目次
はじめに
2022年年末、インターコンチネンタル横浜Pier8に宿泊してきました。
2019年10月に開業したばかりのホテルですが、同じ横浜にあるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルと運営母体が同じであり、ブランドサービスを継承しています。新築でもあり、ヨコハマグランドより宿泊料金は高めに設定されています。
ホテルは横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)内にあります。コロナ禍であまり運用されていませんが、クルーズ船などの大型客船の発着を想定して建造されたターミナルのようです。
夜には肌寒さを感じるようになった季節のホテルを紹介します。
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ホテルへのアクセス
今回はインターコンチネンタル横浜Pier8を訪れました。横浜市の新港と呼ばれる地区にあり、赤レンガ倉庫やカップヌードルミュージアムなどの観光地が徒歩圏内にあります。
最寄り駅は、鉄道ではなく、YOKOHAMA AIR CABINというロープウェイの運河パーク駅になります。とはいえ、ロープウェイでホテルにアクセスする方は少ないと思います。メインのアクセス方法として、①羽田空港からのリムジンバス、②JR横浜駅からタクシー、③JR桜木町駅から路線バス、④みなとみらい線馬車道駅から路線バスあるいは徒歩、などでしょうか。
JR桜木町駅からのアクセス
JR桜木町駅はJR根岸線所属のJR横浜駅の隣の駅です。JR横浜線、京浜東北線が乗り入れていて、桜木町駅で折り返します(始発駅になっています)。横浜市営地下鉄ブルーラインの駅も地下にあります。元祖横浜駅であり、1872年に日本で一番最初に開業した駅です。
桜木町といえば山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」で唄われているので有名ですが、廃線になった東急電鉄東横線の桜木町駅の説が有力です。
電車好きのうんちくになってしまったのではなしを元に戻します(笑)。東海道新幹線のJR新横浜駅から地下鉄ブルーラインで7駅、JR横浜線で5駅です。新幹線利用ならこちらの駅からのアクセスがおすすめです。
桜木町駅の東側駅前広場に、バスターミナルとYOKOHAMA AIR CABINの乗り場があります。
桜木町駅からホテルの入居するハンマーヘッドまで、路線バス「ピアライン」と観光路線バス「あかいくつ」が運行しています。ピアラインは9時から22時くらいまで、あかいくつは10時から19時くらいまで運行しています。所要時間は10分かかりませんし、運行本数は両方合わせて1時間に4~6本くらいあります。大人220円です。
ホテルの目の前にあるバス停まで行くので便利。桜木町からだとバスが便利です。
いちおう、ロープウェイを利用したアクセスも解説します。ロープウェイは桜木町駅前から運河パーク(横浜ワールドポーターズ前)に向かいます。片道1,000円となかなかのお値段です。10時~22時に運行しています。
運河パークの乗り場で降りて、高架通路を矢印の方に渡ると横浜ワールドポーターズです。ロープウェイ運行中は横浜ワールドポーターズも運営していますから、建物2階を突っ切りましょう。
建物の写真左手から入り、右に抜けます。歩道橋があるのでそちらを歩いてエスカレータを降り、万国橋通りを矢印方向に進むとホテルです。
ロープウェイ乗り場から徒歩8分くらいでしょうか。ロープウェイの乗車時間5分などをあわせて、15分くらいはかかると思います。お勧めするルートではありません。
馬車道駅からのアクセス
みなとみらい線馬車道駅からホテルまでは、上記写真の通り万国橋通りを真っすぐ歩けば着きます。徒歩10分くらいです。東京メトロ副都心線渋谷駅から東急東横線の列車が馬車道駅乗り入れているので便利です。また、羽田空港から京急電鉄で横浜駅まで来た場合、横浜駅でみなとみらい線に乗り換えましょう。
駅名にもなっている馬車道は、幕末開国時から発展した港町の歴史的建物が並んでいる道です。
馬車道駅の地下2階が改札階で、出口6を目指して元町・中華街方面のエスカレータを昇ります。エスカレータで地下1階に入り、左を向くと地上への出口があります。徒歩でホテルに向かうなら出口6(写真右側・矢印側)から地上に出ましょう。
バスを利用するなら出口4(写真左側)です。出口4で地上に出てすぐの場所に馬車道駅前のバス停(ハンマーヘッド行き)があります。「桜木町からのアクセス」で紹介した路線バス「ピアライン」と観光路線バス「あかいくつ」が停車しますから、乗車すると楽です。10時から19時台だと1時間に4~6本くらい運行していて、5分くらいでハンマーヘッド(ホテル)に着きます。
出口6は階段ですが、エレベータもあるので、荷物が多い方でも大丈夫です。
万国橋通りに出ます。海の方角(東方向)に歩いて行きます。道の右側の歩道を歩きましょう(ちなみに、出口4から出ると道の左側に出ます)。
通りの名称にもなっている万国橋を渡ります。通りの突き当りにホテルが見えますね。
横浜ワールドポーターズ前の交差点には歩道がありません。面倒ですが、エスカレータで歩道橋を利用しましょう。交差点上に歩道橋が円状に配置されています。
そしてまた、エスカレータを降ります。ホテルはもう目の前です。駅改札を出てからホテルまで10分くらいかかると思います。
その他
JR横浜駅からホテルまでタクシーで10分くらい、1,300円前後です。こちらのホテルはできたばかりなので、地元のタクシー業者でも認知度が低いようです。きちんと説明しないとパシフィコ横浜にあるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルに連れて行かれます(笑)。
実際タクシーで向かったのですが、「インターコンチネンタル横浜Pier8」というと通じず、「ハンマーヘッド」でもダメ、「カップヌードルミュージアムの裏」でもダメ、最終的にスマホで地図を見せて、「ああ、ハンマーヘッドの」(てか、最初にハンマーヘッドって言うたやんか)と、どうにか連れて行っていただけました。
羽田空港からリムジンバスが運行しています。所要時間30分前後です。ホテルの入り口の目の前から発着します。
ただ、ホテルに停車する便は1日4便程度と少なく、上手に利用する必要があります。カップヌードルミュージアムまで歩くと(徒歩5分くらい)、1日10本以上運行しているため(1時間1~2本)、選択肢に入れてもいいと思います。大人750円とお値段もリーズナブルです。
駐車場は宿泊客1泊2,000円です。
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チェックインとアンバサダー特典
インターコンチネンタルホテル横浜Pier8は、横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)内にあります。入り口は1階で、ルームキーが無いと入れません。チェックイン前は入り口のスタッフさんに開けてもらいます。
フロントは2階です。螺旋階段で昇ってもいいのですが、みなさんエレベータで向かってます。
2階フロントでチェックインです。今回、クラブインターコンチネンタル(クラブルーム)で予約していました。クラブルームの宿泊者は、チェックインをクラブラウンジで行えますが、今回はフロントで行いました。他にもクラブインターコンチネンタル特典がついてきます。
クラブインターコンチネンタル特典(クラブルーム宿泊客限定)
クラブラウンジでのチェックイン
クラブラウンジアクセス権付与
ミーティングルーム利用(2時間まで)
市内電話無料
WiFi無料
雑誌(Press Readerの利用)
私はインターコンチネンタル・アンバサダー会員です。アンバサダー会員は、週末無料宿泊特典(+1泊)やIHGプラチナ会員資格付与もありますが、インターコンチネンタルブランドのホテルに宿泊する際には、他にも多くの特典が付きます。
インターコンチネンタル・アンバサダー宿泊特典
ワンランク上の客室へのアップグレード保証
無料ミネラルウォーター
無料インターネット
2,000円分のレストラン&ミニバー クレジット
アンバサダー専用のチェックイン・チェックアウト
午後4時までのレイトチェックアウト
お部屋の様子(クラシック ヨコハマハーバービュー キング)
宿泊フロアに向かいましょう。インターコンチネンタルクラブのお部屋ですから、5階の高層階になります。客室フロアに入るためには、ルームキーが必要です。
入ってすぐ右手にクローゼット、正面の扉の先が洗面スペース、左に折れると左手にトイレ、そのまま進むと寝室になります。先に寝室に進みましょう。
インターコンチネンタルホテルのベースクラスであるクラシックのお部屋(46㎡)です。かなり広いです。ANAインターコンチネンタルホテル東京のクラシックは28㎡、ヨコハマグランド・インターコンチネンタルホテルは31㎡と比較すると歴然ですね。他のホテルと比較し、部屋数を絞って空間を広くとっているようです。
入り口方向に振り替えると、洗面スペースと入ってきた廊下が見えます。
枕元には集中コンソール、USB充電ポート、コンセント、電話、ティッシュが設置されています。
反対側には時計が置かれています。
テレビの前にデスク。デスクの足元には、HDMIポート、USB充電ポート、マルチコンセントがあります。窓際の棚はグローブトロッターのキャリーケースのような収納です。
窓際の収納の中には、(アンバサダー特典の)ミネラルウォーター、お茶うけのお菓子、illyのコーヒーメーカー、ミニバー、シェーカーまであります。
お茶うけのお菓子はコーヒーと一緒にいただきました。
下の引き出しには、TWGのティーバッグやillyのコーヒーカプセル、グラス類があります。
冷蔵庫はミニバーがぎっしりです。
さらに下には湯沸かしポットです。
棚の前にはソファが置かれています。
洗面スペースです。
引き出しには歯ブラシ、シェーバー、マウスウォシュ、クシなどが入っています。
ドライヤーも収納されています。
下には体重計とタオルが収納されています。
バスルームです。バスの外に体を洗うスペースがあり、ノズルと上部据えつけ2種類のシャワーがあります。
アメニティはバイレードです。
入り口のクローゼットスペースには、セイフティボックス、ナイトウェア、バスローブ、スリッパ、傘などが置かれています。
窓の外には横浜ハーバーを見下ろせます。
夜景はこんな感じです。イルミネーションがきれいですね。
4階 ジム
宿泊客はフィットネスジムを24時間無料で利用できます。右奥にあるドアはスパの入り口です。
カードキーで入室します。スタッフの方はいらっしゃいませんし、ロッカーはありません。
ミネラルウォーターとタオルが用意されています。設備は少なめで充実しているとはいえませんが、いつも人がいらっしゃらないので静かに運動することができそうです。
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3階 中庭
ホテルの3階以上の中心部は屋外の吹き抜けになっていて、日本庭園風の中庭になっています。
あいにくの雨模様ですが、中庭を散策してみました。傘が置かれているので、気軽に立ち寄ることができます。3階のドローイングルーム、4階のジムは中庭に面していて、リラックスした時間を過ごすことができます。
屋上 ルーフトップ
ルーフトップの屋上は展望スペースになっています。中庭の吹き抜け部の周囲のうち馬車道側以外の部分を移動可能になっていて、270度の景色を鑑賞できます。宿泊客のみ足を運ぶことが可能です。
屋上にはエレベータで行けます。クラブインターコンチネンタルの5階から階段もあります。上の写真は横浜ベイブリッジ方向です。
こちらはハンマーヘッド先端方向です。デッキにはテーブルやいすが設置されています。
みなとみらい方面の夜景です。パシフィコ横浜やコスモクロック21を眺めることができます。ホテル外の飲食物の持ち込みは禁止されていますが、ホテル内のものならいいようです。コーヒーなどの飲み物を片手に夜景を楽しむのがよさそうです。
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まとめ
今回は2022年末に訪問したインターコンチネンタル横浜Pier8の様子をアップさせていただきました。ホテルが完成してから3年程度しか経過していないので、新しく豪華で静やかな空間を楽しむことができます。
駅から距離はありますが、公共バス路線が充実していてアクセスは容易です。横浜の中華街や赤レンガ倉庫、みなとみらいなどの観光スポットに近く、観光拠点としても優秀です。
次回は、クラブラウンジやレストランの様子をアップさせていただきます。
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