【マリオットホテル】翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 宿泊記(1)

はじめに

海外旅行は弾丸なので宿泊すらしないわたくしのブログですが、今回は国内ホテルの宿泊記をアップさせていただきます。マリオットの上級会員を取得している関係上、マリオット系ホテルの宿泊記が多くなってしまう今日この頃です。

2019年春に宿泊したホテル「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル」の模様をアップさせていただきます。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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京都駅からホテルへ

今回は翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都に宿泊してきました。マリオットグループの中でラグジュアリーのカテゴリーに位置する最高級ホテルです。マリオットグループにおけるカテゴリーは2020年2月現在で最高の8になります(8段階で上から1番目)。

ラフォーレホテルと同じく森ビル系の森トラストグループに属するホテルで、フランチャイズとして森トラスト・ホテルズ&リゾーツの運営になります。

ホテルがあるのは京都の嵐山になります。最寄り駅はJR嵯峨野線(山陰本線)の嵯峨嵐山駅(嵯峨野観光鉄道トロッコ嵯峨駅と接続)、京福電鉄嵐山線の嵐山駅、阪急嵐山線の嵐山駅になります。

ー阪急嵐山線嵐山駅:ホテルには渡月橋を渡る必要がありますー

宿泊客はこれらの駅からホテルまで人力車のお迎えを手配してもらうことができます(片道のみ)。

ー街中では人力車がよく走っています。ちなみに、突き当りに見えるのがホテルの翠嵐ですー

公式ホームページより

ホテルをご予約される際に[到着される駅][到着時間]をホテルにご連絡ください。
当日、駅前に人力車がお迎えにまいります。

あるいはJR京都駅からのタクシーを無料乗車することができます(片道のみ)。

公式ホームページより

JR京都駅八条口にあるMKタクシー 八条口のりば (VIPステーション:イビススタイルズ京都ステーション1F)にお越しいただきまして、
お名前とホテルにご宿泊いただく旨をタクシー乗り場スタッフにお申し付けください。
ご利用をご希望の場合は、ご宿泊の3日前までに電話またはメールでお問合せください。

タクシーと人力車の両方を利用することはできません。往路のタクシーは専用の乗り場まで向かう必要があるので、両方タクシーを利用する場合は、復路を無料にしてもらうほうが便利です。

ー京福電鉄嵐山線の嵐山駅:ホテルから最も近い駅ですー

荷物が多くないのなら、最寄り駅から歩くのもいいと思います。JR嵯峨嵐山駅や阪急嵐山線の嵐山駅から徒歩10分~15分、京福電鉄嵐山線の嵐山駅から徒歩7分程度です。坂道はないので歩きやすい道のりです。

ー嵯峨野観光鉄道トロッコ嵯峨駅:すぐ横がJR嵯峨嵐山駅ですー

もう一つ交通手段があります。保津川下りです。JR嵯峨野線亀岡駅から徒歩8分程度で保津川下りの乗船場に到着します。そこから90分船旅を楽しむと、着船場の目の前がホテルになります。

ー着船場からみたホテル。目の前にあります。右手に進んで徒歩3分くらいですー

保津川下りには比較的大きな荷物を持ち込むことが可能なので、選択肢に入れていいと思います。

私は保津川下りをしてホテルに向かいました。お屋敷のような入り口のホテルです。最初、入り口の文字を嵐翠と読んでしまい、「似た名前だけどちがうなあ」と通り過ぎてしまいました。あとで勘違いに気づき、戻ってきました(笑)。

入り口にはドアマンのような方が常駐しており、フロントまでエスコートしていただけます。

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フロントでチェックイン

石畳の小道をフロント(レセプション)に向かって進んでいきます。

こちらのホテルのフロントは宿泊棟とは別に独立しています。内部はこじんまりとしていますが、きれいで重厚感がありました。さすがカテゴリー8のホテルです。レストラン京翠嵐はフロントと同じ棟にあります。

全部で39の客室しかないため、39組までしか宿泊できません。フロントは、常時2組までしか対応できませんが、チェックインやチェックアウトに列が並ぶようなことはありませんでした(少しはソファで待つことはあります)。

今回は、ポイント支払いでの宿泊でした。最低1部屋1泊8万円程度の宿泊費ですが、マリオットポイントでは60000ポイントで宿泊できます(2019年3月以降は85000ポイント必要)。これは2万円相当のポイントなので、破格の安さになります(私の懐具合では、1泊8万円は無理(涙))。

マリオットのサイトを眺めていると、チェックイン前に客室がグレードアップされていました。ポイント宿泊なので、もっとも安い部屋(翠月:モデレートツイン)での予約でしたが、予約画面では渡月(温泉露天風呂付エグゼクティブスイート)になっていました。これはうれしいですね。なかなかスイートルームにまでアップグレードしていただけませんし、事前にアップグレードしていただいているのがわかっていたので、宿泊前からテンションが上がりっぱなしでした。

ちなみに、同日の渡月のWeb上の宿泊料金は18万円でした。かかった費用は入湯税だけなので、お財布に優しい旅行になりました。

マリオットチタン特典として、朝食が大人2人分無料で付帯していました。いろいろな宿泊ブログを見ていると、朝食とポイントで選択という情報がありましたが、私の時には選択ではありませんでした。また、スイーツクーポンが付帯するとの情報もありましたが、そちらも私の時にはありませんでした。レイトチェックアウトも案内が無かったので無いのでしょう。マリオットボンヴォイの本格的始動に伴い、サービス内容が変更しているのかもしれません。

こちらのホテルにはラウンジがありません。代わりにシャンパンディライトというサービスがありますが、こちらは宿泊者全員が楽しむことができます。

宿泊棟へはスタッフの方がエスコ―トしていただきました。フロントから宿泊棟への自動ドアは、ルームキーがないと開くことができません。セキュリティ対策されています。

スタッフの方は3分の1くらいは海外の方でしたが、日本語に問題はありません。客層は、私が訪れたときは欧米系が2割、アジア系は2割、残りは日本人でしょうか。他のマリオット系ホテルよりアジア系比率が低い印象です。

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客室の様子(渡月 エグゼクティブスイート)

フロントから外に出て、中庭のような場所にでます。石の階段を下りていきます(バリアフリーのスロープもあります)と、宿泊棟です。

今回私が宿泊するのは、201号室の渡月エグゼクティブスイートです。

ホテルの入り口(茶寮八翠前)から見ると、上の写真で赤で囲まれた部分です。バルコニーがあるのがわかります。左の方の木に囲まれた部分が露天風呂です。

客室は2階ですから、エレベーターで2階に上がります。

やや薄暗い廊下を進んでいった突き当りになります。

こちらの扉を開けるとお部屋です。高級ホテルのスイートはどんなものか、期待が高まります。

入ってすぐの印象は、月並みですが、素晴らしいの一言です。お部屋が広いのもありますが、2方向に大きくガラス張りで採光するように設計されているので、とても明るくて広く感じます。実際、60㎡もあり、こちらのホテルでは屈指の広さです。

バルコニーがあり、外の景色を見渡すことができます。

正面は保津川越しに嵐山の山々の景色を見ることができます。

もう一方では、渡月橋を眺めることができます。こちらのホテルでは、この部屋かあるいは最上級のスイートルームからでないと渡月橋を眺めることは難しいです。ですから、このお部屋の名前は渡月になっているのでしょう。

周囲に広がる景色もあって、自然のなかにたたずんでいる雰囲気が醸し出され、お部屋を一段と広く感じることができます。ただし、見晴らしがいい分、リビングが外から見られる可能性はありそうです。

お部屋に入ったときには、ウェルカムスイーツが用意されていました。最初はカットする前の状態で、リンゴ、みかん、キウイ、バナナが盛られていました。「カットしましょうか」とスタッフさんのお言葉に甘えて待っていると、このようにきれいに盛り付けていただけました。梅の花が添えられており、上品な感じですね。

「ベリーが増えたよ」と私の家族が突っ込みをいれてました。そして、一瞬でフルーツは消滅しました。

こちらはお茶うけでしょうか、ラスクみたいなお菓子も提供されました。

おしごとができそうな机が用意されていました。コーヒーメーカーもあります。

スナック類は有料ですが、コーヒーやお茶のティーパックは無料です。

急須の用意もあります。

冷蔵庫の飲み物はもちろん有料。

湯沸かしポットも当然あります。

洗面スペースをみてみましょう。タオルはたっぷり用意されていて、体重計も床に置かれています。右の扉の奥はお手洗いです。

アメニティと手鏡。

フロントでも販売されている、ホテル限定の石鹸です。

歯ブラシなどのアメニティ。シェービングフォームもあります。

お手洗いはシンプルです。

洗面スペースの奥に、シャワーブースがあります。シャワーは固定と手持ちの2種類あります。さらに奥には、待望の露天風呂が見えていますね。露天風呂の奥は高い壁があるので、シャワーブースが外からのぞき込まれる心配はありません。

シャワーブース内にアメニティが用意されています。

露天風呂です。もちろん天然温泉です。残念ながらかけ流しではありません。枠は木造り(たぶんヒノキ)で、和の雰囲気がいいです。屋根があるので、正確には半露天です。保津川側は壁になっていて、のぞき込まれる心配はありません(立たないとこちらからも見えません)。

渡月橋側は、引き戸になっているので、入浴しながら景色を眺めることができます。立ってしまうと外から見えそう(角度的に見えないと思いますが)なので、湯船から出るときは戸を閉めたほうが無難です。桜の季節は景色がかなりよさそうですね。

最後に寝室です。12歳以下の子供は無料で添い寝OKです。ゆったりとしたベッドが2台並んでいます。

金庫、浴衣、スリッパが用意されています。浴衣は部屋内のみ利用可能だそうです。

クローゼットにはホテルの紙バックなどがありました。

ターンダウンの際には、ゆず味のキャンディーが差し入れられました。翌日の天気と気温も教えていただけます。早朝の竹林散歩をお勧めされました。

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まとめ

今回は2019年春に利用した、翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都の様子をアップさせていただきました。京都嵐山にある温泉旅館のようなこちらのホテルは、さまざまなサービスが提供されています。嵯峨嵐山観光もしたいのですが、居心地のいいホテルでゆっくりするのも捨てがたいです。

次回は、翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都のシャンパンディライトと朝食、このホテル宿泊者の嵐山の楽しみ方や注意点についてアップさせていただきます。

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