はじめに
今回は2024年冬に宿泊したホテル「ホーム2スイーツbyヒルトン・ニューヨーク・タイムズスクエア」の模様をアップさせていただきます。
ホーム2スイーツbyヒルトン・ニューヨーク・タイムズスクエア (Home2 Suites by Hilton New York Times Square)は、アメリカ・ニューヨークの中心部タイムズ・スクエアから徒歩圏内という超都心部に立地します。2023年にオープンしました。
私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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タイムズスクエアからホテルへ
ホーム2スイーツbyヒルトン・ニューヨーク・タイムズスクエアは、マンハッタンの中心部タイムズスクエアから数分の徒歩圏内にあり、立地は抜群です。
最寄のメトロ駅はBMTブロードウェイ線(イエロー)の49St駅ですが、空港からのアクセスと考えると、Times Square 42St駅が多くの路線が集中していて便利です。駅はタイムズスクエアの少し南に位置します。
タイムズスクエアからメインストリートである7th Avenueを北上します。
Renaissance New York Times Square Hotelを左手に見て、交差点を右折します。West 48th Streetに入ります。
Hard Rock Cafeの前にホテルがあります。タイムズスクエアから徒歩3分くらいの好立地です。
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チェックインとダイヤモンド特典
1階の正面入り口から入ります。
こちらのホテルは、ヒルトン系の3ホテル(Hampton Inn、Motto、Home2 Suites)の複合になっています。Mottoのみロビー&フロントが独立していて、Home2とHampton Innは共通です。チェックイン時に、どちらのホテルに宿泊か尋ねられます。
チェックイン列が混雑していたので(ステータス用の列もありましたが)、アプリでデジタルチェックインを試みましたができませんでした(エラーが出ました)。対応していないのかもしれません。
ロビーはある程度の空間がありますが、日中はチェックイン(あるいはチェックイン前)、チェックアウト(あるいはチェックアウト後)の方々で非常に混雑し、身の置き場もないくらいになります。コンパクトですが、宿泊客が多く収容できるホテルです。
ホテルは全室スイートとなっています。このスイートはいわゆる「スイートルーム」ではなく、「一通り設備の揃った」という意味です。キッチンや電子レンジなどが各室に備わっています。
今回訪問したのは2024年冬です。
客室 288室 38階建
ステュディオスイート クイーン
ステュディオスイート シティビュー クイーン
ステュディオスイートコーナー シティビュー クイーン
ステュディオスイート ウォータービュー クイーン
ステュディオスイート ランドマークビュー クイーン
年末ホリデーシーズンのマンハッタンは宿泊料金が異様な高騰をみせていて、通常期は1泊3~4万円(それでもなかなかの値段ですが)の宿泊料金が、どのホテルも1泊10万円を超えるという恐ろしい状態になっていました。こちらのホテルも、3か月以上前に予約したのもかかわらず約10万円~の設定でした。
とてもじゃないけど通常予約は無理と考えて、ポイント宿泊を選択しました。ヒルトン・オーナーズ・ポイント80,000ptsですから、1pt=約1.25円とかなり効率的な利用ができたと思います(通常、1pt=約0.5円だから破格です)。残念ながらアップグレードは無しです。
こちらのホテルでもダイヤモンド会員特典があります。
ダイヤモンド会員特典
ミネラルウォーター1人1本
スナック1人1個
1人で宿泊ですが、2人分のミネラルウォーターとスナックがいただけました(スナックはいろいろ選べます)。こちらのホテルにラウンジはありません。
こちらのホテルは宿泊客全員に朝食が付きます。
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お部屋へ(ステュディオスイートコーナー シティビュー クイーン)
エレベーターで部屋に向かいます。荷物を運んでくれるポーターさんはいませんでした。エレベーターはルームキーによるセキュリティが設定されています。目的階を入力して乗車するエレベータが案内される方式なので、エレベータに間違えて乗るとどこで降ろされるかわかりません(笑)。
お部屋に入ります。入って右手がキッチン、デスクなど、左手がウェットエリアです。築1年くらいしか経過していないので、客室は新しく綺麗です。
ベッドルームです。タイムズスクエア至近に立地する比較的廉価なホテルですが、客室スペースはかなり広めに確保されています。Home2 Suitesの客室の中で最も端に位置しているので、窓がほんの少しだけコーナーになっています。
ベッドの枕元にミニテーブルが2つ用意されています。
ミニテーブルには時計が置かれています。
USB充電ポート(通常とtype C)もあります。
ビジネスデスク、テーブル、キッチンが一体化して用意されています。
デスクの上にはUSB充電ポート(通常とtype C)とコンセントが用意されています。コンセントは日本と同じ形状です。
キッチンエリアです。ざるや圧力鍋など、さまざまなキッチンアイテムが用意されています。オーブン&レンジもあり、重宝します。
エスプレッソマシン、湯沸かしポット、ティーバッグ類、食洗器など。
各種カテラリー、調理用具が用意されています。
冷蔵庫は大きく、冷凍スペースもあります。
三トン代わりのタオル?もあります。
クローゼットです。アイロン、アイロン台、ラゲッジラック、セイフティボックスが収納されています。スリッパはありません。
ウェットエリアです。正面がトイレ、左手が洗面台、右手がシャワーブースです。
洗面台です。歯ブラシやクシなどのアメニティはありません。
アメニティはGilchrist & SoamesのZERO%です。ボディローションとハンドソープ。
石鹸、リムーバーもあります。
シャワーブースは天井据え付けタイプです。
シャワーアメニティもZERO%です。
窓の外はWest 48th Streetの街並みです。摩天楼のビルが林立しています。
夜景です。深夜でも大勢の人が行き交い、まさに不夜城のよう。まあ、世界随一の都市の中心部ですからね。
まとめ
2024年冬に訪問したホーム2スイーツbyヒルトン・ニューヨーク・タイムズスクエア (Home2 Suites by Hilton New York Times Square)を紹介しました。
開業して間もないので、設備は新しく綺麗です。全室スイートで電子レンジやキッチン、キッチン道具、大きめの冷蔵庫などがそろっていて朝食も無料なので、低コスト長期滞在におすすめのホテルです。
ニューヨークの物価はかなり高騰していて、朝食3,000円以上は普通です。朝食無料やキッチン付きがかなりありがたく感じられます。
私の訪問時期は1泊10万円~という手の出せない価格でしたが、通常期は1泊3万円くらいからとなっていて、タイムズスクエア近辺のホテルでは破格の安さの価格設定となっています。廉価ブランドのホテルですが、客室も広く設定されていて、都心部でこの価格はお得だと思います。
マンハッタン観光の拠点としても、交通の便がいいので抜群にお勧めの立地です。アメリカのホテルではホテルステータス会員特典があまりないので(朝食特典やラウンジ特典がほぼ無い)、廉価ブランドホテルのアドバンテージが大きいです。
次回は朝食と館内設備を解説します。