目次
はじめに
海外旅行は弾丸なので宿泊すらしないわたくしのブログですが、今回は国内ホテルの宿泊記をアップさせていただきます。マリオットの上級会員を取得している関係上、マリオット系ホテルの宿泊記が多くなってしまう今日この頃です。
2022年秋に宿泊したホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 ラグジュアリーコレクションホテル」の模様をアップさせていただきます。
私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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駅からホテルへ
今回はザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 ラグジュアリーコレクションホテルに宿泊してきました。マリオットグループの中で最高級のホテルグループになり、プレミアムのカテゴリーに分類されます。2022年まで設定されていたマリオットグループにおけるカテゴリーは8と最上位に設定されていました。
プリンス系ホテルでもあり、マリオットとのダブルブランドになっていますが、運営はプリンス系ホテルです。「ザ・プリンスギャラリー」はプリンス系でも最上位に位置していて、ザ・プリンス、グランドプリンス、プリンスなどより上になります。
マリオット系、プリンス系のいずれでも最高級の位置づけのホテルです。
赤プリことグランドプリンスホテル赤坂の跡地に建てられた「東京ガーデンテラス紀尾井町」の30-36階に入居しています(住所は港区赤坂ではなく千代田区紀尾井町です)。ホテルの目の前にはホテル御三家の「ホテルニューオータニ東京」があり、国会や皇居を見下ろす丘の上に位置しています。都内でも屈指の立地です。
羽田空港や成田空港からリムジンバス路線があるのですが、2022年9月現在運休中です。車で来られる方は少ないでしょうが、建物内に東京ガーデンテラス紀尾井パーキング(タイムズパーキング)があり、バレーサービスで1泊5,000円です(直接駐車場に入れても1日2,420円かかっちゃうので、バレーサービスを利用する方が賢いと思います)。
ホテルの最寄り駅は東京メトロ永田町駅で、ホテルの入居するビルと地下道で繋がっています。永田町駅は有楽町線、半蔵門線、南北線が乗り入れていて、赤坂見附駅(銀座線・丸の内線)と構内が繋がっています。駅構内が巨大ターミナルになっているので、ホテルから南北線ホームまでは徒歩数分ですが、有楽町線や銀座線ホームまで徒歩10分くらいかかります。
できれば南北線でアクセスできればいいのですが、主要ターミナルからのアクセスの都合上、他の路線を利用する頻度の方が高いと思います。
羽田空港からだと、京急線→都営浅草線直通→新橋駅乗換→銀座線→赤坂見附駅と乗換1回で一番楽です。新幹線の品川駅から山手線や京浜東北線に乗り換え、新橋駅から銀座線で赤坂見附駅か、有楽町駅から有楽町線で永田町駅へ。東京駅からだと丸の内線で赤坂見附駅です。
永田町駅からのアクセス
永田町駅の南北線ホームから出口9aを目指します。半蔵門線や有楽町線の場合、南北線のホームを突っ切る必要があります。出口9aの地上出口に向かう階段の脇に、東京ガーデンテラス紀尾井町の2階に直結する通路があります。
まっすぐ進むと、右手にホテルの看板が見えますので右に曲がります。正面に自動ドアがあり、ホテルの車寄せに出ます。左手にホテルの入り口があるので中に入ると、フロント階(36階)に向かうエレベータがあります。
赤坂見附駅からのアクセス
赤坂見附駅の場合、出口Dを目指しましょう。赤坂見附駅から永田町駅の出口9aまで構内直結していますが、半蔵門線ホームと南北線ホームを突っ切る必要があるので、相当距離があります。
出口Dの場合、地上に出てしまうので、雨天の場合は永田町駅を経由したほうがいいかもしれません。
出口Dから地上に出ると、目の前にホテルのある東京ガーデンテラス紀尾井町が見えています。横断歩道を渡って左に向かうとホテルです。出口を出てから3分程度でたどり着けます。小雨程度なら出口Dを利用したほうが圧倒的に楽です。
建物の1階にまっすぐ向かいましょう。ホテルの入り口があります。
エスカレータで2階に向かうと、フロント階(36階)に向かうエレベータがあります。
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チェックインとプラチナサービス
エレベータで36階に到着です。目の前には下に降りる階段があり、35階のSky Gallery Lounge Levitaというバーを見下ろします。バーの向こう側に、東京の街を眼下に見下ろします。
階段を降りずに右に向かうとフロントです。
フロント前はロビーラウンジになっています。
新しいホテルで、内装はどこもキレイです。マリオット会員やプリンスホテル会員用の優先チェックインはありません。ホテル客室は、30階~36階の6フロアにあります。
客室 全250室
スーペリア キング (36㎡)
デラックス ツイン (42㎡)
デラックス ツイン ユニバーサル (42㎡)
デラックス キング (42㎡)
デラックス プレミア ツイン (46㎡)
クラブ スーペリア キング (36㎡)
クラブ デラックス ツイン (42㎡)
クラブ デラックス ツイン ユニバーサル (42㎡)
クラブ デラックス キング (42㎡)
クラブ デラックス プレミア ツイン (46㎡)
グランド デラックス コーナー キング (58㎡)
グランド デラックス プレミア ツイン (62㎡)
紀尾井スイート (95㎡)
デザイナーズ スイート (100㎡)
ザ・プリンスギャラリー スイート (148㎡)
今回の私はクラブデラックスキングで予約です。マリオットステータスはチタンでした。アップグレードはなし。こちらのホテルはマリオット上級会員向けのサービスは渋いようで、ネット上のいろんな記事を見ていても、あまりアップグレードの話はないようです。
クラブフロア以上の方は、クラブラウンジでチェックインできます。チェックインは15時からですが、14:30~16:30はティータイムなので、アフタヌーンティーセットをいただきながらチェックインできます。
チェックインの時に、隣の席に座った方のチェックインの会話が耳に入ってきました。お隣さんは私と同じチタン会員のようですが、アップグレード提案をされていました(泣)。ということで、アップグレードされるケースもあるようです。
チタン・プラチナ特典
無料アップグレード(空室状況による)
レイトチェックアウト(16時まで空室状況による)
ウェルカムギフト(記念のお箸かポイント1,000)
ゴールド特典
無料アップグレード(空室状況による)
レイトチェックアウト(14時まで空室状況による)
ウェルカムギフト(ポイント500)
ウェルカムギフトはお箸かポイントになるのですが、お箸に興味がわかなかったので、ポイントにしました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、2019年ごろより、マリオット会員特典でクラブラウンジ利用ができなくなっています(以前はプラチナ会員以上で利用可能でした)。ラウンジに空きがあれば15,000円(ゴールド会員以下だと18,000円)で利用可能だそうですが、ラウンジはあまり広くないので、週末などの繁忙期は利用が難しそうです。
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客室の様子(クラブデラックスキング)
今回の宿泊はクラブデラックスキングのお部屋です。クラブフロアの宿泊になります。
クラブフロア宿泊特典
●クラブラウンジでのチェックイン・チェックアウト
●クラブラウンジアクセス(ティータイム・イブニングカクテル)
●朝食無料
●ボードミーティングルーム(36階)2時間利用無料
●シューシャイン(靴磨き)サービス
●30階温浴施設利用無料
こちらのホテルでは、フロントやエレベータと宿泊エリアの間にドアがあり、宿泊エリアに入るにはルームキーが必要です。セキュリティがしっかりしています。
お部屋に入ります。広い窓の外は北西方向に面していました。キングベッドとソファがあります。入り口の壁にカードキーを入れると、部屋のマスター電源が入ります。
右側の枕元には集中コンソール、聖書などがあります。
左側の枕元にタブレットが置かれています。お部屋の案内やエアコンの調整など、集中コントロール機能があります。
ソファ前のテーブルには、ホテルグループの紹介本、無料のミネラルウォーター、おかきが置かれていました。
テレビの下にはビジネスデスク、その横は荷物置き場になっています。
レターケースなどが収納されています。
充電USBポートやコンセントもデスクに設置されています。
入り口のほうを振り返ってみます。ベッドの隣にはシースルーのバスルーム。その奥に洗面スペース。左側はクローゼットなどがあります。
手前にはネスプレッソ、ポット、アイスぺール、隣には冷蔵庫です。ネスプレッソなどが収納されているスペースはちょっとわかりにいです。当初は、「ネスプレッソマシーンが無いのにカプセルがある?」と不思議に思っていました。
冷蔵庫の中には飲み物が入っていますが、少しは持ち込みのものを入れるスペースがあります。冷蔵庫の下にはミニバーやネスプレッソカプセルなどが収納されています。
さらに下にはグラス類が収納されています。
奥にはクローゼットですね。バスローブやスリッパなどがあります。
スリッパはディスポーザブルだと思いますが、高級感があります。
足元にはセイフティボックス、紙袋、アイロンなどが収納されています。
さらに、浴衣、ナイトウェアなどがあります。こちらのホテルではターンダウンサービスが17-20時頃にあり、浴衣などがベッドに準備されます。
洗面スペースです。
アメニティにはホテルのロゴが入っています。
歯ブラシなどのアメニティは引き出しに収納されています。
反対側にはドライヤーです。
トイレです。
バスタブは広く、バスタブの外に体を洗うスペースがあります。
アメニティはBYREDOです。椅子も用意されています。
ホテルニューオータニ東京や四谷方面を見下ろすことができました。
夜景の様子です。ホテルニューオータニ東京の屋外プールがライトアップされていました。
高層ビルの高層階なので、携帯電波はかなり弱くなります。docomoは遅いですが使用可能で、楽天はパートナー回線(たぶんdocomoです)になっていました。ホテルのWiFiが快適なので、そちらを利用しましょう。
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スパ&フィットネス KIOI
ホテルの30階には屋内プールと温浴エリア(大浴場)、フィットネスジムがあります。
営業時間
●屋内プール・温浴エリア 6:30~22:00
●フィットネスジム 24時間(22:00~6:30スタッフ不在)
22:00~6:30はスタッフ不在で施錠されていますが、ルームキーをかざせばジムまで入室できます。
エレベーターホールからまっすぐ進むと、目の前にプールが見えます。右側に受付です。
ロッカー内やプールサイドは携帯での通話や撮影が禁止されています。逆にいえば、携帯以外のデバイスなら撮影が禁止されていないようです(とはいえ、さすがに温浴施設やロッカールームでの撮影は・・・)。
利用料金 18歳未満は利用不可
●フィットネスジム 宿泊客無料
●屋内プール 宿泊客無料
●温浴施設(ロッカー・バス・サウナ)2,500円
※クラブフロア・グランドデラックス・スイートルーム宿泊客は温浴施設も無料
プールだけ利用希望の場合、客室で着替えを済ませる必要があります。クラブフロア以上の場合、ロッカーが利用できます。
受付を済ませると、靴箱やロッカーのキーを渡されます。また、プールはスイミングキャップが必須です(無料レンタル可能です)。
ロッカールームには、鍵付きロッカー、無料レンタルタオル、シャワー、脱水機、洗面スペース(ドライヤー、ヘアブラシ、歯ブラシ、カミソリ、綿棒などあり)、ウォーターサーバー、ミネラルウォーターなどが用意されています。
屋内プール
温水プールで、通年利用可能です。ジャグジーも用意されています。
デッキチェアがプール方向ではなく、窓方向を向いているのが特徴的です。プールはフィットネス会員用のレーンがレセプション側1レーンに設定されています。混雑することもあるため、利用可能か事前に電話で確認する必要があり、1時間程度の時間制限が設定されていました。
プールにはライフセーバーや監視員の方はいらっしゃいませんが、レセプションからプールが丸見えなので、常にスタッフの方の目があります。私の訪問時はだれもいらっしゃらないので独占状態でしたが、延々と泳いでいると、すぐに体力が尽きるので、早々に切り上げました。
温浴施設
ロッカールームに直結して、大浴場があります。バス、サウナ、水風呂、シャワーブースがあります。大きな窓に面していて、東京都心を見下ろしながら温浴施設を楽しむことができます。有料(2,500円)ですが、クラブフロア以上に宿泊していれば無料で利用できます。
アメニティはシントワールドのNATURAL FOUNDATIONが用意されていました。
フィットネスジム
ジムは24時間利用可能で、宿泊客は無料です。タオルや水は用意されています。
窓際のランニングマシンでは、都心を見下ろしながら運動することができます。
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まとめ
今回は2022年秋に利用した、ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 ラグジュアリーコレクションホテルの様子をアップさせていただきました。東京の中心で永田町や赤坂から徒歩圏内という抜群の立地にあります。交通の要衝というわけではないので、都内のどこに向かう場合でも、アクセス面で少し面倒な場所でもあります。
宿泊料金がかなり高いので(1部屋5万円くらいから)、普段使いするにはハードルが高めですね。私の生活ランクでは厳しいです。
マリオットプラチナ会員でも、クラブラウンジが利用できない上にお部屋のアップグレードも渋いです。このホテルを楽しみ尽くすには、クラブフロア以上に宿泊する必要があります。ラウンジや朝食、温浴施設などの特典を考慮すると、むしろクラブフロア以上に宿泊しないと損と言えるかもしれません。
2022年現在、マリオットポイント宿泊は対象外になっていますし、以前もクラブフロア以上の設定はありませんでした。マリオット会員として利用しても、メリットがほぼありません。都民割やGoToなどの、別の割引手段と併用できるプランを利用するのがおすすめになります。
次回は、クラブラウンジや朝食を紹介させていただく予定です。
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