目次
はじめに
今回の記事では、2023年年末に宿泊したホテル「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」の模様をアップさせていただきます。岩手県八幡平にある安比高原スキー場にあるリゾートホテルです。
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ホテルの概要
今回はANAクラウンプラザリゾート安比高原に宿泊してきました。今回利用したのはウインターシーズンなので、ウインターシーズン用の情報になります(夏季グリーンシーズンはいろいろ勝手が違うので注意しましょう)。
こちらのホテルはインターコンチネンタルホテルグループに所属しています。さらに、インターコンチネンタルはANAとも提携しており、日本のインターコンチネンタルグループはIHG・ANAホテルズ所属となります。基本的にIHG・ANAホテルズはフランチャイズ経営です。
ANAの上級会員なると、IHG・ANAホテルズに宿泊する際に優待料金で宿泊できたり、朝食無料になったりするプランがあります。
ANAクラウンプラザリゾート安比高原は岩手ホテルアンドリゾートの運営するホテル安比グランドが2021年末にリブランドされて誕生しました。安比高原リゾートのホテル部門として、ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート、ANAホリデイ・インレゾート安比高原とともにスキー場全体を一体的に運営されています。
こちらのリゾートは2022年、2023年と2年連続でWORLD SKI AWARDSのJapanʼs Best Ski Resortに選出されているそうです。
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ホテルへのアクセス
電車の場合
ANAクラウンプラザリゾート安比高原は、最寄駅であるJR花輪線安比高原駅との間に無料連絡バスを運行しています。JR花輪線は2~3時間に1本しかないローカル路線なので、電車のアクセスはかなり大変です。
東北新幹線の主要駅である盛岡駅から、冬季の有料路線バスが運行しています。1日最大7便くらい、所要時間1時間くらいです。関東圏の方は盛岡駅からのアクセスが一番楽だと思います。
飛行機の場合
ANAクラウンプラザリゾート安比高原は、いわて花巻空港、大館能代空港、仙台空港との間に冬季予約制のバスが運行しています(一部予約不要)。事前予約が必要なので、公式サイトで十分確認しましょう。
最も最寄空港はいわて花巻空港で、1日最大3便の連絡バス(所要時間1時間30分)が運行しています。花巻空港はJAL系のJ-AIRやFDAのみの運航になります(ANA系ホテルなのにJAL便に連絡するバスを運行しているのが面白いですね)。伊丹、神戸、名古屋、福岡からアクセス可能です(羽田便はありません)。
大館能代空港は秋田県の空港です。1日最大2便の連絡バス(所要時間1時間45分)が運行しています。羽田空港からのANA便に連絡しています。東京・関東からのアクセスだと、東北新幹線盛岡駅経由の方が便利です。大館能代空港は地方から羽田経由でアクセスする場合に選択肢になると思います。
仙台空港は少し利用が難しいですね。多くの便が発着するのですが、連絡バスは片道3時間30分かかりますし本数が少ないので(1日1便)、上手に便を選択しないといけません。
車の場合
車で向かう場合、東北自動車道の松尾八幡平ICから20分となっていますが、冬季は車でのアクセスはお勧めしづらいです。ホテルの駐車場には関東圏のナンバーが多数お見かけしましたが、運転が大変だと思います。
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チェックインと会員特典
さて、チェックインです。
ウェルカムドリンクが提供されています。
わたしはインターコンチネンタルグループ(IHG)のプラチナ会員をいただいています。
IHGプラチナ特典
ボーナスポイント60%
無料宿泊特典の宿泊も宿泊実績にカウント
無料インターネット接続
午後2時までのレイトチェックアウト(空きあれば)
無料客室アップグレード(利用状況次第)
上記とは別に、ウェルカムポイントとウェルカムドリンクから選択でプレゼントがあります。私はウェルカムドリンクを選択しました。無料WiFiは一般宿泊者も利用可能です。
今回は子供連れで宿泊でした。幼児は無料で添い寝可能です。子供用アメニティはありませんでした。
客室403室
本館:229室
ジャパニーズファミリーツイン 35.9㎡
ジャパニーズメゾネット 56.2㎡
スタンダードツイン 21.1㎡
スタンダードラージツイン 29.4㎡
スタンダードファミリートリプル 35.9㎡
スタンダードメゾネット 56.2㎡
タワー館:174室
エグゼクティブツイン 38.0㎡
エグゼクティブファミリートリプル 50.0㎡
エグゼクティブスイート 64.0㎡
プレミアムツイン 38.0㎡
プレミアムファミリートリプル 50.0㎡
プレミアムスイート 64.0㎡
エグゼクティブジャパニーズスイート 76.6㎡
ラグジュアリースイート 114㎡
タワーロイヤルスイート 170.4㎡
今回はタワー館のプレミアムツインのお部屋を予約していました。私はウインターシーズン超繁忙期の訪問だったので、宿泊料金は都心部のインターコンチネンタルホテル以上に跳ね上がっていました(今回の一連の旅費でボーナスがぶっ飛びました)。
もちろん、レイトチェックアウトもアップグレードも無理でした。もともとIHGグループのアップグレードはあまり期待できないので、こんなものかと。
こちらのホテルはある程度カジュアルであり、インターコンチネンタルホテルのようにきめ細やかなサービスを提供するわけではありません。スタッフの方はあまり多くないので、チェックイン時にわからないことはできるだけ聞いておきましょう(繁忙期はフロントスタッフを捕まえるのが難しいです)。
宿泊客も多いので、チェックインはかなりの列ができますし、チェックアウトはセルフ精算機で行います。荷物も自分で運ぶ必要があります。スキー用ロッカーキーも申し出ないと提供されません。
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客室の様子 プレミアムツイン
さてお部屋に向かいましょう。今回の宿泊はタワー館になります。2021年にリブランドしたとはいえ、建物自体の年季はある程度否めません。
エレベータにセキュリティはありません。19階174室に対し、エレベータが3基しかないので、エレベータの待ち時間が発生しがちです。
プレミアムツイン(38㎡)のお部屋です。和洋室のお部屋で、ベッド2名と畳の上に2名、最大4名の宿泊が可能です。ツインという名前の部屋としては、かなり広く感じられます。
枕元には時計、電話、USB充電ポート、コンセントが設置されています。ただし、USB充電ポートはスマホ、任天堂スイッチ等の充電ができませんでした(持参ケーブルに問題ないのは後日確認しています)。そもそもポートが充電用じゃないかもしれないので、コンセント接続機の持参をお勧めします。
和室部分にテレビがあります。ベッドの向かいにはビジネスデスクがあり、ドライヤーなどが置かれていました。
ANAクラウンプラザでおなじみのスリープ・アドバンテージ・プログラムのアメニティは、客室に常設されているわけではありません。フロントに申し出る必要があります。
客室入り口の棚には湯沸かしポット、コーヒーなどのアメニティ、無料のミネラルウォーターが置かれています。
下段には冷蔵庫があります。冷蔵庫はカラなので自由に利用できます。
その左側手はクローゼットになっていて、浴衣(M)、タオル、パジャマなどが収納されています。M以外の浴衣を希望する場合、本館フロント付近に置かれているものを自由に選んでお部屋に持ってくることができます。
浴衣とスリッパで一部のレストランを除くほとんどの場所に行くことが許可されています。大浴場や白樺の湯に行く際には、お部屋からタオルを持っていく必要があります。
さらに入り口側にもクローゼットがあり、バスローブやスリッパが収納されています。
ウェットエリアです。ユニットバスになっています。
バスアメニティはクラウンプラザホテルで採用されているニュージーランドのANTIPODESです。
歯ブラシ、カミソリ、シェービングフォーム、綿棒、シャワーキャップ、クシ、サニタリーバッグなど、必要なアメニティはほぼ全て用意されています。
窓の外はスキー場のゲレンデを一望できました。
夜景です。一部ライトアップされています。こちらのスキー場ではナイター営業が原則実施されていません。
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スポーツクラブオリンピア(プール・ジム・卓球etc)
プールやジムなどがあるスポーツクラブオリンピアは、地下1階に受付があります。
プール 10:00~21:00 3歳以下利用不可
宿泊客利用料金 大人(13歳以上)1,250円 4歳~12歳 850円
ジム 24時間利用可 無料
スパ 15:00~23:00 有料
その他(カラオケ、卓球、ミニバスケットなど) 10:00~22:00 有料
ジム以外の利用は有料です。施設入場時に、靴をシューズロッカーに入れて受付に向かいます。
ジム・卓球など
ジムは屋内シューズ持参が必要です。タオルは用意されています。
プール
プール利用の場合、更衣室のロッカーキーを受付で渡されます。タオルは用意されています。3歳以下は利用できません。水泳キャップは不要です。
更衣室にはシャワーブース、洗面スペースがあります。シャワーブースには花王のアメニティCUEやニュージーランドのANTIPODESが置かれていました。クシ、歯ブラシ、カミソリ、綿棒は無く、ドライヤーはありました。脱水機もありませんが、水着持ち帰り用のビニール袋が用意されていました。
更衣室から出て、階段を昇り、1階のプールに向かいます。
プール内は撮影禁止になっているので、屋外ゲレンデからの撮影です。
20mプールで深さ1.1mです。小学年高学年以上なら問題なく遊泳できるでしょう。水泳用のレーンは設置されていません。幼児用の深さのエリアややや高温のジャグジーがあります。プールサイドにはデッキチェアなどが設置されています。
ビート板などの浮き具やウォーターサーバーなどはありません。持参の浮き具は、1m以内の浮き輪なら許容されています。ライフセーバーは常駐していません。
私の訪問時は、常に2~4グループの方が利用していました。利用されているのは家族連ればかりで、プールリゾートの雰囲気はありませんでした。
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まとめ
今回は2023年年末に利用したANAクラウンプラザリゾート安比高原の様子をアップさせていただきました。スキーリゾートの宿泊の中核を担うホテルで、さまざまな施設が併設しています。
次回はお食事や安比高原スキー関連の設備などを紹介します。
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