無くて楽をさせてい貰いましたが、エコノミーだと本当にやばいレベルでしたね。

春がまだ遠い寒い日本から中東アブダビに向かいます。渡航先は暑いので、コートは邪魔になります。空港のコート預かりサービスを利用してみました。私の場合、クレジットカードの特典で無料預かりしていただけます。

JAL ABCが指定された店舗でした。4階チェックインエリアの南端に預け入れ受付があり、1階到着エリアの北端に返却店舗があります。お店側も各カードのサービスをきちんと把握できてなさそうで(カードの種類が多すぎるし、カード毎にサービス内容が違うから仕方ないでしょう)、「無料特典利用で」と強めにアピールが必要みたいです。

そろそろ保安検査に向かいましょう。ビジネスクラス客は保安検査場のFast Laneが利用できます。関西空港のFast Laneは航空会社フリークエント会員資格だけでは利用できないので注意しましょう。一般レーンはかなり混雑していたので、Fast laneの価値は高そうです。

保安検査と出国審査を終えて、出国後エリアに入ります。出国後エリア3階に出て、従来なら目と鼻の先にあるウイングシャトルで南北ウイングに向かうのですが、新装ターミナルは簡単にウイングシャトルに乗せていただけません(泣)。

まずは2階エリアに降りてショッピングエリアをぐるぐる歩き、また3階に昇ってウイングシャトル乗り場に向かう必要があります。所要時間が10分以上増えた感じ。早めの保安検査場通過が必要です。

これはつらいですね。以前の国際線エリアを知っているだけに、なおさら改悪というか、改善の余地がありありと感じられます。足の弱い方はさらにつらいでしょう。

厳しい言い方をすると、海外客の免税売り上げのために空港の機能性を犠牲にしたということです。国際線エリアはもう1段階くらい改修するようなので、今後の改善に期待しましょう。

国内空港の免税店には興味ないので、さっさとウイングシャトルでノースウイングの先端駅に向かいました。

エティハド航空の指定ラウンジは飛鳥ラウンジです。ノースウイングの先端駅から3階に降りてすぐの場所にあります。シャワーはありませんが、フード類は比較的充実しています。こちらで出発まで休憩です。

2024年現在、ノースウイング内でプライオリティ・パスが使えるのは、アネックス六甲とANAラウンジです。ANAラウンジはシャワーこそないもののフードの充実度が高いので、ラウンジのインビテーションが無い方にお勧めです。

アネックス六甲はカードラウンジ相当のサービスなので、お菓子とジュース程度しか提供がありません。プライオリティ・パスを提示してもクレジットカードでの利用とサービスレベルは変わりません(成田空港のIASS Executive Loungeだと、プライオリティ・パスならビールがいただけます)。手続きが手早い分、クレジットカード提示の方がおすすめです。

エティハド航空便のボーディングタイムは出発の45分前です。ずいぶん早いですね。本当に45分前から始まるのかと疑問に思っていたのですが、45分前にきちんと搭乗開始されました。

ビジネスクラス客はボーディングゾーン1と一番最初の搭乗でした。

いよいよ機内に入ります。

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EY831便 アブダビ行き ボーイングB787-9 ビジネスクラスに搭乗

夕陽の中にたたずむエティハド航空の機体に搭乗します。

ビジネスクラスは基本的に1-2-1の1列に4席が配置されるスタッガードシートです。1列ごとに席の方向が前後逆になるので、半数の方は後方向きで座ることになります。

窓側席は個室感があります。一方で、通路との出入り部分は狭くなっています。照明がゴージャス感を漂わせています。

通路側席は通路に開けていて出入りが楽ですが、個室感が落ちますね。また、通路側席は席が後ろ向きになります。

シートの真横には収納スペースがあり、ミネラルウォーターとヘッドホンが入っています。飛行中、小物を入れておくのに便利です。

シートの足元にマルチプラグがあります。

サイドテーブルには、モニターのリモコンやUSB充電ポート×2、アメニティなどがあります。

アメニティはイタリアのACQUA DI PARMAです。

シート正面のモニター下には収納スペースがあります。

もちろん、シートはフルフラットのベッドになります。

照明は天井、読書用、テーブルライト、サイドライトと、目的別に用意されていて使い分けできます。収納スペースを含め、非常に機能的で、かゆいところに手が届く設備の充実度です。

ウェルカムドリンクでシャンパンをいただきました。こちらの便ではCuvee Brut(キュヴェ・ブリュット)が提供されています。

利用者は7割程度で、まずまずの搭乗率でした。

概ね定時に機体が動き始めました。外は薄暗くなってきています。

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EY831便 アブダビ行き ボーイングB787-9 ビジネスクラスのお食事

定常運航に入ったところでお食事です。

前菜
アラビア風前菜
リコッタチーズのとトマトのサラダ
パンプキンスープ
メイン
ローストチキンのハーブクラスト
鮭の柚子庵焼き
牛肉のコフタ
リガトーニ・アラビアータ
チーズ
チーズ、アルチザンクラッカー、フルーツ
デザート
塩キャラメルタルト
抹茶ティラミス
季節の新鮮なフルーツ
アイスクリーム
アラカルト(いつでも提供)
ローストビーフサンドイッチ
寿司盛り合わせ
鶏肉の照り焼き
水菜とラディッシュのサラダ
クッキーシュー
ポテトチップス
クッキー
マドレーヌ
アラビア風バクラヴァ

いろいろあって目移りしますね。

おつまみが配られました。ちょっと気分を変えて、デザートワインをいただきます。オーストリアのベーレンアウスレーゼ・エクスクイジット・ゲブリューダー・ニットナウス2018です。かなり甘いワインで、貴腐ワインのようにいただけました。

意表をついて(?)、アラカルトから寿司の盛り合わせです。十分満足できる出来栄えの握りずしでした。機内で寿司がいただけるとは思いませんでしたね。

牛肉のコフタです。アラビア風ハンバーグと言ったところでしょうか。スパイスがかなり練り込まれていてクセが強めですが、おいしくいただけました。

デザートは抹茶ティラミスです。

お食事を終えると眠くなったので、早々に就寝させていただきました。

フライトは12時間近い長距離路線です。到着前の時間帯になると、日本では深夜4時くらいですが、ちゃんとお腹が空いてきます(笑)。

ローストビーフサンドイッチをいただきました。肉厚でボリュームのあるローストビーフが挟まれていて、食べ応えがあります。

さすが中東御三家の航空会社だけあって、フードサービスが充実しています。満足したフライトになりました。

関西空港17:15発、UAE・アブダビ空港23:55着です。日本とアブダビには5時間の時差があるので、所要時間は11時間40分です。

中国上空から中央アジアを突っ切って、中東に到着です。

時間通りの現地時間で23時50分ごろ着陸しました。フライトは沖止めで、バスで回収されます。ターミナルに入るころには日付が回っていました。

沖止めとは言え、バスはビジネス客だけで、席に余裕がありました。他の空港だと、搭乗クラス関係なくバスに詰め込まれるので、エティハド航空のサービスなのでしょう。

95%くらいの乗客は乗継に向かい、入国に向かうの方はほとんどいませんでしたね。ヨーロッパ方面に乗り継ぐ方が多いようです。寂しく(?)入国審査に向かいます。

ビジネスクラスは入国審査が優先レーンになります。一般レーンはそこそこ待ち列ができていたので、ビジネスクラスのメリットは大きいです。UAEの入国審査はスムーズに終了しました(ちゃんと2016年の入国歴がUAE側に残っていて確認されました)。

到着フロアにでました。

アブダビ空港はエティハド航空のハブ空港です。2023年11月にリニューアルし、ターミナルが1つだけになりました。ターミナルAの名称がつけられ、とても洗練された機能的なターミナルビルに生まれ変わっています。

さらに、2024年2月9月にザイード国際空港と名称が改称されています。UAE建国者の名前が由来だそうです。

アブダビ市内に向かいたいと思います。

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