【マリオットホテル】翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 宿泊記(2)

はじめに

海外旅行は弾丸なので宿泊すらしないわたくしのブログですが、今回は国内ホテルの宿泊記をアップさせていただきます。マリオットの上級会員を取得している関係上、マリオット系ホテルの宿泊記が多くなってしまう今日この頃です。

2019年春に宿泊したホテル「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル」の模様をアップさせていただきます。前回はアクセスとお部屋の様子でしたが、今回はシャンパンディライトや朝食を中心にさせていただきます。

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シャンパンディライト

今回は翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都に宿泊してきました。マリオットグループの中でラグジュアリーのカテゴリーに位置する最高級ホテルです。マリオットグループにおけるカテゴリーは8になります(8段階で上から1番目)。

シャンパンディライトとは、ホテルの入り口から入ってすぐ左の建物「茶寮 八翠」で17時~19時に実施されるサービスです。シャンパンなどの飲み物とおつまみが宿泊客に無料で提供されます。京都の邸宅のような、趣のある建物で、保津川(桂川)に面しています。

入り口から数段階段を昇ると、フロアがあります。正面には桂川が見えています。

テーブルにはランプが灯されています。夕刻ですから、時間とともに暗くなってくるため、趣ができてきます。

建物の外にもテラス席があります。冬場は寒くて利用が難しいですが、私が訪れたときは利用している方もいました。

建物の裏手から見るとこんな感じ。桂川を眺めながらアルコールを楽しめます。夏場は風流でいいと思います(雨や虫の心配はあるでしょうが)。

私が17時過ぎに訪問した際には、すでに屋内の窓側の席は埋まっていました。7組程度はテーブルについていました。テラス席か奥側の席を選ぶことになり、屋内の席にしました。

おつまみとして提供される食べ物です。卵焼きみたいな食べ物はチーズの風味が強いケークサレです。おいしくてばくばく食べていたら、2つめのケースを提供していただけました。夕食前の時間帯に、がんがん食べる人はあまりいませんよね。なんか、すみません・・・。

こちらの売りはシャンパンです。1772年から続く老舗が手がけるVeuve Clicquot<ヴーヴ・クリコ>になります。やや辛口らしいですが、私にはどちらかというと甘めに感じました。おつまみのケークサレにあうあう。シャンパンのおかわりも勧められたのでいただいてしまいました。(ヴーヴ・クリコのどのランクかはわかりませんが、安いものだとネットで5000円台から入手可能です)

シャンパンが苦手な方は、赤や白ワイン、リンゴジュースなどのソフトドリンクもOKでした。あまり食べすぎると、夕食が厳しくなりますね。

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鳥市で夕食のとりすきをいただく

こちらのホテルにもレストランがあり、夕食をいただくことができます。フロントのそばにある京翠嵐というレストランですが、一人16,000円からのコース料理になります。はい、私には手が出ません(泣)。

嵐山は観光地なのですが、17時をすぎると次々に店舗が閉店してしまいます。お食事をできる店がほとんどありません。また、子供はお断りの料亭も多いので、子供連れだと全く選択枝がありません。

最悪の場合は、京福電鉄嵐山駅の近くにローソンがありますので、そちらで救済してもらいましょう。ホテルには食べ物を販売している売店はありません。インルームダイニングはありますけどね。

私はあらかじめ夕食の予約をしていましたので、そちらに向かいます。

夕刻の渡月橋を渡っていきます。ちょっと酔っているのでいい気分です。

橋を渡ると、左手に嵐山公園が見えます。この公園を通り抜けると阪急嵐山駅なので、人の流れは嵐山公園の方に吸い込まれていきます。私は公園に入らずそのまままっすぐ進みます。小さな橋を渡り、道が細くなってきます。

しばらく進むと、右手にお店が見えます。鳥市さんです。今回はこちらにお邪魔します。ここまで徒歩10分程度でしょうか。

鳥市さんは、昼は予約なしでもいいみたいですが、夜は予約営業のみです。かならず予約しておきましょう。子供も利用可能なので、家族連れにはありがたいお店だと思います。

それなりに年季の入った建物です。玄関でスリッパに履き替えて、急な木の階段を2階に上がっていきます。

和室の個室に通されました。いいですねこの雰囲気。

床の間もあります。

とりの専門店です。もともとは丹波鳥だったようですが、マジックで国産に書き換えられていますね。メニューは水炊きとすき焼きのみです。私はすき焼きを予約していました。1人前2,500円と、観光地の夕食としては手ごろな値段です。

最初は店の方が作ってくれます。白湯と砂糖と醤油で味付け。見た目は薄味に見えますが、作っていただいた味付けがちょうどよく絶品。そのあと自分たちで作ったら、微妙に違うんですよね(笑)。後から追加も可能みたいですが、シャンパンディライトの影響もあり、満腹になってしまいました。ごはんもついてきますが、残念ながらお断りさせていただきました。

帰りはもう真っ暗。渡月橋は軽くライトアップされていました。日中は人でいっぱいの渡月橋も、この時間になると人影がまばらになります。お部屋に戻って寝ましょうか。

お部屋からの夜景。桜の季節はきれいなんでしょうね。ちなみに眼下の建物は嵯峨嵐山文華館です。日中はカフェが営業しています。

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朝の竹林散策と京翠嵐での朝食

朝になりました。まだ太陽は姿を見せていません。お部屋からぼーっと渡月橋を眺めていました。朝の竹林観光をおすすめしていただいたので、そちらに向かいたいと思います。

フロントの前を通って、外に向かいます。

渡月橋の方向へ川べりを歩きます。雲の合間から、ようやく朝日が出てきました。渡月橋を右に見て左折します。

しばらく歩くと、左手に天龍寺が見えてきました。南北朝時代に足利尊氏が建立した名刹です。今回は中に入らずに通り過ぎます。

竹林の小径と書かれた案内板があり、左に曲がります。ちなみに、まっすぐ行くと、JR嵯峨野線の踏切です。

徐々に竹林が見えてきます。右手に大きな神社があったのでお参りしました。

有名な嵯峨の竹林です。日中はすごい人で、人のいない小径を撮影するのは不可能ですが、早朝だと観光客はまばらです。嵐山近辺に宿泊施設が少ないということもあります。

見上げると、鮮やかな緑です。

こちらは7年ほど前の同じ場所の写真です。雪が積もっていて、また違った趣があります。

竹林の小径の突き当りを左折し、公園に入っていきます。亀山公園というらしいです。

梅の花ですかね。満開でした。公園は小高い丘になっています。坂と階段を下りていくと、桂川(保津川)に出ます。宿泊ホテルの真横です。

人が少ないので、カモが岸辺近くまで遊びに来ていました。

さあ、ホテルに戻ってきました。ここまで約30分くらい。お腹もすいてきたので、朝食にしましょう。

フロントの入り口すぐに、朝食会場となるレストラン京翠嵐の入り口があります。朝食の運営時間は7時から10時です。

席数は多くありませんが落ち着いた雰囲気のレストランです。

卓上にはジャムやハニーなどが並んでいます。

大きなガラス窓の外には、小石を敷き詰めた中庭が広がっています(散策できます)。

朝食は大人4,000円、子供2,000円、前菜やジュースはフリーで和食と洋食から選べます。別料金でアラカルトもあります。マリオットボンヴォイのチタン特典で、朝食2人分は無料になります。

朝食のジュース。オレンジとキウイだったかな?うろ覚えです。もう一つトマトの3種類があり、自由にいただけます。

前菜は8種類ほどから選べます。チーズ、生ハム、豆腐、高菜?です。他にも、ヨーグルト、シリアル、サーモンサラダ、あと野菜っぽいのがありました。

洋食のパンです。トースト、クルミパン、クロワッサンが提供されました。

洋食は卵料理(スクランブルエッグ・目玉焼き・オムレツ)から1品と、ハム料理(ハム・ソーセージ・ベーコン)から1品を選びます。

和食はごはん、汁物、鮭の西京漬け、椀物、漬物、梅肉でした。おかゆにすると、おかゆの餡もつけてくれます。上品なお味ですが、量は少なめですね。前菜がフリーなので、そちらで調整するといいです。

最後にデザートがつきました。

参考までに、アラカルトのおにぎりです。具材は梅と鮭ですね。2個セットで950円くらいだったかな。高級ホテルの価格ですからこんなものでしょう。小学生には少ないかもしれませんが、幼稚園児の朝食としてはこれで十分かもしれません。

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その他施設


2階の一番奥にフィットネスがあります。宿泊客は自由に使えます。

ホテルの施設ではありませんが、目の前の保津川(桂川)で手漕ぎボートに乗れます。1時間以内で3人まで1,500円です。また、もう少し大きい船で、船頭さんに漕いでもらう船もありますが、そちらは2人で3,500円で、人数が増えると1人1,100円増しです。

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まとめ

今回は2019年春に利用した、翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都の様子をアップさせていただきました。京都嵐山にある温泉旅館のようなこちらのホテルは、居心地が良すぎてホテルから出られなくなってしまいます。

私はチェックアウト後、タクシーでJR京都駅に向かいました。片道のタクシーはホテルもちで無料で利用できます。最寄りの京福電鉄は京都駅に向かうには少し不便なので、タクシー無料はありがたいです。

また、12歳以下の子供は、添い寝だと無料になります。朝食代は有料ですが、1人あたりの宿泊費が安くなるのは外資系ならではです。

ゆっくりくつろげる素晴らしいホテルですが、注意点をまとめておきます。

ホテル周囲のレストランは17時以降はほとんど営業していません。数少ないですが予約が必要なレストランで営業しているものもありますから、事前に予約しておきましょう。子供の利用が制限されているケースも多いです。

ホテル内に軽食やスナック類を販売する店舗はありません。観光地なので、少し歩けばいろいろありますが、夜間には全て閉店します。京福電鉄嵐山駅前に24時間営業のローソンがありますが、ホテルから7分程度歩きます。事前にいろいろ用意していったほうが無難です。

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