【インターコンチネンタル】ANAクラウンプラザリゾート安比高原 宿泊記(2) ウインターシーズンのお食事とスキー場

はじめに

今回は2023年年末に宿泊したホテル「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」と安比高原リゾートの模様をアップさせていただきます。

前回の記事で客室やプールの様子をアップさせていただきましたが、今回はその続きになります。安比高原リゾートのお食事とウインターシーズンの様子などを紹介させていただきます。

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ホテルの施設

大浴場 タワー館1階

ホテルのタワー館1階に大浴場があります。宿泊客は自由に利用できますが、タオルは客室から持参が必要です。入室時にルームキーは不要です。

大浴場 営業時間 5:30~10:00 12:00~24:00

大浴場は内湯のみですが温泉です。サウナと水風呂もあります。

更衣室にはクシやドライヤー、体重計、POLAのアメニティが用意されていますが、歯ブラシ、カミソリなどは用意されていません。更衣室にはロッカーが用意されていて、キーで施錠できます。

大浴場が利用できるので、客室のバスは使わない方が多いかもしれません。リゾートには露天風呂が別にあるのですが、午後しか利用できないので、朝風呂はこちらになります。

白樺の湯 別棟

白樺の湯は露天風呂もある温泉施設で、ホテルとは別棟になります。ホテルからみると、リゾートセンターや安比プラザのさらに向こう側に位置するので徒歩10分くらいかかります。冬季は徒歩でのアクセスはお勧めできません。無料のシャトルバスがあり、3分くらいで着きます。

白樺の湯 営業時間 13:00~23:00
大人1,200円 小学生800円 幼児以下無料 タオル200円
※宿泊客は無料あるいは割引あり。

白樺の湯は屋外に露天風呂もあり、ウインターシーズンは雪の白樺の森を眺めながら温泉を楽しむことができます。サウナや水風呂もあります。

更衣室にはクシやドライヤー、体重計、花王とPOLAのアメニティが用意されていますが、歯ブラシ、カミソリなどは用意されていません。更衣室にはロッカーが用意されていて、キーで施錠できます。

私の宿泊では、宿泊期間有効になっている白樺の湯の無料チケットが付いてきました。公式サイトによると宿泊客には大人(タオル付)1,600円→800円の割引券をフロントでいただけると書かれています。

白樺の湯には居酒屋あぶり亭があります(17:00~22:00)。ホテルのレストラン以外で夕食ができる場所は希少なので、状況に応じて利用しましょう。

売店 コルチナ/宅急便受付 本館1階

コルチナ 8:00~21:00

本館とタワー館の間の通路にショップが並んでいます。スキー用品やお土産、お菓子やカップ麺などが販売されています。宅急便の受付もあります。

クロネコヤマト 9:00~16:00

クロークと場所が離れているのがちょっと不便ですね。

クローク 本館地下1階

本館地下1階のロッカールーム内にクロークがあります。案内は無いですが、チェックイン前やチェックアウト後の荷物預かりもここになります。

クローク 8:00~17:00

ライブラリーラウンジ 本館2階

本館2階のゲレンデを望むラウンジです。パソコンも置かれていて自由に利用できます。インターコンチネンタルホテルへの連絡通路にあり、気づかれにくい場所にある穴場的な場所です。

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朝食会場 竜ヶ森

朝食会場 アルベルク

朝食会場は本館2階アルベルク、本館1階竜ヶ森、本館2階七時雨です(日によってクローズしている店舗もあり)。前2者は和洋食ビュッフェ、後者は和定食です。予約は不要です。

朝食会場 七時雨

竜ヶ森 朝食 7:00~11:00(一部10:00まで)
大人3,000円、小学生2,100円、4歳以上幼児1,000円

朝食会場 竜ヶ森

私は竜ヶ森でお食事をしました。ビュッフェ形式です。利用者がかなり多いですが、席は確保可能でした。

オムレツのライブキッチンがあります。かなり長い列ができていました。

洋食類。

ハム、チーズ、納豆など。左のお椀はいくらが入ったとろろです。

パン類は豊富ですね。

サラダ類。

ヨーグルト、フルーツ類。

安比高原のミルクをはじめとしたソフトドリンク類やコーヒーサーバーもあります。

カレーや洋食類、焼き魚などをいただきました。

いくらの入ったとろろはご飯にかけていただきました。

湯豆腐、オムレツ、ヨーグルトなどもいただきました。

スキー場のオープンが8:15なので、8時までの朝食会場はかなり混雑します。9時以降はかなり余裕ができそうです。

ホテルのレストランと食事事情

タワー館1階 ブリッサ

ホテルにレストランは多いですが、運営しているのは一部です。昼食はタワー館1階のブリッサ(喫茶)、2階の美麗華(中華)が営業していますが、多くの方はスキーに出かけているので、リゾートステーションのリトルラビット、安比プラザのフードコートでお食事をいただくことが多いと思います。

安比プラザ フードコート

リゾートステーションのリトルラビット、安比プラザのフードコートの日中は席を確保するのも大変なくらい人が殺到します。

夜になるとリゾートステーションも安比プラザもレストランは全てクローズします(年末年始の一部時期を除く)。ホテルのレストランは予約が必要なので、食事難民になる可能性があります。

竜ヶ森のビュッフェは直前予約でもOKです(たぶん、突撃でもいけそうです)。また、ルームサービスもあります。最悪の場合、売店でカップ麺購入ですね(売店は21時までオープン)。

ビュッフェ会場 竜ヶ森

夕食会場で直前予約可能なのは本館1階のビュッフェ会場竜ヶ森です。

竜ヶ森 夕食ビュッフェ 17:30~21:20(L.O.20:00) 80分制
大人6,500円、12歳以下4,500円、6歳以下1,500円、3歳以下無料
※年末年始は特別料金(大人だと9,500円)

利用者は限定的なので朝食ほど混雑が激しいというわけではありません。80分制のビュッフェになります。

ビュッフェメニュー
ライブキッチン

牛ロースステーキ(インジェクションビーフ)
前沢牛・安比プライムポーク®のしゃぶしゃぶ
天婦羅(原木椎茸 または冬野菜、イシモチ または海老、まんじゅう)
ズワイガニ食べ比べ(ズワイガニとトゲズワイガニ)
旬の逸品
マグロの刺身と本日のお刺身 茶碗蒸し
炊き込みご飯 本日の逸品
卓盛り料理
ズワイガニ(レギュラーサイズ)
鴨の燻製と香草のサラダ または 一口オードブル盛り合わせ
白身魚と野菜のマリネ または 小エビとアボカドのオーロラソース
若鶏の油淋鶏 または 棒棒鶏
クラムチャウダースープ または コーンクリームスープ
海老と八幡平マッシュルームのガーリックソテー または 清蒸魚(魚介の香草蒸し)
スパイシー タンドリーチキン
豚の角煮と冬野菜 または 豚の角煮と中華蒸しパン
ズワイガニのショートパスタ または スパゲッティー カルボナーラ
チップス&海老フライ ビーフガーリックピラフ
牛すじ肉のスパイシーカレー または 牛すじ肉と根菜の韓国風煮込み
岩手県産 菊芋漬け または 秋田名物 いぶりがっこ
岩手県産 山ぶどう漬け大根
岩手名物 ひっつみ汁 または 豚汁
わんこそば
花巻産・ひとめぼれ 特別栽培米「白金の雨」®
サラダステーション
ベジタブルサラダ
グリーンサラダ・オニオンサラダ・レッドサラダ(赤色野菜)・コーン・パスタサラダ・冬野菜のごろっとサラダ・じゃがいもとサツマイモのサラダ
日替わりミート&フィッシュ
KIZUNA・絆(郷土料理)
盛岡冷麺(岩手) 鱈子炒り(秋田)
じゃっぱ汁(青森) 油麩煮つけ(宮城)
山菜料理(山形) 天婦羅まんじゅう(福島)
ホテル内 各レストラン 特製
美麗華 海老チリソース または 四川麻婆豆腐
李朝苑 ビビンバナムルとキムチ(カクテキ) または カルビクッパ
KIDS & BABY
ウインナー ミニハンバーグ・ミニバーガー
甘口カレー から揚げ 桃饅頭 Baby離乳食
スイーツコーナー
洋梨タルト 苺のムース または ヨーグルトムース
クラシックショコラ または チョコレートケーキ
ふんわりチーズケーキ または ベイクドチーズケーキ
クリームプリン または 抹茶プリン
抹茶おはぎ または ミニ大福
マチェドニアフルーツ または 安比高原ミルクタピオカ
チョコレートファウンテン ソフトクリーム または カップアイス
ソフトドリンク飲み放題
<https://www.appi.co.jp/kizuna-buffet/より引用>

アルコール類は有料です。

ワインのメニューも別に用意されています。

クラフトビール・ベアレン・クラシック(1,250円)をいただきました。

前沢牛のしゃぶしゃぶ、牛ロースステーキ、タラバガニなどがあり豪勢ですね。お値段なりの価値があると思います。

せっかくなので、いろいろいただきました。わんこそばやじゃっぱ汁、盛岡冷麺など、地元の名物もいろいろいただけます。

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スキー場を楽しむ

スキーレンタル マウンテンステーション(リゾートセンター2階)

スキーレンタルはスキー場のメインロッジになるリゾートステーション内にサロモンのレンタルステーションがあります。宿泊客はレンタルのスキー、スノーボード、ウェアが各1,000円オフになります。

マウンテンステーション 8:00~16:00
レンタル料金

スキー/スノーボードセット 1日6,000円
ウェアセット 1日5,000円

ある程度最新の器具がレンタルされているので、レンタル器具は十分満足できると思います。レンタルした後は特に問題はありません。返却時は特に書類で確認は無く、スタッフの方に渡せば終わりです。

ただ、厳しい言い方になりますが、下記理由により他のレンタル方法を検討したほうがいいかもしれません。

レンタルのオンライン予約サイトがかなり面倒で予約に時間がかかること。
予約していても予約していない方と同じだけレンタルに時間がかかること。
予約していても特に取り置きされていないこと。
受付に時間がかかること。
2023年12月末以降はオンライン予約サイトが運用していないこと。
それに伴い受付時間がさらに伸びていること。

予約するメリットが全くない上に、予約サイトがかなり使いづらいので、当日直接申し込みましょう。そもそも、2023年末から予約サイトが使えなくなっています。いずれにせよ、レンタルに30分~1時間くらいはかかると考えておきましょう。

さらに、宿泊客としても少し不便な印象です。

宿泊客用のロッカーから距離があること。
ホテル内をスキー靴で歩行することが禁止されているのでレンタルした用具をロッカーにもっていくのに時間がかかること(ゲレンデ経由が必要)。
ゲレンデレベル(1階)とロッカーのレベル(地下1階)が違うため移動が面倒であること。

どれか1つ、2つくらいなら許容可能でしょうが、これだけいろいろ積みあがると、レンタルがかなり億劫になります。特にウェアレンタルされる方は更衣する必要があるため、かんたんにゲレンデ経由もできず大変です。いろいろスキーリゾートを訪問してきましたが、こちらのリゾートはかなりつらいですね。動線の改善が期待されます。

これらの理由により、レンタル希望しているかたは、事前にレンタルして持ち込んだ方が楽だと思います(事前レンタルしたほうが、用具の持ち運びが楽になるようにカバー等をされているため)。

ホテル本館1階にもレンタルステーション「Executive Lounge」があります。こちらもサロモンのレンタルステーションです。ホテルロッカーの近くにあるので、こちらでレンタルするなら便利だと思います(ただし階段で1階分移動が必要です)。レンタル料金がリゾートセンターの倍になっているので利用者が少なく、すぐにレンタル可能です。

レンタル料金
スキー/スノーボードセット 1日12,000円
ウェアセット 1日10,000円

リゾートセンターのレンタル料金はリゾート地のレンタル料金としては平均的です。その倍の料金と言うのは、単純比較するのは公平ではないですが、なかなかの価格設定です。宿泊客の割引はありません。Executive Loungeの利用を促すためにリゾートセンターの運用がこのような設定になっているのでしょうか。

スキー場

リフト券は全山パスで発行されます。小学生以下の方は大人に同伴すると無料です。

リフト料金
大人 1日7,000円 オンラインで1,000円引き
ゴールドパス 1日9,000円
ブラックパス 1日33,000円

当日オンライン購入できるので、オンライン購入するのがお得です。ゴールド以上でリフトの優先搭乗、ブラックではフードコートの優先と優先席が用意されています。

超繁忙期に訪問しましたが、リフトの乗車待ちはそれほど長くなりません。優先レーンは時間限定になっています。それでも少しは早くなるので、ゴールドパスはありかもしれません。

フードコートはお昼の混雑している時間帯に席を利用できるのはいいかもしれませんが、確保されているテーブルは1つだけでした。ブラックパス発行数によるかもしれません。注文列もあまり長くなっていなかったので、メリットは限定的でしょうか。

時期にもよるでしょうが、私の訪問時の雪質は良好でした。ウインタースポーツは快適に楽しめました。

スキースクール(リゾートセンター2階)

リゾートセンターにスキースクール受付があります。混雑する時間帯は列がかなり伸びます。事前予約していても受付に時間がかかるので、かなり余裕を持って利用しましょう(私は受付に20分以上かかりました)。

子供用スキースクールは、安比プラザ1階で行います。くれよんしんちゃんのキャラクターも登場し、和やかな雰囲気で行われていました。海外の方も参加されています。

ロッカー(ホテル本館地下1階)

ホテル地下1階にロッカールームがあります。フロントで申し出るとロッカーが利用可能になるカードキーを手渡されます。

ロッカー内にクロークがもあります。

すでに書きましたが、リゾートステーション内にあるスキーレンタルショップからの動線があまり良くないのであらかじめ覚悟しておきましょう。また、ゲレンデへの出口は1階になるので、移動が必要です。

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安比プラザ2階 フードコート

安比プラザの2階にフードコートがあります。かなり広いスペースですが、昼食時には席の確保も難しいくらい人が殺到します。

フードコート 8:00~17:00

カレーショップ、ラーメンショップなど、いろいろ店舗がありますが、一部店舗の営業時間は短いので注意しましょう。

ホテルのレストランに比べるとかなり安いですが、それでもリゾート価格になります。

たとえば、カツカレーは2,000円です。

ほとんどの方の昼食はこちらのフードコートを利用すると思います。もう少し席数が多いといいですが、私が訪問したのは超繁忙期なので仕方ないのかもしれません。

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まとめ

今回は2023年年末に利用したANAクラウンプラザリゾート安比高原の様子をアップさせていただきました。

もう少しスキー関連の動線の改善が望まれますね。ゲレンデサイドのホテルとしては少し難点を感じました。インターコンチネンタルホテルの方だと問題ないのかもしれません。他のANAクラウンプラザホテルよりカジュアルホテルの印象で訪問するといいと思います。

2024年1月、観光庁はオーバーツーリズムの分散対象モデル地域として日本で10箇所を選定しましたが、八幡平も対象になっています。でもねえ、すでに八幡平もオーバーツーリズムのような気がします。

ちょっと辛口になってしまいましたが、お食事や温泉などはかなり満足できました。客室も、年季が入っているということを除けば、いいホテルだと思います。

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