【マリオットホテル】フェアフィールド・バイ・マリオット北海道えにわ 宿泊記

はじめに

今回は、2022年春に宿泊したホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット北海道えにわ」の模様をアップさせていただきます。2022年5月26日にオープンしたばかりのホテルです。

こちらのホテルだけでなく、積水ハウスとマリオットが共同で、全国の道の駅に隣接するように多数のホテルを開業しています。積水ハウスの「Trip base style」というキャンペーンの一環です。

こちらのホテルも、道の駅「花ロードえにわ」の隣に立地しています。恵庭市では、2022年6月25日~7月24日、ガーデンフェスタ北海道2022の開催が予定されていますが、道の駅やマリオットホテルを含む一帯がメイン会場「はなふる」となるようです。

私の訪問時は、「はなふる」の施設は大規模改装中でした。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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駅からホテルへ

今回はフェアフィールド・バイ・マリオット北海道えにわに宿泊してきました。マリオット系ホテルの中では宿泊特化型でカジュアルなフェアフィールド系列のホテルになり、リーズナブルなセレクトのカテゴリーになります。

フェアフィード系マリオットホテルは、マリオットグループ内の旧カテゴリーでは2022年3月の最終段階で4でした(8段階で上から5番目)。

その名の通り、北海道の恵庭市にあります。恵庭市の中心を走る国道36号線沿いにあります。

2022年5月31日現在、マリオット公式サイトの地図やMicrosoft Bing地図では、なぜか「フェアフィールド・バイ・マリオット北海道長沼マオイの丘公園」の位置が表示されるので注意しましょう(yahoo地図ではきちんと表示されます)。2022年7月現在、修正されています。

JR恵み野駅からのアクセス(バス・徒歩がおすすめ)

最寄り駅はJR千歳線の恵み野駅です。

ただし、JR恵み野駅は、快速エアポートの通過駅です。千歳空港からだと普通列車に乗り換えが必要になるため、アクセスがやや面倒です(千歳空港駅へJR千歳線の普通列車が乗り入れているのは早朝だけです)。札幌方面からだと普通列車では時間がかかります。札幌や千歳空港からのアクセスはJR恵庭駅の方がいいです。

JR恵み野駅の東口から出ましょう。駅前にはタクシーも待機していますし、ホテルまでのバスもあります。徒歩でのアクセスも可能です。タクシーだとかなり近距離になるので嫌がられるかも。

駅の少し北側にローソンがあります。

徒歩でアクセス

駅から徒歩15分程度で着きます。駅の東口から出ましょう。

駅前広場から、まっすぐ正面の道を進みます。

道の両側には多くの花が植えられています。

通りの花だけではありません。周辺の住宅のガーデニングも手のかかった庭が多く、気持ちよく散策できると思います。

通りにはカフェやケンタッキー(道の左側)などもあります。食料品などを購入しておくのもいいです。

恵み野南4交差点で右折(南進)します。

道に沿って遊歩道のようなスペースがあります。また、道の右側にセブンイレブンもあります。ホテル最寄りの24時間営業コンビニはここです。

国道36号線で左折(東進)します。交差点周囲にはモスバーガー、セイコーマート(6時~24時営業)があります。

道の駅が見えたら中に入りましょう(奥のスターバックス前で道の駅に入った方が安全です)。

「はなふる」の敷地内を進みます。ホテルが見えているのでホテルに向かって行けばたどり着けます。

距離はありますが、全体を通して平坦な道なので楽に歩けると思います。

バスでアクセス

恵み野駅からコミュニティ・バスも運行されています。

路線や時刻表の詳細は恵庭市のホームページに掲載されています。

駅前東口のバス停からAルートに乗車で8分くらいです。(料金200円均一、平日1時間に1~2本、土日1時間に1本程度)。

2022年6月25日~7月24日、ガーデンフェスタ北海道2022の開催期間中、週末は無料バスが運行するようです。

7時頃から21時頃まで運行しています(帰りはBルート)。西口にもバス停があるので間違わないようにしましょう。「はなふる」のバス停で下車してください。

はなふるのバス停は、道の駅「花ロードえにわ」の駐車場内にあります。はなふるのセンターハウス側ではないので、気をつけましょう。

JR恵庭駅からのアクセス(バス・タクシーがおすすめ)

電車の利便性を考えるなら、JR恵庭駅で下車しましょう。千歳空港から恵庭駅まで12分くらい、札幌駅から恵庭駅まで25分くらいです。徒歩だと2.5km30分近くかかるので避けましょう。歩くならJR恵み野駅からの方がおすすめです。

駅構内にセブンイレブンがありますが、営業時間は7時から20時です(イレブンちゃうやん(笑))。

JR恵庭駅から歩いた場合、国道36号線で漁川を渡ることになると思いますが、渡ってすぐ、道の駅の手前の道を右に曲がりましょう。道の駅まで行くと遠回りになりますし、途中の敷地内はアップダウンがあるので荷物を持っているとつらいです。

右折して川沿いの道を緩やかに下りしましょう。矢印のあたりで(きちんと舗装された道はないのですが)ホテルの敷地に入るのが近道です。

JR恵庭駅からのアクセスで現実的なのは、タクシーとコミュニティ・バスです。駅の東口を出て左の方に歩くと、タクシー乗り場とバス乗り場があります。バス乗り場は一番奥になるのでわかりにくいかもしれません。

タクシーだと8分くらいでホテルに着きます(1,000~1,200円くらい)。

コミュニティ・バスだとBルートで15分くらいです(帰りはAルート)。JR恵み野駅のバスと同じバスです。「はなふる」のバス停で下車してください。ガーデンフェスタ北海道2022の開催期間中の週末、JR恵庭駅からも無料バスが運行するようです。

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車でのアクセス

ホテルは道の駅の傍にあるので、やはり車で向かうのが常道?のような気がします。観光スポットは広大な北海道の大地に広く点在しているので、レンタカーが無いとかなり大変です。千歳空港のレンタカーは23時まで対応可能なので、臨時便を除き最終便まで利用可能です。

最寄インターチェンジは道央自動車道の恵庭ICです。県道117号線(川沿大通)を北東方向に進むと国道36号線に交わるので、左折して漁川を渡ればすぐです。千歳空港からレンタカーだと、本当に近いと思います。

ホテルは道の駅の東側にあります。国道沿いの道の駅の駐車場に入るのではなく、奥の「はなふる」側の駐車場に入ります。

駐車場への経路を解説します。国道36号線を道の駅を右手に見ながら西進し、中島町5の交差点を右折(北上)します。

右手に道の駅の駐車場へ入る道がありますが、こちらはスルーしてまっすぐ進みます。

少し進むと、はなふるセンターハウスの駐車場入り口があります。右折しましょう。

駐車場の一番奥(北端・矢印のあたり)にホテル駐車場・車寄への入り口があります。

日中でもわかりにくいので、夜間はもっとわかりにくいです。初めての方は、道の駅の駐車場をぐるぐるして、さらに「はなふる」側の駐車場を2周くらいしてやっと到着するんじゃないでしょうか。駐車は無料です。

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フロントでチェックイン

さてチェックインです。

フロント前にドリンク、軽食、おみやげが販売されています。

注意点として、こちらのホテルでは現金は使用できませんので、クレジットカードや交通系カードあるいはPayPay/LINE Payを用意しましょう。宿泊料金は先払いです。

ホテルの部屋はキングとツイン(シングル2台)の2種類しかありません。キングルームでよやくしました。現在の私のマリオットステータスはチタンです。チタンメンバーサービスは、①レイトチェックアウト(最大16時まで)、②マリオット・ボンヴォイポイント500あるいはオリジナルドリンク2本の選択、の2点です。こちらのホテルはスタンダードしか部屋がないので、アップグレードはありません。

わたしはオリジナルドリンクを選択しました。メイドイン苫小牧ですが、北海道ビート由来の砂糖を使ったサイダーのようです。2022年からだと思いますが、日本各地の積水ハウス系フェアフィールドでは、プラチナ特典の選択肢として、ご当地ドリンクを提供するようになったようです。

こちらのホテルでは朝食を提供していません。目の前の道の駅は9時から18時(冬季17時)までの営業なので、利用が難しいです。道の駅に併設しているスターバックスが、7時から22時の営業なので、早朝深夜は利用するといいと思います。

オープン記念でエコバッグがプレゼントされました。以前のエコバッグとは色の質感も変わっています。

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お部屋の様子(スタンダートキング)

エレベーターに乗ってお部屋に向かいます。ホテルは4階建てで、全てのフロアに客室があります。エレベータの利用にはルームキーをかざす必要はありません。

さて客室に入りましょう。ちょっとわかりにくいですが、ルームキーを取っ手の上にあるセンサーにかざすと鍵が開きます。

スタンダードキングルームです。和の雰囲気のお部屋です。新築ですからとてもきれいですね。

他のフェアフィールド・バイ・マリオットとほとんど内装が一緒ですが、ソファの位置だけ少し違います。ソファは窓側に無く、ベッドの対面(テレビの横)にあります。

入室して左手に、クローゼット設備が置かれていました。

ひとりで宿泊するには十分広いお部屋ですが、他のフェアフィールド系ホテルより少し狭くなっています(21㎡)。ベッドは広く、目いっぱいくつろぐことができます。

ベッド正面にテレビがあります。テレビの横にシューズ乾燥機が置かれています。北海道ならではでしょうか、。

枕元にはコンセントに加えてUSBの電源があります。

ソファの横には無料のミネラルウォーターやポット、冷蔵庫があります。他のフェアフィールド系ホテルと違い、インスタントコーヒーではなくドリップコーヒーでした。セイフティボックスの位置も冷蔵庫の下になっています。

部屋の中央に洗面スペースがあるのがフェアフィールド流ですね。

歯ブラシ、ブラシ、カミソリなどのアメニティがそろっています。洗面台の下にはタオルとドライヤーが置かれています。

右手の扉を開けるとシャワーがあります。椅子があるのは楽ですね。バスタブはありません。シャワーの水圧は十分です。

NIRVAEのリンスインシャンプーとボディーソープが備えられています。他の積水ハウス系フェアフィールドでは、ノン・ブランドのアメニティですし、NIRVAEを導入している天理山の辺の道ではシャンプーとコンディショナーが別々です。ホテルによって微妙に違います。

トイレの床も木目調です。落ち着いた印象を感じます。

窓の外は、千歳川の支流である漁川を見下ろすことができました。

夜景はこんな感じです。

マリオット系ホテルでは、マリオット会員に無料WiFiサービスを提供しています。上位ホテルだと、ゴールド以上の高速ネット回線がありますが、フェアフィールド系ホテルでは運用されていないようです。

客室の電波状況ですが、docomo回線も楽天回線も問題なく利用できました。

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ホテルの設備

こちらのホテルにはレストランやフィットネスジムはありません。

ロビーラウンジ

1階には広いロビーラウンジスペースがあります。宿泊客は自由に利用できます。ウッド調の新しくて広いロビーです。窓の外にもデッキ調のスペースがあります(天候が悪いので椅子が倒されてますが)。シティーホテルでよく見かける有料喫茶のサービスはありません。

ホットコーヒーとお湯が自由に使えるサーバーがあります。他のフェアフィールド系ホテルと違い、カフェラテなどもいただくことができます。カップに氷を注ぐアイスサーバーもあります。

お茶や紅茶のティーパック、インスタント味噌汁もありますね。セルフサービスですが、無料でいただけます。

他にも、オーブン、レンジ、食器洗いスペースなどが設置されています。食事の販売はありませんから、食べ物を持ち込んで利用することができます。冷蔵庫は見当たりませんでした。

ランドリー

1階にランドリーがあります。すこし見つけにくい奥まった場所にあるので探してみてください。洗濯40分300円、乾燥20分100円で、こちらは現金が必要です。両替機も設置されています。

自動販売機

ランドリーの入り口前に自動販売機があります。

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周辺の観光

道の駅 花ロードえにわ

ホテルは道の駅 花ロードえにわに隣接しています。目の前なので気軽に道の駅の施設を利用することが可能です。

道の駅は9時から18時(冬季は17時)まで営業しています。営業時間が短いので、連泊しない限り利用は限定的かもしれません。道の駅なので、トイレのみ24時間オープンです。

道の駅敷地内にはスターバックスもあります(営業時間は7時から22時)。軽い夕食や朝食はできるかも。フェアフィールドのラウンジでコーヒーが提供されているので、コーヒーを買いに行く必要はないかもしれませんが。

地元の農産品物産店舗もあります。

花の拠点 はなふる

正式には道の駅やホテルも全て含めて「はなふる」という施設のようです。花を中心にさまざまな植物が植えられています。

ガーデンフェスタ北海道2022を控えているのもあり、はなふる内は大幅改装中ですが、さまざまな花が植えられています。

花に包まれた家のモデルケースなども展示されていました。

空いた時間で散策するのにいいと思います。早朝はランニングされている地元の方が多いです。北海道の早朝は寒いので防寒を忘れずに。

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まとめ

今回は2022年春に利用した、フェアフィールド・バイ・マリオット北海道えにわの様子をアップさせていただきました。2022年6月25日~7月24日、ガーデンフェスタ北海道2022が開催されるため、最初の運営は順調に進むと思われます。郊外型のホテルの場合、秋以降の需要があるかどうか、レンタカー客が減る冬が勝負ですね。

駅から歩ける距離なので、車以外のお客さんも見込めそう。千歳空港の最終到着便の搭乗者などがターゲットとしてよさそうです。また、2023年には、北広島にプロ野球チーム日本ハムのホーム球場「ボールパーク」が完成予定なので、そのお客さんもターゲットになるかも。

宿泊特化型のシンプルなホテルで、マリオット系ホテルの中では比較的リーズナブルな価格帯で利用できます。周辺はホテルが少ないですが、電車で30分以内で札幌や千歳空港についてしまいますし、立地はやや中途半端な印象です。今回のホテルの利点は新しいことに尽きますが、将来的に建物が老朽化してくると厳しいかもしれません。

宿泊特化型ホテルなので、宿泊機能以外はほとんどありません。隣接する道の駅の運営時間が日中に限られるので、少し不便さを感じてしまうかもしれません。また、同時にオープンした「フェアフィールド・バイ・マリオット北海道長沼マオイの丘公園」も20km以内の距離にあり、競合するかもしれません。ツーリングではしごをするには近すぎる印象です。

マリオット愛好者にとっては、朝食やラウンジはないので、上級会員のメリットは乏しいかもしれません。

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コメント

  1. jun より:

    はじめましてjunといいます。詳しい記録感心します。人が写っていないのはコロナのせいですか?

    • RTW-tabizuki より:

      junさん。ご訪問ありがとうございます。以前もコメントいただいていますよね。ありがとうございます。

      人が少ないのは、もちろん、人を避けて写真撮影しているというのもあります。
      以前コメントいただいた広島の記事の時は雨の影響でしたが、今回は小雨が残っていて、ホテル周辺散策は早朝ですしね。
      国内に関しては、コロナ禍の影響は無くなってきている印象ですね。
      今後は、海外へ自由に旅行を楽しめるようになればと思っています。

      またの訪問をお待ちしております。