目次
はじめに
海外旅行は弾丸なので宿泊すらしないわたくしのブログですが、今回は国内ホテルの宿泊記をアップさせていただきます。
2022年春に宿泊したホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット三重おおだい」の模様をアップさせていただきます。
私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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駅からホテルへ
今回はフェアフィールド・バイ・マリオット三重おおだいに宿泊してきました。マリオット系ホテルの中では宿泊特化型でカジュアルなフェアフィールド系列のホテルになり、リーズナブルなセレクトのカテゴリーになります。2021年3月9日にオープンしたばかりのホテルで、マリオットグループ内のカテゴリーは2022年3月現在で4です(8段階で上から5番目)。
こちらのホテルだけでなく、積水ハウスとマリオットが共同で、全国の道の駅に隣接するように多数のホテルを開業しています。積水ハウスの「Trip base style」というキャンペーンの一環です。こちらのホテルも、目の前に「道の駅奥伊勢おおだい」があります。
その名の通り、三重県の多気郡大台町にあります。大台町の町域は極端に東西に長いですが、その東の端に町役場があり、町役場の真裏にホテルがあります。
最寄り駅はJR東海の紀勢本線三瀬谷駅になります。駅から徒歩8分程度です。紀勢本線はローカル線ですが、三瀬谷駅はJR特急「南紀」が全て停車します。大阪から2時間30分(近鉄で松坂駅乗換JR)、名古屋から2時間足らずでたどり着くことができます。
同じ三重県紀勢本線沿いののフェアフィールド・バイ・マリオット三重御浜だと、大阪から5時間以上かかるので、交通の便の違いが大きいですね。
ただし、特急は2~3時間に1本です。乗り遅れると大変。うまく特急に乗り継げるように計画を立てて出発しないと厳しいです。
さて、駅からホテルに向かいましょう。駅構内の目と鼻の先にホテルがあるのですが、残念ながらホテルは駅の真裏になります。駅には裏口がないので、ホテルにたどり着くためには大きく迂回して踏切を渡る必要があります。
駅から出て、正面の道を進みます。すぐの曲がり角で左に曲がります。萬栄さんという割烹料理屋&旅館の前を進んでいきます。
細い路地を進みます。車は走行できない区間が続きます。
踏切が左に見えるので、左折して渡ります。途中で左手にホテルが見えます。駐車場は私有地なので突っ切ってはダメです。
信号のない交差点を左に曲がります。しばらく進むとホテルに到着です。
ホテルまで歩くのが面倒なら、駅からバスがあります。道の駅奥伊勢おおだい行きに乗りましょう。2時間に1本程度です。私の調べた範囲では、列車の到着時刻に連絡していません。1時間以上駅で待つなら利用可能でしょうが、無人駅で駅前にほとんどなにもないのでつらいかも。
駅前にタクシーはなさそう。町営のオンディマンドバスもあるようで、これだと列車の到着時間に連絡しています。事前に予約が必要です。
ホテルにバスで向かう
ホテルへのアクセスは、JRでなくバスを利用するのもよさそうです。
三重交通のバスが、松坂駅から道の駅奥伊勢おおだいまで2時間に1本ていど、所要時間1時間程度で運行しています。特急列車だと30分なので倍の時間がかかりますが、必要に応じて利用しましょう。
また、東京・横浜方面を結ぶ長距離バスも運行しています。道の駅奥伊勢おおだい前の国道に停留所があります。
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車でのアクセス
ホテルは駅近なので電車で行くのもありなのですが、観光目的なら現地での交通手段を確保する必要があります。公共交通機関が発達しているとはいいがたいので、車で行くのも選択肢です。大阪から2時間30分くらいです。
西名阪か新名神高速を利用して、三重県松坂市方面から紀勢道で向かうのが最も早いです(ほぼずっと高速道路で行けます)。カーナビはJR三瀬谷駅か大台町役場にセットすればOK。大宮大台ICで降りて、大台町役場方面を目指せばすぐです。
国道42号線そばですが、国道沿いの大台町役場の裏手になるので、一見してホテルの位置がわかりにくいです。
道の駅奥伊勢おおだいとスーパーマックスバリューの間に道があります。国道からその道を入って行って道なりに左に曲がると、右手(JR線路脇)にホテルが立地するのが見えます。
平面駐車場があり、駐車は無料です。30台くらいは駐車可能です。
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フロントでチェックイン
さあフロントに向かいましょう。ちなみに、入り口は午前1時~6時は施錠されますが、ルームキーをかざすと出入り自由です。
フロント前にドリンク、軽食が販売されています。飲み物以外はセルフ購入方式です。注意点として、こちらのホテルでは現金は使用できませんので、クレジットカードや交通系カード、Paypayを用意しましょう(GoToトラベルの地域共通クーポンも利用できません)。宿泊料金は先払いです。
最も安いスタンダードルームを予約していました。現在の私のマリオットステータスはチタンです。チタンメンバーサービスは、①レイトチェックアウト(最大16時まで)、②マリオット・ボンヴォイポイント500あるいはオリジナルサイダー2本の選択、の2点です。こちらのホテルはスタンダードしか部屋がないので、アップグレードはありません。
私はサイダーを選択しました。
このサイダーは、道の駅で1本250円にて販売されています。2本で500円相当です。サイダーの製造者は・・・made in大阪でした(笑)。
こちらのホテルでは朝食を提供していません。徒歩圏内に道の駅があり、モーニングを朝8時から提供しています。レストランは15時ラストオーダー、屋台は16時までで閉店してしまうので、夕食は準備しておきましょう。
道の駅の北隣にスーパーマックスバリュ―(7時~23時まで営業)があり、さらに北にはココカラファイン(概ね9時~21時まで影響)があります。徒歩2分程度ですし、深夜まで営業しているのでお勧めです。
さらに国道42号線沿いを北に向かうと、徒歩7分くらいでファミリーマートがあります。マックスバリューから見えますが距離があるので、車での移動をお勧めします。
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お部屋の様子(スタンダートキング)
エレベーターに乗ってお部屋に向かいます。ホテルは3階建てで、全てのフロアに客室があります。エレベータの利用にルームキーは不要です。
さて客室に入りましょう。ルームキーを取っ手の上にあるセンサーにかざすと鍵が開きます。
スタンダードキングルームです。和の雰囲気のお部屋です。新築ですからとてもきれいですね。床は木ではなく、木目調フロアシートです。積水ハウスの手がけたフェアフィールド・バイ・マリオットホテルは、全てのホテルで内装を統一しているようです。
入室して右手に、クローゼット設備が置かれていました。
ひとりで宿泊するには十分広いお部屋です(25㎡)。ベッドが広く、目いっぱいくつろぐころができます。
枕元にはコンセントに加えてUSBの電源があります。
ソファの横には無料のミネラルウォーターやポット、冷蔵庫があります。
部屋の中央に洗面スペースがあるのは珍しいですね。
歯ブラシ、ブラシ、カミソリなどのアメニティがそろっています。洗面台の下にはタオルとドライヤーが置かれています。
シャワーブースです。ボトルのリンスインシャンプーとボディーソープが備えられています。椅子があるのは楽ですね。バスタブはありません。シャワーの水圧が十分です。
トイレの床も木目調です。落ち着いた印象を感じます。
窓の外は、JR線と三瀬谷駅、向こう側には奈良県都の県境にある山々が見えます。
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ホテルの設備
こちらのホテルにはレストランやフィットネスジムはありません。
ロビーラウンジ
1階には広いロビーラウンジスペースがあります。宿泊客は自由に利用できます。ウッド調の新しくて広いロビーです。シティーホテルでよく見かける有料喫茶のサービスはありません。
ラウンジから外に出ることができます。こじんまりとした庭があり、デッキでくつろぐことができます。
ホット・アイスコーヒーとお湯が自由に使えるサーバーがあります。製氷機、オーブン、レンジ、食器洗いスペースなどが設置されています。食事の販売はありませんから、食べ物を持ち込んで利用することができます。
紅茶のティーパックやインスタントみそ汁のパックもあります。セルフサービスですが、無料でいただけます。
ランドリー
1階にランドリーがあります。洗濯40分300円、乾燥20分100円で、こちらは現金が必要です。両替機も設置されています。
自動販売機
ランドリーの近くにジュースの自動販売機もあります。
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道の駅 奥伊勢おおだい
ホテル利用者にとって、道の駅はレストランとして利用できます。お土産もいろいろ置かれています。また、路線バスの始発ターミナルでもあり、いくつかの路線の拠点になっています。
軽食を提供してくれる屋台は16時までの営業です。
レストラン「まごころ食堂」は8時から15時までの営業になります。食券方式のようです。
モーニングは洋食と和食のセットから選びます。税込460円です。
周辺の観光
伊勢神宮・志摩
大台町から東に向かうと、伊勢神宮や志摩・賢島があります。伊勢神宮まで車で30分、賢島までさらに30分です。鳥羽水族館も大台町から車で45分くらい。
大台ケ原
三重県と奈良県の県境に大台ケ原という登山観光スポットがあります。大台町の名の通り、大台ケ原の東のふもとになるのですが、大台ケ原の登山道入り口(大杉口)まで車で1時間くらいかかります(道の駅からバスもあります)。
一般的に、大台ケ原観光は奈良・吉野方面から車でビジターセンターに行く方が手軽です。三重側の大杉口からだと本格トレッキングになるので、お勧めしにくいです(大台町からビジターセンターへは車でも3時間以上かかります、注意しましょう)。
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まとめ
今回は2022年春に利用した、フェアフィールド・バイ・マリオット三重おおだいの様子をアップさせていただきました。伊勢から熊野方面へ観光めぐりする際、途中の宿泊拠点としてありかもしれません。大台ケ原ハイキングの大杉口へ向かう方にも、三瀬谷からバスが運行しているので選択肢になると思います。
宿泊特化型のシンプルなホテルで、マリオット系ホテルの中では比較的リーズナブルな価格帯で利用できます。とはいえ、この地域のホテルは宿泊費が安く、三重県松坂・志摩方面まで行けば、おいしい夕食も込みで安く宿泊できます。今回のホテルの利点は新しいことに尽きますが、将来的に建物が老朽化してくると厳しいかもしれません。
宿泊特化型ホテルなので、宿泊機能以外はほとんどありません。コロナ禍の影響で、道の駅のレストランの運営が不定なので、少し不便さを感じてしまうかもしれません。
2020年~2021年にかけて、紀伊半島に数多くのフェアフィールド・バイ・マリオットホテルがの開業しました。三重おおだい、三重御浜、和歌山串本、和歌山すさみと、30~50kmくらいの間隔で並んでいます。これらのホテルを、サイクリングやバイクで順に巡るツアーなどはいいかもしれません。
マリオット愛好者にとっては、朝食やラウンジはないので、上級会員のメリットは乏しいかもしれません。宿泊の価格帯が安いとはいえ、プラチナチャレンジ(プラチナ会員を目指す修行)として利用するには都市部である大阪・名古屋から遠く、利用機会が限られてしまうホテルです。
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